2ntブログ

私の願望

【倉田真由美】

【倉田真由美】joker
「倉沢由美香です。本名です。」

私はカメラに向かって名前を言う。何も無い部屋だ。四つの冷たいシーリングライトと、壁に埋め込まれた空調設備、他には何も無い。
机も椅子も、色すら無い。壁も床も天井も、全て白。そこに、手持ちのライトとマイクとビデオカメラが持ち込まれている。あとは男が数人と私。
私は私服を着て、カメラの前に正座している。
 
ここは、とある山の中にある家。昔、誰かの別荘として建てられたらしいが、いつの間にか打ち捨てられていたものだ。
それを、話の分かる不動産屋から買い、中にこのスタジオを作った。今日の撮影の為に、誰にも知られることのない撮影場所を作ったのだ。

「22歳です。美咲ローラという名前でAVに出ていました。」
 
私はハードな内容のビデオによく出るAV女優だった。18歳でAVの世界に入り、最初は胸が大きいことを生かして、普通の巨乳モノに出ていたが、
自分の希望もあり、だんだんハードなものに出るようになった。街の真ん中を全裸で歩いたこともあるし、フィストファックもした。
SMも好きだったし、スカトロもやった。最後の方はよく獣姦モノに出さされていた。巨乳の子がそういう内容に出るのが珍しかったから、重宝されてたと思う。
 
最後の撮影は一か月前だった。そこからは旅行に行くと嘘をついて、撮影を入れていない。全て今日の準備の為だ。このスタジオを作った資金も、全て私が
AVで稼いだお金だ。私の人生の全てが今日の為のものなのだ。

「滋賀県生まれで、母子家庭でした。お母さんは優しい人で、風俗で働いていました。でも、私が高校生の時に病気で亡くなりました。高校卒業後に上京して、
AVの仕事を始めました。」
 
簡単な生い立ちを話した。何を話すかは、前日に監督さんと話をして決めてある。監督さんを始め、スタッフさんの声をビデオに残してはいけないので、一人で喋るしかない。

「このビデオを撮ろうと決めたのは、AVの世界に入った時です。というか、このビデオの為にAVを始めました。私の夢を分かってくれて、協力してくれる人が必要だったので。
漠然と思い始めたのは小学生の頃だと思います。ニュースで同じ年頃の小学生の女の子が飛び降り自殺したっていうのを見て、興奮したのを覚えてます。
羨ましかったんですかね?その後、結構ネットで自殺の動画とか写真を検索したりして、それ見て初めてオナニーしました。
綺麗な死体の写真が好きでした。単純に『綺麗だな』って思って、見てました。」
 
改めて、まっすぐにカメラを見つめた。

「皆さん、これは本当に私がやりたくてしていることなので、心配しないでください。
 今から皆さんの見ている前で死にます。たくさん興奮してもらえれば、嬉しいです。」
 
私は両手の指先を床に付け、深々と頭を下げた。

私は服を全て脱いだ。全裸になり、カメラの前に立って両腕を広げ、ゆっくりと回って見せた。これがフェイクの映像ではないと証明する為だ。
 
一周回ると、私は再び床に正座した。すると、覆面を着けたスタッフさんが、白い大きなお皿を持ってきて、私の前に置いた。お皿の上にはハサミと包丁が置いてある。
前日に私が自分で丁寧に研いだものだ。自分を傷付ける為の道具を自分で手入れするのは、とても興奮した。
 
今からすることは余興だ。監督さんからは、本番に入るまでに血を流し過ぎると、下手するとそこで死んでしまうよ、と反対されたが、
私が死ぬ前にどうしてもしたいと頼んでやらせてもらうことになった。
 
私は再び床に頭を付けてお辞儀をした後、皿の上からハサミを手に取った。ハサミは大きな裁ちバサミだ。
私は空いている手で自分の左の乳首を摘まみ上げた。重みのある乳の肉が一緒に持ち上がる。この大きな乳房があったから、AVで稼げたし、ここまで来れたと言っていい。
これは、ずっと仕事でお世話になってきたこの乳房への供養みたいなものだ。
 
私はハサミの刃を大きく開き、左の乳輪の上下の端に刃をあてがった。冷たい刃は私の乳首を一瞬凍りつかせたが、すぐに人肌の温度になった。
私はその姿勢のままで、カメラのレンズに目を向け、笑ってみせた。そして、再び銀色の刃に挟まれた乳首に視線を戻し、じっと見つめた。
いざ、自分の体を破壊するとなると、自分の体がとても愛おしく思えた。自分の心臓が尋常じゃない速さで鳴っているのが聞こえた。
数十回、速い呼吸を繰り返した後、私はハサミを持つ手に力を入れた。私の乳輪が刃に挟まれ、だんだん潰れて変形していく。
痛みは感じなかった。乳輪が平べったくなったと思った刹那、

「チャキッ」

と音がして、ハサミが急に軽くなった。世界が無音になった。持ち上げられていた乳房は下に垂れ、私の左手には乳首が残っていた。
体中が急に寒くなり、どっと汗が出てきて、体が震えた。底知れない恐怖と快楽が同時に襲ってきた。
自分の乳首を切り落としたのだと自覚できたのは、部屋の空調の音が私の耳に戻ってきた頃だった。
 
しばらく放心していたが、だんだん意識がハッキリとしてきた。と、同時に左の乳房の先からジワッとした痛みが伝わってきた。
それほど激しい痛みではなかった。まだ快感として処理できる程の痛みだ。血は遅れて出てきた。水に着けたスポンジを握ったように、
丸い傷口全体からジワリと血が出てきた。最初は出血の量が少なかったが、一滴ポタリと床に落ちたのを皮切りに、後は止めどなくポタポタポタポタ滴り続けた。
 
私は切り落とした自分の乳首をカメラに向けた。いろんな角度でカメラに映すと同時に、自分自身もまじまじと見ていた。
こうして見てみると、胸に付いていた時より、意外と小さく感じた。色は血が通わなくなったせいなのか、薄い赤色に見えた。
反対に、断面は濃いピンク色をしていた。摘まんでみるとほとんど弾力はなく、潰れた形のまま戻らなかった。
自分の乳首を潰れるくらい摘まんでも、自分が全然痛くないことが不思議に感じた。
 
今ならまだ、腕のいい医者に掛かれば、元通りに乳首がくっつくかもしれない。だから、私は再び笑ってみせると、
切り落とされた乳首を自分の口の中に入れた。そして、噛んだ。とても硬かった。血の味しかしなかった。
何度も何度もクチャクチャと、自分の乳首を噛み潰した後、掌の上に出した。それは乳首の原型を失くし、もう何だったか分からなかった。
その食べかけの汚い肉をカメラに映した後、私はもう一度それを口に入れ、そして飲み込んだ。
小さな肉の塊は私の喉を越えて、胃に落ち、胃液と混ざって液体になった。これで一つ、私の体は取り返しがつかなくなった。

私はハサミを右手に持ち直すと、左手で乳首の無くなった左乳房を押し潰した。そして、その真ん中を、乳首の傷口を跨ぐように、
縦に開いたハサミの刃を押し込んだ。ハサミに力を入れると、乳房は更に平たく潰れた。今度は結構な力を要したが、力がある強さに達した瞬間、

「ジョキッ」

という音がして、刃が縦に乳房を切り裂いた。乳首の時の数倍の痛みが走り、私は思わず悲鳴を発した。反面、肉をハサミで切る感触はかなり気持ち良かった。
 
自慢の巨乳は一度で全ては切り開けなかったので、更に数回刃を入れて、私は自分の左乳房を真ん中から半分に切り裂いた。
私はハサミを置くと、両手で左乳房を持ち、蝶のように開いた。何回もハサミを入れたせいで切り口が汚かった上に、
湧き出てくる血でグチャグチャになっており、赤いだけで何も見えなかった。スタッフさんが来て、私の乳房の切断面を水で洗い流してくれた。
正直、今までの中ではこれが一番痛かった。洗われた乳房は中身がよく見えた。黄色い脂肪や、房になっている乳腺も見えた。
ピンク色の綺麗な肉の色も見えた。しかし、また血が染み出してきて、断面は再び血一色になり、何も見えなくなった。
 
ハサミで自分の体を切るのも慣れるもので、私は二つに分かれた左乳房を手早く根本から切り落とした。二つの肉の塊は、
断面から見ると、スーパーで買う肉と何ら変わらなかった。しかし、断面を下にして白い皿の上に乗せると、
それはまさしく人間の皮膚だった。触ってみても、馴染み深い私の肌だ。一方の胴の方は、ハサミで何度も刃を入れた為、
断面がギザギザで、しかも乳房を切り離す場所が少し浅かったのか、若干の乳の肉がグロテスクに残っている。
またスタッフさんが駆け寄り、私の何も無くなった左胸を水で洗った。一瞬、鮮やかなサーモンピンクの肉が見えた。その後、その傷口に止血剤を塗った。
その薬がまた痛くて、私は悶え苦しんだ。
 
痛みが少し落ち着くと、再び正座を整え、今度は包丁を手に取った。右は乳首ごと乳房を横に切り開く。左手で乳房を支え持ち、
乳首の先に包丁の刃を横に当てた。左手で右の乳房を持つのに、本当なら邪魔になる左の乳房が、今はもう無い。若干、体重が右に偏った気もする。
 
私は包丁を優しく引いた。ハサミよりもずっと痛い。そのくせ、なかなか切れない。少しずつ少しずつ刃が乳首の中に入っていった。
乳首を切り裂くだけで、数分を使ってしまった。
 
ヴァイオリンを弾くように、私は包丁を左右に動かし続けた。乳房の肉は柔らかく、刃にすり寄るように右へ左へ引っ張られて、とても切りづらい。
正直、おっぱいは包丁で切るものではないな、と思った。
 
ようやく胸板の付近まで包丁が進んだ。包丁を外し、こちらの乳房も開いてカメラに見せる。今度は上と下に開くので、まるでトカゲか何かの口のようだ。
私は乳房をパクパクさせて、カメラに映した。ハサミで切った左乳房より、包丁で切ったこちらの方が切断面が綺麗だった。
上下の断面の模様が対称になっていて、美しい。乳腺が乳首に繋がっている所まで見えて、感動的だった。しばらく自分の乳房で遊んだ後、
こちらも包丁で胸から切り離した。

右の胸の傷口もスタッフさんに止血してもらった。上半身が随分軽くなった。目の前の皿の上には、肌色の丸い物が四つ並んでいる。
実に現実感の無い光景だった。普通の人がそれを見て、まさかそれが人間の乳だとは思わないだろう。
私ですら、それがさっきまで自分の体に付いていたものだとは信じられないのだから。
 
別のスタッフさんが電気プレートを持ってきた。そして、スタッフ全員がカメラの前の私の周りに集まった。
私は皿の上で自分の乳房の肉を包丁で薄く切り分け、熱せられたプレートの上に置いていった。

「ジュー」

という音がして、煙が出て、ここまではよくある焼肉と一緒だったが、臭いが独特だった。美味しそうな臭いではあるが、
何となくオシッコのようなアンモニア臭がした。自分の肉が焼けて茶色くなっていくのを見るのは、幸せだった。
特に、肌色の皮が焼けてひび割れるのはなかなか愉快だ。人間が、そして私がただの肉であることを、こんなに実感を交えて教えてくれる光景は無い。
人間が思い上がらない為にも、中学校くらいで誰かの肉を料理して食べる授業をした方が良いかもしれない。
 
出来上がった肉にそれぞれ塩やタレを付けて食べた。もちろん、私も自分の肉を食べた。腸の中を綺麗にしておく為、私は昨日から何も食べていなかったので、
ガツガツと自分の肉を食べた。割と普通の焼肉と同じ味だった。牛よりは豚肉に似ていた。ただ、皮は硬くて食べられなかった。
人間で焼肉をするとなかなか美味しいが、皮は剥いだ方が良い、というのが私達の結論だった。
スタッフさんも喜んで食べてくれたので、とても嬉しかった。勝手な想像だけど、牛や豚の気持ちがちょっと分かった気がした。私の乳房は十分ほどで食べ切られた。

スタッフの人達が焼肉セットを片付けてくれている。私は何もせず、座っていた。ふと下を見ると、いつも見ていた姿と違うことに
違和感があった。ただ、生々しい赤黒い楕円が二つ、私の胸に残っているだけだった。そこは、燃えているように熱く感じた。
他に乳房の名残といえば、部屋中に充満している焼けた肉の臭いだった。その臭いのせいで、食べたばかりの私はまたお腹が空いた。
 
ハサミや包丁なども片付けられ、代わりに一本の刀が運ばれてきた。三十センチくらいの短い刀だ。十万ほどで買った安めの脇差だが、
柄も鞘も木でできていて、見栄えはなかなか良いと思う。私はその脇差を手に持つと、カメラの前に再び正座した。
座る時、少し体がふらっと傾いたので、スタッフの人達は心配そうだった。自分としては、多少貧血気味ではあったが、
思っていたより体は平気だ。体が傾いたのは、急に二つの肉の塊が無くなって、体のバランスが取りづらかったからだ。
 
私は刀を隣に置き、カメラを見つめて穏やかな表情を作ると、深々と頭を床に擦りつけた。頭を上げると、刀を手に取った。
ずっしりと重かった。私はゆっくりと刀を抜いた。照明の光を受けて、鈍色の刃が冷たく白く光った。
この刃も昨日自分で研いだ刃だ。まるで、刀から霊気が漂っているようだ。それはまさに、「死」そのものだった。
 
空の鞘を横に置き、私は刀の柄を両手で持った。もちろん、刃は私の方に向いている。右手で柄を握り、左手で柄尻を覆った。
私はゆっくりとゆっくりと刃先を自分の腹の左の端の方に近付けた。刃先が皮膚に触れると、一瞬体がビクッと震え、
周りの空気が急に凍り付くほど寒くなった。私はその姿勢のまま、カメラのレンズの奥をずっと見ていた。

昔のどうでもいいことばかり頭をよぎった。病院の玄関で転んだこと、スズムシを捕まえたこと、母親と弁当を持って近くの公園にピクニックに行ったこと・・・。
自然と私の顔はほころんだ。「五回」と決め、私はゆっくり呼吸をした。そして、五回目の息を吐き切ると、次は勢いよく吸い、息を止めた。
お腹に力を入れ、腹の皮を張ると、私は目を大きく開いた。そして、ゆっくりと刀を自分の腹に押し込んでいった。
しばらく刀は腹に押し返されているだけだったが、私は少しずつ確実に手の力を加えていった。
そして、その力がある強さを超えた時、あれだけ私の体が抵抗していたのが嘘のように、

「ブッ」

という音と共に、刀の刃は私のお腹の中にスムーズに飲み込まれていった。
私は安堵感に包まれていた。痛みは感じなかった。そういうものなのだろう。ここから先はまさに時間との勝負だ。
私は刀の持ち方を変え、右に力を入れた。しかし、今度は全く進まなかった。腸が硬いのだ。私は綱引きのように、

グイッグイッ

と刀を横に引っ張った。今度はかなり痛かった。痛みのあまり、涙が溢れてきた。嗚咽のような悲鳴もたくさん発していた。
それでも刀を動かし続けていると、いつの間にかへその上の辺りまで刀が進んでいた。私の左半分の下腹と膝と、その下の床は真っ赤に染まっていた。
口紅を煮詰めたような赤だった。少しのムラも無く、まるで赤いラバーの服を着ているようだった。
 
多少、腸も傷付けつつ、刀は右の腹を進んでいた。そして、ついに端まで辿り着いた。私は一番の力で刀を引っ張った。
すると、刀の刃は私の右わき腹を突き破り、勢いよく体外に飛び出した。耐えられない激痛が私を襲い、私は刀を床に落とし、前屈みになって苦しんだ。
だが、やりたいことはまだたくさんある。ここから残された時間で、できるだけのことをしたい。痛みを堪え、私は体を起こした。

お腹の傷口がだらしなく口を開けていた。私はその口の中に両手を突っ込んだ。腸に触れるのは痛かったが、何もかもが痛すぎて、
わけが分からなくなっていた。私は自分の腸をお腹の中から掻き出した。グニグニしたピンク色の物がたくさん出てきた。
私の中にこんなに大量の物が入っていると、始めて知った。
 
腸の次は子宮が見たかった。何年も仕事で使ってきた子宮と膣だ。私は体の中から手を抜くと、再び刀を手に、
お腹の中に突っ込んだ。刀を体の下の方に潜り込ませると、私の体に繋がっていそうな管を手当たり次第に切り付けた。
その頃、視界がぼやけ始めた。もはや、悲鳴を上げる力は無いらしく、私はゾンビのように呻き続けていた。
二、三本何かを切った気がしたので、お腹の下に手を入れて探り、取り出せそうなものを外に出してみた。血塗れで小さく、
始めは何か分からなかったが、よく見ると二つの枝に分かれた形をしていた。私の子宮だ。私は霞む目でそれを見つめた。
そして、安心したのか、すぐに意識が遠のいていった。とてもゆっくりに感じる時間で、私は横に倒れた。

だんだん痛みが無くなっていく。私は自分の子宮を手に握り、一生で一度の快楽に身を委ねていた。部屋が暗かった。
もう、体のどこにも力が入らなかった。本当はもっと内蔵も出したかったし、目玉もくり抜こうかと思っていたけど、諦めるしかない。
私が死んだ後は、スタッフさんに死姦してもらうところをビデオに撮り、その後はカメラと私の死体を部屋に放置して、
私の体がだんだん腐っていくところまで撮ってもらう予定になっている。本物の自殺だという証明の為だ。
そして、できあがった映像を海外のサイトにアップし、半永久的にみんなに見てもらえるようにしてもらえる予定になっている。
死んだ後のことは、人を介して金銭的な契約も交わし、固く約束してある。多分、ちゃんとしてもらえるはずだ。
良ければ、私の体をもっと食べてほしいと思ったが、それを伝える力は無かった。
 
意外と死ぬまでには時間が掛かった。数時間に感じた。だんだんと痛いのから、気持ち良くなっていくのが、今本当に死んで
いってるんだと実感ができた。生まれてきて、一番幸せな時間だ。すぐに死ぬのがもったいなくて、できるだけ頑張って意識を保っていた。
それでも、だんだん部屋が暗くなっていき、体の感覚が無くなってきた。自分が呼吸していないのに気付いた。
落ちたら最後、二度と覚めない夢。その甘美な誘惑に逆らいきれなくなり、私は意識を手放した。

joker

  1. 2018/09/16(日) 11:55:00|
  2. 処刑
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【性器破壊撮影】

【女性器拷問】
【クリトリス包皮切除】
scene1 [直前]

ジャケット撮影は彼女自身に性器をプレゼントさせる形で行われた。ひきつった笑顔を浮かべながら両手でそれぞれの小陰唇をつまみ、
言われるがまま開かれた秘所を晒す彼女は小さく震えている。

「いいよ~、はいこっち向いて、ほら、笑顔で」

カメラマンが彼女の痴態をパシャパシャといろいろな角度から何枚も撮っている。
リアルタイムで手元のタブレットに共有されていく写真を見る。手前にはこれから彼女を破壊するであろう様々な器具、
それらの少し奥には彼女の性器が大きく写っていて、恐怖のあまりか少し濡れているように見える。
小さなお尻の下は何重ものタオルが敷かれていて、彼女由来の何かを大量に吸い込んでも大丈夫そうだ。

まるで新雪にシロップをかけたようだな、と私は思った。おそらくは誰にも、彼女の両親ですら見たことのない彼女の部分。
それはこれから踏み荒らされ、二度と見ることのできなくなる光景だった。彼女にも見せてあげないといけないなと考えていた。
撮影が終わったときには、写真は全部で3桁近い枚数になっていた。

自身も尊厳もすべて曝け出したような格好から一時開放された彼女は、小さな乳房と股間を隠すように縮こまって震えている。
手前に並べられた器具を一旦片付け、本番の準備にとりかかる。私の一挙一動が彼女を怯えさせているようだった。
それらが擦り合わさる音、作業台に置かれるときのカチャカチャとした音が、彼女にはどう聞こえているのだろうか。

準備をしながらあらためて彼女を観察してみる。長いまつげ、小さな鼻、唇は瑞々しく、今は濁ってしまっている大きいこげ茶色の瞳。
肌は日に焼けておらず透き通っていてしみひとつない。薄いブロンドの髪は少し癖毛で、肩のところでくりんと丸まっている。
手足はまだ伸びきっていないが、簡単に折れてしまいそうな華奢な儚さを感じさせる。余分な脂肪は一切なく、少女に一時期だけ見られる絶妙なバランスの身体つき。
乳房は成長が始まったばかりでまだ膨らみきっておらず、きれいな桃色の乳首は恐怖からかピンと勃っている。

まぎれもなく、彼女は美少女だった。フリルワンピースでも来て街中を歩けば誰彼構わず視線を集め、記憶に残るであろう少女の最高の一瞬だった。
そんな少女が、目の前にいる。

私は全裸の彼女のそばに腰掛け、タブレットで先程撮影された写真を見せた。

「お疲れ様。緊張したよね。よく撮れてるから確認してほしいな」

恐る恐るタブレットを覗き込んで自身が先程取っていたあられもない姿を客観的に認識し、羞恥と不安がごちゃまぜになった顔で私を見る。

「あっ、あの……これ、だめです……消して……」
「消さないよ。作品のジャケットになるんだから。世界中の人にこの写真を見てもらわないと」
「い、いや!こん……こんな、の、だめっ、です!やぁ……」

顔をこわばらせて必死に懇願する彼女は、どうやらこの写真がネットにアップロードされることの意味まで正確に理解しているらしかった。
身体を隠すことも忘れて私の袖に縋り付き頭を振る彼女は、年相応の幼さと同時に利発さも持ち合わせているようで、大変に私を興奮させた。

これからそんな彼女の性器の一切を破壊し尽くせるかと思うと、私は悦楽にも似た期待がうずうずと湧き上がってくるのを感じざるを得なかった。
この子はどんな反応を示すだろうか。ただ泣き叫ぶだろうか、泣いて哀願するだろうか、どこまで利口でいられるだろうか。
どこまで自分を失わずにいられるだろうか。

傍らでまだ袖にすがる少女を見ながら、私はそんなことを考えていた。

scene2 [性器破壊1 陰核包皮切除]

彼女は自分がなにをされるのか、想像を巡らせることを拒否しているように見えた。裸にされていること、撮影されていること、
刃物を向けられることのどれを取っても安心できる要素がないことは理解できているようだ。

彼女の性器は間違いなく破壊の限りを尽くされる。しかしそのことは、まだ十代半ばに満たない彼女には到底想像のできないことだろう。

対して私はこれから行われることをすべて把握していたが、どのように彼女を取り扱うことが最も商品価値を高めるかを再考していた。
生きた少女を前にして、台本ではないリアルタイムでの付加価値が、よりフィルムの質を高めてくれるのではないかと思えていた。

先程のやりとりで彼女は一層の不安を覚えたらしく、唯一言葉を交えた私に助けを求める視線を向けてくる。
きっかけにはよいかと、4Kハンディカムを構えた撮影係に目配せしつつ彼女に話しかける。

「どうしたの?」
「あの、いえ……服を……」

ここに来て自身の裸を晒し続けることに羞恥を覚えているらしい。連れてこられてすぐ服を剥ぎ取られ、撮影され続けて麻痺していた感覚が
不安によって引き戻されたのだろう。大丈夫だよ、と柔らかな声色で語りかけ、頭を撫でつつ外性器をやわりとさすり上げる。
自分でも意識的に触ったことは皆無であろう部分を他人に触れられ、彼女はびくりと体をこわばらせる。

「えあっ、あの、やめて……おねがいします、やめっ……」
「大丈夫、ゆっくりと息を吸って」

一度手を止め、不安と恐怖、不快感から浅い呼吸で拒否を示す彼女に、変わらず優しさを内包した声で話しかける。
急な行為に目をしばたたかせながらも、しかし私の言葉に流されるがままゆっくりと息を吸う。

「そう。いいよ。ゆっくり吐いて」

彼女は言われるままに深呼吸を繰り返す。私に頭を撫でられながら。そうして徐々に安心を取り戻し、次に私の体温を感じる。

「どう、少しは落ち着いた?」
「…………」

数回の深呼吸の後、彼女は直前と比べてかなり落ち着いているように見えた。

「大丈夫。大丈夫だから、ゆっくり、私の指を感じてみて」

頭を撫でていた右手をするりと彼女の頬に当て、私はそう語りかける。先程より呼吸を安定させた彼女は、まだ不安を残しながらも
頬に置かれた私の手に意識を向ける。そのまま彼女と視線を合わせながら、頬線をつたい、顎、首筋、鎖骨、肩、上腕をゆっくりと愛撫する。
右手を彼女の右手に重ね、安心させるように軽く微笑んでみる。すると、ぎこちないながらも彼女は今日はじめて強制されてではない笑顔を返してくれる。

「あの……これから、わたしなにをされるんでしょうか……」

冷静になったように見える彼女は、しかしまだ怯えと訝しみを残しているようで、問いかける声は少し震えていた。

「気持ちいいことを。さっきは急でびっくりしたかもしれないけど、あなたには気持ちよくなってほしい」
「きもちよく……?」

先程の反応からも、彼女はまだ自慰もしたことがないのだろう。
疑問の反応を浮かべる彼女の背中を抱えながら、彼女の右手をゆっくりと包み込み、彼女の左胸へと押し当てる。

「そう。とても気持ちいいことを。あなたがこれまで経験したことのないくらい気持ちいいことを、あなたにしてあげたい」

だから安心して、と私はもう一度彼女の頭を撫でた。

私の甘言に流されたのか、もう止まることはないと諦めたのか、彼女は身体のちからを抜き、されるがままにベッドへこてんと倒れ込んだ。
内股ぎみに、恥ずかしそうに脚を動かす彼女の胸から股の間に、ゆっくりと手を這わせていく。
へその横を通り過ぎるとき、彼女の身体はぴくりと跳ねた。彼女の両手は私の右手をぎゅっと包み込んでいる。
骨盤の凹凸をなめるように通り過ぎて、すべすべした太ももの内側をくすぐる。微かに産毛の感触を感じながら恥丘を優しく撫でると、
彼女はむず痒そうに身をよじった。目線を合わせ、大丈夫と伝えながら、ついに左手の指先が彼女の割れ目の上端へ触れた。

「くすぐったいかな?」

わらいながら言うと、彼女は

「あの……はい……」

とだけ返す。その言葉の大半は返答の通りの意味だったが、ごく僅かにそれとは異なるニュアンスが含まれているようだった。

「優しく触るから、もし痛かったりしたら遠慮なく言ってね」
「……はい」

もはや抵抗を感じることはなく、するりと中指と薬指が彼女の性器を撫でた。

「んっ……」

彼女の口から反射的に吐息が漏れる。目をぎゅっと瞑り、私の右手を顔へ引き寄せるようにして、初めての感覚に戸惑っている。

「んう……はぁ……」

割れ目に沿って指を何度か往復させると、徐々に吐息に甘いものが混ざり始めた。明らかに快感を得ているとわかる吐息の重さと身体の緊張。
彼女は初めての性感に戸惑いつつも、秘部を触られることを気持ちよいと感じているようだ。
そのまましばらく、性器への優しい愛撫を続けると、
次第に擦過音とは異なる音が聞こえはじめる。

「気持ちいい?落ち着いて、触れてるところに集中してね」
「あ……ぅん……ふ……」

くちゅくちゅと、彼女の性器からにじみ出た液体が私の指と割れ目の間に滲み出し、音を立てる。
あくまで優しく、陰唇をほぐすように撫で回す。彼女の吐息の甘さと比例して、徐々に水っぽい音が大きくなっていく。
そろそろかな、と思った私は、最も敏感な部分に触れることを彼女に告げる。

「ここ、わかるかな」
「……?」

はぁはぁと甘い息を漏らしながら、上気した表情で私を見る彼女のクリトリスを、包皮の上からきゅっと押し込んでみる。

「──あっ!」

彼女の腰がぴくりと跳ねた。

「ここ。女の子が一番気持ちよさを感じる部分」

そのまま二度、三度とクリトリスへの刺激を与えると、彼女は先程よりも少し大きな嬌声を上げる。

「はっ、ぁん……んっ、あぅ……」

快感が不安を押し流し、徐々に吐息が熱を帯び、荒くなっていく。緩急をつけ、強い刺激と弱い刺激を交互に与え続けると、
包皮の下でクリトリスが充血していくのがわかる。包皮を優しくめくり、クリトリスに直に刺激を与えてみる。

「あっ!あっ、う、んぅ……」

より直接的な刺激に彼女はもはや隠そうともせず、気持ちよさそうな吐息を漏らしている。快感が羞恥に勝り、彼女は少しずつ確実にその頂へと近づいていく。
最後の仕上げにクリトリスと爪でひっかくと、彼女の快感は閾値を超えたようだった。

「ぅう……あっ?ふっ、───っ!」

彼女は私の手を強く握り、何かに耐えるようなしぐさを見せた。身体をびくんと何度か痙攣させ、ついに得た強烈な快感を全身で初体験している。

初めての絶頂を他人の手で迎える少女はこの世にどれくらいいるだろう。ましてやそれを撮影され、全世界に発信されるのは。

「気持ちよかったでしょ。とってもかわいかったよ」

涙を溜めて荒い息をする彼女を撫でると、恥ずかしそうな顔で私への返事を返す。そんな彼女からは、もう私への不安や不信が洗い流されているようだった。

さぁ。ここまで。準備は整った。最高の素材を目の前に、ここまで我慢した自分を褒めてあげたい。そろそろ息が整ってきた彼女を更なる刺激へと誘おう。

「目を閉じて、ここに感覚を集中して。そうしたら次はもっと気持ちいいよ」
「ぅあ……は、はい……」

彼女は言われるがままに目を瞑り、唇を引き結んで次の刺激に意識を集中させる。

ゆっくりとした動作でクリトリスに優しい刺激を与える。

「んぅ……」

彼女は甘い声で快感を訴える。彼女の小さくかわいい、幼いクリトリスを指先で擦る。
私はデザインナイフを受け取ると、キャップを外す。
親指と人差し指で陰核包皮をつまみ上げ、中指の爪でくりくりとクリトリスを弄ぶと、彼女はいっそうたまらない声で快感の悲鳴を上げる。
陰核包皮へ遠慮なく刃を入れた。ぷつっという軽い音とともに、彼女のクリトリスを包んでいた皮に、向かって右側からおおよそ中央まで切り込みが入った。

「んっ……えっ……?───っ?!!」

さらなる快感へ期待を膨らませたところへ不意に与えられた別種の感覚は、彼女をびくんっ!と大きくのけぞらせ、叫び声を上げさせる。

「ああああああああああああああああああああ!!!」

彼女はどう感じたろうか。

「ひっ……ぃえ、な、いたい……いたぃ……」

彼女はなにをされたのかわからず、股間を押さえてうめき声を発している。

「まだだよ。まだ半分残ってるからね」
「ひいっ!?えっ、やっ……!!」

写真撮影のときとは質の異なる恐怖に顔をひきつらせ、彼女は再度与えられるかもしれない痛みから逃れようと、這うように私から距離を取る。
ベッドの端から落ちてもなお逃げようとする彼女にとって、私は初めての甘い快感を与えてくれる存在から、
恐怖と痛みをもたらすなにかへと無事に変化したようだった。先程までとは明らかに異質な反応に、私は一連の目論見が成功した喜びを感じた。

逃げようとする彼女の腕をスタッフのひとりが押さえつけている。

「だめだよ、逃げちゃ。もしあなたが嫌だと言っても、無理矢理にでもやる。ぜんぜん動けない状態で」

恐怖で顔を歪ませる彼女は、今度は私と視線を交わそうとしない。
けれども、私の言葉は届いているようで、肩をぎゅっと狭めてどうしたらいいのかを必死に考えているようだった。

「本当はあなたが自分で動かないでいてくれるほうが嬉しいし、多分そのほうが痛くないと思うな」

まあ、そんなはずはないのだけど。
押さえつけて無理やりというのも良い映像になるとは思ったけれど、それはこのあといつでもできる。
苦痛を経験したあとの彼女自身にもう一度痛みを選択させることが、もっとも彼女の葛藤、恐怖を自覚させることに繋がるだろう。

「ひっ……ぅぐ、うえぇ……」

しばらく待っていると、彼女は嗚咽を漏らしながらも、ゆっくりと私のところへ戻ってきた。
こぼれる涙を我慢できないようで、瞼をこすりながら、さらなる苦痛を与えられるために。

「えらいね。大丈夫、あとちょっとだよ。ほら、こっちにおいで」

せめてもの抵抗かさらなる痛みへの恐怖か、緩慢な動きで近づいてくる彼女を引き寄せ、またベッドの上に座らせる。

「ほら、こっちを向いて、脚を開いてね」

もう一度、今度は自らを切り裂くデザインナイフを誇示するようにちらつかせ、作業をしやすいよう開脚させる。

「やだ……やだぁ……」

何をされるかわかっていて自らの性器を晒すことは、誰にだってできることではない。
内股で三角座り、股間を隠した彼女は、まだ些細な抵抗を続けている。

「はやくはやく。隠さないで、ちゃんとしないともっと痛くなっちゃうよ」

その言葉にびくっと身体を震わせると、おずおずと脚を開いていく。
再び露わになった秘所は、先程切り裂かれた陰核包皮からの出血でまばらに赤に染まり、白い肌とのコントラストがとてもきれいだった。
陰核包皮はすでに半分まで切開されており、もう片方に引っ張られてその機能をほとんど消失している。

「じゃあ、残りを切っちゃうね。ここ、クリトリスの皮」

デザインナイフを近づけると、もうそこまで迫っている苦痛の予感が彼女の顔を歪ませる。

「いや……いや……」

向かって左側だけくっついている陰核包皮をつまみ上げ、刃をあてがい、ちょっとずつ切開していく。

「ううううう!あっ、いっ!」

つい先程激しい快感を与えた敏感な器官が、今度は激しい苦痛を彼女に与えている。その事実に私は興奮を覚えながら、ちょっとずつ、ちょっとずつ陰核包皮に刃を入れていく。
ついに刃が包皮の上端に達した。

「もう少し。一気にいくよ」
「あああ!!いっ、あぁぐ、ぅ…………」

ぴっ、とデザインナイフの先端をスライドさせると、彼女の陰核包皮は完全に彼女から離脱した。クリトリスを包んでいた皮はもはやなく、小さな性感帯が隆起しているのがよくわかる。

「よくがんばったね。みて、クリトリスの皮がとれたよ」
「いっ……ひぐ……うっ、く……」

彼女は小さく嗚咽を漏らすばかりでこちらに目を向ける余裕はないようだった。とはいえ彼女はとても賢い子だから、これから与えられるどんな行為にも、かわいい反応を返してくれるだろう。
ほかのものも一緒に並べて最後に記念写真を取りたいな、と思った。 


scene3 [性器破壊2 小陰唇切除]

少しずつ、しかし確実に彼女の性器は破壊されていく。
彼女のされることのすべてを彼女が明確に理解し、最高の形でそれがなされることを期待したい。それでこそ、最高のフィルムが出来上がるのだから。

「じゃあ次にいこうか」
「いやだ……い、やぁ……」

ベッドへ縫い止められ、自分を傷つける行為の再開に彼女の顔はまた怯えに染まる。
陰核包皮の次は、小陰唇だ。彼女の太ももに黒いガーターリングのようなものが装着される。小陰唇をネジ調節式のクリップで挟み、締め付けていく。

「ひっ……ぐっ!やっ、やあ!」

彼女が悲鳴を上げるほどまで強く締めると、針金でクリップを牽引してガーターリングへ接続した。ガーターリングとクリップの間には
ダイヤルのようなものが存在し、針金を巻きとると小陰唇が引き伸ばされるようになっている。両側の小陰唇を太ももに沿って引き伸ばされている光景は、
滑稽ながらとても淫猥さを感じさせるもので、ガーターリングの適度な装飾性も相まって彼女の可愛らしさをより引き立たせている。

「かわいいよ。とってもかわいい。あなたのおまんこが蝶々の羽みたいになるまで、引っ張るからね」
「いっ、やぁ……」

手足を満足に動かすこともできない彼女は、お腹や腰を浮かせて次なる苦痛から逃げようとするのだが、それが逆に小陰唇を刺激するとともに、
彼女の性器は左右へと大きく開かれていく。
自身の性器がどのようになっているのか、抑えつけられている彼女からは見ることができない。私はタブレットに手を伸ばすと、
背面カメラで彼女の股間を撮影し、じたばたしている彼女に見せた。

「見て、こんなに伸びるんだね。真っ赤になってる。おまんこが完全に開いちゃってるね」
「───!!やっ、だぁ!みたくない!やめっ」

両側へ3cmほどまで引き伸ばされた小陰唇は充血し、皮膚が張ってテカテカしている。性器への刺激のせいで、彼女の膣口からは少し白っぽい液体が糸を
ひくように垂れている。ちょっとおもしろかったのでその液体を陰唇に塗りつけてみると、更にハイライトが差してつやつやの羽のようになって彼女の股間に映えた。

右側のダイヤルを二目盛りほどゆっくり回すと、また数ミリ、彼女の陰唇が伸びる。左側のダイヤルを三目盛りほど回してバランスを取ってみる。

「いぎっ!いっ、やぁ、っ!!」

相応の苦痛があるのだろう。彼女は歯を食いしばり、休むこともできずに痛みに耐えている。

「どれくらいまでいけるかな。千切れちゃっても困るけど、ぎりぎりまでやってみようか」
「───!ぎぃ!や、やめ……おねが、しま……」

ちぎれる、という単語に反応したらしかった。陰核包皮を切り取られたときの痛みが蘇っているのかもしれない。
しかし、今回も最後は同じところに行き着くわけで、過程に遊びが含まれるのもいいな、と私は考えていた。

両側のダイヤルを二十目盛りほど回しただろうか。彼女の小陰唇は両側とも10cm程度になるまで引きちぎれんばかりに伸びきり、
限界まで性器を左右にこじ開けている。痛みに呻いていた彼女は腰をのけ反らせ、もう目を見開いて口をぱくぱくさせるだけで、
抵抗と言えるようなこともできていなかった。

「すっごいよ。本当に羽みたいだ。ねえ見て」

そう話しかけても反応は返ってこず、彼女にはもう少しの余裕もないことを感じさせた。
またタブレットで写真を撮って、
先程の写真とスライドして見比べてみると、比率の狂った蝶が羽ばたいているようでとても滑稽だった。
限界まで開かれた性器の中央やや下では、膣口が彼女の呼吸に合わせてぱくぱく言っていて、より白さの増した液体が垂れていた。
興味本位からすくい取って口に含むと、なんとも言えない塩っぽさと生臭さが鼻についたが、彼女由来のものだと思うと不思議と美味しく感じられた。
ふと思い当たって、彼女に指を挿し込んでみることにした。膣口は真新しかったが、
陰唇を引っ張られているせいで左右に伸びて笑顔みたいになっている。

「もうだいぶ限界みたいだね。ちょっとまってね」

小指の先を膣口にあてがうと、彼女が微かに呻いたような気がした。第一関節までゆっくり挿入すると、きゅっきゅっと締め付ける。幼い膣はかなり狭かった。

「~~~っ」

やっぱり彼女が呻いていた。外性器を弄られているのとは違って、自分の中に入られることに敏感に反応しているようだ。
このまま手首まで突っ込んでかき回しても面白いなと思ったが、今は我慢しておくことにした。

「ごめんごめん。そうだね、ここはとっておかないとね」

私は指を彼女の膣から引き抜き、舐めた。やっぱり絶妙な味だ。

「だいぶつらそうだし、もう羽ともお別れの時間かな」

私はそう言って、今度は大型のカッターナイフを手にとって彼女に見せた。

「羽を根本から切ってしまおう。いくよ」
「ぁ……うぅ、や……」

彼女はぐったりしてかなり浅く早い息をしていたが、やはり大事なところを切り取られるのは嫌いなようで、頭を小さく振り、やめてほしいと哀願する。

左の小陰唇の根本に上からカッターの刃を当て、ほんの少しだけ切り込みを入れた。引張の均衡を崩された小陰唇は、
ぶちぶちという音とともにあっという間に千切れていき、ダイヤルや針金と一緒に彼女の左足に装着されたガーターリングにぶら下がった。

「───ぁ、ぎっ、ぁぁああああああああ!!!!」

声も出せないほど疲労していた彼女が絶叫する。左の太ももでは、首を吊られたてるてる坊主みたいなものが赤いしずくを垂らしている。

「片方の羽は千切れちゃったね。もう片方も……ああ、そうか」

左が千切れたせいで、右の小陰唇に若干の余裕ができていた。そういうこともあるか、と私はダイヤルを目分量で限界まで回す。
ぎちぎちという音が聞こえそうなくらい、彼女の右の羽がまた引き伸ばされた。

「ううううう!!も、やだぁ!!いたい、やぁ……!!」
「よく言えました。じゃあ、今度は右の羽を切るね」

言動に年相応の幼さが混じり始めた彼女の右の小陰唇を少しだけ切り込むと、同じような絶叫と、てるてる坊主ができ上がった。
両太ももから陰唇のてるてる坊主を垂らす少女というのは、たぶん世界で初めての光景だろうなと高揚した気持ちの中で思った。

「……もぅや、だ……やだぁ……いや……かえ、ぃ……」

ガーターリングを外し、傷口の止血と消毒をして開放された彼女は、両肩を抱きかかえるようにしてひとりごとを呟いている。
歯をがちがちと鳴らす彼女の頭を撫でつつ、はじめのような優しい声を努めて心がけつつ声をかける。

「はい、お疲れ様でした。今のでもう終わりだからね。本当にがんばったね」

大きな白いバスタオルをふわりと彼女の肩にかける。すると彼女はかわいい嗚咽を漏らしながら、消え入りそうな声で問いかける。

「ほん、と?もう、いたい、の、おわり……?」
「終わりだよ。えらいね。よくがんばったね」

そう続けると、彼女は緊張の糸が切れたように、大声で泣き出した。
安心と開放への希望から幼い鳴き声を上げる少女を見て、今度の転調もまた面白いだろうなと思った。


scene4 [性器破壊3 膣破壊]

これまでは彼女の外性器を徐々に破壊してきたが、一旦そこからは焦点を外し、内性器、とくに膣に着目しようと思う。
破瓜の痛み、それから未成熟な膣を異物でかき回される感覚を、彼女にはやく知ってほしいものだ。

小陰唇の切除以後、数十分の小休止を取ってはいるものの、彼女は浅い呼吸を繰り返し、疲労を濃くした虚ろな瞳で天井を見上げている。
もう傷つけられることもなく、開放されるだろうと信じているのか体力の回復に努めている様子は、本当に可愛らしく、素直さが染み付いている。

彼女の新品の膣をぐちゃぐちゃにするのは、幅45mm長さ280mm程度の極太の棒ヤスリで、片面は丸みを帯びており、目をわざわざ荒く深くしたものだ。

「これをあなたの膣に入れてみよう」

私の差し出したその凶悪なものを目にした彼女は、それがなにか理解することを拒んでいるようだったが、次第に目を見開き、
声を出すこともできずに口をぱくぱくと開閉し、小さく嫌々と頭を振った。

「膣ってわかるかな?おまんこ。ほら、ここの穴だよ」
「いやぁ……もう、や……なんで……?おわ、おわりって……も、ぃ、めて、よぉ……」

どうやら一定の性知識は持ち合わせているようだった。それでいて自慰をしたことがなかったりするあたり、本当に無垢な女の子だなと私は思った。

「そっか。じゃあさっそく入れてみようか。たぶんとっても痛いから、がんばってね」

ついに恐怖に負けて私から逃げようとした彼女を、直後にスタッフが抑えつける。

「逃げちゃったね。さっき言ったよね。あなたに自分で頑張ってほしかったんだけど、これじゃ仕方ないかな」

彼女を包んでいたバスタオルを折りたたんでベッドに敷き、その上に仰向けで両手両足を押さえつけ、開脚したまま固定する。

「じゃあ、始めるよ」
「やっ、やっ!やめて、いやっ!」

陰唇を広げ、彼女の膣口に棒ヤスリをあてがう。滲み出た粘液にひんやりとした硬いものが当たると、彼女の肌が粟立つ。
見たこともないようなものでされたことのないことをされるという恐怖が、幼い彼女にも根源的な生命の危機を覚えさせているようだ。
表面にならぶ無数の刃。どう考えても人間に使用する道具ではないことはひと目見てわかるのだろう。

恐怖で染め上がった顔を見ながら、きれいで小さな彼女の膣へと、棒ヤスリをねじ込んだ。
角が少し挿入されただけで、
次の瞬間には彼女が獣のような叫び声を上げ、四肢をばたつかせ、腰を引いてなんとか激痛から逃れようとする。

「っ゛あーーー!!がぁ!!ぎっ、゛ぃ゛いいいいいい!!!!」

しかしほとんど痛みを逃がすこともできず、端正な顔をぐしゃぐしゃに歪め、歯を食いしばって目を限界まで見開いている。

頭を振り乱して涙とよだれが飛び散る。膣口は裂け、しかしヤスリ自体に阻まれて出血はない。
私は彼女の反応に満足していたが、よくよく考えれば、膣にヤスリなど挿入されれば破瓜の痛みなど感じる余裕はないだろう。
惜しいことしてしまったかもしれない。でもまあ、彼女が感じている痛みは破瓜のそれとは比べ物にならないだろうし、
大事なものを鉄の塊に奪われたのだと考えればそれもよいことだろうと思った。

「すごい声だね。まだ入り口だよ。一気に奥までいくよ」
「が、ごっ!!ゆるじっ、゛ゆるしでぇえっ!!」

これまでで一番おもしろい反応を返す彼女の膣へ、出来る限りの力で鉄の棒をねじり込んだ。
彼女の膣がぶちぶちぶちと音を立てる。
幼い膣は浅く、8cmもヤスリを飲み込んだところで奥に突き当たる感触があった。

「゛あ゛あぁあ゛あーーーー!!!ぎぃい!、゛あっ、゛あーーーー!!!」

ついさっきまで新品だった未成熟な膣は、彼女の手首ほどの太さの鉄の固まりを見事に飲み込んでいる。中に埋まっているのは半分弱で、
外に出ている部分はまったく汚れていない。上から見ると真っ白な割れ目から極悪な鉄の棒が生えているように見えて、似つかわしくないどころか笑いがこみ上げてくる。

これまでになく映える画なので、カメラマンに撮影を頼んだ。
彼女は股を開いた状態でびくんびくんと断続的に震えている。抑えつけていた手が離れても、そのことにすら気づかない様子だ。
ヤスリをゆっくりと膣から抜くと、ぞりぞりとした音を奏でて膣壁が削り取られる。引き抜かれた部分は真っ赤で、
本来の鉄色と鮮やかな赤のコントラストがこれまた映えた。撮影が終わると、さっそくもう一度彼女に突き入れた。

「ぎゃっ、ぐぃうっ!!゛あーーー!!!゛あーーー!!!」

何度も、何度も突き入れる。そのたびに彼女はびくんと跳ね、敷かれたタオルには赤い飛沫が飛び、口からは言葉として成り立っていないなにかが漏れた。

斜め上に向けて限界までぶち込むと、彼女の腰が浮き、へその下あたりがぼこっと盛り上がるのがおもしろい。
斜め下へえぐり込むと、なかで骨盤を削る感触が手に伝わって愉快だった。
ぐりぐりとかき回すようにすると、それに彼女の腰が追随して、腕一本で彼女のすべてを掌握しているような感覚に包まれた。

彼女の上半身や太ももから下には傷ひとつなく、ここへ来たときとまったく同じ、透き通ったきれいな身体をしている。一方でいま、膣はもう取り返しのつかない破壊の限りを受けている。
その極大に開いたギャップが、ほかでは絶対に味わうことのできない背徳感や優越感を私にもたらした。

数分の間、極太の棒ヤスリは繰り返し繰り返し出し入れされた。彼女の膣は最後のほうにはヤスリを20cm近くまで飲み込み、
幼いながらも膣の弾力と伸縮性を遺憾なく発揮していた。泡を吹き、手足末端をビクビクと痙攣させ白目をむく彼女の膣を完全に
破壊したと思えるところまできたときには、彼女はもう一切の反応を返さなくなっていた。

ずるるるっ、と棒ヤスリを引き抜く。先端が膣口から出るとき、粘り気を帯びた膣がぐぽんと音を立てた。
彼女の膣はぽっかりと口をひらき、すこし裏返ってはみ出ている。膣口は無残にズタズタで、数え切れないほどの裂傷ができている。
ヤスリの荒目には膣壁を削り取ったものがびっしりと、目が埋まってしまうほど付着していた。
少しつまんでみると、ぬちゃぬちゃと粘度の高い肉をこねているような感触がする。膣壁でユッケでも作れそうだなと思ったが、しかし今回の趣旨には沿わないのでまた今度試すことにした。

彼女は先程からもうまったく反応を返さなくなっている。
まだまだ先があるというのにこれでは画面が映えないなと思った私は、彼女の頸部からエングガリアを3ml静脈注射した。
脳内麻薬の生成を阻害してしまうこの劇薬は、じきに彼女に痛覚を取り戻させるどころか、健常時の何割増しかで明瞭な痛みを感じる脳につくりかえてしまうだろう。
 

  1. 2018/09/13(木) 17:41:00|
  2. 性器破壊
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

当世おろしや馬姦奇譚

【馬姦ショー】

入り口ゲートから連絡があったらしく、今度は親しげな態度で迎えてくれた警備の武装した男達は、トラックが通れそうなほど大きく分厚そうな装甲扉の脇にある通用扉を開けて、弾薬庫の中へと俺たちを案内してくれた。

何度か直角に曲がった通路の先の扉を開けて入った弾薬庫の内部は、小さな体育館ほどの広さがあるガランとした何も無い空間で、いかにも当局へ賄賂を贈って税金を誤魔化し儲けていそうな男達が、部屋の中央に据え付けられた門型のパイプと、その左右に置かれた小振りなタンスほどの大きさがあるプロジェクタ式のモニタの回りを取り囲んで、軍が残していったスチール製の折り畳みテーブルに置かれた皿に盛られたオードブルを摘み、何事か猥雑に談笑しながら馬姦ショーの始まりを待っていた。

やがて弾薬庫の片隅にある板で囲われた一角の扉が開くと、田舎の素朴な村娘といった衣装を身にまとった若い娘が、荷物を満載した重い橇を苦ともせず引きそうな灰褐色で巨大な体躯の馬を引き連れて現れた… 

黒に近いブルネットの髪に青い目で、ロシア人にしてはかなり小柄、歳は十六・七‥せいぜい行っても十八な中々に可愛い痩せた娘は、大人しく自分に付き従ってきた馬を体がパイプで出来た門を半ば通り抜けた辺りで押し止め、優しく鼻面を撫でて落ち着かせると跪いてその腹の下へと潜り込み、両手で抱えたペニスの先端を口に含んで愛しげに舐めはじめ、大型モニタの画面には馬の回りに何台か置かれた三脚や、門型のパイプから張り出したアームの先に取り付けられた小型のリモコンカメラが撮影した映像が映し出され、画面一杯に映し出された娘の頬は咥え込んだ馬の亀頭に内側から押されて膨らんで、口の中で馬の一物が膨れ上がりながら蠢く様子が外からもハッキリと見て取れた。

やがて、その長大なペニスが破裂しそうなほどに充血して、馬が全身を震わせていななきを上げると、娘は上着を脱ぎ捨てて形の良い体の割に豊かな乳房をあらわにすると、さらにはスカートも脱ぎ捨てて無毛の股間まで晒すと、馬の腹の下に四つん這いになって白く小さい可憐な手で馬のビクビクと蠢く亀頭を掴んで、妖しく濡れそぼった股間の亀裂へと導いた。

モニタの画像が切り替わって、画面一杯に少し黒ずんで印核が異常に発達しているが陰唇が小振りで少女のような娘の性器が大きく映し出されると、画面の端から姿を表した破裂しそうなほど充血してビクビクと細かく痙攣する黒ずんだ馬の亀頭は、娘の手で股間に押し付けられ上下に振られて愛液を先端に塗られると、ぐっと手前に引き寄せられ陰唇を割り裂いて膣に潜り込んで、ペニスから手を離した娘は脇に控えていたショーの関係者らしき男たちに目配せし、自分の両腕を門の柱から垂れ下がっているロープで翼を広げた鳥のように縛らせると、短く鋭い掛け声を発して馬に何事か命令した。

すると馬は腹の中でモーターが回りだしたかのように腰をゆっくり動かし始めて、黒光りする長大なペニスは、まるで手品か何かのように、さしたる抵抗も無く娘の膣の中へ着実に深く潜り込んでゆき、ペニスが突き込まれる度に摩擦で陰唇は体内深くへと引きずり込まれ、引き抜かれる度に性器はパックリと大きく開いて、サーモンピンクの膣壁や尿道口までも白日の元に晒して見せた。

程なく乳首を硬く充血させた娘が、半開きになったままヨダレが糸を引いて垂れ落ちる口から恥かしげも無い大声でヨガリ声を上げ、自ら小さな形の良い尻を馬の股間に激しく打ち付けるように腰を振り出すと、太く長大なペニスは根元近くまで彼女の腹の中へ抉り込まれ、その先端は子宮の底辺りまで達しているのか、馬の亀頭は腹の皮を内側から突き上げて、まるでエイリアンの幼生が今にも腹を食い破って外へ踊りだそうとするように、娘のはらわたを掻きまわしながら暴れだした。

やがて馬が体をビクッと震わせて首を振り上げ激しくいななくと、娘の腹の中へ獣臭い精液が大量に流し込まれたのかその腹はこんもりと膨れ上がり、膣とペニスの隙間から白い粘液が漏れ出して太股を伝って流れ落ちだして、甲高い悲鳴にも似た絶叫を上げた娘がガックリと力無く崩れ落ちると、ズルズルと馬の一物が引きぬかれポッカリと口を開けたあ膣からは白濁した大量の精液が流れだして、それと競うように体がヌメヌメと鈍く輝くほど吹き出して娘の体を覆った油汗は両の乳房を伝って集まり、乳首の先端で雫となってポタポタと地面に垂れ落ちた。

【二本刺し】

先ほど娘の両手を縛った男達は、娘と馬が現れた板囲いの中から、車輪が付いた台座に乗った箱から馬の勃起したペニス並みの黒いゴムで覆われた張り型が斜めに突き出した怪しい機械を引き出してくると、太い電気コードの先のコンセントを引いたその機械のスイッチを入れ、胴体がイボ状の突起にビッシリと覆われた張り型が唸りを上げて激しくピストン運動する様を観客に見せつけた。

続いて男たちは娘の白い尻たぶに紅葉のように手形が残るほど強烈な平手打ちを入れて彼女を正気に戻すと、両脚も吊り上げて娘を垂れ下がったマスクのような姿に吊るし、二人掛りで左右からゴム手袋をした指を二本ずつ肛門に無造作に突っ込んで、合図と共に横へ引き裂くように広げると、馬の精液に塗れた亀頭を中に押し込んで、娘の尻を軽く叩き「始めろ…」と命令した。

軽く頷いた娘が掛け声を発すると、馬はゆっくりと腰を前に突き出して長大なペニスで彼女の直腸を貫きだして、モニターの画面一杯に映し出されたパックリと口を開いた膣の直腸と接する側の肉壁は、モグラが地面近くを掘り進むように盛り上がり、それは腹の奥底を目指して真っ直ぐに進んでいった。

馬のペニスが根元近くまで肛門を貫いたのを確認すると、男たちは例の怪しい機械をゴロゴロと音を立て押して娘の尻に迫り尖った張り型の先端を膣に食い込ませると、掛け声と共に機械を一気に押して張り型を槍に見立て口まで串刺しにするような勢いで根元近くまで突き込んで、彼女に「グァァ」という押し殺した悲鳴を上げさせ、多少の事では機械が微動だにしないよう台座の車輪に残らず車止めを掛けた。
馬のペニスと巨大な張り型を同時に挿入され、肉が裂け一つの大穴が股間に穿たれそうなほど膣と肛門を拡張された娘の腹は、ヘソの辺りまで張り型の形が浮き上がって、そこまで段取りを整えた男たちの一人が「どうぞ、自らのお手で触れてお確かめ下さい…よく調教されていますので馬が暴れる心配はありません…」と声を掛けて促すと、周りを取り囲んだ客たちは怖ず怖ずと手を伸ばし娘の腹を撫でたり、股間を間近に覗き込んだりして感嘆の声を漏らした。

客たちが一通り彼女の体に触れたのを見計らった関係者の男は、「では馬と機械に同時に犯される様をご覧に入れましょう…」と宣言して娘の髪を掴んで顔を上げさせ「さぁ…お前はどうして欲しいんだ?…」と問い掛けた。

すると、彼女は暫くのあいだ視線の定まらない呆けたような顔で男を見つめていたが、淫らに唇を歪めて「お腹を滅茶苦茶に掻き回して…突き殺して…」と言い放っって「では、望みを叶えてやろう…」と彼女の言葉を受けた男は、客たちを少し後ろに下がらせて娘の臓物を掻き回す機械のスイッチを入れた。

重々しい唸りを上げて張り型がゆっくりと前後に動き出すと、それに一瞬驚いたようにビクッと体を震わせた馬は、凄まじい勢いで動きを早めてゆく張り型と競うように激しく腰を振りだして、二本の巨大な物体が腹の中で暴れ出すと娘は狂ったように頭を振って髪を振り乱し、空中で振り子のように踊る娘は断末魔の絶叫とも歓喜の叫びともつかない猛獣の咆哮のような淫らな叫びを上げて悶え狂った。

さらに機械のもう一つのスイッチが押されると張り型は左右に回転しだして、その胴体を覆った突起に陰核や膣の粘膜をいっそう激しくこね回される娘は、筋肉を浮き上がらせ弓反った手脚をビクビクと痙攣させ、断続的に小便を漏らしながら「グァァ~ゴゲェェ~」という奇声を上げながら続け様に絶頂に達して、白目剥いて糸の切れた操り人形のように崩れ落ちた。

娘が失神すると、男達は乳房に太い注射針を突き立てて激痛で正気に還らせ、僅かな休む暇も与えずに再び黒い快楽の渦の中へ投げ込んで、脳が溶けて耳や口から流れ出しそうな快感に苛まれた彼女は、もはや言葉にならない野獣のような絶叫を上げ、二本の巨大な凶器に横隔膜ごと胃を突き上げられて逆流した胃液を口から吐き散らし、快感に痺れて括約筋が緩んだせいか壊れた蛇口のように小便を垂れ流し続けて、全身を熱病に冒されたように激しく痙攣させながら悶え狂った。

機械と獣の長大な逸物で同時にハラワタを掻きまわされるという拷問に近い異様な交尾は、腹の底から搾り出すような断末魔の絶頂を漏らし白目を剥いて失神した娘が口からカニのように白い泡を吹き出し、針山のようになった乳房に幾ら針を刺されても死体のように何の反応も見せなくなるまで続いて、頃合いと見た男達が張り型の動きを止めて機械を後ろに後退させ手脚の拘束を解くと、支えを失った彼女の体は自分の漏らした床の小便溜りへ水飛沫を上げ落下して、その勢いで肛門から抜け落ちても虚しく空を切って腰を振っていた馬は、やがてピクピクと痙攣するペニスから大量の白濁した精液を吹き出して、獣臭い汁を娘の背中に浴びせ掛けた。

【マリアのこと】

二度目の射精を終えて疲れたのか大人しくなった馬を男たちが数人掛かりで板囲の中へ連れて行くと、残された娘は両足首を掴まれ股裂きにするように大きく脚を開いて逆さ吊りにされ、客たちにパックりと開いたままの膣と肛門を披露さされると、馬に続き床を引きづられて退場した。

ちょっと他所では見られない馬姦ショーを見せられ、ウオッカの入ったコップを手に三々五々集まり興奮気味に立ち話をしている客たちの中で、さすが裏社会に顔が効くセバスキーの奴だけあって、普通じゃ見れないようなモノを見せてくれるねぇ…と感慨にふけっていた俺は、それを素直に認めるのが何だか癪な気がして、「あの娘十六・七みたいだけど、年端のゆかないというには、ちょっとばかりトウが立ちすぎちゃいないか?それともあれは仲人口か?」と奴にクレームを入れてみた。

仲人口などという最近のお子様は知らないような言葉までちゃんと心得ている奴は、小狡そうに笑って「旦那ぁ~焦っちゃいけないなぁ…あの娘は前座だよ!前座!だから回りの連中も帰り支度をしてないだろ…」と手を何か誤魔化すようにヒラヒラと振りながら答えると、「あの小娘は見掛けより五つ六つは歳食ってるっていう化け物でね…おまけにウラルから東じゃ間違いなくナンバーワンの変態女なんだ…」と前置きして、ついさっきまで馬と交尾していた娘の正体を明かし始めた。

奴の話によると、あの娘はマリア・ドブロセリスカヤという名前で、生まれはウラジオから四百キロほど離れた地図にも載らない寒村の、そのまた隣家まで二十キロはあろうかという辺鄙な場所に建つ百姓屋なのだそうだ。

何でそんな人外魔境に生家があるかというと、いささか狂信的な正教徒である曽祖父がロシア革命後の混乱期に迫害を恐れてシベリアくんだりまで落ち延びて、隠れるようにそんな辺鄙な場所に住み着いたんだそうだ。

今はもう亡いがマリアにはエミールと言う三つ年嵩の姉がいて、これがもし生きていれば、彼女からナンバーワンの変態女の称号を奪うこと確実な化け物で、母親が亡くなった後で父親を誘惑して関係したのを皮切りに、実の妹に同性愛の相手をさせ、果ては猟犬を始め豚や農耕馬まで家で飼っている動物全てと姉妹で交尾していたらしい…

本人が口をつぐんでいるので真相は藪の中だが、ある日この変態一家は休息しようと家へ立ち寄った巡回医療隊の一団に、姉は家畜小屋で豚と全裸で交尾したまま射殺され、猟銃を手にした父親はその傍らで手にしたナイフで自らの一物を切り落として失血死、マリア自身は小屋の柵に全裸で縛り付けられ腹に一発喰らって、さらには父親のペニスを口に突っ込まれて虫の息という見事な地獄絵図を繰り広げているのを発見されたんだそうだ。

時はソ連邦崩壊前夜とあって、社会秩序維持に障りがある…とか言う理由で出張ってきたKGBの手でこの事件は闇に葬られ、生き残ったマリアはその地を管轄するKGBの幹部である変態親父の囲われ者となったんだとか…

「で、中央から偉いさんがやって来ると、接待の席で馬と交尾する獣*ショーをご披露して、その後は尻の穴で夜伽の相手を務めていた訳だけど、当時は胸も膨らみ切らなくて細っこい十一・二の小娘みたいな見掛けの割に、姉に腕を突っ込まれて膣はおろか子宮口まで拡張されていたもんで、馬のペニスを根元近くまで飲み込むって事が偉く評判になってね、遂には用事をでっち上げてまでやって来る奴まで出る始末さ…」と、まるで自分の姪でも自慢するように語った奴は更に語り続けた。


「それ以外にもマリアには便利な使い道があってね…さっきのショーに出てきた馬、まるでリモコンで操作してるみたいに大人しく言う事を聞いてただろ?」
「あれはマリアが調教した馬なんだが、彼女は獣*用に犬や馬を調教するのに関しては天才的な腕を持っていてね…」
「KGBがしょっ引いてきた奴らの中には、どう痛め付けても頑なに一言も喋らない奴が居るもんだが、そういう輩の目の前で、嫁だとか娘だとかの身内や恋人を、馬や犬で犯して見せると、あっさり落ちて何もかもゲロするんでね、そっちの方でもけっこう重宝されていたんだ…」

「で、連邦崩潰からこっち、そういった需要がほとんど無くなるわ、囲っていた親父は過去の悪行を追及されて刑務所入りするわで、昔の仲間が作った「企業」で仕事を始めたって訳さ…」と、いつもの如くよく回る舌でベラベラと喋ったセバスキーが、「喉が乾いた…」と言い残してウオッカの瓶が並べられたテーブルの方へ行ってしまうと、奥の板囲の扉が開いて別の馬を従えたマリアが再び姿を表した…

【姉妹馬姦】

今度のマリアは、太股の半ば近くまで覆った黒いレザーブーツに上腕まで覆った同じ素材の長手袋、それに黒い革のビスチェのみを身に纏って乳房は覆うものの尻も股間も曝け出すという、先ほどとは打って変わった大胆な衣装で、彼女の後ろには事務机ほどの大きさがある航空爆弾辺りの移動式整備台として使われていたらしき頑丈そうな二台の台車が、関係者の手で押されて付き従っていて、それぞれの天板の上には裸に剥かれた年端もゆかない娘が、尻を高く突き上げた四つん這いの姿勢に分厚い革ベルトで拘束されていた。

「あれが本日のメインディッシュだよ旦那ぁ~掛け値無しに年端もゆかない娘だろ?しかも十二と六つの姉妹という豪勢な取り合わせだ…」と得意そうに小鼻を膨らませたセバスキーの言によると、二人は連邦崩壊からこっち増えているストリートチルドレンで、住み着いていたウラジオの地域暖房用給湯パイプが収まったマンホールから昨日誘拐されて来たばかりで、恐怖に震え抱き合って一夜を過ごした監禁部屋から先ほど引き出され、ナイフで服を引き裂かれ裸に剥かれてあんな恥かしい格好で台に縛り付けられたんだそうだ。

「それにしても惜しい…二人揃って結構な別嬪さんなのになぁ…」とセバスキーが思わせぶりな台詞を漏らすので、「そりゃいったい、どういう事だ…」と問い質すと、奴は「よそ様の少女売春組織あたりに誘拐されたんなら、目をつぶって毎日男に股を開いていりゃ暮らして行けるんだがな…ここへ来る客はお子様を抱いたりするのに飽きた連中ばかりだから、今日で短い生涯に終止符を打って訳さ…」と、けっこう恐ろしい事をさらりと言ってのけた…

「姉の方は馬と交尾させられて、お道具が二度と使い物にならなくなるにしても、妹の方はマリアに張り型で犯されて終わりかと思っていたが、そういう事か…」と俺が漏らすと、「じゃぁもうお家へ帰ってお寝んねするかい兄弟?」と奴は本心を見透かすように片目を閉じると「そうじゃないだろ?」と念押しした。「そう言われると返す言葉もないがな…」と俺が言葉を濁していると、マリアは手を打ち鳴らして客たちの注意を引いて、「では馬姦ショー二幕目を開始いたします」と宣言した。

そして、人前で裸に剥かれ高く尻を突き上げた姿勢で拘束され客たちの好奇な視線に晒される恥かしさと、今から自分がどういう目に合わされるのか想像もつかない不安に苛まれて、引き攣った顔に不安げな表情を浮かべ、キョロキョロと落ち着き無く目玉を動かして回りの様子をうかがう姉に近寄ると、「お嬢ちゃんたちは、これから馬のおチンチンをアソコやお尻の穴に突っ込まれて、お腹の中を掻き回されて死ぬの…」「体を売って妹を養ってた感心なあなたなら、どういう事か分るわねぇ…」と、嬲るような口調で引導を渡した。

恐怖の余り歯をカチカチと鳴らして震えながら彼女の言葉を聞いていた姉は、話が終わると堰を切ったように泣き出して、「一日に何十人でも命令された通りにお客を取ります…手脚を切り落とされても構いません‥だから…だから殺さないで下さい…お願いです…」と涙声で訴えた。

それをマリアは「残念ねぇ…ウチはそういうお商売はやってないの…」と冷たく突き放すと、姉は「お願い~妹だけは助けてぇ~」と涙声で叫ぶように訴えだし、それに触発されて妹も甲高い声で泣き出した。
マリアは無言で手を伸ばして警防型のスタンガンを受け取ると、「嫌ぁ~馬に犯されて死ぬなんて嫌ぁ~」と泣き叫ぶ姉の背中へ、青白い火花が飛ぶ先端を押し当てた。

故意に出力が落としてあるのか、スタンガンを押し当てられた娘は「ゴギャャ!」という悲鳴をあげて、体をガクガクと激しく痙攣させながら長く悶え狂い、ようやく白目を剥いて失神した。

そして彼女は妹の方へ振り返ると、姉が失神することも出来ず長く悶絶する姿を見て、引き付けを起こしたように痙攣しながら泣き喚く妹の背中へもスタンガンを押し当てた。

【交尾・少女と馬】

そして、マリアは安堵の溜め息を漏らした姉の方へ向いて、「お前はまだ余裕がありそうね…」と呟くと、妹の尻に飲み込まれていたホースを接続ソケットから切り離して、再び止水弁のハンドルを捻ると、今度は姉の体内へだけ水は流れ込みだして、やがて彼女の腹は皮を針で少し突付いただけで破裂しそうな水風船のように膨れ上がり、呼吸が何度も止まるまで責め立てられた挙句にようやく姉は過酷な水道浣腸から開放された。

「お腹のお掃除も済んだし、そろそろ死んでもらう事にしましょうか…」と呟いたマリアは、姉に近づいて「妹が死ぬのを見るのは辛いでしょから、お前から先に死んでもらうわ…」と宣告すると、ショーの関係者たちは姉が乗せられた台車を押して先ほどマリアが馬に犯されたのと同じ位置に移動させると動かないよう車止めを掛けた。

それを確認したマリアは馬の鼻面を撫でながら「さぁ、人仕事してもらうわよ…オマエは小さな女の子が好きだものねぇ‥」と話し掛けると、手綱を引いて姉の体の上に覆い被さるように馬を移動させ、しゃがみ込んで馬のペニスを口に咥え込み、舐めながら両手でそれを前後にしごきだした。

程なく馬のペニスが硬く勃起すると、マリアは姉に「さぁ、お待ちかねの交尾のお時間よ…淫売の腐れマンコなら余裕よねぇ‥」と嬲って、唾液でヌメヌメと光る馬の亀頭を手で掴むと、小刻みに震える股間に押し当て、馬の尻を軽く叩いて掛け声を掛け腰をゆっくりと前へ突き出させた。

姉は亀頭を何とか半分ほど飲み込んだ状態で「グゥゥゥ…」という押し殺した悲鳴を漏らして、顔を膣が引き裂かれる激痛に歪めながら、拘束された不自由な体を何とか前へと動かし肉の凶器から逃れようとしたが、彼女の口から「ウァァ~」という絶叫が漏れると、ペニスは「ズボッ!」と音を立てて一気に10cm余り腹の中へと食い込んで、膣口が裂けたのか真っ赤な血が流れ出し、ルビー色の雫となって台の上へ滴り落ちた。

馬が激しく腰を振って一物で突き上げられるたびに姉が狂ったように頭を振りながら「グァ!ギェ!」と絶叫しても、硬く口を閉じた子宮口に押し止められ、ペニスはしばらくの間それ以上は深く喰いこまなかったが、遂には子宮口を引き裂いて子宮へと暴れ込み、その形をはっきりと娘の腹に浮き上がらせながらその中で踊り狂った。

そして暫く子宮の中で暴れまわっていた肉の凶器は、遂に子宮の底を突き破ってトグロを巻く内臓の中へ暴れ込み、腹ワタを掻きまわされる激痛に顔を歪め「ゴガァァ~ゴエェェ~」と猛獣が吼えるように絶叫していた姉は、突然「グギャァァァ!」とひときわ高く叫ぶと「ゴフッ!」と咳き込んで大量の血を口から吐いて、その様子を見て取ったマリアが合図して馬を後ずさりさせると、股間から引き抜かれたペニスは鮮血で真っ赤に染まり、何ヶ所も無残に裂けてポッカリと開いたままの膣口からは心臓の鼓動に合わせて間歇的に大量の血が流れ落ちた。

目から生気が半ば消え失せた虚ろな表情で「痛いよぉ…助けてお母さん…わたしを助けて…」と、自分をこの悲惨な境遇から救い出してくれる魔法の呪文のように何度も繰り返し呟く姉の肛門に指を突っ込んだマリアが、「さぁ…今度はお尻の穴を使う番よ…」と囁くと、娘は子宮を突き破られた激痛と馬に犯されたショックで半ば精神が崩潰したのか、「イヤぁ~おしりはイヤぁ~おうちかえる!おうちかえる!」と、駄々を捏ねる幼児のような口調で泣き叫んだ。

「聞き分けの無い悪い子ちゃんには、お仕置が必要ね…」とからかうように言ったマリアは号令を掛け再び馬を前進させると、血に濡れた亀頭を手で握って彼女の股間に導いた。浣腸されてポッカリ開いたままの肛門は、彼女が馬の尻を軽く叩きながら掛け声を掛けて少しずつ腰を突き出させると、モニターの画面の中でイソギンチャクのような皺が完全に消えるほど伸び切り、それでも亀頭の半分も飲み込めずに、そのまま体内へ漏斗状に押し込まれていったが、やがて何箇所も裂けて一気に亀頭を飲み込み元の位置に戻ると、貫いたペニスとの間から真っ赤な血が流れだした。

更にマリアが「パン!」と音を立てて尻を強く叩き、馬がそれを合図に腰を激しく振り出すと、摩擦で引きずられて前後に動く肛門周囲の亀裂は更に深く裂けて、その傷は見る内に膣とつながりそうなほどに伸び更に大量の血が流れ出した。

そして、直腸との境にある幽門をこじ開けたペニスが、口から飛び出しそうな勢いで大腸の中を突き抜けるたびに、「グェェ!グェェ!」と踏み潰される蛙のような呻き漏らして血の混じった胃液を吐きつづける娘は、やがて大腸が肉の凶器の攻撃に耐え切れなって腸管が裂けたのか、ひときわ甲高い「ギャ!グァァ~」という断末魔の絶叫をあげた。

【交尾の準備】

虫の息になった姉が乗せられた台車を目配せして片付けさせ、異様な興奮に包まれた俺たちの方を向いたマリアは、「さて今度は、この小さなお嬢ちゃんが姉の後を追って、あの世に旅立つ番では御座いますが…」と言いながら妹の小さな尻たぶを両手で押し開き、「生娘のままあの世へ旅立たせるのは、いささか酷で御座います…そこで慈悲深い旦那様方のお情けを、この哀れな娘に授けて頂きたいと存じます…」と言って客達を見回し、芝居がかった仕草で深々と一礼してみせた。

流石に胸がまっ平らで股間に性器とも呼べない筋が走るだけの幼女を自分から犯すと言い出せずに客達が無言で顔を見合わせていると、一同を見回していたマリアは俺に嫣然と微笑み掛けながら近寄って「うちの男どもは腑抜けばかりで御座います、異国の旦那様どうかお情けを…」と跪いて一礼すると、戸惑う俺の手を取って人の輪の中心へと引き出した。

そしてマリアは「破瓜の血でお召し物が汚れますので…」といって上着を脱がせ、さらに足元へ跪くとベルトの金具をガチャガチャと鳴らしてズボンまで脱がしに掛かった。

困惑した俺が助けを求めるようにセバスキーを見ると、奴は「さぁ兄弟!ウタマロの一物を披露してくれ!」と能天気な茶々を入れ、その軽口に回りの客たちが爆笑すると、それに勢いを得たように彼女は俺の下着を一気に脱がすと股間に顔を埋めてフェラチオを始めた。

見知らぬロシア人の男たちに囃子たてられながら下半身を丸出しにする‥という、普通なら立つ瀬がない状況にありながら、俺が不覚にもマリアの絶品な舌使いに下半身を固くしてしまうと、彼女はそのペニスを引っ張って、挿入し易い高さに天板が低められた台車の所へ俺を連れて行くと、低い声で啜り泣く幼女の股間に握り締めた俺の亀頭を押し当てて「さぁ旦那様お情けを…」と促した。

まだ幼く自分が犯される事をハッキリとは理解できないままに本能的な不安を感じたのか、「嫌ぁ~痛いことしないでぇ~」と火が付いたように激しく妹が泣き出して俺が戸惑いを見せると、背中に抱きついたマリアは「どうせ明日まで生きれない娘で御座います…女にしてやって下さいませ…」といって後ろから意外な怪力で俺の腰を押した。

股ぐらから体を真っ二つに引き裂かれるような激痛から逃れるため、天板にガリガリと詰を立てて引っ掻き拘束された体を前に進めようと足掻く幼女の性器に突き立てた亀頭へ力を込めてゆくと、耐え切れず何処かが切れたのかペニスの表面に血の生暖かい感触が広がり、それを潤滑剤代わりにして俺の亀頭は一気に幼女の膣の中へと納まった。

処女幕と一緒に柔らかい膣壁も大きく裂けたのか一気に流れ出した血のむせ返るような臭いと海綿体を押し潰すような幼女の狭い膣の感触に、「痛い!痛い!」と泣き叫ぶ幼女の悲鳴も耳に入らず娘の子宮口が亀頭の先端にコツコツと当る不思議な感触を感じながら腰を振っていた俺が射精すると、ペニスを引き抜いたマリアは再びそれを勃起させようと手でしごいて、それに成功すると「旦那様…こちらは根元まで収まります…」と言いながら幼女の肛門へと亀頭を導いた。

浣腸されて緩んだ肛門は膣ほどの抵抗も無く亀頭を迎え入れて、あとは一気呵成にペニスを根元まで飲み込んだ。

膣ほどではないもののペニスを搾り取るような締まりに堪らず再び射精した俺が椅子に腰掛けマリアの舌で血に塗れたペニスを清めて貰っていると、客たちは血に飢えた群狼が獲物の子羊を取り囲むように妹に群がって、無残に裂けた二つの穴から血と混じった精液を垂らして嗚咽する幼女を堰を切ったように輪姦し出した。

一通り客たちが二つの穴を堪能し終えると、もはや泣く気力も失せてグッタリと横たわる幼女をイイ歳をしたオッサン達が下半身丸出しで取り囲むという、見ようによってはかなり間抜けな光景が展開して、明らかに肩を震わせて笑いを堪えているマリアは「旦那様がた、ご苦労で御座いました…」と、その場を取り繕うと、「それでは妹もあの世へ送り出す事にいたしましょう…」と言って、休ませておいた馬を引いてくると妹の体の上に覆い被らせた。

そして射精して疲れを見せる馬を少し時間を掛け勃起させると、そのペニスを幼女の股間に押し当て「さて、どちらに突っ込みましょうかねぇ…どちらの穴を選んでも、裂けてつながっちゃうものねぇ…」と言いながら迷った振りをした挙句に「やはり使うならこちらね…」と呟いて膣を選ぶと、馬の尻を軽く叩き肉の凶器で幼女を串刺しにするよう命令した。

  1. 2018/09/12(水) 14:57:00|
  2. 処刑
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【中本先生のお楽しみ】

みつこの小説保管庫

【中本先生のお楽しみ】
時刻は午後六時。結衣はそわそわとプレイルームの扉に設置してある時計に目を向ける。隣に座る藍も同様に、ソファの上で小さな尻を落ち着き無く動かした。 

「そろそろね」 
「うん……また明日ね、結衣ちゃん」 

 少女たちはぎゅっと手を握り合い、つかの間の別れを告げた。もしかしたらこれが最後なのかもしれないという不安は、常に付きまとっている。 
 彼女たちは、教師の専属奴隷だ。奴隷クラスを卒業し、買い手がつく前に教師の指名で学園に留まるシステムは、教師たちのいわば福利厚生のようなものだった。 

 お気に入りの少女を引き抜き、飽きれば売ってしまう。売ると言ってもそれは上の人間がどうとでもしてくれるので、教師たちは趣味と実益をかねている素晴らしいこの仕事の恩恵にあずかるのみだ。 

 プレイルームには、テレビや映画が見られるシネマルームと書庫、柔らかなソファ、お昼寝用のベッドが設置してある。隣室はジムになっていて、教師たちが仕事に行っている間は奴隷たちの使用が許可されていた。なにせ、どこにもいけぬかごの鳥である。ストレスの解消とスタイルの維持は、重要な課題だ。 

 特別な命令が無い限り、奴隷たちはこのプレイルームで教師たちの帰りを待つ。寝ころんでも、同じ境遇の少女とおしゃべりしても良い。奴隷クラスにいた頃に比べれば、破格の待遇である。衣服の着用も許されている結衣と藍は、運が良かったと思うしかない。もう数名いるはずの教師専属奴隷は滅多にこのプレイルームへは顔を出さず、出したとしても体中にミミズ腫れを浮かべ、下着すらゆるされない少女も何度も見かけている。そんな少女に話しかけるのは、同じ境遇としても居たたまれなかった。 

 だが所詮奴隷は奴隷。教師という名の「ご主人様」が戻ってくれば、それを一気に思い出す事になるのだ。 
 結衣はプレイルームと教師たちの部屋を繋ぐ、結衣専用の扉の前に立った。そこで薄桃色のブラウスやスカート、下着に至るまで全てを脱ぎ去った。隣の扉の前で、藍も同じように衣服を畳んでいる。そうなると二人とも、もう顔もあわせない。これから長い夜が始まるのだ。 
 脱いだ服は結衣の名前のプレートがかけられている籠に入れ、ドアノブに手をかけた。一度閉まればそこは教師の認証が無ければ入れない。背後で聞き慣れた絶望の音がして、結衣はそれを振り払うように部屋の中へ進んだ。 
 結衣は中本専属の奴隷だ。そうなるよう聞かされたとき、どれほどの絶望を感じたことか。中本の性癖は、奴隷クラスにいる時から判りきっていたからだ。 
 そこは、学園の保健室と同じような作りだった。中本はそこを診察室と呼んでいて、毎日必ず使用する。 
 産婦人科の検診椅子の横には、引き出しに鍵のかかったチェストがある。その一番下は、結衣専用の引き出しで鍵は掛かっていない。そこから奇妙な形のベルトを取り出し、ウエストで止める。そこで一息、羞恥心と恐怖を振り払うようにして、背中側で揺れている二つのベルトを前に回した。 
 腰から繋がる二本のベルトの先には、幅の広いクリップがついている。そのクリップで結衣は己の大陰唇を挟んだ。 

「……っん」 

 痛くない筈は無い。それでも結衣はもう片方のクリップも逆側へとめた。そうすると、腰からまわっているベルトが大陰唇を極限まで広げ、結衣の崩れの少ない幼い小陰唇と、なにより中本が執着しているクリトリスが包皮から顔を出しながら自己主張していた。中本が帰ってきたら、すぐにクリトリスを触れる体勢でいること。それが結衣に対する厳命だった。そのまま結衣は診察台に自ら乗り、大きく足を広げて膝を乗せた。そうすると結衣の膝は自動的にロックされ、中本でなければ抜けない仕掛けになっている。裸で、自らのおまんこを剥き出しにして主人を迎えなければ中本は、結衣のクリトリスを許さない。中本に受けた数々の仕打ちと一年間の奴隷クラスでの調教は、結衣の抵抗の意志を削ぎ落としてしまっていた。 
 その姿勢で十数分待っていた結衣の目の前に、中本はあらわれた。白髪でいかにも優しい医師に見える中本に、結衣は

「おかえりなさいませ、先生」

と屈辱的な姿勢で出迎えた。 

「ただいま結衣ちゃん。今日もちゃんと出来てるねぇ、えらいえらい」 
 
包皮越しにクリトリスを親指と人差し指で揉まれ、結衣は息を乱しながら「ありがとうございます」と礼を述べた。結衣のクリトリスは、中本の気に入りだ。包皮はだぶらず、中身の真珠は丸くて歪つさが少なく、理想的な形なのだという。そのせいで結衣はこれまでに、肥大処置や包皮の切除という外科的な手術をされたことは無い。 

「あぁっ……」 
 
中本は無言で結衣のクリトリスをしごき、真っ赤な肉芽が包皮の下から顔を出すのを楽しんでいる。結衣の剥き出しのおまんこは徐々に濡れ、オーガズムを迎える頃にはびしょびしょになっていた。 

「ああ、やっぱりこのイった直後の震えがいいね。色もいい」 
 
結衣の股間の前で、中本は一人で喋る。そうして、鍵を取り出し、今まで開けたことがなかった引き出しを開けた。 

「そろそろ結衣ちゃんのクリに手をかけてもいい頃合いだと思ってね。今日はちょっとした処置をするよ。なに、結衣ちゃんは良い子だから麻酔をしてあげるから心配しないでねぇ」 
 
処置という単語を聞き、結衣は恐ろしさに涙を浮かべて中本を見た。 

「なにをされるのですか、先生……怖いです」 
「この間作ったクリカップの改良品がね、出来たんだ。それを是非結衣ちゃんにつけてあげたくて」 
 
にこにこと中本が銀のトレイに道具を出し始める。やめてと言っても聞き入れて貰える筈はない。結衣はただ、唇を引き結んでその所作を見守った。 
 麻酔針が刺され、徐々に無感覚になる結衣のクリトリスの前で、中本は小さなケースを開いた。
中にはリング状の金属に、ビーズのようなカラフルな飾りがついたアクセサリーがあった。中本の「クリカップ」の洗礼を結衣は受けたことはなかったが、クリトリスに針を刺されて装着するアクセサリーをされていた他の奴隷はたくさん見ていた。自分もそうされるのだ。そう確信した。 

「これはちょっと改造したものでね、痛みは長引かないんだよ。だだ少し時間が掛かるから我慢しておくれ」 
 
拡大鏡を引き寄せて、中本は消毒した結衣のクリトリスと向かい合った。リングは直径五ミリに満たない。それを中本は、結衣のクリトリスの根本に外したリングの先端を埋めて、どんどんとその数を増やしていった。 

(ああ――!) 

 とうとう結衣にも、なにをされているのかがわかった。クリトリスの根本をぐるりと囲んだ小さなリングの中に、透明な糸が通された。それをきゅっと縛りあげると、結衣のクリトリスがぷくりと膨れて、ビーズに囲まれたかわいらしい肉の豆が出来上がったのだ。包皮はリングに押し上げられ、敏感な肉芽の全てが剥き出しとなっている。 

「完成だ! いやぁ、予想通りうまく行ってよかった。結衣ちゃん、麻酔が切れたらたくさんここを可愛がってあげるからね」 
 
無感覚のクリトリスの先端を、中本の指が優しく辿る。心から愛おしいものに触れているように。 

「これでいつでも糸の交換ができる。クリを縛るのは意外と難しくて、いつもどうしたものかと考えていたんだ。さぁ、お腹が空いたろう、夕食にしよう」 
 
麻酔でふらつく結衣の足の拘束を外し、中本は次の部屋へ消えていった。おそるおそる床におりた結衣は、足の間から飛び出た自分の真っ赤に膨らんだクリトリスが、おそろしくてたまらなかった。 

中本が室内電話で「小春」に夕食を運ぶように指示し、結衣は夕食時の「定位置」につくべくよろめきながら診察室を出て、リビングテーブルへとたどり着いた。麻酔で体は重く、心はもっと苦しい。結衣はこの時間が一番嫌いだった。 

「結衣ちゃん、気分はどうだい」 
「少し、吐き気があります」 
 
結衣の顔色は優れず、中本は結衣を追い越してソファに沈みながら

「ではもう少し麻酔が覚めてから食べるといい」

とテレビのリモコンを操作して、ニュース番組をつけた。 顔色が悪くとも、中本は結衣を甘やかしてはくれない。結衣は重苦しい息をはいて、覚悟を決めて中本の左前にある「結衣の場所」にゆっくりと腰を下ろし始めた。 

「……んっ、ん」 
 
ローテーブルは四つ足だが、長方形ではない。特注のテーブルには結衣の「椅子」は無く、かわりにテーブルの足を上から挟んで太股を入れられる窪みがあり、その角からは一本の張り型が上へ向けて付きだしている。

その張り型は男性のペニスの形ではあるが、根本から二センチほどの場所から張り型の半ばまでが異様に膨らんでいた。それは少女が張り型を飲み込んだ時に丁度クリトリスの真下に膨らみが来る設計になっている。

内側からクリトリスを十分に押し上げ、中本の届く位置に、食事が終わるまで常にクリトリスを晒しているのが結衣の役目だった。 
 
何度入れても膨らんだ部分は上手く飲み込めない。しかも今日の結衣は麻酔がまだ切れておらず、テーブルについて体を支える腕が震えていた。 

「今日は難しそうだねぇ、手伝おう」 
「先生、あっ、やぁ――!」 
 
結衣の膣に半ばまで埋まっていた張り型が、一気に子宮口へと打ち込まれ、衝撃で結衣は思わず叫んだ。中本が結衣の腰を思い切り押したのだ。 

「中の感覚は正常になっているかい? うるさいから塞いじゃうね、ご飯を食べるときに外してあげよう」 
 
結衣にボールギャグをかませ、中本はいつものようにソファに腰掛けた。膝も床には届かず、手は自由だが抜け出すことは決して許されない。つま先と自重と、膣にくわえ込んだ張り型だけで結衣は自分の体を支えねばならないこの時間は、決して慣れる事は出来ない。ぐらぐらと揺れるクリトリスは、今日は残酷な処置がされたばかりだ。麻酔が切れれば、辛さはこんなものでは無いだろう。 
 ノックの音が聞こえ、電子錠が開く音がした。中本が呼び入れたのは「小春」という教師寮のメイドで、教師専属奴隷の管理者でもある三十路手前の女性だ。この小春は「花嫁クラス」の出身であり「趣味が高じて」この学園に「就職」したのだった。花嫁クラス寮付き奴隷の「蜜」とは違い、奴隷ではなく完全なる自己意志でメイドをしている。 
「こんばんは中本先生。ご飯が冷めちゃうかと思いましたよ」 
「いやいやすまんね、ちょっと新しい実験をね」 
 テーブルの上に食事を並べながら小春は隠しようも無く晒されている結衣のクリトリスを凝視した。毎日の光景だが、今日ばかりは結衣は恥ずかしさに俯かずにはいられなかった。 

「まぁ、どうなっているんです? こんなにぷっくりと飛び出して……」 
 
リングと糸にくびりだされたクリトリスに、小春はそっと顔を近づけた。黒髪を後頭部で結い上げ、ヘッドドレスをつけた小春はもうすぐ三十路だと思えぬほどに若々しく愛らしい顔をしている。 

「クリを縛る難しさを解消しようと考えてね。クリの根本に小さなリングを八個程ピアスしてある。その中をデグスを通して縛り上げているんだよ。糸は外れにくいし、リングのおかげで皮を切ってしまわなくてもクリがいい具合に剥けたままになる。どうだい?」 
「素敵……触っても?」 
「ああいいとも」 
 
咥内で結衣が悲鳴を飲み込んだ。小春が遠慮も無くぷくりと小豆のように膨れ上がった結衣の剥き出しのクリトリスを指で挟んで転がしたのだ。鈍い感触でも、クリトリスは危機を察してびくびくと痙攣した。 

「可愛らしいわ、私もしてみたいくらい」 
「旦那さんがいいと言ったらね」 
 
まぁうれしい、と小春はいたずらっぽく微笑み、自分の仕事である食事の準備に戻った。中本の年齢と好みにあわせた純和食で、白米は土鍋で炊きあげている丁寧さだ。結衣は「人間らしい食事」を何日も食べていない。

結衣の食事は、飲むだけで済む流動食のようなもので、パンや人間らしい食物は「ご褒美」でしか貰えない。奴隷と主人が決して同じものではないと思い知らせる一番のアイテムはやはり食事なのだ。 

「そうだ、あとで穴奴隷を一人頼むよ。今日は結衣ちゃんのクリをずっと楽しもうと思っているからね」 
「かしこまりました。私が出来ないのが残念」 
「この時間に小春さんを穴奴隷したら怒られちゃうよ」 
 
冗談を言い合いながら、小春は次の部屋へ向かっていった。穴奴隷とは、文字通り穴だけを使う奴隷だ。顔はラバースーツで覆われ、緘口具をつけられ、手と足も指が使えぬようにラバーで包まれている。

拘束せぬのは主人の許しがあるまで、どんな姿勢でも腰を振り続けねばなかないからだ。穴奴隷は、奴隷クラスでも当番制でしなければならないが、外部から戻された奴隷が再び買い手が付くまでさせられる役目でもある。 中本の食事が終わる頃、結衣が頻繁に身じろぎ始めた。麻酔が切れて来たのだ。 

「どんな感じだい?」 
 
結衣のボールギャグを外して、中本が質問する。結衣はそれに全て答えないといけない。 

「クリトリスがじんじんして、熱いです……痛くて、とれてしまいそうで、先生……怖い」
「とれたりしないよ、大丈夫。でも一晩そのままだと危ないね」 
 
ひ、と息を飲んだ結衣の口に、中本はもう一度ベルトをはめ込んだ。 

「可愛い結衣ちゃんのクリがとれちゃうのはもったいないからしないよ、安心なさい。さぁ体を反らして」 
 
緑茶を啜りながら、中本は左手で結衣の灼熱のクリトリスを爪先でなぞり、指で転がしてその感触を楽しんだ。張り型の下は既に洪水となっていて、抵抗しないように胸の前で組まれた結衣の手は、許しをこう形となっていた。 
 
オーガズムを迎えた結衣の膨らみきって今にも弾けそうなクリトリスを、中本が愛用のカメラで撮影し終えた頃、再びノックが聞こえた。 

「来た来た。結衣ちゃん、降りていいよ。クリ舐め用の服に着替えなさい」 
「……はい、先生」 
 
屈辱と快楽で真っ赤に染まった顔で、結衣は涙を手の甲で拭いながら頷いた。クリトリスは既にズキズキと痛み、そのうえクリ舐め用のスーツと指定された絶望を誰も救ってはくれない。ゆっくりと足に力を入れると、入れるときはあんなにキツかった張り型は、ぬるりと結衣の膣からどろどろの愛液を垂らしながら出ていった。 
 
中本が入り口で穴奴隷を迎える間に、結衣は部屋の隅にある結衣のクローゼットをあけて「クリ舐め用」のボディスーツを取り出した。クリ舐め用のスーツは、着ると裸体にスパッツだけを身につけているように見える。だがその股間の部分はテーブルに刺さっているのと同じ型のバイブが仕込まれてある。

そして尿道の上には、尿や潮が噴き出しても中本の舌を汚さぬ用に厚めのガーゼを挟まねばならない。クリトリスの周囲一センチだけに穴が開いており、中本がクリトリスだけを味わえるようになっているのだ。最初に結衣がこの服を身につけた時、ガーゼは挟まなかった。中本もそれを指示せず、結衣は耐えきれずに失禁してしまった。

その日は尿道にカテーテルを入れられ、その管の先を肛門に入れたまま何時間もクリトリスを舐められ続け、ついに失神してしまった。今となればそれは中本がわざとそうしたのがわかるが、奴隷である結衣には反抗できる筈もない。 

「おやぁ、なんだか見覚えがあるなぁ」 
「おわかりになります? さて誰でしょう」 
 
中本と小春の弾んだ声が近づき、結衣は慌てて濡れた膣へバイブを押し込んで服を引き上げ、壁際に立った。 
 小春の連れている穴奴隷は、結衣と同じくらいの背丈だった。手のひらサイズの乳房には、両乳首に大きなリングピアスがされていて、そこに繋がれた鎖を小春が引いている。顔は黒いマスクで覆われて、緘口具からは涎が溢れていた。

結衣が奇異に思ったのは、股間だ。穴奴隷はその通り入れられるための奴隷で、股間を隠すのを決して許されない。だがその奴隷はなぜか白い紐付きの下着を付けていたのだ。 

「ごめんなさい、規則違反だけど下着をはかせちゃいました。だってすぐばれちゃうと思って」 
 
小春が楽しそうに鎖を引き、奴隷の少女はくぐもった悲鳴をあげて鎖の方へ体を倒した。 

「たくさんの子を見たからねぇ、小春さん意地悪しないでおくれ」 
「じゃぁヒント。これでーす」 
 
中本も楽しそうに小春とじゃれながら、差し出されたものを受け取った。それは遠目には、ペンダントトップのついたネックレスに見えた。 

「……ああ!」 
 
中本が合点が行ったとばかりに声をあげた。その声に穴奴隷の少女も結衣もびくりと肩を揺らしてしまった。 

「おいで結衣ちゃん。これを見てごらん」 
 
中本に招かれ、結衣は股間にバイブを挟んだまま剥き出しのクリトリスに刺激が掛からぬよう、よちよちと中本の元へと歩んだ。中本が両手で摘んだ鎖の真ん中で、やはりクリスタルのようなアクセサリーが揺れている。 

「何かわかるかい? 結衣ちゃん」 
「……」 
 
じっと目を凝らすと、クリスタルの中に何か宝石のようなものが閉じこめられているのがわかった。形は歪で、色はあまり綺麗ではなくて…… 

「――っ――――!!」 
 
それが「何か」わかった時、結衣は口の中で悲鳴をあげて座り込んだ。バイブが深く突き刺さり、太股に当たったクリトリスに激痛が走る。叫びながら結衣は、首を振りながら泣いていた。 

「何かわかったようね、大正解よ。ほら、正解を見せてあげなさい」 
 
小春が満足そうに穴奴隷の下着の紐を解き、結衣と同じく無毛の股間を晒した。足を開かない穴奴隷の乳首の鎖を小春は高く持ち上げ、痛みに突き出されたその股間を中本は懐かしそうに撫で上げた。 

「この子は私が初めてクリトリスを切り取った子だよ。包皮を捲ると右上にえくぼが出来ているので思い出した。おや、もしかして小陰唇も無いのかい」 

「ええ、売られた先で手術されたようです。でも中本先生の切り口の方が綺麗ですよ」 
「そりゃ嬉しいねぇ」 
 
見上げる形となった奴隷のおまんこは、結衣のものとは大きく違うものとなっていた。あるべき場所に肉の芽は無く、白い傷跡が一筋あり、膣を守る襞すら奪われて剥き出しの穴が赤く口を開けていた。 

「クリがなくなっても、あった場所で快感を得られるそうです。お尻が大好きで、細いバイブを入れているだけでも何度もおまんこを締め付けてイくことが出来る淫乱になってるそうです。お尻を埋めて置きますか?」 
 
中本が頷くと、小春は穴奴隷の尻を叩いて上げさせ、どれほど過酷な調教をされたのか見ただけでわかる拡張されたアナルにバイブをねじ込み、ベルトで固定してしまった。そして小春は穴奴隷の首に、自らのクリトリス入りのネックレスを下げた。

「あとはよろしく頼みます先生」 
「ありがとう小春さん」 
 
穴奴隷の頭部のマスクは、命令が聞こえるように穴があいている。覆われた穴奴隷の目から涙が溢れている事が、結衣にはわかった。 

「早速楽しもう。なかなかいいサプライズだよ。結衣ちゃん『クリ舐めベッド』に寝なさい」 
 
床に座り込んでいた結衣は、その命令で弾けるように四つん這いになり『クリ舐めベッド』へと這った。X字になっているそのベッドとは名ばかりの拘束台で、それぞれのパーツが稼働式になっている。

リビングの隣にある中本の『編集室』に結衣は中本に追われるように入り、モニターと作業テーブル付きの一人掛けのソファの間にあるそのベッドに両手足を広げて横たわった。 それぞれの先端に手足を押しつけると、診察台と同じように拘束が完了する。

中本が穴奴隷を引いてソファに座ると、ベッドは音をたてて浮かび始めた。床に埋められた支柱があがり、クリトリスを突き出す絶妙の位置で結衣の極限まで広げられた足が下に下がる。そうすると、中本の顔の前にクリ舐め服で強調された結衣のクリトリスが差し出され、中本は趣味の映像を作業するさなかにいつでも結衣のクリトリスが楽しめる。そうすると結衣は中本のペニスに奉仕が出来ないので、中本は穴奴隷を呼んだのだ。 
 
通常教師たちは「奴隷クラス」で射精して来る事が多く、結衣は中本のペニスを毎日受け入れるわけではない。クリトリスを舐めたり、触るだけで満足する事も多いのだ。だが今日は新しい処置に中本は興奮している。己の作品を目の前にして、中本は楽しそうに編集機器のスイッチを入れた。 

「作業に入る前に、せっかくだからいいものを見せてあげよう。さ、入れなさい」 
 
最後の命令は、クリトリスを失った穴奴隷に向けたものだ。うめきながら穴奴隷は、中本が取り出したペニスを結衣の体に挟まれた不自由な姿勢で迎え入れた。中本のペニスを膣に入れ、床に手を突いて体重を支える苦しい体勢で、穴奴隷はゆっくりと腰を動かし始めた。 
仰向けの結衣のため、いや歴代の中本の奴隷のために、モニターは天井にもある。中本のコレクションを、奴隷に思い知らせるために。 

(いや……嫌っ!!) 
 
流れ始めたのは、一人の「奴隷クラス」の生徒のプロフィールだった。身長、体重、顔と全身の写真。「入学したて」のおまんこの画像。それからクリトリスのアップ。包皮を被った小さなクリトリス、それから包皮を捲って剥き出したもの。勃起した状態。

処女膜と、それが破られたあとの比較画像。画像の中のクリトリスは段々と薄桃色から熟れたリンゴのような色に変わり、ある時ついに包皮を失った画像に変わる。三センチ以上吸引で引き延ばされている状態のものや、細い針が無数に刺さっているもの。根本を縛られて赤紫色になったもの。 
結衣が嗚咽し始めたのをうけ、中本はゆっくりと目の前の大好物に舌を伸ばした。 

「うう――んっぐ、ん」 
「んー、つるつるだ。結衣ちゃんのクリトリスは、やっぱり素敵だよ」 
 
開けられたばかりのピアスがズキズキと痛み、それ以上に剥き出しにさせられた上に血流を制限され、どくどくと脈打つ音が聞こえそうなほどのクリトリスが中本の舌が動く度に痙攣を起こした。中本が結衣のバイブのスイッチを入れ、モーター音とあげられぬ悲鳴が室内に蔓延する頃、天井のモニターの前で、結衣の下で腰を振っている少女が奴隷クラスのあの診察台に縛り付けられていた。

泣き叫ぶ少女の股間を、映像は映し続けている。穴奴隷となっている彼女にも聞こえている筈だ。 クリトリスのアップになり、中本のゴム手袋をはめた指がクリトリスにメスをあてた。少女は麻酔もされてないらしく、口を塞いでも隠せぬ悲鳴と全身に噴き出す汗、痙攣の止まらぬ太股に彼女の苦痛が現れていた。 
 
結衣のクリトリスが、ざらりと舌で舐めあげられた。ミルクを吸うようにちゅうちゅうと引き延ばされ、また飴玉のように転がされる。バイブは結衣の中でうねりだし、尿道にあてているガーゼはもうずぶ濡れになっていた。 

「結衣ちゃん、おしっこがもれそうだね。飲んでもらいなさい」 
 
クリトリスから口を離した中本が、全身で息をする結衣の尿道の上のガーゼを外し、ベッドをまた床に下ろした。中本が一度目の射精を終えた中休みだということを、結はようやく理解した。 

「飲みなさい」 
 
中本が穴奴隷の頭を結衣の股間に押しつけ、尿道上から膣までについているファスナーを下げて空間をあけた。バイブは抜けぬまま、結衣のクリトリスを内部から押し上げている。穴奴隷の首には、クリトリス入りのネックレスが揺れていた。 
 
穴奴隷が結衣の尿道を不自由な舌先でつつくと、奴隷クラス時代に散々毎日クラスメイトと尿の飲みあいをさせられた結衣はあっけなく放尿を始めた。穴奴隷はこぼさぬように必死にそれを飲み干す。天井では、まだ彼女は逆さまに吊され、体中に鞭を受けていた。 
 
それは己の未来の姿だと、結衣は決して考えぬように瞬きした。目を閉じるのは、許されぬからだ。 

③-1
笠井の部屋は、いつでも神経質なほど掃除が行き届いている。 
 プレイルームでの僅かな安息の時間を終え、えりかは決められた「待機場所」へと重い足を進めた。 
 壁際に設置してあるのは、フックのように飛び出した一本の金属製のオブジェだ。その先端は蛇の顔となっていて、壁際をいつでも睨んでいる。踏み台を昇り、えりかはそのオブジェを跨いだ。当然のように二本のディルドがそびえていて、それを必ずおまんこと肛門へ入れなければならない。潤滑剤の使用は許されず、朝に完璧に消毒されたアナル用のディルドを、まずおまんこに入れて濡らす。この工程を省けば、苦しいのは自分だ。 

「ん……ん、う」 
 
おまんこから分泌される愛液をしっかりと擦りつけて、えりかはようやく腰をあげた。大きく股を広げ、二本のディルドをずぶずぶと飲み込む。慣れたとはいえ、毎日の苦しさが減るはずもない。根本まで入れ終えると、次は蛇の舌に引っかかっている鎖を引き、クリトリスに施されたリングピアスにその先端のフックを引っ掛けた。巻き上げ式の鎖は、常に緩むことなくクリトリスを引っ張り続け、僅かな痛みと快感で、その頃にはえりかの太腿まで愛液が溢れだしていた。 
 準備がおわれば、踏み台は不要となる。両足を外側へスライドさせると、踏み台はゆっくりと下がり、えりかは足をそこから下ろして床へ立った。そうすると、己の体重が更に股間に食い込み、クリトリスは極限まで伸ばされる。最後に手首を背中側で重ねて後ろに体重をかけると、手首は完全に壁の拘束具に戒められて動かせなくなる。その姿勢で笠井の帰りを待つのが、えりかの役目だった。足元は失禁してもすぐ処理できるように、その部分だけバスルームと同じ材質で区切られ、排水口も付いている。 
 笠井は学園の奴隷で遊ぶことが多く、えりかは許しがあるまでこうやって何時間も立っていなければならない。もちろん失禁したりすれば罰が待っている。調教された肉体は、動かぬディルドの刺激だけでも時間がたてばオーガズムを目指し始める。それなのに身動きは出来ず、自らを慰めることも出来ない。ただただそのまま、時間が過ぎた。 

「おい」 
 
はっと目をあけると、そこには笠井がいた。何時間たったのかはわからない。足元は濡れていて、それが尿なのか愛液なのかは自分でも判別がつかなかった。 

「おかえりなさいませ、先生」 
 
笠井と、笠井に連れられた生徒がひとり。世代がいれかわり、名前はわからないが、一糸まとわぬ姿なのはえりかと変わりなかった。 

「そこを掃除して、調教室へ来い。罰は後だ」 
「はい、先生」 
 
笠井がえりかの手の届かぬ位置のスイッチを押すと、手の拘束が外れ、踏み台が自動で戻ってくる。このまま鞭で乳房から血が出るまで打たれた事もあるえりかは、震えながら台に乗り、えりか専用の掃除用具を取り出した。笠井は失禁はさせても、舌で掃除させるのは好まない。汚いと思っているのだろう。それはえりかにとっては幸いだった。 
 濡れた下肢も水で流し、掃除用具の仕切りの横に入っているタオルでふいて、調教室の扉をノックした。 
 中にはあの生徒が調教用の拘束椅子に足を広げ、クリトリスの吸引を受けていた。最大出力で吸われると、3日はまともに足が閉じられない器具だ。 

「100gだ。それから、乳首とクリに二本ずつ」 
「はい」 
 
それは、罰の内容だった。手渡された長く太めの針を、自分で乳首を勃起させて刺さなくてはならない。嫌だといった所で、罰が増えるだけだ。 

「うう……ん、ん、」 
 
こらえても、どうしても涙は出る。乳首に針を貫通させて、クリトリスのリングをひっぱり、その根本へと針を突き立てた。 

「ああ――!!」 
 
激痛に、足ががくがくと痙攣する。それでももう一本思い切り良く突き通して、リングに100gの重りをぶらさげた。 
 従順なえりかに笠井は満足したのか、生徒の方に向き直った。吸引器の外された彼女のクリトリスは、大豆よりも大きくなっている。包皮は無く、肥大調教中なのがわかった。えりかは何人もその調教を受けている奴隷を見ている。 

「疲れたからかわりにやれ。指示する」 
 
ふう、と笠井は本当にそうであるらしく、調教椅子の横のソファに深く沈んだ。えりかは針をさしたままよちよち歩きで、生徒の股の間にある丸椅子に浅く腰掛ける。日々奴隷を見続けている笠井にとって、この作業は飽々しているのかもしれない。 

「頭のところに糸を通してからクリに隙間なく刺せ」 
 
はい、とえりかは言われたとおり、まち針の頭に開けられた穴にデグスを通し、その端を口でくわえた。 
 奴隷生徒が目で「やめて」と訴えているが、お互いにどうにもならぬことを知っている虚しさがある。えりかはクリトリスの直径よりも短い針を持ち、異様に肥大した生徒のクリトリスに突き立てた。 

「痛い、ああっ、痛い……」 
 
やめて、は禁止ワード。生徒は泣きながら痛いと繰り返す。えりかもその痛みを味わったばかりだ。機械的に、クリトリスの根本にぐるりと隙間なく針を指し、笠井の指示を仰ぐ。 

「結べ。強めに」 
「はい」 
 
これもおそらく中本の発案なのだろう。肥大したクリトリスの根本にまち針の頭が埋まるほど強く結ぶと、熟れたグミのようになった包皮のないクリトリスがビクビクと痙攣を始めた。 

「吸引しろ。スイッチは強だ。終わったら待機しろ」 
「はい」 
 
吸引器を引き寄せ、空気の漏れる隙間がないか確認して、まず吸引の小でクリトリスを吸う。ガラスノズルの中にまるでペニスのようにクリトリスが伸びて吸い込まれ、生徒は胸で

「は、はっ」

と犬のように呼吸をしている。 
 部屋中に、悲鳴が響いた。スイッチは強。命令は絶対だ。幾筋かの赤い血がノズルに吸い込まれ、生徒は一瞬で気を失った。だがあまりの痛みに直ぐ目を覚まし、悲鳴を上げ続ける。 
 えりかはそれに背を向け、待機に戻るべく扉へ向かった。笠井が子供の腕ほどもあるイボ付きバイブを取り出すのを、えりかは見なかった。 
 えりかの胸とクリトリスからは、血が流れ続けていた。 

③-2
学園は、中本というひとりの医師の楽園だった。なにせここでは、彼の「趣味」を咎める者は誰一人無く、むしろこぞって彼の手を借りたがる。
 今日もまた、中本の前に二人の奴隷少女が連れてこられ、その発達途上の乳房を震えさせている。

「先生、本日はこちらの処置をお願いします。髪が長い方がリン、短い方がユキと便宜上呼んでいます。どちらもB級ですので、完成後の多少のアレンジはかまわないそうで」
「なるほど、アレンジねぇ。まぁ、まかせなさい」
 
配達人の手から依頼書を受け取り、中本はその人を知らなければ穏やかで人の良い笑みを浮かべた。

「拘束までは頼むよ、その子は今にも暴れそうだからね」
 
中本の指した少女リンは、瞳に烈火のごとく怒りを浮かべて、裸足の足先で冷たい床を掴んでいる。恐れと怒りが腹の中で渦巻いているのだろう。だが中本には少女の理由など全く関係はないし、無用な抵抗は面倒だった。配達人は少女を全裸に後ろ手を戒め、足首も走れぬように短い鎖でつなぎ合わせていたショートヘアの少女ユキを優しく抱き上げた。
 二人の少女の口にはボールギャグの上に厚布をとりつけ、口の動きと声を完全に封じるベルトがつけられている。この状態では叫べず、嘆願も出来ない。
 B級とは、特に学園の出資者関係での依頼ではなく、どこぞから誘拐された少女の中で、容姿や体型が平凡であるという位置づけだ。磨いて、調教すればいずれはもう少し高値がつくだろう。
 長い髪を震わせて、リンは中本と配達人を睨みつける。その瞳の奥には隠し切れぬ怯えがあった。何も知らぬままいきなり連れてこられた場所で全裸にされ、これから生涯消えぬ奴隷の証を刻まれようとしているのだから、それも当たり前だった。

「二人は友達なのかい?」
「いえ、年もさらった場所も違いますね」
「なんだ、仲良しならお揃いにしてあげようと思ったけど、それはそれでやってみたいことが試せるねぇ」
 
配達人が慣れた様子でユキを処置椅子に寝かせ、腕を頭上に持ち上げてから椅子に付属している皮のベルトに付け替える。口を塞がれているユキの鼻息が荒く、顔が赤く染まっていた。

「足はどうします」
「そうだね、首の後ろで繋いでおくれ。暴れると刃がずれちゃうから完全拘束で頼む」
 
中本の言葉に、配達人がてきぱきと動いてユキを拘束していく。隠すものなどなにひとつない股間を剥きだしにされて、ユキの体が不自然に折り畳まれていった。まるで自分で自分の股間をのぞき込むように、そして体を揺することすら出来ないほどに折り曲げられた胴体も足も、何カ所もベルトがまかれた。
 ぽつりと放置されたリンは、その様子をただ見ることしか出来なかった。ユキの拘束される姿はここに来るまでに何度も逃走しようとしては、開かない扉に阻まれ、罰として乳房を鞭打たれた記憶を呼び起こし、リンの怒りを打ち消してしまう。気が強くても、少女の心はあまりに脆い。

「せっかくだからね、見学するかい? 彼女も同じようにしてあげて」
「んんんん!!」
 
後ずさっても足首には鎖がある。リンはすぐに抱え上げられ、中本の使っている肘掛け椅子に座らされた。だがその格好は、足首の鎖を外されたかわりに両膝上にベルトを巻かれ、そこから延びるロープを首の後ろに引っかけて、M字開脚のまま閉じられないようにされた無残なものだ。繊細な割れ目はぱっくり開き、恐怖に分泌された粘液が僅かに光っている。

「二人とも一生に一度の体験だろうから、お互いに見せ合いっこさせてあげよう」
 
中本の言葉がどういう意味なのか、リンは一分後には理解する事となる。

画面の中で、自分の物ですらよく見たことの無かった女性器が、大写しにされている。

「よく見えるかな。このピラピラしたのが小陰唇、ここが膣。赤ちゃんが産まれてくるところ、てのは今時の子なら知ってるね。こっちが尿道、そして」
 
リンの目の前に設置されたモニターの中で、手袋をつけた中本の指が蠢いている。中本のつけているヘッドギアには小型で高性能のカメラがついていて、そこからモニターに繋げられているのだ。

「ここがクリトリス。ここの機能は性教育では滅多に触れられないよね。ここはね、女の子がただ気持ちよくなれるご褒美のお豆なんだよ」
 
中本の指がクリトリスの包皮を摘むと、ユキが呻いた。

「っとごめん、痛いね。では麻酔しながら説明しよう」
 
鼻歌でも歌い出しそうな中本に、配達人が少し困った顔になった。

「先生、おれは処置後には興奮するんですけど、どうも刃物で切るのがだめで。外で待ってます」
「それは残念。彼女の番になったら呼ぶよ」
「すんません、では」
 
配達人がリンのロープを再度確認して、怯えるリンのクリトリスをぎゅっと摘んだ。

「!!」
「じっくり見学しな」
 
配達人が出て行き、画面の中ではユキの性器にペンで印を付けていく作業が進んでいく。

「ユキちゃんのお豆は小さいねぇ。さて、処置依頼は小陰唇の切除だけなんだけど、このタイプのクリは感度はいいけどいじめにくくていけない。思い切って皮も切ろうかな。それから吸引を一月ばかりすれば垂れ下がるほど立派な雌のオチンチンが出来上がるだろう」
 
独り言はもはや少女たちに聞かせるためではなく、中本の趣味の計画だった。中本がなにより愛しているのは少女のクリトリスで、その形状や快楽、与える痛み、喪失を味わった少女の嘆きの全てが好きなのだ。

「んっ、う、ん!」
 
ユキの目の前に、メスが翳された。鼻息のかかる距離に、ユキのまだだれも貫通したことのない処女地が無理矢理開かされたあげく、異形にされようとしていた。嗚咽のたびにクリトリスがひくひくと震えて、小粒な包皮の中身が見え隠れする。麻酔の効きを確認し、中本は上から下へとメスを走らせた。薄桃色の肉が白いゴム手袋の上に乗せられ、銀のトレイへ恭しいほど丁寧に乗せられた。反対側も同じように処置され、最後にひときわ丁寧にクリトリスの包皮にメスが入れられた。印をなぞり、少女の丸くて愛らしい肉の豆が一番愛らしくイヤらしい形になるように。

「うん、素敵だ。ユキちゃんのクリトリスはちいさいけれどとても美人だよ。これからはご主人様のいうことをよく聞いて可愛がってもらいなさい」
 
止血処置を終え、グローブを外した手で少女の柔らかい髪を撫でる。ユキは滂沱と涙を流しながら怯えてうなずき、中本は今日も自分の仕事に満足した。

「さて、つぎは……おやおや」
 振り返ると、モニターを見学していたはずのリンが白目を剥いて失神していた。僅かに失禁もしていて、中本は意地っ張りの少女のありさまにいかにも楽しそうに笑いながら外の配達人を呼び出した。

「おかげでアレンジのアイデアが浮かんだよ。さ、同じように座らせておくれ」
 
配達人がユキを抱き下ろし、念のため足だけを拘束してベッドにねかせた。股間の白いガーゼが痛々しい。
 気絶したままのリンをユキと同じように拘束し、中本は机の引き出しをいくつか開けて目当てのものを探し出した。リンの処置依頼は「場所と個数、形状はまかせるが牽引しやすく、逃走を抑えるもの」だ。ピアス作成は中本の楽しみと連動した趣味であり、依頼者もおそらくわかって注文している。

「ピアスの特注代金もほしいところだね」
「はは、申請しますよ」
 
中本はリンの小豆の半分もない小さな乳首を指先で擦りあげアイシングしてピンと勃ちあがったところにニードルを遠慮なく貫通させた。

「――んぐぅうう!!」
 
痛みで覚醒したリンが悲鳴をあげ、完全拘束されているのに気がついて唯一うごく首を必死に振った。右の乳首に細めのリングピアスが通され、継ぎ目を溶接する小さな火花が散る。これを外すには器具を使うか乳首を千切るしかない。

「んっ、んぅ!」
 
左も同じように手早くピアシングされ、消毒液がさらなる痛みをリンに与える。

「乳首はおしまい。さて、ここには何個開けようか。リンちゃんの逃走を抑えるもの……やっぱりおまんこに何か入れておくのがなんといっても効果的だよね?」
「そうですね先生」
「ではバイブが抜けない密度で、片側5個かな」
 
中本がケースから取り出したのは、フック付きのピアスだ。左右が対になっていて、小陰唇の片側に鍵状の部分を引っかけられるようになっている。膣に何かを入れられ、腕を縛られでもすれば走ることはおろか、真っ直ぐ歩くのも難しいだろう。
 小陰唇にアルコールが塗布され、ニードルが近づけられた。麻酔はしていない。

「リンちゃんは見学していてと頼んだのに、おねんねしていたからユキちゃんみたいに麻酔はしてあげないよ。いまからこの可愛いびらびらに10個穴を開けるから、ちゃんと見ていてね。見ていないともっと沢山穴をあけるからね?」
 
中本が、リンに優しく微笑みかけた。リンは恐怖に目を泣きはらして頷く。これでこのあとにある苛烈な調教も少しは乗り越えられるだろう。
 痛みと防衛本能で溢れ出る愛液を時折ガーゼで拭いながら、中本が左右のピアスの噛み合わせがずれぬよう、長いニードルで左右のラビアを貫き、ピアスをはめていく。

ニードルがずるずると肉を引いて移動していくたびにリンは痛みに泣き、配達人はたまらなくなったのか寝かしていたユキを引きずりおこし、リンの股間を見学しながら口淫をさせ始めた。B級の入荷品は、特別な指示がないかぎり処女を奪う行為以外は許されている。

「切除後はあらっぽくしたらダメだよ、熱が高くなる」
「でも、たまりませんよ。口だけですから」
 
股間をかばいながら、ユキがもう幾度もさせられたのだろう配達人のものを拙い仕草で吸っている。中本もそれ以上は咎めず、10個目のピアスを取り付けた。
 互い違いにフックが垂れ下がるピアスを、上から順に閉じて行くと僅かな隙間を残してリンの膣口は完全に閉じた。

「うん、いいね。ユキちゃんの処置も全部は見て貰えなかったし、あとで二人には録画を見て貰うことにしようかな。さて、メインは今からだよリンちゃん」
 
絶望と処置が終わったと思った安堵を浮かべかけていたリンの顔がざっと青ざめた。中本の指が、リンのクリトリスを優しく摘んだからだ。

「大きさは平均的かな、計ってみようね。サイズがあるといいな」
 
中本が取り出したのは赤ん坊用の体温計に似た形の器具で、その先端でクリトリスを横方向になぞった。

「7ミリ。うん、大丈夫、在庫がある」
 
再び中本が取り出したケースの中には、半円が三つ重なった奇妙な形の金属が入っていた。そのうち7ミリのラベルが貼ってある溝からピンセットでそれを取り出した中本が、楽しそうに消毒する。

「いやぁ、これは作ったはいいもののなかなか取り付ける機会がなくてね。学園の奴隷はまた別のを試したりで、なかなか人手がなくて。いや、この場合お豆不足か」
 
配達人と中本が、狂ったように笑っている。リンはただ、これから身に起こる更なる惨状に息をのむしかなかった。
 つけながら説明しよう、と中本がひとしきり笑って乱れた息を整えながら、ニードルをかまえた。包皮の上から優しくかつ絶妙な力で揉まれ、根本の筋や敏感な豆の頭頂を刺激され、リンのクリトスはどうしようもなく硬くなっていった。恐ろしくてたまらないのに、中本の手管はリンの意志など気にもとめない。

「まず皮をしっかりと引っ張り上げてお豆を丸裸にする」
 
ヘッドギアにカメラをつけたままの中本が、弾んだ声で説明をする。これを、あとで誰かに見られるんだ。折り畳まれた体勢のせいで、剥きだしにされたクリトリスはリンの目の前にある。灼けるほど熱い涙が、リンの頬にこぼれ落ちた。

「およそ豆の真ん中に、穴を」
「んぅううううう!!」
 
リンの体が痛みに痙攣しても、拘束は微動だにしない。ニードルの端から、三重の半円を繋いでいる支柱がリンのクリトリスの中に通された。

「接続したら、半円の一番上を持ち上げてはめる。そうしたら、お豆がぎゅっと締め上げられて、こういう風にぷっくりと丸くなる」
 
剥き出されたクリトリスを舐めながら、かちり、と音がして半円だったものが円になる。勃起したクリトリスの直径よりも僅かに狭い円周が、真っ赤な肉豆を緩やかに締め上げていた。締めすぎれば血流を失って腐り落ちてしまうため、絶妙なサイズだ。

「最後に真ん中のコレを」
 
中本が残された半円を下部からピンセットで押し上げる。半円の中央には、デグスや細い鎖ならば通るほどの小さなリングがついている。そのリングを動かされた途端にリンが必死に身悶えした。
三重リングの、すなわち糸や鎖を通してクリトリスを牽引できる部分は可動式で、半円のクリトリスに接する側には直径1ミリのイボが並んでおり、糸を通すリングの真下には3ミリほどの大きめのものがついている。
どれもクリトリスを傷つけず、かつ抵抗力を奪う程度の刺激を与え続けるものだった。早速リングにデグスを結んだ中本が糸を引けば、真っ赤な肉芽と、一緒にとりつけられた全てのピアスがシャラシャラと揺れた。

「うん、いいみたいだ。よく頑張ったね」
 
えらいえらい、と中本の手がリンの頭を撫でる。リンは虚ろな目で、変わり果てた自分の性器を眺めている。

「そうだ、このピアスね、もう一つしかけがあるんだ。しかけというより、補助機能かな。リンちゃんも優秀な奴隷になれるといいと僕も願っているから、教えておいてあげる。秘密だよ?」
 
リンが、楽しそうな中本の顔を見上げる。中本は、満足そうに説明をはじめた。

この根本部分のリングにも穴が開いててね、ガイドになってるんだ。何のかってね、この穴に針を差し込むと綺麗に反対側の穴に抜けるのさ。ようするに、リンちゃんが悪いことをすると、このピアスを通してリンちゃんの可愛いクリちゃんにたくさん針を刺したままにできるし、何回でも刺せるんだ。嫌? 嫌だねぇ、痛いものね。これからずっと良い子でいるんだよ?

クリトリスの包皮と小陰唇を切除されたユキを抱え、クリトリスのピアスに通されたデグスを泣きながらよちよちと引かれて、配達人と二人の新入荷B級奴隷は中本の処置室を出て行った。



三ヶ月後。
定期検診、は中本の仕事だ。
ユキの傷はふさがり、もともと閉じていた割れ目は恥丘の白さとは対照的に、毒々しいほどに真っ赤に口をあけて濡れ光っている。検診代に乗るのも、もうユキは躊躇わず、大きく足を広げてみせる。吸引され続けたクリトリスは長く延び、割れ目の隙間に垂れ下がって、赤ん坊のペニスのようだった。
 
検診がおわり、ユキが衣装を着る。奴隷が身につける事ができるのは、許可されたものだけだ。ユキが履いたのは、透ける素材のTバックに似た形のものだった。ただしその股の部分は捻った縄のような形状でユキの無毛の割れ目に食い込んでいる。クリトリスの部分には穴があけられ、そこには螺旋状の金属が取り付けられて、ユキはそこに長いクリトリスを入れた。歪なクリトリスを締め上げ、まるで男性が勃起しているように金属は上向いている。

これでは歩くたびにクリトリスが刺激され、小さめに作られた螺旋に肉を食い込ませることだろう。頭を下げて、ユキが係りの男に連れられて退室する。そういえば、と中本は思いだした。お茶を入れて、客にもらったディスクを取り出した。リン、と呼ばれていた少女のものだ。

「おやおや」

 中本は笑ってお茶を啜る。画面には、極太のディルドを入れられたままピアスを閉じられて小陰唇をちぎれそうなほど引き延ばされたリンがいた。鞭打たれたのか、真っ赤に腫れ上がったクリトリスが可愛らしい。
どうやらお仕置き中らしく、クリトリスのピアスに通されたデグスでリンの体がどんどんつり上がっていく。腕は縛られているので肩とつま先で堪えているが、いまにも決壊しそうだ。

「忠告したのにねぇ」
 
クリトリスを釣られたまま股間に鞭を当てられて、リンが絶叫している。画面奥の男がリンに近づき、画面が切り替わる。

「お、わかってるねぇ」
 
股間が大写しになるアングルに切り替わった。
 限界まで吊られているリンのクリトリスに、針を持った指が近づく。あの補助穴に、ゆっくりと針がささっていく。リンが暴れ、更に針が追加された。

二本、三本と増え、限界の6本まで。そこまで来るとクリトリスの中で針が複雑に重なって肉を傷つけ、息をするだけで痛い。リンが必死に謝罪している。罪などなんだっていいが、この絵は興奮して非常にいい。

「んん、新しいものを作る気力が沸くねぇ」

 画面の中で、糸を切られたリンが崩れ落ちた。これから彼女は傷ついたクリトリスオナニーで十回イかなくてはいけないらしい。できなければクリトリスが見えなくなるまで針を刺されるそうだ。適切に消毒して貰えるといいのだが。
 茶を飲み終えた中本がたちあがり、デスクを片づける。施設内にある自宅で、専属奴隷と遊びたくなったのだ。
 さて、今日はなにをしようか。

映画館のような、大きなスクリーン。そこに映し出されたのは、目を背けたくなるものばかりだった。「入学の心得」と題されたそれは、己と同じくらい、それよりさらに年下であろう少女たちの生々しい肌と悲鳴だけだった。

「恵那ちゃん、目を逸らさずにちゃんと見るんだよ。言いつけを守らない生徒は、罰を受けるんだから」
 
震えの止まらぬ恵那の真下から、くぐもった男の声。恵那は、天井から伸びる鎖とロープで、釣り下げられていた。腕は背中でひとまとめにされ、足は膝で折られ、足首と手首は皮の拘束帯で繋がれ、厭が応でも体を反らし、膨らみきらぬ胸と幼い割れ目を晒す性器を突き出す形にされている。男の声がくぐもっていたのは、その穢れ無い割れ目を一心不乱に舐めているからだった。
 両親を最後に見たのは、一週間前だった。転校先の学校は寮だから、案内を頼んだのだ、という両親の知り合いらしい男の車に乗せられ、気がつけばここにいた。
 今上映されている映像は、初日から毎日見せられた。
 
体中を鞭打たれて泣き叫ぶ女の子、全裸での異様な授業風景、「体育」の光景。繰り返される「命令に逆らって罰を受ける」少女たちの涙。乳房を針だらけにされ、先日まで存在すら気にしていなかったクリトリスという場所を徹底的に虐められる様。
 
上映が終わると、教師だという男に制服を脱げと命じられ、床に弾ける鞭に怯えながら全てを脱ぎ去った。命令はそれで終わるはずがなかった。卑猥な診察椅子に拘束され、全ての写真を撮られた。白衣の男にクリトリスのサイズまでを計られ、己の処女膜を見るようにと強要された。きっともっと酷いことをされるのだと確信した恵那だったが、教師たちはあっさりといなくなり、制服を返されて一週間、上映は毎日決まった時間にあったが、下着の換えと食事が差し出される以外は何事も起こらなかった。
 
そして今日。恵那の身に起こったことは。朝であろう時間に部屋に入ってきたのは、父の友人である「加納のおじさん」だった。助けに来てくれたのだと錯覚した恵那は、泣きながらすがりついた。加納は、恵那の幼い頃から優しいおじさんだという認識だったからだ。
 加納はやさしく笑いながら、手に持っていたプラスチックビニールの袋を床に並べ始めた。

「おじさん、いそいで逃げないと」

と焦る恵那は、しばしその中身に気がつかなかった。
 それは、恵那の一週間分の使用済み下着だったのだ。加納は出来の悪い娘を見るような顔を恵那に向けた。

「恵那ちゃん、わかるかい? 段々汚れが酷くなってる。これは恵那ちゃんが他の女の子が苦しむ姿を見て興奮したからだ。おじさんは、そんな悪い子に罰を与えなきゃいけない」
 
加納の変質的な言葉に、ざっと全身から血の気が引いた恵那が走り出した時にはもう、加納の入ってきた扉は施錠されていた。逃亡の罰は、体の拘束と、クリトリスの吸引拘束だった。吊り下げられ、吸引器で引き延ばされたクリトリスの根本にOリングをはめ込まれた痛みで、恵那は泣き叫んだ。加納はその剥き出しとなり、血液の流れる音を感じるほど肥大したクリトリスと、その下の割れ目を、上映中に延々と舐め続けていたのだ。ちょうど恵那の膝が、加納の肩に乗る高さに設定されているため、恵那は身を捩っても加納の責めからは逃れられない。

「おじさん……もう、痛いの、やめてください」
「恵那、これは罰なんだよ? 許すかどうかを決めるのは私だ。やめて、って言葉は禁止だって何回も聞いたじゃないか」
 
性体験の無い恵那には、全てが拷問だった。這いまわる舌はぬるぬるとして気持ちが悪いし、クリトリスに至ってはいきなり包皮を剥かれて神経を剥き出しにされたため、痛みしかない。なのに、加納の舌の上には、恵那の粘液がとろりと溢れだして来ている。そろそろ頃合いかな、と加納がようやく口を離すと、恵那はあからさまにほっとした顔になった。

「勘違いしちゃだめだよ。これから恵那ちゃんには「やめて」って言った罰を与えるからね。それが終わったら、ちゃんとした入学式をしてあげよう」
「……っ、おじさん、お願い、許して」
 
加納は恵那を無視し、一人掛けのソファの横に置いてあった医療用のケースを開けた。そこには恵那の見たこともない器具や、針が多数入っていた。それを取り出し、一本一本をテーブルに並べ始め、恵那は絶望に包まれた。
 無言で啜り泣き始めた恵那に、加納はようやく笑顔を見せて、丸い待ち針の頭がついた針を指先で振って見せた。

「おじさんもね、恵那ちゃんにいい子になってもらいたいからね。今から言うことをちゃんと出来たら、この針はしまっちゃおう。でも出来なかったら、もうわかるね?」
 
恵那は、頷くしか許されない。さらさらとした恵那の髪をねばつくような手で撫で、加納は唯一動かせるようにされていた恵那の手に、なにかのスイッチを握らせた。
 加納はもう一度ソファに腰を下ろし、自分のスラックスのベルトを外し、そそり立つ醜い赤い肉塊を取り出した。父親のものすら見たことが無い恵那は、とっさに顔を逸らすが、加納の言葉は絶対だった。

「ちゃんと見ないと入らないよ、恵那ちゃん。そのスイッチを押して、自分でこれを入れてごらん。そうしたら針は刺さないであげるからね」
「……!?」
 
加納の言うことが、信じられなかった。けれども加納は笑顔のまま、恵那を見つめている。恵那はどうすることもできずに、硬直していた。性経験が無くとも、これが何を意味するのかくらい、わかっている。

「30秒できなかったら一本ずつ胸に。6本目からは、クリトリスに刺すね。早くしないとこのちっちゃな乳首もクリトリスも、針で見えなくなっちゃうよ」
「えっ、や、いや――!!」
 
加納が手元のタイマーをセットし、30秒を知らせるベルが一度だけジリンと鳴った。針は無造作に、乳輪の端に埋め込まれた。

「一本。早く降りてくれないと刺しにくいな」
 
思わずスイッチを押した恵那の体がガクンと下がった。だが降りきった先にも、恐怖しか待っていない。少女らしい夢もつい先日まで持っていて、好きな男の子だって居た。それなのに、こんな形で自分は処女ではなくなってしまうのだ。タイマーがもう一度、鳴った。

「二本。今度は乳首の真ん中に刺すからね」
 
割れたような悲鳴が、部屋に響いた。上映はいつの間にか終わり、恵那の真上から、スポットライトが照らされている。

「早く、恵那ちゃん。クリトリスはもっと痛いんだよ? ほら」
 
加納が針の先端で、赤黒く腫れた恵那のクリトリスをちくりとひっかくと、恵那は体中を痙攣させて泣き出した。

「降ります、おります、だからもうやめてください」
「またやめてって言っちゃった。恵那ちゃんは馬鹿なのかな」 
 
加納はそういって、三本目の針をクリトリスの中央に突き刺した。悲鳴を上げて恵那が動く度に飛び出した針の頭が揺れ、更に恵那に痛みを与える。

「次からは二本ずつ刺すからね。刺されたくなければ早くスイッチを押しなさい」
 
嗚咽を漏らしながら、恵那は手元のスイッチを押した。どちらも耐えられそうになかったが、加納の命令に従わねばこの苦痛は永遠に終わらないと思ったのだ。
 ゆっくりと機械仕掛けの鎖が伸び、加納の亀頭が粘膜に触れたのがわかった。あと少しで、恵那は処女でなくなってしまう。どうしようもないとわかっているのに、恵那はそこから先がどうしても出来なかった。
 加納は更に楽しそうに、向かい合う形になった恵那の針だらけの乳首を舌でねぶり、こう告げた。

「これが終わったら、処女喪失の記念撮影をしてあげるからね。最初に撮影した写真と並べて、パパに送ってあげようか。娘は大人になりました、ってね」
「……なんでそんなことするの!? なんでこんなこと出来るの!? おじさん、いつも優しかったじゃない、何で、何で……」
 
いや、といえない恵那が、加納の言葉にショックをうけて、子供がいやいやをするように首を振った。事実、加納はいつも自分に優しいおじさんだった。今まで性的なことで嫌な思いをさせられたことだってなかった。それなのに。

「私はね、君のパパが嫌いなんだ。そして恵那ちゃんは私の好みのタイプだったんだ。こんな都合のいいことはないよ。わざわざ自分を警戒させることをする筈がないだろう? 恵那ちゃんはこの学校に入学しても、私の専属奴隷にしてあげるからね。たくさんエッチな事を教えてもらって、たくさん虐められるといい。この小さくて可愛いクリトリスも、大きくするように頼んであるんだ。言うことを聞かなければ切っても良いと許可してある。お尻の穴でもセックス出来るように、頑張るんだよ。頑張れば頑張るほど恵那ちゃんはいい子になる。そうしたら、いずれは私の赤ちゃんを産ませてあげるからね」
 
加納の目には、狂気があり、そこには微塵の迷いも無かった。加納が二本まとめて恵那のクリトリスに針を穿ったと同時に、恵那の強ばった腕はスイッチを強く押した。
 恵那のけがれなかった膣に、加納の狂気がメリメリと侵入し、恵那は痛みと酸欠とショックでガクリと気を失ったが、鮮烈な痛みにすぐ目を覚ました。

「ほら、前を見て恵那ちゃん。記念撮影だよ」
 
恵那は、加納に背を向ける形にして起こされた。恵那の中には、まだ加納のペニスが入ったままだ。白いソファに、恵那の股間から流れる血が滴る様子を、いつのまにそこにあったのか、ビデオカメラの赤いランプが光っていた。そしてその様子は、恵那が最初に見ていたあのスクリーンに映し出されていた。強い痛みはそこと、クリップで潰された右の乳首からだった。

「あっ、う……」
「よーく見てて、恵那ちゃんの最初の種付けだよ。まぁまだ子供は出来にくいだろうけど、出来たら予定が早まるだけだから。終わったら、さっき言ったように、ここを記念に撮影してあげるからね」
 
加納が針の刺さったままのクリトリスを撫で、恵那はまた新たな悲鳴を上げた。
恵那の長い入学式は、深夜まで続く。そしてその先の地獄は、終わらないのだ。

教室にチャイムが響き、全裸の少女たちが立ち上がって礼をする。異様で、しかし最早見慣れた光景だった。

「四番、餌を食ったら移動の準備をしておくように」
 
笠井の言葉に、奴隷番号四番の由美子は消え入りそうな声ではい、と答えた。由美子はクリトリスの切除という罰のかかった、肥大調教中の身である。それは奴隷クラスの皆が知るところであり、明日は我が身の奴隷たちは誰も同情を向けない。
 
年齢の違う少女たちは、学力に見合った「通常」の授業を午前中に受ける。それは精神に異常を来さないためのプログラムでもあり、白痴の女を犯してもつまらないという「購入者」の希望でもある。実際、奴隷クラスから買い取られて、籠の鳥の身ではあるが、知的労働の役割を与えられることもままあり、多様な調教を請け負うこの学園の教師たちは、半数以上が高学歴で、笠井等は教員免許を実際に取得している。
 
教室の外から、内側からは開かない差し入れ口から昼食のトレイが押し込まれた。浅めのスープ皿には、栄養価だけを考えられた、得体の知れない粥状のものが毎回入れられている。皿以外の食器は無く、当番の少女が壁際にある餌置き場に皿を並べてゆく。皿を置く位置は決まっており、床には皿の底と同じ形の窪みが作られている。廊下側の壁には番号が振ってあり、少女たちはそれぞれ己の奴隷番号の前に並んで、一斉に床に這い蹲った。

壁からは太さこを違うが、壁から延びた棒の先に取り付けられたバイブが突き出しており、それを膣に埋めねばならない。椅子に座り、テーブルで食事をとる行為は、少女たちにとって遠い出来事だった。当番の少女が皆バイブを填めたのを確認し

「奴隷全員、おまんこ塞ぎました! 餌をお与え下さり、ありがとうございます」

と奴隷たち以外誰も居ない教室で声を張り上げ、バイブの接続部分にある連動ボタンを押すと、バイブが一斉に振動を始めた。食事時間は十分。例え早く食べ終えたとしても、十分間はバイブの振動が切れることはない。逆に、それを越えて餌を残せば、午後の「体育」で罰則が追加される。皆顔を汚しながら皿を舐め、必死に飲み込んだ。この十分さえ終われば、午後まで三十分だけ、そして唯一の休息時間なのだ。
 
吐き戻しそうになりながら、味すらわからぬ食事を終えた四番、由美子には休息時間は無い。クリトリス包皮切除の罰を受けてからというもの、由美子は毎日クリトリスのサイズ計測を受けている。それがこの休息時間だった。
 
教室を出るには、必ず「通学用下着」を着けねばならない。今日由美子に与えられていたのは、一番辛い大きなサイズのイボ付きだった。「食事用」のバイブはまさにそれで、接続部分からリングを引き抜き、そのまま通学下着のベルトで抜けぬように固定した。膣からはみ出したバイブの根本に付属するリングに、鎖やワイヤー、荒縄を通し、教師に引かれねば教室を出ることは許されない。
 
扉の前で直立で待っていると、電子開錠音と同時に笠井が現れた。足は肩幅、手は背中側で自主的に組んで待つのが決まりで、笠井はすぐに股間のリングに小型犬用のリードの金具を引っかけた。

「……あっ!」

「真っ直ぐ歩け」
 
教室の扉が背後で閉まり、由美子がふらついて悲鳴をあげた。笠井はリードを、由美子の臍に触れるほど短く持つ。包皮を失い、無惨に肥大させられているクリトリスが潰され、痛みに啜り泣きながら歩かされ、保健室につく頃にはびっこを引くような歩き方になってしまうのだ。
 
保健室には、いつもの中本の姿があった。リードを外され、指示される前に診察台で足を開く由美子の顔を見るよりも先に、中本はアイシング用の保冷剤を、この三週間、癒える事も許されなかった由美子のクリトリスに押し当てた。興奮による勃起や腫れは、計測にカウントされない。

あくまで通常のサイズで、クリトリスを二倍の大きさにしろというのだ。由美子は包皮を失ったその日から吸引調教を開始し、授業中も就寝中も休むことなく吸引を受けている。放課後の調教で、根本に針を刺されたまま吸われて失神したことも数え切れない。だが、それを拒否すれば即座に由美子のクリトリスは無くなってしまうのだ。

「んー、あとちょっとだけど足りないね。間に合うかな、笠井先生」
「どうでしょう。昨日のオナニーの宿題も途中で寝てしまって、やる気が無いみたいですから。もう切ってしまいますか」
 
由美子は真っ青になって

「申し訳ありません、頑張りますから、切らないで下さい」

と切れ切れに懇願した。昨日の放課後は、クリトリスオナニーを二時間も命令され、途中で気を失ってしまったのだ。酷使されたクリトリスは、いまでも真っ赤になってしまっている。

「まぁまぁ、期限はあと一週間だから。四番も、頑張るっていってるし。そうだ、一度二倍という大きさがどういうものか体験させてあげよう。そうすれば、目標が見えやすいだろう」
 
笠井が頷き、中本が何かの液体と注射器を取り出した。由美子はただ、唇を噛みしめて、何も失言せぬように中本の手を見つめた。中本は、クリトリスに対する処置を必ず少女本人に見るのを強要し、拒否は許されない。

「四番、今からこれをクリに注射して、膨らませてあげるからね。なに、中身は生理食塩水だから安心なさい。ただ手元が狂うと入れすぎてクリちゃんが破裂してしまうかもしれないから、じっとしてるんだよ」
 
冷やされ、縮こまったクリトリスに針先が向けられ、由美子は歯を食いしばったまま悲鳴を漏らした。クリトリスがはじけ飛ぶ恐ろしい想像で、どうしても嗚咽が漏れてしまう。中本はクリトリスの根本や中央に、幾度も針を突き刺して食塩水を注入した。氷のせいで痛みは少ないが、クリトリスに針を刺される行為に慣れるはずがない。

少しずつ由美子のクリトリスは膨らんでいく。風船のようにぱんぱんに張りつめた剥き出しのクリトリスは、少女の小指の先ほどに膨らんでいる。これが勃起すれば、もっと大きくなってしまうだろう。中本がその状態で再び計測し「ちょっと入れすぎたか、2.3倍くらいかな」と巨大になってしまったクリトリスを指先でぐにぐにと押しつぶした。

「これだと文句無しの合格サイズだよ。わかったかい、四番」

「はい、中本先生……。この大きさに出来るよう、努力いたします」
 
熱の戻ったクリトリスは、叫び出しそうなほどに痛んだ。しかもこれから、午後の「体育」なのだ。再び笠井に連れられて教室に戻った由美子は、三十分の休息を終えて廊下に並ばされた奴隷たちの一番前に繋がれた。引率は、体育教師兼奴隷房監視役の西村だ。

「そら、いくぞ。キビキビ歩け!」
 
全員股間からはみ出るリングで繋がれ、由美子は崩れ落ちそうになりながら体育館までの渡り廊下を歩いた。後ろにいる奴隷たちは、由美子が何をされたのかわからなくとも、なんらかの処置を受けたのだろうことだけは伝わる。不安の広がる中、体育館にようやく辿り着いた由美子は、冷や汗にまみれていた。クリトリスは何をしなくともズキズキと痛み、真っ直ぐに立てない程だった。

「まんこ開けろ!」
 
西村の号令で、整列した少女たちが一斉にベルトを外し、股間に収めていたバイブを引き抜いた。己の愛液を舌で舐めとり、西村のチェックを受けて、トレイにそれを置く。舐め残しもまた罰則がある。完全に一糸まとわぬ裸になった少女たちを一瞥し、西村は由美子に前へ出るよういいつけた。少女の列と向かい合うように引き出された由美子は

「なんだそのみっともないクリトリスは!」

と西村に耳元で叱責され、クリトリスを突き出すように足を開いた。

「わたしの努力が足りず、先生の言いつけ通りのサイズにまだ届きません。それで、中本先生が目標が見えるようにと、クリトリスに注射をして、あの、膨らませていただきました」
 
無毛の恥丘に、異様なまでに真っ赤で巨大なクリトリスが突き出している由美子を、奴隷たちが皆見ている。中でも共に包皮を切除された三番と五番の奴隷は、既に目を潤ませている。

「そうか、それは感謝しないといけんな。折角だ、最後の一週間はお前のために、クリを中心に鍛えてやろう。さぁ、まずはストレッチだ」
 
列に戻された由美子は、泣きながらペアの三番の少女と床に腰を下ろした。体育の授業は毎日午後からで、授業内容は性戯であったり、外部からの見学者のリクエストであったりする。生徒は七名だが、個人所有の奴隷は欠席する事も多く、今日は五名だ。西村は体の柔軟性を強く求め、少女にそれを求める。

いかなる縛りにも体位にも対応出来るからだ。何一つ体を隠すものの無い少女たちが、大股をひらいて床に胸をつけ、肩を床につけ、腰から足を天井に向けて突き上げ大開脚する姿は壮観で、映像を見る権利がある客たちにも人気だ。

由美子は極力クリトリスに負担がかからぬように動くが、西村が許すはずもない。床にうつ伏せて手で足首を持つよう指示され、床と由美子自身の体重に押しつぶされたクリトリスからの激痛で、ストレッチが終わる頃には由美子の顔は苦痛で赤く腫れるほどだった。

「次はランニングだ。ボールは各自二つ。これを履け」
 
西村が差し出したのは、ピンポン球程の大きさのシリコンボールと、ストッキングのようなものだった。バイブを入れたまま走らされたことはあったが、これは初めてだった。皆膣にボールをふたつ、命令通りに押し込む。

そして太股の中央で切られたようなストッキングを穿いて、西村の意図がわかった。切り返しのない透明なストッキング素材のものは、股間を隠す役目を果たさない。そしてボールを落とさないようにするばかりか、剥き出しのクリトリスがナイロンに擦れ、足を動かす度に強烈なむずがゆさと痛みがあるのだ。

「きっちり穿け! 股間に筋が出来るまでくいこませろ!」
 
ゆるく引き上げていた由美子のストッキングは、前後を掴まれて引き上げられ、悲痛な声があがる。包皮のない二人の奴隷は、由美子程の痛みではないが、常にクリトリスが刺激されて発狂しそうなほどの苦痛を感じていた。

「一人十周だ! 一番遅れたやつは、クリ打ち五回にグリセリン一リットル、授業が終わるまでだ!」
 
笛が鳴り、少女たちが裸足で走り出す。皆足下がおぼつかず、由美子は時折崩れ落ちながら走った。クリ打ちは、鞭打ちの中で一番の激痛であることを、皆知っている。鞭の痛みを覚える授業で、皆泣き叫びながら絶叫し、中には失禁した少女もいる。由美子の腫れ上がったクリトリスを打たれれば、破裂してしまうかもしれない。

走る度にボールが中でこすれ、三周目にもなるとどの少女も足首まで愛液を滴らせ、老人の歩みよりも遅い。包皮の切除された三人、特に由美子は圧倒的に遅れていた。どうにかして走ろうと体を起こした瞬間、由美子の意識は失われた。西村が笑いながら近づいてくるのが視界の端をかすめた。

  1. 2018/09/11(火) 12:23:00|
  2. 性器破壊
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【卒業直前、制服の、彼女】

【卒業直前、制服の、彼女】

「――ん? 口紅でも、塗ってきた?」

放課後の、化学準備室。
いつものように、放課後になるなり、やっほー! なんて、遊びに来た彼女を振り返るなり、僕はそう問ってしまった。
窓から降り注ぐ太陽の光にキラキラと、なんだか彼女の唇が、

……ん? 今日は、とても綺麗だぞ? っと。

「さて、いよいよ大学デビューの準備かな?」
「えっへへへへっ」

くしゃりと笑って、彼女は僕の横に駆け寄ってくると、僕のコーヒーカップに口をつけた。

「新しい彼氏でも、作るつもりかい?」

大学、デビュー。
そう、もうすぐ彼女は卒業してしまうから、こんな時間も、実際のところもう最後なんだよな。
ふと思って、ちょっとだけ切ない気分になってしまう、僕。

まあ、でも、

「やだなぁ、私は先生一筋! だって、言ってるじゃないの? ねえ?」

――先生、私、先生のこと、好きになっちゃったみたい! だから、付き合って! ね、お願いっ!

告白された時も、そんな感じでストレートだったけど、その頃から彼女の真っ直ぐ無垢な言葉は変わっていなかった。
言われる度に、それでも、慣れない。……というか、言われる度に、何度でも嬉しくなってしまう。

「卒業しちゃえば、誰にも文句言われず付き合えるわ。清々しちゃう」

彼女の言うとおり、確かにそれだけはちょっと嬉しいことかも知れないな。
今までは皆に隠れて付き合っていたものだから、ある意味、学校中の誰もが、敵、だったのだけど。

「まぁ、よく言えばスリリングな恋愛だったけど。そういう意味では、楽しかったけどね~!」
「僕はいつ君がボロを出すんじゃないかって、すっごく、不安だったけどネ」

やれやれ、とため息を吐いて見せると、彼女と目があった。
……やっぱり今日は、その唇に視線が、吸い寄せられる。

いや、何が違う、とか、そういうことは、言えないのだけれど。

「じゃじゃ~ん! 見て見て、これっ! こんなの、買っちゃった!」

言って彼女は、さも自慢気に、制服のポケットの中から細長いスティック状の、……化粧品? を取り出した。

「”オトコたたせるキス専用美容液『Nule Nule(ヌレヌレ)』でキス力を高める!” って感じの、ちょっとえっちな乙女のアイテムですっ! ね、名前からして、ヌレヌレ、だからっ! ヌレヌレ、なんちゃって、大人への階段昇ぼっちゃ……、」
「ちょ、そんな大声で、そういうこと言わないのっ!」

慌てて彼女の唇を手で塞ぐ。
ん? 何か私、悪いこと言った?
言わんばかりの彼女と、ぱちくり、ぱちぱちと目を合わせる。

僕は彼女の口から、そっと手を離す。

――そして、

「んっ、先生……っ――、」

柔らかな唇に、僕の唇を重ねた。

舌も入れないような、初々しいキスの後、

「君はそんなえっちなことをネットで調べてるのかい? 受験終わったからって言って、暇だからイタズラしちゃダメだろ?」
「あら、この年頃の女の子が、そういうのに興味深々なのは仕方無いじゃない。セクシャル成分が1.5倍増し! とか、彼からもう我慢できないよ……ってせつな~く迫られて……とか聞いちゃったらさ~。ね、私、この前先生に初めて抱いてもらっ、」

こほんっ、とわざと大きく咳払いをする。
……全く、もう。ほら、黙っていれば、次から次へと。

「それは二人だけのヒミツだって、約束しただろ?」
「卒業するまでは、ね」

丁度センター試験を数週間後に控えた頃の、彼女の誕生日に。あんな濡れた瞳で真っ直ぐ、ねえ、抱いて! なんて、これもまた本当にどストレートだったけど、そんなこと言われたら、
僕だって若いんだから、我慢できないわけがない。

「でも、卒業したら、皆に自慢するの。だって私のカレシは、こーんなにステキなカレシなんだもん。自慢しない手は無いわ」
「……卒業前の生徒に手を出す教師なんて、結構サイテーな気がするんだけどなぁ」
「頼んだのは私だし、先生だって若いんだし、仕方ないじゃない。落ち込まない、落ち込まない!」

ぎゅっと、抱き着かれる。

「それに、私は、嬉しかったぁ。先生が初めての人で、本当に、良かった」

くすくすと笑われる。
――ああ、心なしか、僕は年下の彼女に、なんだかすっごく、遊ばれているような気がするのだけど。

「だから、先生」

シャンプーの、良い香りがする――。

「ここでもっかい、抱いて?」
「……は?」

「だから、ここで、えっち。セックスしよう? って、私は誘いに来たのです!」

……いやいやいや、そんな、昔のドラマみたいなセリフで、開けっぴろげに言われましてもっ!

「ダメです」
「ダメじゃない~」
「誰かに見つかったら、どうするの!」
「見つからないよ~、鍵閉めて、カーテン閉めれば、この階にはあんまり人も来ないし、大丈夫!」
「いやいやいや!」
「ねえ、卒業祝い! ってことで、お願い! 私ね、」

言う彼女の手は、既に僕のズボンのファスナーに伸びていて、って、いや本当に、いやいやいやっ?!

「――誕生日の夜のこと、忘れられないの」

跪いた彼女の白い指先が、僕のズボンの中へと差し込まれる。

ちょっ、ダメ、だってば!

抵抗する前に、流石プラモデル部――すっごくマニアックな部活だと思うし他校でそんな部活の名前聞いたことないんだけど、事実あるのだから仕方がない――の元部長だけあってか、小回りの利く指先で、あっという間に僕のちんぽをズボンの外に引きずり出していた。

「良かったぁ、先生、感じてくれてる……」

彼女を止めるはずの理性が音を上げるほど、僕のちんぽは、大きくそそり立ってしまっていて。
彼女がぺろぺろ、ちろちろと舌先を固く這わせる度に、思わず吐息が零れ落ちそうになる。

「へへっ、どう? 上手?」
「僕、そんなこと君に教えてない――、」
「だから、お勉強したんだって。”受験が終わって暇だからつい”先生に気持ちよくなってもらいたくて、色々、ネットで見ちゃったの」

見上げられて、僕は彼女を止めるどころか、彼女の誘惑に、すっかり引きずり込まれそうになっていた。
――いや、本当に、ダメなんだけど。
今まで内緒にしてきたのに、もしこんなことが、最後の最後で、誰かに見つかりでもしたら、と思うと、ダメなのは、わかっているのに。

「この前は、先生にすごく、繋がるってこんなに気持ちいいことなんだって、教えてもらったから。こんどは私が、先生を、気持ちよくしてあげたいの」

彼女の真摯で可愛い一言に、僕はつい、彼女の頭を両手で押さえこみ、僕のちんぽを深く、深く咥えさせてしまった――。

「んっ、んくっ、んっ……っ、」

僕のちんぽを深く咥えた彼女が、少し息苦しそうに、リズムに合わせて声をあげる。
舌がねっとりと絡みついて、柔らかく、包み込んでくる。
……暖かい。

「くぅ…っ、んっ、んっっ……!」

僕は彼女の頭を押さえる手に力を入れていないのにも関わらず、彼女の頭が、僕にくっ付いたり離れたりを繰り返している。
徐々にその速度を増していき――、

「んっ……んっ!」

唇に、甘い力で吸い付かれる。
まずいっ。

思った瞬間、僕は咄嗟に彼女の頬を両手で包み込み、

「っはぁっ!」

きゅぽっ、と音がして、彼女の濡れそぼった唇が、僕のちんぽを解放する。
――すっかり、僕のちんぽ、濡れそぼってしまっていて。
光に彼女の唾液が、きらきらと、糸を引いている。

「……やっぱり、ダメだって」

乱れそうになる息を無理やり整えて、僕は意識して声のトーンを落とした。
……もう少しで、イってしまう、ところだっただなんて。
うっかり彼女の口の中に出してしまいそうになっただなんて。

彼女のためにも、節度を守らなければいけないのは僕の方なのに、
汚しちゃったら、どうするんだ。僕は。

「卒業するまではさ、ダメ、って言っただろ。ちゃんと卒業したら、」
「……飲んで、みたいの」

ズボンの中に無理やりちんぽを仕舞い込もうとして、でも、そんな姿を見られるのもなんとなく恥ずかしくて、背を向けようとした僕を、彼女はぐっと両手で押さえると、

「先生だって、イきたいでしょ……?」
「だから、そんなこと覚えてきちゃダメなんだって、」
「ね、服、汚さないようにちゃんとするから、お願いっ」
「ちゃんとするって、何を、」
「フェラチオ、の、続き」

言うなり彼女は、制服のボタンに手をかけ、一瞬で前をはだけさせてしまう。
露わになった、白い下着。
柔らかい胸の谷間に、視線が奪われる。

「先生っ、大好き」

ふわり、と甘く微笑むと、再び僕のちんぽに舌を這わせる。
ぞくり、とした。
立っているのがやっとのほどの、下から上に突き抜けるような、甘い痺れだった。

ちゅぷ、ちゅぷ……

と音がして、僕は彼女を止めなきゃいけないはずなのに、されるがままで、彼女の髪の毛を撫でていた。
本当に経験が無いのが信じられないくらい、こっそり、誰かで練習してきたんじゃないかと思うくらい、愛情に溢れた、心地よい”愛撫”だった。

僕も色々どうでもよくなってしまって、快楽の波に身を任せてしまう。

「んんっ……っふ…ぅ、」

彼女の胸を包む下着の留め具をそっと外してやると、彼女の僕を吸う動きに合わせて、程よい大きさの胸がふわふわと揺れる。
薄くついている下着の跡に指を這わせると、彼女の背筋がゾクゾクと震えるのがわかった。

ここは学校だ。
しかも、卒業前の彼女が、教員室で――。

はだけた制服姿で、僕のそそり立つちんぽにむしゃぶりつく、彼女。
僕はそんな、一所懸命な姿が愛おしくてたまらなくて、その胸の頂をくりくりとつまんであげた。

「……っはっ!」
「しっ、静かに。静かにしないと、誰かに、……見つかっちゃうかも、知れないだろ――、」

ドアに鍵すら、かけていないのだから。
幸いにして、この位置は、ドアの窓から覗き込んでも見えない位置にはあるけれど、

「声なんか出したら、僕達、色んな意味でおしまいだ……」

秘め事の声を聞かれて、誰かに見つかりでもしたら、僕は教職を失うどころかニュースでは犯罪者扱いだろうし、彼女だって折角合格した大学に行けなくなるかも知れない。

――それだけ危険なことだって、わかってて君は、挑発してきたんだろ?

だったら、僕だって。
……もう我慢できそうにないのだったら、いっそのこと、

「約束、守れる?」
「んっ…はっ、……うぅんっ!」
「それじゃあ、わかんないよ? ちゃんと約束、守れるの?」
「はうっ――んっ!」

僕が彼女の敏感なところを刺激する度に、彼女の口は空気を求めて、僕のちんぽをしゃぶるのを止めてしまう。
でも、この状況が一歩間違えれば大問題になることはわかっていてなのか、声だけは出さないように、僕のそれに一所懸命、舌を絡ませてくる。

暖かい、舌に包み込まれる。湿り気を帯びて、ぬるり、と、僕の気持ちを昂ぶらせてゆく。
それにすっかり身を任せて、

「さあ、きちんと服を汚さないで、全部、飲み込めたら、」

僕は、両手で彼女の頭を抱え込み、僕のちんぽを根本まで挿入し、

「ご褒美、あげるよ……っ!」
「……む……ぅ…んっ!」

彼女の喉の奥が、きゅっと、苦し気に締まる。
 
んくっ、んくっ、

と、咳き込みそうになるのを必死に堪えながら、彼女は僕の精液を飲みこんでゆく。
溢れてしまったのか、口の端からつぅ……と流れ出てきた白い液を僕は指先で掬い上げ、それを彼女の唇にすっと塗ってあげた。

やがて、こくっ、こくっ……と、彼女の喉が何度か鳴り、

「……っは……、」

空気を求めて僕のちんぽを離した彼女の口の中に、僕の放った白い精液が跡を残しているのが見えた。

僕としては、女の子に”そんなこと”をさせるなんて……というところは、あったのだけれど。

「んっ……、」

彼女は僕の、一端は果ててしまったちんぽを舌先でぺろぺろ舐めてくる。
まるでミルクを求める子猫のような仕草で、僕の精液を綺麗に舐めとってゆく。

「……ぁ、また、固くなってきた」

へへっ、

と、彼女が笑う。
その瞳が、とても、大人びて見えてしまって。
僕の方が、思わず、息を飲む。……僕は先生、彼女は生徒。少なくとも、10年は僕の方が、
――人生、長く生きているのに。

「……鍵、閉めてきて」
「ん?」
「ドアの鍵、閉めてきて。……それから、覗き窓のカーテン、閉めて。誰かに見つかると、まずいだろ」

冷静を装って、言い放った。僕の戸惑いは、彼女に伝わってしまっただろうか。

「――うんっ!」

乱れた制服を手で押さえながら、彼女は実に陽気に、ドアの方へと向かって駆け出した。
狭い化学準備室。彼女の鍵をかける音が室内に響き、さっとカーテンレールの滑る音が聞こえる。

僕はその隙に、コートかけに掛けてあった白衣を手に取る。
満面の笑みで戻ってきた彼女の背中に、ふわり、とそれを掛け、

「僕の方が、我慢できない」

降参だ。
そう呟いて、白衣ごと床に、彼女を押し倒した。

「先生、床、冷たいよ?」

くすぐったいよ、と、笑われる。
僕は吸い込まれるように、彼女の唇に、そっとキスをした。

床に広がった僕の白衣の上に身を横たえ、彼女がえへへっ、と笑う。

「先生っ、私の、スカートの、ぽっけ」
「ん?」
「ぽっけにちゃんと、イイもの、入れてきた」

言われたままに、彼女のスカートのポケットを弄る。
くすぐったそうに身をよじる彼女。
ごそごそと指を這わせると、かさっ、と小さな音がした。
指先に、固くて柔らかいものが当たる……って、

「まさか」
「ふふんっ」

指先で掴んで力を加えると、四角いビニールの中で、するっと滑りくにゅっと曲がる、円。
――引っ張り出して、目で確認するまでもなかったけど、確認する。

あれ、それって……この前使ったのと同じ、コンドーム?

「へへっ、ちゃんと、準備してきたの」
 
悪戯っぽく笑い、ぎゅっと抱きついてくる。

「ねぇ、早く、しよ? 早くしないと、誰か来ちゃうかもしれないよぅ~?」
「こらっ、大人をからかうんじゃありません! っていうか、いつの間に君は、こんなものを……、」
「この前した時、先生の使ってたの、一個とっといたの。だって……買うの、恥ずかしいし。サイズとか、わかんないし」

耳たぶを、軽く甘噛みされる。
上体を軽く起こしている彼女の背中を片腕で支えると、残った手で、彼女のセーラー服を大きくはだけさせてやる。

白い下着をたくし上げると、きれいな胸の頂に指先が触れた。

ぴくりっ、

と、彼女が震える。

「……どうして、そんなもの盗んだのかな?」
「盗んだって人聞きが悪……っ、んっ、」

焦らすように、その胸の頂をあえて避け、膨らみを下から持ち上げるようにゆっくりと揉みほぐしてゆく。
 
ふわふわ、ふわふわ。

弾力があって、とても、暖かい。
彼女の鼓動が、僕の肌に直接聞こえてくる。

「受験終わったら、してもらおうと、思ってたから、ケーカク的、ってやつ」
「卒業するまで、我慢するって約束じゃなかった?」
「でも、やっぱ我慢できなくなっちゃった」

腕を解いた彼女の背中を、床の上にそっと、寝かしつける。
僕は彼女の頬にキスを落とし、そのままうなじに唇を這わせ、

「ぁっ……」

手で愛撫している方とは逆の胸の頂に、そっと吸い付いた。
 
ちゅぅ……

と少し深く吸い込むと、はぁっ……と彼女が身体の奥から、甘い溜息を吐きだした。

「背中、痛くない?」
「ううん、ヘーキ……っん、」
「あんまり声出すと、聞こえちゃうよ?」
「バレたら私たち……っ、」

指先で、胸の頂をころころと転がす。
白い肌の上に、綺麗なピンク色が一点、可愛らしく熟れている。

「――っは……どう、なっちゃうのかなぁ……?」

鍵を閉め、誰も来ないような化学準備室、とは、雖も。
窓の外からは見えない場所にいる、とは、雖も。

悪戯っぽい、でも、どこかちょっとだけ真剣な瞳が、僕をまっすぐ見つめてくる。

「そんなことを心配するくらいだったら、今すぐ、止めるべきだと思うけど?」
「ばか、違う、で、しょ?」

ぺしぺし、と頬を叩かれる。
その手が頬の上で止まると、今度はふにふにと揉まれてしまう。

「……はい、はい」
「ちゃんと、言って」
「何度も言ってるじゃないか」
「何度でも、言って?」

視線が更に、熱を帯びる。
可愛い声でおねだりされて、僕は、僕の頬の上に留まる彼女の手に、自分の手を重ね、

「――何かあったら、僕が守ってあげるから」
「んっ……、」

キスを、一つ。

それは、僕が彼女と付き合うことになった時に交わした、約束で。
こういう時のための約束では、必ずしも、なかったのだけれど。

「だから君は安心して、僕の傍にいて……」
「うん……、」

気持ちよさそうに、彼女が瞳を細める。
陽だまりの子猫のように、まどろんでいるかのように微笑まれ、僕はそっと彼女の手を床に下してやると、

「……っは……んっ、」

キスを落とした胸の頂から、くびれの部分を舌先でたどり、骨盤の部分に深くキスを落とす。

「んんっ――、」

背筋を震わせて、声を押し殺す彼女。少し痛いくらいに吸って離すと、そこには赤い花びらのようなキスマークが咲いていた。
彼女が僕のそれである、証。

舌でその証の周辺を舐めながら、スカートの下に両手を入れる。
大きく身を跳ねさせた彼女の下着に手をかけ、両足を揃え、じっくりと、脱がせる。

「ふ……ぁっ、」

下着から片方の足だけを抜いてやると、白い下着は残った足の、紺のニーソックスの足首のあたりに、くしゃりと丸まって引っかかる。

「ぁっ……んっ!」

膝に手をかけ、一気にアルファベットのエムの字になるように、両足を開かせる。
制服のスカートもすっかりめくれ上がってしまっていて、

「明るいから、よく、見えるよ?」
「いじ……わる、っ」

彼女の秘部で、蜜が太陽の光を反射して、男を――僕を、惹き付ける。
普段は校内で、ちょっと天然で、ちょっとおバカで、ちょっとお調子者で、本当は誰からも隠してしまいたいほどに、愛くるしい彼女だけど。

「すっかり、大人になっちゃって……」

端々に顔を出す、大人の女性としての魅力もまた、僕の彼女に対する熱を、昂ぶらせてゆく。

  1. 2018/09/11(火) 12:01:00|
  2. 女子校生
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ 次のページ