神社本庁では明治二十三年に「教育ニ関スル勅語」(教育勅語)が渙発されてから今年で百三十年の節目を迎へたことから、渙発された日にあたる十月三十日に「教育勅語渙発百三十周年記念祭」を庁舎神殿で執りおこなった。
【教育勅語渙発百三十周年記念祭祝詞】
掛介麻久母畏伎某神社乃大前爾宮司氏名
恐美恐美母白左久遠皇祖乃大御代与里
天皇乃御代御代受継伝来坐世留御教乃
随爾天都日嗣乃高御座爾昇里給比志
明治天皇波志母食国天下乃大御業乎
恢弘給布賀中爾開介行久世爾先駆?国民乃
踏行布倍伎教育乃道乃大本乎示志給布登
明治二十三年十月三十日教育勅語乎
下賜閉里斯?歳月波巡巡里?今年波志母
此乃勅語渙発与里百三十年乃良伎年爾志
有礼婆御縁深伎今日乃吉日爾
(今日乎吉日登斎定米?)大前爾御食御酒
種種乃味物乎捧奉里事乃由告奉里?
拝奉留状乎平良介久安良介久聞食志(又
奏伝奉留歌舞乃技乎母米具志宇牟賀志登
見曽奈波志)?御氏子崇敬者乎始米?
天下四方乃国民爾至留麻伝別?母今与里
世爾出立牟若人等乎婆此乃勅語乃随爾直久
正志久導伎給比各母大御訓爾違布事
無久天皇乎仰奉里身乎修米家乎斉閉負
持都業爾勤美励美都都千万乃力乎協世?
皇大御国乃大御栄登四海万国乃
平安乎弥進米爾進米志米給閉登恐美恐美母
白須
遠皇祖:とほすめろぎ
天皇:すめらみこと
随爾:まにまに
天都日嗣:あまつひつぎ;皇位を継承すること。
食国:をすくに;天皇のお治めになる国。
天下:あめのした
恢:のべ
国民:くにたみ
教育:まねび
大本:おほもと
下賜閉:くだしたまへ
歳月:としつき
渙発:くゎんぱつ;詔勅を広く国内外に発布すること。「渙」は水が四方に散る様を表している。
百三十年:ももみそとせ
御縁:みゆかり
吉日:よきひ
斎定米:いはひさだめ
御食御酒種種乃味物:みけみきくさぐさのためつもの
四方:よも
出立牟:いでたたむ
勅語:みことば
大御訓:おほみおしへ
斉閉:ととのへ
負持都業爾:おひもつわざに
千万:ちよろず
協世?:あはせて
皇大御国:すめおほみくに
大御栄:おほみさかえ
四海:よものうみ
万国:よろづのくに
平安:たいらぎ
- 2020/11/25(水) 08:52:54|
- 【教育勅語】
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