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私の願望

【輪姦の魔】

【3Pよりも4P】
【食材】
【彼女の秘密】
【輪姦の魔】
仲谷早苗
1
彼女……仲谷早苗が、輪姦されているのを見るのは二度目だった。
最初に見たのは小学校の時に、忍び込んだ廃屋の中で行われていた行為……
目を閉じ合わせ、その時の事を思い出せば、リアルに思い出す事が出来た。

その廃屋は絶好の遊び場所であり、よく友達と一緒に忍び込んでは、廃屋の中を探検していた。
そして、それを目撃する事になったのは、たまたま一人で廃屋に忍び込んで遊んでいた時の事だった。
廃屋の二階にある部屋、そこは比較的まともな場所で、壊れかけたロッカーや古い蒲団だとかがあり、
忍び込んだ仲間と一緒に、絶好の秘密基地として使用していた場所だった。
その部屋に入り込んで、ゴロンと古い蒲団の上に寝転がったり、壊れかけた椅子に座ったりした瞬間から、
この狭く薄暗い部屋の中は、宇宙船の操縦室となり、ロボットの操縦席となり、何にでもなる魔法の場所であり、
そこで僕は想像の中でヒーローになって、世界を守りために色んな奴らと闘かっていたのだ。

何時ものように、その部屋の中で空想に浸っていた僕の耳に、不意に物音が飛び込んできた。
廃屋の下の方から聞こえてくる物音、騒がしいと言うか、何か言い争うような声に驚き(この廃屋に入る事は禁止されていたので、
見つかれば叱られると思ったからだ)部屋から逃げ出そうとしたが、声はすぐ傍まで近づいて来ており、
部屋から逃げ出す事は出来なくなっていた。
 
大慌てで部屋の中を見回した先に見つけ出したのは、半分壊れたまま放置されているロッカー、
小柄な僕なら何とか潜り込む事が出来る筈だと思い、そのロッカーの中へと、大急ぎで飛び込んでロッカーの扉を閉めた。
古びたロッカーは、何箇所も錆付き穴が開いており、ロッカーの中から部屋の中の全てを見通せる。
はたして誰がやって来たのかと、ロッカーの中で息を潜めながら外を見ていると、部屋のドアが乱暴に開け広げられ、
どやどやと人が入ってきた。

入ってきた人数は四人で、男の人らしいのが三人で、もう一人は女の子のようだった。
入ってきた男の人達は、全然見覚えがなかったが、身体を抱かかえられる様にして連れて来られている女の人は知っていた。
お隣に住んでいる、三つ年上のお姉ちゃん……
 
僕が小学校に入学した時から、お姉ちゃんが中学校に入学するまで、毎朝一緒に学校へ手を繋いでもらって通っていた。
美人で優しくて、そばに行ったらとてっもいい香りがして、繋いだ手がとても柔らかくて、お菓子をくれて、
頭を撫でてくれて、かけている眼鏡の奥にある優しい目で僕を見てくれて、そして綺麗な声で僕の名前を呼んでくれるお姉ちゃんが、
男の人の手や身体をつかまれて、部屋の中へと引きずり込まれてきた。
 
入口に座り込み、ドアに手をかけながら、部屋の中に連れ込まれまいと、半分泣いているような声で、
何か大声で叫んでいるお姉ちゃんの身体が、さっきまで僕が寝転がっていた古い蒲団の上に放り出される。
すぐに起き上がって、逃げようとしたお姉ちゃんが蹴り飛ばされて、蒲団の上に再び倒れこむ、
そして倒れたお姉ちゃんの上に、男の人たちが被さっていった。

『いやぁぁーー!』
『やめてください、お願いします! やだぁぁーー!』
 
お姉ちゃんの声が僕の耳に聴こえる。
助けなきゃ! 
僕はそう思う。あの優しいお姉ちゃんを助けなきゃ! 
僕は正義の味方なんだ! 
さっきまで僕は、宇宙船に乗って悪い宇宙人と戦っていた。だからお姉ちゃんを助けなければ駄目だぁ!
 
そう思った僕が、ロッカーを蹴破って飛び出そうとした時に、男の一人が転がっていた椅子を蹴飛ばした!
凄い音がして吹っ飛ぶ椅子!

『いい加減に観念しろてんだ! てめぇみたいな、眼鏡ブスを犯ってやろうてボランティアなんだぜ、少しは協力しろや』
 
蹴り飛ばされた椅子の音、それを上回る怒声! 今まで泣きながら大きな声を出していたお姉ちゃんの声が止まる……
そして、代わりに泣きながら小さな声が聞こえてくる。

『やめてください、おねがい……おねがぃぃ……』

僕は震えていた。
蹴り飛ばされて、吹っ飛んだ椅子……それが僕自身に思え、男の怒声が更に心を叩きのめす。
ロッカーの中か飛び出して、お姉ちゃんを助け出す勇気は、蹴り飛ばされた椅子と男の怒声の前に、どこかに吹っ飛んでしまい、
僕はロッカーの中から男達とお姉ちゃんの姿を、震えながら見る事しか出来なくなった。

正直言えば、何が行われているのか、何が起こっているのかを、その時に正確に把握していた訳は無かった。
小学生……それも、まだ満足に毛すら生えていない、精通すらしていなかった僕、目の前で行なわれている事の意味など、
理解できる筈も無い……出来る筈も無かったが、本能的にそれを見続けた。

倒れているお姉ちゃんの服を脱がそうとする男の姿と、必死になって脱がされまいと抵抗するお姉ちゃん、
だけど最初から結果は解っていた。着ている服の全てを脱がされたお姉ちゃん、裸にされたまま逃げ出そうとしたが、
途中でつかまってしまい、髪を引っ張られながら蒲団の所まで引きずられてくる。

三つ網にしていたお姉ちゃんの髪が解け、

グイッ! グイッ! 

と引っ張られ、そのまま両腕を掴んで立てさせると、小さな……
でも少しだけ膨らんでいるおっぱいに触られたり、口をつけたりし始める。
身体をよじりながら、半分泣きながら、お姉ちゃんが

やめて! やめて! 

と叫んでいるのに、男の人達は、そんなおねえちゃんの姿を笑いながら見ては、おっぱいをいじったり、股の間に手を入れたりしつづけた。

お姉ちゃんが、二人の男の手で布団の上に押し付けられ、残り一人の男がズボンを脱ぎ、お姉ちゃんの上に覆い被さるのと、
お姉ちゃんが驚くほど大きな声を出したのは、ほとんど同時だった。
その声をなんと表現したら良いのか、それは今でも解らない……ただ、その声はとても悲しい声なのに、
僕は胸の鼓動を抑えきれないほどドキドキさせていた。

お姉ちゃんの上に覆い被さりながら男は、ズボン脱いだ下半身を押し付けるように動かし続ける。その度にお姉ちゃんは、
押さえつけられている身体をビクビクと動かしながら、呻くような声を出し続けていた。
やがて男が、低い声を出したかと思うと、動かしている体の動き止り……お姉ちゃんの上から起き上がる。そして今まで、
お姉ちゃんを抑えていた男と交代したかと思うと、その男もズボンを脱いで、前の男と同じ様にお姉ちゃんの上に覆い被さり、
身体を動かし始めた。
 
お姉ちゃんは、泣きながら何かを言っているが、良く聞き取れない……だが、それを聞いている男は、酷く馬鹿にしたような言葉を吐き出すと、
お姉ちゃんの顔を叩く!
 
パン! パン! 

と言う乾いた音、お姉ちゃんの声は止んで、すすり泣く様な声と男の吐き出す荒い息音だけしか聞こえなくなる。
そして最初の男と同じ様に、二人目の男も同様に低い声を出した後に、お姉ちゃんから離れ三人目の男と交代し、三人目の男同じ事をした。

男達は、古い蒲団の上で泣いているお姉ちゃんの身体を持ちあげ、犬のように四つん這いさせる……
そして、お姉ちゃんの口へと自分のチンチンを入れたり、お尻の穴にもオチンチンを入れる。
 
泣きながら、口に入れられているチンチンを舐めているお姉ちゃん、もう声を出す事も出来ないのか、オッパイを揉まれたり、
乳首を引っ張れたりした時にだけ、吐き出すように呻き声を出すだけで、男達になすがままにされ続ける。
そんなお姉ちゃんの姿を見ながら、男達は笑う……笑いながらお姉ちゃんの体を、玩具の様に弄くりまわしながら、
口やお尻に突っ込んでいるチンチンから、白いおしっこを何度も出して、お姉ちゃんの身体にかけ続けた……

どれくらい時間が経ったのか解らない、ただ気がついた時には、男達の姿は居なくなっていて、
お姉ちゃんが泣きながら脱がされた服を着なおしていた。
そしてお姉ちゃんも部屋から出て行く、それでも僕はロッカーの中か出て行く事が出来ない、
ようやくにロッカーから出る事が出来たのは、すっかり暗くなり始めた頃だった。
 
何とも言えない、生臭いような臭いが充満している。その生臭い臭いが充満している部屋の中で、僕は白い布切れを拾い上げる。
それはお姉ちゃんが、身に着けていたたパンツ……男達に、破られて投げ捨てられたお姉ちゃんのパンツ、それを拾い上げた僕は、
ポケットに押し込むと、逃げるようにして部屋から飛び出す!
 
家に帰りついた僕は、晩御飯も食べないで自分の部屋に入って、内側から鍵を閉める。
そして、ポケットの中に捻じ込んでいた、お姉ちゃんのパンツ……と言うよりは、千切れた布切れを取り出し、それを顔に押し当て匂いを嗅いだ。
その晩に僕は夢を見た……昼間に見た出来事を、もう一度最初から最後まで、繰り返して夢に見た。そして、その夜に初めて夢精を経験し、
男達がチンチンの先から出していた物が、おしっこでは無くて、精液という物なのだと知ったのは、もう少し先の事だった。

それから一ヵ月後の事だった。
お隣のお姉ちゃんの一家が、どこか知らない街へと引越しをしたのは、突然の引越し……その理由は、広まった噂が原因だった。
広まった噂……お姉ちゃんが、酷い事をされてしまったと言う噂、ヒソヒソと近所のおばさん達が話をしているのを聞いた事もある。
学校で、上級生からお姉ちゃんの事を聞かれた事もあった……

『お前の隣に住んでいる家の女の子の事で、なんか話し聞かなかったか?』
『話って何ですか!』
 
少し怒ったような口調で聞き返した僕に、その上級生はこっそりと耳打ちして言う。

『K校の不良に、スケベな事をされちまった……』
 
最後まで聞き終わる前に、僕はその上級生に飛び掛り殴りかかったが、逆に殴られて床に這い蹲る。床に這い蹲りながら、
僕は悔しくて泣く……上級生に殴られた事が悔しくてではない、あの時に飛び出す事ができなかった自分が悔しかったんだ。
結局、この喧嘩騒ぎは親の知る事となったが、理由を知った両親が、僕の事を怒る事は無かった。

その晩に、僕の部屋の窓を叩く音がする。
何だろうと思って、カーテンを開いた窓の外には、お姉ちゃんが立っていた。

『ケン坊……ありがとう』
 
窓を開けた僕に向かって、お姉ちゃんが優しい声で言う……それは、久しぶりに聞くお姉ちゃんの優しい声、
昼間の喧嘩の事を、僕の母親から聞いたと言う……そして、小さなビーズで造った人形を手渡してくれた。

『これ、前にケン坊がほしいって言ってたでしょう』
 
小さなビーズの人形、お姉ちゃんの鞄についていた手作りのマスコット、本当はそんなに欲しい訳ではなかったけど、
お姉ちゃんがとても大事そうにしていたので、少し困らせたくて欲しいと言ったビーズ人形
そのビーズ人形を手渡してくれる時に、お姉ちゃんの手と僕の手が触れる。一瞬、

ビクッ! 

と手を震わせたお姉ちゃんだったが、次の瞬間にしっかりと僕の手を掴んで握り締める。

『ケン坊の手、温かいね……ケン坊の手の温かさだけは、絶対に忘れないからね』
 
そして、もう一度強く手を握ってくれた後に、優しい微笑を僕に向けてくれた。
この時に、僕は謝ろうとした……あの時の事を、お姉ちゃんが男達に酷い事をされていた時に、僕がロッカーの中にいたと言うことを!
でも、それはとうとう言えなかった。
 
そして翌日、僕が学校へ行っている最中に、お姉ちゃんの一家は知らない街へと引越しをして行った。

それから八年……小学校から中学へ、そして高校へと進学した僕は、都内の大学を受験し、無事に合格する事ができ、
その大学のキャンパスで、お姉ちゃんと再会する事となった。
 
大学のキャンパス、ようやくに大学生活に慣れたと感じ始めた時分、向こうから歩いて来る女性に気がつく、最初に見た時は、何となく見覚えがあるような、
と言う感じだったが、気にかけて思い出しながら見た時に気がつく、それは紛れもなくお姉ちゃんだった。
思わず走って近づき、無造作にお姉ちゃんの肩を掴んだが、次の瞬間にキャンパス中に響き渡るような大きな声が、お姉ちゃんの口から吐き出された!
驚く僕と、掴まれている肩を振り解こうと暴れるお姉ちゃん、一瞬あっけに取られる僕だったが、お守り代わりにと何時も持ち歩いている物を取り出し、
お姉ちゃんの目の前にぶら下げる。

「僕だよ、隣に住んでいたケン坊だよ!」
「ケン坊……?」
 
目の前にぶら下げられた物、手作りの小さなビーズ人形を見て、僕の言葉を聞いたお姉ちゃんは、大きな声を出すのを中断させ、
僕の顔をマジマジとした顔で、かけている眼鏡を外して、その眼鏡をコシコシと拭いた後にかけ直し、再度マジマジと僕の顔を見た後に、
僕の名を言う……小さな頃に、優しく微笑みながら言ってくれた時と同じ様に

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それからの二人は、順調だったとは言えない、これは彼女の女友達やキャンパスの噂として聞いた話なのだが、
やはりあの時の出来事が、彼女にの暗く重い影を残したのであろう。かなりの男性恐怖症と言う状態が続いており、
男性に近寄る(または近付ける)事を避ける生活をしており、大学内でも噂になるほどであった。

(だから、再会した時に僕が肩を掴んだ瞬間、あれ程までに大きな声を出したと言う事だ。その時は、
集まってきた彼女の友達や野次馬の連中に、僕と彼女の関係を説明するのに苦労した)
 
それでも僕が差し出した手を、少し脅えながらも彼女は握り返してくれた。あの最後の晩に言ったとおりに、
最初は拒否反応にも似た戸惑いを見せていた彼女だったが、やがて普通に話しをする事が出来始める。
 
そして最初に、二人だけのデートを誘った時、彼女は迷いながらも了承してくれた。
最初のデート、二度目のデート、三度目のデート……四度目のデートは、彼女からの誘いによってであった。
そんな逢瀬を重ねた末に、彼女と一つに結ばれたのは、再会してから一年が過ぎた時だった。

ベッドの上に腰掛けて、彼女がシャワーを浴び終えるのを待つ既に自分の方はシャワーを済ませ、バスタオルだけを腰に巻いて、
そわそわしながら彼女がバスールームから出てくるのを待っている。この場所に誘ったのは、彼女の方からだった。
何時ものデートコース、映画を見て、食事をして、少しだけワインなどを飲む、下心が無いと言えば嘘になるが、待つ事が出来ない訳でもないし、
何よりも彼女が男性恐怖症となった原因を知っている僕としては、その時の罪の意識も在り、強引な行動を取る事が出来ないでいた。
だから彼女と一緒に、このホテルの前を通り過ぎようとした時に、彼女の足がピタリと止まり、彼女の手が僕の服の袖を掴んで、
強引に引っ張りながらホテルの中へと連れ込まれた時は、何が起こったのか、何が起こっているのかを把握する事が出来なかった。
 ようやくに我を取り戻したのは、この部屋へと入って彼女の言葉を聞いた時だった。
『ケン坊、知っているんでしょう?』
 何を知っていると言うのか、その意味は容易に判断できるが、その答えを口に出す事が躊躇われる。
『わたし……汚れているの、あの時からずっと』
 うつむいていた彼女の顔が、僕の方へと向けられる。かけている眼鏡の下にある、大きな瞳から流れ出ている涙、顔と言うか体全体が小刻みに震えている。
『だから、あっ!』
 次に彼女が、何を言おうとしたのか解らなかった。ただ僕は震えている彼女を抱きしめ、その唇に自分の唇をかさねた。
 刹那の強張りと、それに続く抱きしめられた腕から逃れようとする動き、だがそれも一瞬だけで、抱き締められるままに身を任せてくる。
 重ね合わせた唇が熱い、舌を彼女の口の中へと、そっと伸ばしてみる……閉じあわされいた彼女の唇が薄く開き、伸ばされた僕の舌を受容れ、自分の舌も僕の方へと伸ばしてくる。互いの口の中で絡み合う舌、どれくらい唇を重ね合わせ続けたのか……突然に、彼女の唇が勢いよく離れた。
『ごめん、ケン坊……息、苦しくなっちゃった』
 はぁーはぁーと、息をつきながら彼女が、笑顔を見せながら、僕に言った。

 続きはシャワーを浴びてから、と言う事に為ったのは、何となく互いの恥ずかしさによる事だっただろうか?
 先にシャワーを浴びたの僕、冗談交じり、一緒にシャワーを浴びようかといったら、軽く叩かれた。

『向こう向いていて』
 待っていた僕を、壁の方へと向けさせた上で、彼女がスルリとベッドの中に潜り込み、ようやくにこちらを向いてもいいと許可が出る。
 シーツをしっかりと首の辺りにまで引き上げた姿で、べッドの上にいる彼女の横に、僕は潜り込んで並んで横たわる。
 奇妙な沈黙が少し続く中、チラリと横を向いた僕の視線と彼女の視線が鉢合わせし、お互いにクスクスと笑いあった後に、僕は彼女を引き寄せ身体を抱き締めた。
『あっ!』
 驚いたような小さな声と、抱き締めた時に感じる緊張なのか怯えなのか、その身体を震わせている動き、それでも抱き締めた身体は温かく柔らかな胸の膨らむを感じ取る事が出来た。
『震えてごめんね、やっぱり怖いの……でも!』
 自らが望んだ事だというのに、怯えて身体を震わせてしまう事が悔しいのか、彼女の声も震えている。だが次の瞬間に彼女は、身体を勢一杯に僕の方へと押し付けて、僕に唇を重ね合わせてきた。
 僕も抱き返しながら唇を貪り、重ね合わせた身体を愛撫する。柔らかな乳房の感触が、握りしめた掌に広がり、小さな乳首が、くるりと掌の中で踊るように動く
『あっあぁぁ!』
 ビクリと仰け反る彼女の身体、離れた唇から漏れ出す声、それを聞きながら更に彼女の身体へと這わせていく僕の手が、彼女の下半身へと流れて行く
『そこは、くぅふっ!』
 彼女の素肌の柔らかさを感じながら下りていく指先に、別の感触が絡みつく、さわりとしながら何処か湿り気を帯びたような感触、それを分け広げるように伸ばした指先が、温かな滑りの場所に辿りつく
『あうっ、んぁ!』
 唇から吐き出される喘ぐような声、それを聞きながら僕は辿り付いた場所を、優しく嬲る。指先に張り付くような感触が、やがて完全な滑りを帯び始め濡れ出す。液が流れ出し始めているのを掌に感じ、その流れ出た液を股間に塗り込めるようにして、掌を動き回らせる。
『うくっ! あぁぁ、こわいの……』
 彼女の口から漏れる言葉、意識していないかもしれないが、それは間違いなく本音であろう。
 僕に抱かれながらも、あの時の事を思い出したのかも知れない、ただ見ていた僕でさえ、いまだに忘れる事が出来ない淫靡な悪夢、忘れられる筈のない出来事だったのだから
『大丈夫、大丈夫だから』
 何が大丈夫なのか、言ってる自分も解らない言葉の意味、それでも彼女を安心させてあげたくて言う言葉、彼女もそれを聞きながら僕の愛撫をうけいれ続ける。
 胸に置いた手を、ゆっくりと胸の丸みにそって動かしながら、優しく揉み上げても乳首を指の間に挟みこみ、擦るように動かす。膨らみだし、その先端を少しだけ指の間から飛び出させる小さな乳首、その出ている乳首の先端を舌先で舐める。
『はぁうっ!』
 彼女の身体が、ビクリッ! と跳ねるように動き、逃げ出そうとする様な動きをしたが、次の瞬間に身体の力が抜け落ち、身体全体が柔らかく弛緩する。
 柔らかくなった彼女の身体を愛撫し、その身体を大きく開かせて行かせながら、僕は自分の物を持て余す。
 すでに硬くなり過ぎた僕のペニスは、自分の腹にペタリとくっ付き、すぐにでも彼女の内へと入りたがっているのだが、その前にしなければならない事がある。
 彼女をベッドで待っている時に、あらかじめ準備をしておけば良かったのかも知れないが、自分自身も興奮しすぎていたせいで、すっかり失念していたのだ……コンドームを装着する事を!
 いま彼女を愛撫する手を止め、おもむろにコンドームを装着するという事は、あまりにも間抜けにしか思えない、もしかしたら彼女が怒り出すかも……なんて事も考えてしまい、結果として僕は、彼女を延々と愛撫し続けると言う、なかなかに情けない状態となっていた。
 延々と続く愛撫……その事に、少しおかしいと感じ始めたのか、彼女が恥ずかしそうに言う。
『いいのよ……』
 そう言われても、タイミングが掴めない、結果として愛撫が続く事となる。
『ケン坊……どうしたの?おねがい……』
 再度のお願い……されても、タイミングが! 何だか、どんどん焦ってくるし、その事を意識し出すと愛撫する動きも、何だか妙な感じとなって行き、ギクシャクとし始めてパニック状態へと化していった。
『ばかぁ!』
 突然に、彼女が僕の頬叩く、そして背を向けて泣き出す。
 どうしたらよいのか、訳が解らずに呆然としている僕の方へ、枕を投げつけなた後に、涙でクシャクシャになった顔の彼女が、半分怒って、そして半分泣きながら、言葉を詰らせながら言う。
『私が、どんな目にあって! どうして引っ越さなければ、ならなかったか知ってるでしょ!』
 まるで子供みたいに、泣きながら怒り、怒りながら泣いて、僕にその全てをぶつける彼女の姿、それは誰にも言えなかった事を、ようやくに言う相手を見つけた……そんな気がした。
『知ってるからケン坊は! 私が汚いって、知ってるからケン坊は! 待ってたのに、ケン坊に会えたのに! ばかぁぁーー!』
 そのまま僕の胸に、ぶつかる様に顔を埋めながら、固く握った拳骨でポカポカと叩き出す彼女の姿、それはとても弱々しくて、哀しい姿だった。
 あの日から、男達に輪姦をされてしまってから、彼女がどの様な日々を過ごさなければならなかったのか、想像しても想像しきれないだろう毎日、そんな日々を過ごさざる得なかった彼女……
『ごめん』
 僕は謝る……そして、あの日の事を告白しようと思った。あの日、輪姦される彼女の姿を見ていたと言う事を、洗いざらい告白してしまおうと思った。
『ばかぁ!』
 再び彼女の平手が、僕の頬にあたる。
『あやまらないで、悪いのは私なの! ケン坊に会えたのが嬉しくて、付き合ってくれるのが嬉しく、勝手に舞い上がった末に、こんな所にケン坊を連れ込んで、嫌われるのも当然なの、こんな汚い女なんだから!』
『違うよ、お姉ちゃんは綺麗だよ、汚くなんかないよ』
『じゃあ、なんで最後まで! やっぱり私の事を汚い女だって!』
『違うよ、タイミングを掴めなかったんだよ!』
『へっ?タイミング?』
 感情的と言うか、ヒステリーを起こし始めていた彼女が、突然に動きを止めて僕を見る。
『いや、まだ着けてなかったから……』
『着けてないって、なにを?』
『……コンドーム………』
 マジマジと僕の顔を見続ける彼女、その顔が急に横を向いたかと思うと
『プッ!』
 つづいて
『キャハハハァ――!』
 高らかに笑い出し、笑いながらベッドの上に顔を埋め、更に笑い続ける。
『だって急だから、事前に準備してたのは部屋に置いてきて持ってきてなかったし、部屋を探せば置いてあるかもしれないけど、すっかり逆上せていてお姉ちゃんがシャワー浴びている最中に探し忘れていて! それに着けてからしないと、赤ん坊が出来たら大変出し、いやいや! 別に出来ても結婚したらいい話だけど、お姉ちゃんの意見を聞いた上でなければ……』
 何か無茶苦茶な言い訳にならない、言い訳をし始める僕だったが、ベッドに顔を押し当てて笑い続けていた彼女は、ガバッ! と起き上がると、僕に抱きつきながらキスをしてくる。
『んっ!』
 そのキスをしている時間が、長かったのか短かったのか……よく解らないが、キスを終えた彼女は、僕の顔をじっと見て言う。
『ばか、女の子の方から誘ったんだぞ、今日は安全日で大丈夫なの』
 そして再びキス、彼女に押し倒されるようにして、僕はベッドの上に横たわった。

 ただひたすら柔らかかった。
 組み敷いた彼女の身体、そして触れた指や掌、触れ合った肌と肌、口に含んだ全ての部分……それらが、とても柔らかくて気持ちが良く、その柔らかさに沈み込むようにしながら、彼女の身体を愛撫し続けた。
『んっ……こんどは、ほんとうにきて、おねがい……』
 彼女の喘ぐような言葉、再び腹部に張り付きそうになるほど勃起している僕のペニス、片手をペニスに添えるように宛がい、ペタリと腹に張り付きかけているペニスを、事前に確めていた彼女の場所へと誘導していく、そしてペニスの先端が彼女の場所に、触れた事を確めた後に体重をかけながら、彼女の内側へと侵入させて行く
『くっ!』
 痛みを伴う彼女の喘ぎ声、それに驚き侵入させていくペニスの動きが止まるが、動きが止まった事に気がついた彼女は、戸惑いの表情を浮かべている僕を、下の方から見上げながら困ったような、少し哀しいような表情を見せ言う。
『初めてじゃないのに、痛いなんて……へんだよね、ゴメンねケン坊……』
 その顔が僕の罪を誘う。何かを言いたいが、何を言えば一番良いの解らない、あの日の事を白状したとしても、今の彼女にとって何の助けにもならず、ただ自分が罪の意識から逃れる手段にしかならない、だから僕は彼女の身体を抱き締め、彼女の全てを僕自身で貫いた。
『んぐぅ!』
 彼女の身体が反射的に動いて、僕の腕の中から逃れようとすが、僕はその動きを僕は抑え、更に身体を重ね合わせながら密着させる。逃れようとした彼女の動きが止まり、逆に僕の身体を抱き締め返しながら、背中へ廻した指先を僕の肌に食い込ませる。
『んんっ、ゴメンね! ケン坊、ゴメンね』
 いま感じている痛みを、まるで自分の罪とでも言うように繰り返す彼女
『ちがう!』
 彼女を強く抱き締めながら、僕は叫ぶ!
 喉の中ほどまで出かかった真実の吐露!
 既に言う事ができなくなった過去の負!
『あうっ!』
 深く突き込まれたペニスが彼女の肉を抉る。そして、その一番深い場所に達するのと同時に、僕の肉体に悲鳴を上げるような快感が突き抜け、欲望を迸らせた。

 我に戻った時には、僕は彼女の身体を強く抱き締めたままだった。半分意識を失っていたらしく、どれ位の間抱き締めていたのか解らなくなっていた。
『あっ、ごめん!』
 慌てて彼女の身体を抱き締めていた腕を緩めようとした時、離そうとした身体を逆に抱き締められる。
『おねがい、もう少しだけいいから、このまま……おねがい』
 結局、そのまま彼女と抱き合いながら一晩を過ごす事となるのだが、休憩時間で切り上げる予定だったのが、宿泊へと変わった事により、いざホテルを出る段になって、支払う宿泊代がギリギリとなり、慌てふためく事になったのは余談だ。

 それからの僕と彼女の付き合いは、特に変化するという事はなかった。
 何度かデートを繰りかえし、何度か身体を重ねあう。特に彼女から何を言われた事もないし、僕も何も言わなかった。
 だけど、一足先に彼女が大学を卒業する時に、バイトで貯めた金を叩いて購入した指輪を手渡す。
『僕が卒業するまで、待っていてくれないか』
 と言う言葉と一緒に……
 彼女からの返事は、聞くまでもない事だった。

 彼女との関係は、すでに両親に知らせており、彼女との顔合わせも無事に済んでいた。彼女の過去に起こった出来事を知っている筈の両親ではあったが、彼女の事を温かく迎えいれてくれ、結婚を前提とした交際を受け入れてくれた。
(その後に、彼女の家へと挨拶に行ったのだが、ある意味こちらの方が遥に大変であった)
 全てが良い方向へと進んでいく筈だった。そう……大学の卒業まで、あと一年残した年の瀬に、実家へと帰省した僕が、あれを見つけ出すまでは……


                                   参


 本当なら彼女と一緒に過ごしたかったのだが、いろいろな都合のがあり、一人寂しく帰省した実家にて新年を迎えることとなった、年末間近のある日、新年を迎える前に自分の部屋の掃除くらいしろと、母親に掃除道具を手渡されたのが朝の事、そんな面倒くさい事が出来るかと、逃げ出そうとした所を母親に捕まったのが二時間前、そして自分の部屋にあるゴミを一通り片付ける事が出来たのは、一分前……と言う事だった。
 掃除で疲れた身体を、椅子へと持たれ掛けさせながら、最後の仕上げとばかり机の中を片付けている最中、最後の引き出しを開けようとした時に、その引き出しがガタガタと何かに引っかかり、上手く開かない事に気がつく、最後の最後になってからのトラブルに舌打ちをしながら、何が引っかかって開かなくなっているのか、それを確める為に苦労しながらも、何とか引き出しを開ける事に成功する。
 開かなかった引き出し、それが開かなかった理由は、引き出しの下に何かが貼り付けられていたせいだった。
 その貼り付けられていたモノが、何かの拍子で剥がれ落ち、それが机に引っかかって引き出しが開かなくなっていたようであった。
 まるで隠すように引き出しの裏に貼り付けられていたモノ、茶色い紙袋によって包まれているモノ、それが何であるかは、すぐに思い出す事が出来た。
『クッ!』
 取り出したモノの中身を見る事もせずに、集めていたゴミが入っているダンボールへの中へと放り込み、そのままゴミ集積場へと持って行き放り出す。
『ゴミ出してくれたの?』
 部屋へと戻る僕の姿を見た母が声をかけるが、それを無視するように自分の部屋へと逃げ込むように戻る。
 部屋に入るなりスイッチを入れたステレオからは、入れっぱなしにしていた音楽CDのメロディが流れ出す。そして僕は、頭から蒲団を被り、今しがた見つけ出したモノの事を忘れようと、ベッドの上で丸まりながら、必死に彼女の事を思い出そうとする。
 組み敷いた彼女の身体の柔らかさ、そして触れた指や掌、触れ合った肌と肌、口に含んだ全ての部分に感じた温もり、それは自分が彼女から受け取ったモノであり、確かな現実であった。

 気がつけば周囲は真っ暗だった。蒲団を被っているせいかと思ったが、どうやら日も暮れてしまっているらしい、のそのそと丸まっているベッドから這い出し、居間へと向かう。
『あら、起きたの』
 夕食の用意をしている母の姿、それは日常を象徴するかのような平凡な風景、その事に安堵しつつ、用意された食事がならぶ机へと落ち着こうとした時に母が声をかける。
『ご飯食べてからで良いから、ゴミ出して来てくれない』
 椅子へと座りかけた動作が止まる。
『母さん、ゴミってもう持って行ったんじゃ』
『ゴミ収集車のトラブルとかで、今日のゴミ収集は明日に延期になったんだって、役所の広報車が言ってたわ』
 何を食べたのか記憶にない、ただ食後に母に言われた通りに、ゴミを捨てに行った先のゴミ集積所には、いまだに収集されていないゴミが、乱雑に置かれたままとなっていた。当然の事ながら、僕が昼間に捨てた筈のダンボールも……
 家から持ってきたゴミを置く、そして昼間に捨てた段ボール箱へと、ゴミを置いた僕の手が伸びる。震える手は、ダンボールの閉じあわされた蓋を開け、その中に捨てられている筈の紙袋を探しだすが、それは中々な見つからない、このまま見つけ出せなければ良いと思いつつ、探し出す手の動きは止まらず、ついに目的の紙袋を見つけ出してしました。
 見つけ出した紙袋、それを服の内側へと隠し、急ぎ足で家へと駆け戻る。

 自分の部屋、一度は捨てたモノを握り締めながら迷い続ける。
 この紙袋の中に隠されているモノを開けてみたいと言う欲望と、このまま捨て去るべきだと言う理性の叫び、だがその叫びは既に弱々しくなっており、こうして捨てた筈のモノを再び回収した今となっては、欲望が心の内を支配し始めていた。
 机を開けて、ハサミを取り出す。そして厳重に紙袋で包み込まれているモノの封を、切り開き始める。
 ジョキリ! と言う紙が切れる音、その音と共に切られた部分が開け広がり、その内部に納まってモノが取り出されて行く……
 取り出されたモノ、それは布切れの様なモノ、元は白かったのであろうが、長年の歳月によってか、少し黄ばむ様に変色をしている。
 その布切れが、机の上に押し広げられ載せられるが、両端を押さえつけている手が離れると、ゴムが縫い込まれてでもいるのか、それとも材質自体がその様な物なのか、クシャリと小さく縮こまってしまう。
 縮まった布切れを、僕は再び広げて元の形へと両手によって固定する。
 その布切れは、あの時……彼女が、男たちに輪姦された時に身に着けていた下着、全てが終わったとに、落ちていた彼女の下着を僕は拾い、それで始めての自慰をした。
 いけない事だと感じ、酷い事をしていると思いながらも、この下着を握り締め、その感触と臭いを嗅ぎながら、彼女が男達に輪姦されている場面を思い出しながら、何度も自慰を繰る返しては果てた。
 輪姦されている彼女の姿、泣きながら男達に組む伏せられ、玩具のように嬲られ続ける姿、裸にされ小さな胸を揉まれ、喉が張り裂けそうになるほどに悲鳴をあげながら、その小さな身体が犯されていく姿を思い出しては、何度も自慰に耽り続ける。
 彼女と最後に別れた後も、小学校を卒業した後も彼女が犯される様を思い出しては、まるで猿のように自慰を続ける。それでも少しでも罪悪感を紛らわせる為か、彼女が男達に輪姦されるている場面を思い起こしても、彼女を犯している男達の中に自分を加え、男達と同様に彼女を犯すという場面だけは、絶対に想像せずに、彼女が犯されている姿を見ている自分を想像するだけだった。
 しかし罪悪感が完全に消える筈も無く、彼女の下着を使っての自慰を止める事にしたのは、高校に進学した時の事だった。それでも彼女の下着を捨て去る事もせず、机の引き出しの裏に貼り付けて取って置いたのは、未練たらしくも女々しい、僕らしい事といえたろう。
 それから数年、既に忘れていた……と言うよりは、無理やりに意識の外へと追い出し、忘れたと思い込んでいた。
 それを見つけ出してしまい、完全に投げ捨てる事もせずに、再びそれを目の前にする。そればかりか、広げたそれを握り締め、顔へと近づけて行き、その臭いを嗅ぐ、染み込んでいた筈の彼女の香りなどは、とうの昔に消え去り黴臭い埃の匂いしか感じられなくなっているが、何十、何百と嗅ぎ続けていた香りが鼻腔に蘇り、記憶を鮮明に思いこさせる……彼女が、男達に輪姦されている姿を……

 逃げ出そうとした彼女が、男達に捕まり、その着ている服を引き剥がされる。その引き剥がされた服の下からこぼれ出す乳房、男達の荒々しい手がその乳房を揉み、彼女に悲鳴をあげさせ、その身体を嬲り犯して行く……
 久しぶりの思い起こす、あの時の彼女の無残な姿……だが、ここまで思い出した時に、奇妙な事に気がつく!
 犯されている彼女の姿は、あの時の彼女の姿ではなく、いま付き合っている彼女の姿をしている事に、成長した彼女が、僕の記憶の中で男達に犯されている。
 何度も僕の手が感じとった柔らかな乳房が、男達の手によって蹂躙さて行く、抱え込まれながら突かれている肉体も、あの時の彼女の肉体ではなく、成長した女の肉体であり、僕が何度も抱いた肉体、押さえつけられた頭部と、その強引に開け広げられた口へと捻じ込まれに捻じペニスに、苦痛と哀願の表情を浮かば顔も、今の彼女の顔であった。
 この妄想を止める事が出来ない、昂る感情は異常な興奮を誘い、見た事もない筈の記憶の場面が脳裏に浮かび上がり、いまの姿の彼女が男達に輪姦されていく、柔らかな彼女の乳房が、男の手の中で歪みながら揺れ、濡れた股間が男達のペニスに蹂躙されて行く、悲鳴をあげながら抵抗をする姿も、逃げ出そうと足掻く姿も、まるで見た事があるかのように記憶の中に展開されて行く!
 彼女と初めて結ばれた時以上の快感が、尻の穴から脳天へと一気に突き抜け、その激しい快楽に意識が消えていく、そして気がついた時には、元々下着であった布切れを掴みながら、半分失神した様な僕は、大量の精液を股間から吐き出しながら、だらしなくベッドの上に横たわっていた。

 精液に塗れた布切れを目の前に持って行き、それを眺めながら僕は何かを口に出そうとするが、その言葉が口から出て来ない、口に出してしまえば、取り返しのつかない事になると知っているから、その言葉がなかなか口から出てこない……
 唇がピクピクと痙攣するように震え、顎がガクガクと動き出し、ガチガチと歯と歯がぶつかり合う。口の中にある舌が、痙攣でも起したかのようにピクピクと動き出し、何か言葉を吐き出そうとし始める。
 禁断の言葉、自分の欲望を純粋に表現する言葉、それを一度でも言えば、僕と……彼女にとって、破滅しか待ち受けてい無いと言う事を知りながら、口に出して、そして実行したいと強烈に感じる思いの言葉……僕は、それを終に口に出した。
『いまのお姉ちゃんが、男達に輪姦される所を……見たい』
 そして口に出した言葉は、呪術的な魔力にも似た力を持ち始め、すでに決定された事実として、実行へと移されていく事となった。


                                四


 夢を見た……
 あの忌まわしい日から、何百回となく見続けている悪夢を……

 適当に打たれている杭と、その杭に張り巡らされている針金、だけどその針金は錆びて所々が切れており、
ベニヤ板に書かれている「立入り禁止」の看板も役目を果たしていない
『こんなんだったらケン坊達が、遊び場所にしているのも仕方ないわね』
 人が住まなくなって10年以上の月日が経っている廃屋、そう言う私も小さな頃は友達と一緒に幽霊屋敷探検!と言う事で、入り込んだ記憶もある廃屋、それらの伝統は、子供達の間に代々伝えられているようで、お隣のケン坊が、よく忍び込んでは遊んでいると自慢げに言っていた事からも察せられ、なかなな微笑ましい事だと思ったりする。
 そんな思い出のある廃屋が、取り壊されるという事を知ったのは先日の事だった。
 別に気にする事でもないのだが、子供の頃の風景が消える事に、何となく寂しい物を感じてしまい、休日の午後……散歩のついでにと、わざわざ廃屋が見える場所にまで足を伸ばす事にし、こうして廃屋を見ていたりするのだが、何の変哲もない廃屋の様子を見続けていても、何か起こる筈もなし……
さすがに、あんまり頭の良い行動ではないと気がつき、その場所を後にしようとした時に、そいつらと出くわしてしまった。

 明らかに不良と呼ばれるタイプの人達とは違い、少なくとも外見の格好と言うか、イメージこそ普通の人達と違わないが、その内実は不良らしい格好をしている人達よりも、遥に性質が悪いとされている集団、なんでそんな人達の事を知っているかと言うと、学校で彼らが一人の生徒を取り囲んで虐めていたのを目撃し、それを先生に連絡した事があるからだ。
それは同時に、彼らも私が先生に言ったという事を知る事となり、嫌がらせの様な事を何度かされる事になっていた。
『嫌な奴らと出会った……』
 それが、その時に正直感じた気持ちであり、その気持ちに素直に従ったら、あんな目には遭わなかったかも知れない……少なくとも、その時は嫌な奴らだと思っても、自分の方から歩く先を変えて、遠回りしようとは思わなかった。
学校で受けていた嫌がらせに、少々腹を立てていた事もあったのかも知れない、私は奴らの前を、奴らを無視するように堂々と通り過ぎようとした時、不意に腕を掴まれる。
『きゃっ! 何のなのよ、手を離してよ!』
 掴まれた手を振り祓う為に大きく動かそうとするが、強い力で掴まれた腕はビクとも動かない、
更に手を大きく動かして強引に振り解こうとした時、他の男達が私を取り囲む。
『なっ、なによ、どいてよ! 人を呼ぶわよ!』
 私を見る男達の顔は笑っていた……とても厭らしい笑顔を見せて、そして私の身体を抱えるようにして、廃屋の方へと引っ張り出す。
『なっ、放して、放しなさいよ!』
 この時になって始めて恐怖を感じる。自分を見ている男達の顔が、鬼の様に恐ろしく見えてくる。何とか手を振り解き逃げ出そうとしたが、すでに腕だけではなく身体全体を男達に抱え込まれるようにされ、抵抗しようも無く廃屋へと引きずり込まれて行く。
『いや、放して!誰か、誰かっ、ぐっ!』
 大きな声を出し、助けを呼ぼうとしたが、声を出す前にお腹を思いっきり殴られ、その苦しさに呻き声を絞り出す事しか出来ない
『いやぁ……やだよぉぉ……』
 廃屋の中に完全に引きず込まれる私、ようやくに大きな声を出せる様になったのは、廃屋の内部へと完全に連れ込まれてからだった。
『いやぁぁ――!! 放してぇ、放してぇよ、誰か、誰か助けてぇぇ――!!』
 もはや大きな声を出したとしても、廃屋の外に声が漏れだす恐れが無くなった事を知っているとでも言うように、泣きながら助けを求める声を出し続ける私を、男達は抱きかかえるようにしながら二階の部屋へと連れ込んだ。

 乱暴にドアが蹴り開けられ、この部屋に連れ込まれた最後だと、最後の抵抗を試みて、扉のドアに手をかけて、必死になって部屋の中に連れ込まれまいと頑張る。
そして半分泣きながら、大声で助けを求め続ける。
『誰かぁ、誰かぁ来てぇぇ――! 誰でも良いから助けてよぉぉ――!』
 その声が外に聴こえる(原文:聴こええる)とは思えない、それでも最後の力を振り絞るようにして、大きな声で叫び続ける……だけど、その抵抗も男達の暴力の前に、ドアから身体を引き剥がされ、部屋の中にひかれていた蒲団の上へと、身体を放り出されてしまう。
『ひっ!』
 放り出された次の瞬間に起き上がり、まだ半開きとなっているドアから逃げ出そうとしたが、カウンター気味に繰り出された蹴りによって、蒲団の上に再び倒れ込んでしまい、今度は起き上がる間もなく、男達が襲い掛かってきた。
『いやぁぁーー!』
 抗いの声を張りあげ、暴れる身体が捻られるようにして押し倒される。
『やめて、お願いだから! やだぁぁーー!』
 必死に赦しを請いながら、抵抗を続ける私の耳元で、凄まじい音がし、何かが顔を掠めるようにして吹っ飛んで行き、派手な音を立てる。
『ひぃっ!』
 思わず息を呑み、悲鳴が途切れてしまう。
 蹴り飛ばされたガラクタが壊れる音、そして男の怒声を浴びせかけられ、
恐怖によって心が縛られてしまう……怖い!
男達が、ただ怖く、そして恐ろしく、大きな声を出す事が出来なくなる。
ただ辛うじて絞り出した声で、溢れ出て繰る涙と共に呻くように言う。
『やめてください、おねがい……おねがぃぃ……』
 男達が、止めてくれる事など、ある筈がないと知りながら……

『いやっ! やめてぇ、謝るから、謝りますから、ごめんなさい!許してください、おねがい、おねがいします!』
 何にたいして謝ると言うのだろうか? 自分でも訳が解らないままに口から出る哀願の声、それを無視するかのように男達は、私が着ている服を次々に脱がして行く
『ひっ! そんな、だめっ! 絶対にだめぇぇ――!!』
 剥ぎ取られ投げ捨てられるカーデイガン、その下に着ていたブラウスのボタンは、面倒臭いとばかりに前を大きく引き開けた時に弾け飛ぶ。
『いやぁ!やめてぇ、やめてください!!』
 開かれたブラウスの下から出たブラジャー、それを腕で覆い隠そうとするが、その隙にスカートにかけられた手が動き、強引にスカートが引き脱がされ、その拍子にホックが壊されてしまう。
『だめっ! だめぇぇ――!』
 脱がされて行くスカートを押し止め様とし、今度はブラウスを完全に引き剥がされる。
完全に剥き出しとなったブラジャーに手がかけられ、思いっきり引っ張られ、引き伸ばされる。
中学になって初めて買ったお気に入りのブラジャー、それが引き伸ばされ胸から外されようとされている。
思わず引き剥がされまいとして、掴んだブラジャーが、まるで綱引きのように引っ張られらあった末に、ブチン! と音をたてて引き千切れる。
『あっ!』
 同様に擦り下ろされそうになるショーツを脱がされまいと、脚をばたつかせ足掻くが、逆にその動きによって、半分千切れていたショーツが、あっさりと擦り下ろされる事となり、引き千切られたショーツが遠くに放り出される。
『いやっ! やだぁぁ――!』
 全ての衣服を引き剥がされた一瞬、男達の間に隙が出来た。
男達も裸にされたまま、逃げるとは考えていなかったのかも知れない、男達の間を潜り抜けるようにして駆け出し、ドアの前までたどり着き、ドアノブヘ手をかけてドアを開け部屋の外へ駆け出そうとした時、背後から髪の毛を掴まれ引き倒される。
『ひぃ! いたぃ、いやぁぁ――』
 髪の毛を掴まれたまま、元の場所へと連れ戻される。
三つ網に結んでいた髪が解け、振り乱れた髪が顔に被さり、そのまま髪を掴まれた格好で身体が持ち上げられた。
『ひぐっ! いたい、いたいからやめてぇ!』
 何本もの手が伸びてきて、胸が揉まれる。ようやくに膨らみだした私の乳房、自分で軽く触れても痛いと言うのに、男達は私の悲鳴を無視して、胸を揉みながら乳首を抓るようにして捻り弄ぶ、ヌチャリとした感触は、胸に這わされている男の唇と舌の感触、それを感じた瞬間に鳥肌が全身に走り、思わず吐き気がこみ上げてくる。
『んやぁ…やぁぁ……あうっ、うぅぅ……やめて、やめてぇぇ――!』
 胸に吸い付いている男の口から、何とか胸を引き剥がそうと足掻くが、押さえ込まれている身体は動かない。
『ひぎゃあぅ!!』
 胸に痛みが走る。胸を強引に揉まれる痛みではない別の痛み、痛みの方へと目を移すと、男は乳房に歯を立てて噛み付いていた。
『痛い、痛いぃぃ!! やめて、噛まないで、痛いよ!』
 叫ぶ私の方を見て男は笑う……その唇には、乳房から滲み出した血をこびりつかせながら。
『ひっ! やだぁ……助けて、お母さん!お母さん!たすけてぇぇ――!!』
 男はそのまま下半身の方へと顔を下ろしていく、そして舌が私の身体を這って行く……
『やめて! おねがい、こんなのぉやだぁぁ――!』
 信じられない事態、何で私がこんな眼に遭わなければいけないのか理解できない、泣きながら哀願を繰り返し、男達の手の中から逃れようと足掻く私……
だが、それは無駄な抵抗にしかならない、男達は何事か目配せをし合った後に、二人の男が私の身体を布団の上に押し付け、残り一人の男が私の目の前でズボンを脱いで行く、まるで私に見せ付けるかのように降ろしたズボン、その内側から飛び出した物体を両手で掴み、私の顔にペチペチと触れさせる。
『うっ!やだぁ、そんなので触れないで、離して、あっちにやって!!』
 男は私の言葉に笑顔で応え、顔の触れさせていたモノを離す……
 そして、そのまま一気に私の上に覆い被さってきた。
『ひっ、やめてぇ! そんなこと、だめぇぇ――!!』
 覆い被さった男は、両手に唾を吐き、それを股間のモノと私の股間に何度も塗りつけた後、身体をぶつけるようにしながら、下半身を押し付けてくる。
 私の股間を突付くように動く塊、それが何度か続いた後に、その塊が私の内部へと一気に突きこまれた。
『ひぃがぁっ! いぎゃぁうぁぁ―――!!』
 私は叫ぶ、焼けた火箸を肉に捻じ込まれた激痛! 
その激痛が、突き込まれた場所を中心にして、全身へと広がりながら、私に悲鳴をあげさせ続ける。
『はぁぎぃ! うぅーうぅぅうわぁうわぁぁぁ―――!!』
 焼け爛れた肉が引裂かれ、さらに焼かれて行く激痛、私が汚されたと言う悲しい証明、覆い被さったままの男が、身体を揺すりながら腰を押し付け肉を抉り続ける。
『あぐぅ! いぃぃひぎぃぃ!!』
 同時に激しい痛みが、断続的に身体に加えられ続けられ、その痛みに私は悲鳴をあげ続けながら、心の片すみで否定し続ける。こんなのは嘘だ!と……
 まだ出会っていない、これから出会う筈のすてきな男性、その男性と身も心も一つになるのが、私の初体験の筈なのに、なんで……嘘だ!
 だが幾ら否定した所で、股間から広がる苦痛は止まずに、覆い被さっている男の動きに合わせ痛みは続く、腰を押し付けながら胸へと伸ばされた掌が乳房を揉み、別の痛みを私に与える。そして苦痛の悲鳴を上げ続ける私の唇が、男の唇で塞がれる。
『んぶっ、んなぁぁ! うぅぅっ!』
 唇を舐め廻す舌の気持ち悪さに胸がむかつき、吐き気が込み上げて来る。
 やがて男の唇が私の唇から引き剥がされ、何かを私に向かって言う。
 気持ちの悪さと痛みの為に朦朧となった意識では、何を言っているの解らない……解らないが、更に激しくなって行く男の動きで、何が起こるのかを本能的に私は知る。
『ぐぅぅ……やだょぉ、だめぇ、ださないでぇぇ……あぐぅ! おねがいだから、ださないでぇぇ……』
 呻くような声しか出せなくなっていた私は、
それでも必死に哀願の声を出し続けるが、突き入れられている物から染み込み出してくる汚濁が、身体中へと広がっていくのを受容れるしかなかった。

 腰を震わせながら、最後の一滴まで注ぎ込み、ようやくに満足したのか、男が私の上から離れるが、入れ替わりに別の男が覆い被さってきて、前の男と同様に肉を抉り始める。
『いやぁぁ、もうやめて、おねがい……おねがい……』
 肉を焼きながら突き込まれる様な苦痛に、思わず口から出る呻くような声で哀願をしてしまう、だが男は嘲るような笑みを浮かべる。
 そして聞こえるパン! パン! と言う乾いた音……その音の後に、両の頬が熱くなり、哀願の言葉を出す事さえ封じられてしまう。
 耳元で荒い息を吐き出しながら、私を犯し続ける男達……
『あうっ! ううぅぅぐふぅぅ……あぐぅぅ……』
 流れ出た涙と鼻水を、垂れ流させながら、それをすすり上げ泣く事だけしか、男達に私は許されなかった……
 やがて二人目の男が射精を終え、三人目の男が同様に覆い被さってきた時、抵抗する気力は完全に尽き果て、為すがままに全てを受容れた。

 三人目が終わった後に、四つん這いになるように命令され、恐怖と諦めによって命令に従おうとするが、身体はろくに動かせずに、苛立った男達の手によって、尻を思いっ切り叩かれる。
『ひぃ!立ちますから、立ちますから……叩かないで、痛いのはもういやぁぁ……』
 ノロノロと立ち上がろうとした私だったが、男達は立ち上がらせようとせずに、強引に四つん這いと言う状態にさせられる。
 四つん這いの姿勢になった私の目の前に、男のモノが突きつけられる……そして自分の放った精液と、私の破瓜の血が付着し汚れたままのモノを咥えろと言われた時、私は言われるままにそれを口に咥えた。
 すでに抵抗しようとか、抗おう気持ちは無くなっており、男の物を口に咥えて舐めると言う行為に対して……
『これなら痛くない……良かった……』
 と言う、奇妙な安心感すら出始めており、むしろ積極的とも言える程に、咥えさせられたモノを舐めしゃぶる。
『ぐむぅぅ! づっぅぐぅ! むむぐぅぅぁあっ!! えへぁっうごわぁっ、うじゅっじゅぶぅぅ……おうっ!』
 舐めていれば、これ以上痛い事をされなくて済むと考え、
音を立てながら必死にしゃぶる。どうすれば上手くしゃぶれるのか知らない、知らないが私はしゃぶり続けた。だが、口での奉仕だけで終わる筈もない、口で奉仕し続けている私の後ろに回り込んだ別の男が、蹂躙したばかりの場所から垂れ出している精液を掬い取り、尻の穴へと塗り始まる。
何がこれから起こるのか、私には想像も出来ない事を男はし始める。
『んぶっ! ぶふぅ、ふいぁぁぁ、むぐぅぅ――!!』
 尻たぶが、押し広げられて行くのが解る。
そして剥き出しにされた肛門へと塗られるベチャリとした感覚、そしてそれが塗られた肛門へと挿入される、男のモノの感触!
『あぎぃうぅっ。ううあぁっ! ちゅぶぅぁあうぁ、あおぉうぁおあぁう!!』
 メリメリ! と尻が裂けて行く激痛、先程とはまた別の激痛が身体を引裂いて行くが、最初の時ほどの抗いは見せない、ただひたすらに耐え続け終わるのを待ち、口へと突き込まされている物を必死にしゃぶり続ける。
『うーうーうぅーうわぁ! あっあぁぁちゅぶぁおおぉぉっえあっぁぁ。うーうーうぅぅーー!! くっくぅぅぅ…ああぁうっっ!!」
 延々と続く凌辱、聞こえるのは自分のすすり泣く声と、男の物をしゃぶり続ける隠微な音、そして男達の卑猥な言葉の羅列と嘲るような笑い声、四つん這いになっている身体の下に、別の男が入り込んできて、膣へと自分のモノを挿入する……私は犯される。口……膣……肛門……三つの穴、全てを同時に犯され、身体の内と外を、男達の精液によって念入りに白濁の化粧を施されて行く、強引に揉まれ続けた胸は赤く腫れ内出血を惹き起こし始めている。
それでも男達は胸を揉み上げ、乳首を捻り上げては弄び続け、更には何箇所も乳房に噛み痕を刻み込み、血を滲ませる。

 すでに何回膣の中へと出されたか、それを数える気も起きないほどに犯され続けた末に、男達はようやくに私の身体の上から離れて行く、
そして布団の上で身動くすら出来ずに転がっている私を見て嘲笑い、最後のついでとでも言うように転がっている私に蹴りを入れる。
『えぐっ! げぇひぃぃ!!』
 腹を蹴られ、朝食と一緒に飲まされた精液が逆流し吐き戻される。そして吐き戻された反吐に顔を押し付けられ、それを舐めさせられた後に、男達は笑い声だけを残して部屋から出て行った。

 余りの出来事に、暫くは動く事さえ出来なかった。
ようやくに身を起し、精液で汚れた身体を、寝転がっていた蒲団や、引き千切られた衣服の切れ端で拭い取り、なんと精液の汚れだけは拭き取る。
 そして、何とか散らばっている衣服を掻き集め整えるが、その途中で涙が出てくるのを止める事が出来なくなる。
『うっ……うぅぅ、何で、何でなのよぉぉ……』
 泣きながら服を着なおし、廃屋から出た時には、既に夕方となっており、夕闇が迫る中を私は、足を引きずりながら家路についた。

 そこで目が覚める。
 全身に滲み出してきている、気持ちの悪い寝汗と全身を侵食する不快感、絶望の叫びを張りあげたい衝動に駆られるが、それを必死になって飲み込み、そして思い出す。
 彼の手の温もりと、優しく包み込まれた感触を……
「大丈夫……もう大丈夫なのよ早苗……」
 自分で自分に声をかける。
 そして、大きく深呼吸を繰り返して、心を落ち着かせて行く……

 家に帰りついた私の姿を見た母は、その場で意識を失いそうになった。
 それほどまでに私は酷い有様だった。それでも母親としての使命感によってか、私をすぐに病院へと連れて行ってくれる。
母が運転する車によって連れて行かれた病院は、私が住んでいる街から、かなり離れた場所にある病院だった。
 理由は二つ、その病院には、母の知り合いが医者として勤めていたので、何かと便宜を図ってくれる事、そして家の近所の病院などに行った場合、その事が噂となってしまう可能性を心配しての事だった。
 病院で行われた処置、身体の傷の治療と妊娠の危険を避ける為に行われる膣洗浄と、薬物の投与……それらの治療を受けた後に、個室へと運ばれて、そのまま入院する事となる。
無個性な白いベッド、その上で横になっている私に、母は優しく言ってくれる。
「忘れてしまいなさい、お母さんが守ってあげるから、忘れていいのよ……」
 そんな母の言葉を聴きながら、私は効いて来た薬のせいもあり、深い眠りへと陥っていった。

 母は、私が強姦されたという事を、世間から隠し通そうとしてくれた。
だが私が強姦されたと言う噂は、何時の間にか街中に広がっており、すぐに隠し通す事は出来なくなってしまう。
そして母は、私を守る最後の手段として、住みなれた街から、誰もこの事件の事を知らない土地へと、一家で引っ越す事を決めた。
 引越しの数日前まで、私は病院で治療を受け続けていた。強姦された時に受けた傷痕の治療と言うよりは、強姦されてしまったと言う精神的なショックの治療、そちらの方がメインであったが、完全にショックが癒される筈もなく、結局は引越しの準備の為に中途半端に退院する事となり、自宅へと戻る事となった。
 引越しをするまでの数日、何人かの友人達が見舞いに訪れたが、人と会うという事が苦痛であり、結果として誰にも会わずに、そのまま帰ってもらう事になった。
 誰にも会いたくなかった。私に何が起こったのかを知っている人達に、どの様な顔をして会えばいいのだろうか、だから会える筈などなかった。

 そして明日引っ越すという晩、お隣のおばさんが家を訪ねてくる。私が小さな頃から、何かとお世話にもなっていた隣の一家、さすがに黙って居なくなる事も出来ずに、おばさんの家だけには、引越しの挨拶をしていたので、最後の挨拶をしに来たのだろう……そう思った。
 漏れ聞こえてくる母とおばさんの会話、意味も無く聞き流している中に、ケン坊の話題が出てくる。
 ケン坊……隣の家に住んでいる男の子、三つ年下の弟の様な子供……
『うちの子……喧嘩……お姉ちゃんを……慕っていた……』
 漏れ聞こえる話、何を言っているのだろうか……少しだけ気になり、おばさんが帰った後に、お母さんに何を話していたのかを聞いてみる。
 そして私は知る……ケン坊が、私の為に上級生の子供と喧嘩をし、けがをしたという事を……
『早苗ちゃん、どうしたの急に泣き出して』
 母の声で自分が泣いていると言う事に気がつく、ぽろぽろと溢れ出してくる涙……あの日から初めて流す事が出来た涙だった。

 窓を軽く叩く、ガラリと開いた窓からは、何時ものケン坊が姿を見せてくれた。
『ケン坊……ありがとう』
 驚いたような表情をしているケン坊に、精一杯に笑顔を向ける。
『ケン坊のお母さんから聞いたよ、私の為に喧嘩してくれたんだってね』
 そして手に持ったビーズ人形を手渡す。
『これ、前にケン坊がほしいって言っていたでしょう』
 ケン坊にビーズ人形を手渡そうとした時、私の手がケン坊の小さな手と触れ合う。一瞬、ビクッ! と反射的に触れた手を振り解きそうになる。
まだ人の手に触れる事すら怖くて恐ろしい、だけど触れた部分のケン坊の手は温かい、引っ込みかかった手を伸ばし、ケン坊の手を握り締めるようにして両手でしっかりと包み込む。
『ケン坊の手、温かいね……ケン坊の手の温かさだけは、絶対に忘れないからね』
 ケン坊の温かい手の感触、それを忘れないように、もう一度強く手を握ってからケン坊とお別れをする。
 明日引越しをするという事は、声が詰ってしまい言えなくなってしまった。無理に言葉を探して、言おうとすれば、その場で泣き出してしまいそうだったから、せめて最後のお別れの時は、笑顔でいたいと思ったから……

 翌日、ケン坊が学校へ行っているうちに引越しをした。
 遠ざかる家、今まで暮らしてきた家が遠くなって行き、やがて見えなくなる……そして、私の新しい生活が始まった。
 

                                 五


新しい生活が始まったと言っても、あの忌まわしい記憶は消える筈も無く、常に悪夢として何度でも蘇ってきては、私を苦しめ続けた。
 新しい学校への登校拒否、拒食症、そして自分の父親すら恐怖の対象となる男性恐怖症、
肉体の傷は癒えても心の傷は容易に癒える事は無かった。
 そんな地獄のような日々の中、あの最後の日に感じたケン坊の手の温もりだけが、私を救ってくれた様に思え、その温かさを糧として私は、少しずつだが心の傷を癒して行く……そして何年かの月日が過ぎて行く中で、私は社会復帰の訓練を兼ね大学へと進学する事にした。
 男性恐怖症が、完全に克服された訳ではないが、何時までも閉じ篭ったままで居られる筈もない、
だから女子大ではなく(中学、高校は女子高に通っていた)男女共学の大学を選ぶ事にし、その大学に無事に合格する事が出来た。

 そしてキャンパスで過ごす二年間、完全に男性恐怖症を克服できたとは言えないが、
大学生活を普通に送れる程度には、生活できるようになっていた。
 そんなある日、キャンパスで女友達と一緒に歩いていた時、突然見知らぬ男性に肩を掴まれるという事態が発生した。
 突然の出来事に、あの時の恐怖がフラッシュバックの様に蘇り、思わず悲鳴を出してしまった私、肩を掴んだ男性は慌ててポケットから、何かを取り出して私の前にぶら下げる。
 ぶら下げられた物は、ビーズで作られた、何処か見覚えのある人形……
そして、その男性は大きな声で言った。
「僕だよ、隣に住んでいたケン坊だよ!」
 目の前にぶら下げられた物、それは紛れも無く、あの最後の夜にケン坊に手渡したビーズ人形をだった。
 慌ててビーズ人形と、それを手にしている男性の姿を見比べる。信じられない思いが強く、思わずかけている眼鏡を外して、その眼鏡をコシコシと拭いた後にかけ直し、再度マジマジと男性の顔を見る。
 記憶にある面影と、目の前の男性の顔が合致し、その瞬間に思わず言葉が漏れ出す。
「ケン坊……?」
 私が言った名前に反応して、ニコリと笑う子供のような笑顔は、紛れもなく隣に住んでいたケン坊の笑顔だった。

  ケン坊が、私に交際とデートを申し込んで来たのは、再開してから一週間もたたない時期であった。
 突然の申し出に、一瞬の迷いを見せてしまった私だが、実の所は嬉しかった。デートは回を重ね、三回目のデートが終わった時に、私の方から四回目のデートを誘う。
 そして交際を始めて数ヶ月……私の方から、強引なアプローチを仕掛ける。

 実際の所を言えば不安だった。私の過去を知っているケン坊が、何時か私から離れて行くのではと言う不安、何時までもケン坊が私のそばに居てほしかった。
 だからケン坊が、私から離れて行く事が出来ない、出来なくなるような関係を、強引にでも結んでしまいたい、その手段として私はケン坊に抱かれたいと思った。
 それは愛情などではなく、計算ずくの行為だと言う事は、常に記録している基礎体温によって、妊娠などしない時期を選んでケン坊を誘った事からも明白だった。
 いま考えれば、余りにも身勝手で打算的な行動、だけどあの時は、この様な行動しか考える事が出来なかった。
 だから私の方から、ケン坊をホテルへと連れ込むと言う行動に出てしまった。

 先にシャワーを浴び終わったケン坊が、半透明のガラスドア一枚を隔てた場所に居る。
自分がしでかした行動に、今更ながら不安にも似た後悔の念が湧き上がってくるのを、完全に抑えきる事が出来ないでいる。
 ケン坊の服の袖を掴んでの、強引な行動……ホテルの中、そして部屋に入り込むまでは、一言も口を聞かない……と言うよりは、口など聞ける筈もない!
 ようやくに口を開く事が出来たのは、完全に部屋の中へと入り、呆然としているケン坊の顔を見た時だった。
「ケン坊、知っているんでしょう?」
 思わず俯いてしまう自分……
「わたし……汚れているの、あの時からずっと」
 そして何をケン坊に言おうとしているの、自分でも解らなくなってくる。俯いた顔を必死の思いで持ち上げるが、溢れ出して来る涙でケン坊の顔がよく見えない
「だから、あっ!」
 更に何かを言わなければと思い、無理にでも言葉を続けようとした時に、私の唇がケン坊の唇で塞がれる。忌まわしい記憶が一瞬蘇り、身体が強張り、反射的に逃げ出しそうになってしまうが、それは本当に一瞬の事、すぐにケン坊に身を任してしまう……望んでいたのだから……
 重ね合わせた唇、その閉じられた唇にケン坊の舌が触れてくる。私は自ら唇を薄く開き、その舌を受け入れ、私の舌を代わりにとでも言うようにケン坊の口の中に差し込む。
 互いの口の中で絡み合う舌の感触、どれくらい唇を重ね合わせ続けたのか……もっとこうしていたかったが、息がだんだんと苦しくなってくる……限界まで我慢した次の瞬間に、勢いよく唇を離してしまった。
「ごめん、ケン坊……息、苦しくなっちゃった」
 はぁーはぁーと、息をつきながら私は、照れ隠しの笑みをケン坊にむけた。

 先にシャワーを終えたケン坊に
「一緒にシャワーを浴びようか?」
 と言われたが、それはさすがに恥ずかし過ぎて、昔の事を思い出しながら、ケン坊の頭を軽く叩いてごまかした。

 シャワーは、とうの昔に終わっている。だけどバスルームから外に出るタイミングが難しい、少々迷った末に、外で待っているケン坊に……
「向こう向いていて」
 と、命令した上で、バスタオルでしっかりと身体を隠してベッドの中に潜り込んで、ケン坊を待つ事にする。
 言う事を聞いてくれるか、少々不安だったがケン坊は、とても良い子で素直だった……少しくらいは、素直じゃなくて良いのにと思うけど
 するりと潜り込んだベッドの中から
「もういいわよ」
 そう言ったとたんに、向こうを素直に向いていたケン坊が、バッ! と言う感じで私の方を見る。そして、あっという間に、私の横へとベッドの中に潜り込んできた。
 すぐに始まるかと思っていたのに、何だか二人の間に奇妙な沈黙が続く、互いに何だか切っ掛けが掴めない、天井を見ているのも何だか変なので、ケン坊が居る方へと顔を動かしたら、ケン坊も同じ様に此方の方を見ようとしていた。
 お互いの視線と言うか、目と目が鉢合わせし、何だか急に可笑しくなって来て、二人してクスクスと笑いあってしまう。そして笑いあった後、ケン坊が私の身体を引き寄せ抱き締めた。
「あっ!」
 思わず漏れ出させてしまう声、身体が緊張して震えだしてしまう。
「震えてごめんね、やっぱり怖いの……でも!」
 自らが望んだ事だというのに、怯えて身体を震わせてしまう事が、何だかとても悔しくなってくる。その怯えを振り払う為に、私は自らケン坊に身体を預け、唇を重ね合わせた。
 ケン坊は、そんな私に応えてくれた……私よりも強い力で身体を抱き締め、重ねた唇を激しく吸ってくる。そして、何時の間に胸へと置かれているケン坊の手が動き、私の乳房を強く揉んだ。
「あっあぁぁ!」
 身体が反射的にビクリと動き、離れてしまった私の唇から声が漏れだす。その声は、私が知っている私の声ではなく、まるで別人のような声……でも紛れもなく私の声だった。
 胸を揉んでくれていた手が、下半身の方へと下りて行くのが、肌の感触を通して解る。そして、ケン坊の指先が私の部分に触れた。
「そこは、くぅふっ!」
 触れた指先が、私を掻き分けながら肉に触れ、濡れた場所を優しく撫でる。
「あうっ、んぁ!」
 私の口から漏れ出す声を止められない、それどころかこの声をケン坊に、もっと聴かせてあげたいとすら思う。それは、私がもっと沢山の声を出せるほど、身体に触れてほしいと言う思いでもあった。
 だけど同時にとても怖くなる……この手の感触は、間違いなくケン坊だけど、別の感触も思い出してしまう。
「うくっ! あぁぁ、こわいの……」
 怖い……と言う気持ちが湧き上がり、それが無意識の声となり漏れ出る。
「大丈夫、大丈夫だから」
 私が怖がっているという事が解るのだろうか、ケン坊が耳元で優しく囁いてくれる。それだけで、不安が和らぐような気がする。
 私の胸が優しく揉まれるのが気持ち良い、自分でも乳首が膨らんでいくのが解る。そして膨らんだ乳首に触れるケン坊の舌が……
「はぁうっ!」
 漏れ出す声と刺激に対する過敏な反応、思わず身体がその刺激から逃れようと動くが、突然に全身から力が抜ける。彼を受け入れるために、緊張していた身体が弛緩して行く……そしてケン坊の愛撫に身を任せながら、その瞬間を待った。
 延々と続く愛撫……不快ではない、ケン坊の動きは気持ち良いし、触れられるのは嬉しい、だけど……
「いいのよ……」
 まるで催促でもするような言葉に赤面してしまう。
「ケン坊……どうしたの?おねがい……」
 もう一度言う……不安になってくる。何でケン坊は、最後までしてくれないのだろうかと……
 私の身体を愛撫するケン坊の手が乱れ始める。気持ち良く、優しかった動きが、どんどん不快な動きに変わって来て、だんだんと乱暴なギクシャクとした動きとなり、まるで私の事を考えない、身勝手な動きをし始める。
 苛立ちにも似た思い、チラリと私の身体を愛撫し続けるケン坊の表情を見れば、先程までの優しい顔ではなく、困ったような不安そうな表情に変わっており、そこには私に対する優しさを何も感じ取る事が出来なくなっていた。
 その表情を見た時に、私の感情は突然に爆発してしまう。自分の方から、こんな場所に誘ったと言うのに、身勝手な感情だと解りながらも、それでも……
「ばかぁ!」
 思わず出た言葉と、その行動……我に返った時には、ケン坊の頬を思いっきり叩いていた。
 涙が出てくる。ケン坊に対してではなく、自分の行動余りの愚かしさ、それに対して腹が立ち哀しく、それを見られまいとしてケン坊に背を見せる。零れだして来る涙、それは自分自身の惨めさを故だった。
 ただ、その涙の訳をケン坊に知られたくない、知られた自分が余りにも惨め過ぎる。だから関係ない事を、感情の赴くままにケン坊へと吐き出してしまう。それが身勝手な事だと知りながら……
「私が、どんな目にあって! どうして引っ越さなければ、ならなかったか知ってるでしょ!」
 こんな事を言いたいんじゃない! もっと別の事を言いたい、だけどそれが出て来なくて、こんな馬鹿な事しか言えない、まるで子供だ!
だけど…… 
「知ってるからケン坊は! 私が汚いって、知ってるからケン坊は! 待ってたのに、ケン坊に会えたのに! ばかぁぁーー!」
 誰かに言いたかった事、誰にも言えなかった事、聞いてくれる人の居なかった事、感情の赴くままにケン坊の胸に顔を埋め、その身体を叩く! ポカポカ! ポカポカ! と際限無く叩き続ける。
「ごめん」
 ケン坊の声、違う! 謝りたいの私なのだ。
「ばかぁ!」
 理不尽な反応! ケン坊の頬を再度叩いてしまう。
「あやまらないで、悪いのは私なの! ケン坊に会えたのが嬉しくて、付き合ってくれるのが嬉しく、勝手に舞い上がった末に、こんな所にケン坊を連れ込んで、嫌われるのも当然なの、こんな汚い女なんだから!」
 何を言い始めているのか、自分でも解らなくなってくる。もう御終いだと思った。こんな私なんかが、ケン坊何かに!
「違うよ、お姉ちゃんは綺麗だよ、汚くなんかないよ」
 ケン坊の言葉、それに言い返す私の言葉、駄目だ! 冷静に考えられない、つい反射的言い返してしまう。こんな事を言いたくないのに!
「じゃあ、なんで最後まで! やっぱり私の事を汚い女だって!」
 自分で自分を貶める言葉を吐き出しなら思ってしまう。さよならケン坊と……
「違うよ、タイミングを掴めなかったんだよ!」
「へっ?タイミング?」
 爆発寸前の会話の中に、突然飛び込んで来た奇妙な単語、それに対して奇妙な感じで思わず反応してしまう。
「いや、まだ着けてなかったから……」
ケン坊が言っている意味が解らない、何に事を話しているのだろう?
「着けてないって、なにを?」
「……コンドーム………」
 私の問いに対して、神妙な顔をして答えるケン坊……その困ったような顔を、マジマジと見てしまう。そして見ている内に、急に可笑しくなってくる。
「プッ!」
 さすがにケン坊の顔を正面から見て、その顔に対して噴出す事は出来ないので、横を向いて噴出すが……
「キャハハハァ――!」
 頭の中を支配していた荒々しい感情が、なんだか一挙に引いて行くと言うか、反転してしまい、一挙に大笑いをし始めてしまう。
「だって急だから、事前に準備してたのは部屋に置いてきて持ってきてなかったし、部屋を探せば置いてあるかもしれないけど、すっかり逆上せていてお姉ちゃんがシャワー浴びている最中に探し忘れていて! それに着けてからしないと、赤ん坊が出来たら大変出し、いやいや! 別に出来ても結婚したらいい話だけど、お姉ちゃんの意見を聞いた上でなければ……」
 ケン坊のしどろもどろな言い訳を聞きながら、私はベッドに顔を押し付けつつ笑い続ける。そして、笑いの発作が収まった瞬間に、ベッドに押し付けていた顔を上げ、ケン坊に抱きついて、困った表情をしている可愛いケン坊に、思いっきりキスをする。
「んっ!」
 息が続く限りの長いキス! そして、そのキスを終えた後にケン坊の顔をじっと見る。「ばか、女の子の方から誘ったんだぞ、今日は安全日で大丈夫なの」
 そして再びキスを私の方からする。そして身体をケン坊へと任しながら、ベッドの上に倒れこんで行った。

 気持ちよかった。
 再開されたケン坊の愛撫、彼の手や舌、そして触れ合った肌……その全てが、優しくて気持ちが良く、その愛撫に身を任せる事に、何の不安も無く全てを受容れた。
「んっ……こんどは、ほんとうにきて、おねがい……」
 再度の願い、彼の動きが変化する。愛撫を繰り返した手が肌の上から離れ、下半身の方へと移動し、なにやらモゾモゾとさせる。
 そのモゾモゾとした動きが止まり、私の部分に何かが宛がわれ、それに対して身体がビクンと緊張する。
「くっ!」
 痛みによって漏れ出しそうになる声を必死に堪えるが、思わず出てしまう苦痛を含んだ声、そして突然に止まる彼の動き、閉じていた目を開けばが、戸惑いの表情を浮かべているケン坊、そんな顔をされると困ってしまう……初めてじゃ無いというのに……
「初めてじゃないのに、痛いなんて……へんだよね、ゴメンねケン坊……」
 つい自分を卑下するような言葉を言ってしまう。これは私の罪悪感、あの時に犯されてしまったと言う罪の意識……
「んぐぅ!」
 その罪の意識を肯定するかのような苦痛が広がり、その罪から逃れようとでもする様に身体が動く、そして私を逃すまいと抱き締めてくれるケン坊の力強い腕、その腕の力に私は縋ってしまう。ケン坊に縋りながら、背中へと廻した手で、傷をつけて行く……私の苦痛を少しでも減らそうとでも言うように
「んんっ、ゴメンね! ケン坊、ゴメンね」
 私は自分の事しか考えず、ケン坊の優しさに縋ってしまう。
「ちがう!」
 ケン坊の声、そして強く抱き締められる私の身体と、その身体の一番深い場所へと侵入してくる塊、それが私を慰めて救ってくれる様に思える。
「あうっ!」
 何かが私の内側……その場所に届く、そしてその場所から広がっていく温もり……
 私は、ケン坊に聞こえないように小さく言う。
(ケン坊……ごめんね)
と……

 私の身体を抱き締めながら、ケン坊は眠っている……いえ、意識がないと言った方が正解だろうか?
 そんなケン坊を、私は同じくらい強く抱き締め続ける。こうして抱き合っていられる事が、嬉しくて安心できるから、出来るなら永遠にこの状態が続けば良いと思ってしまうが、これはもうすぐ覚める時間……抱き締め、重ね合わせた肌が教える。目覚めが近いと言う事を……
「あっ、ごめん!」
 我に返ったケン坊が、抱き締めてくれていた私の身体を離そうとする。だめ! もう少しだけで良いから、抱き締めていて欲しい!
「おねがい、もう少しだけいいから、このまま……おねがい」
 それは私の我侭、だけどケン坊は、そのまま私を一晩中抱き締め続けてくれた。

 抱かれた事によって、ケン坊との付き合いが特に変化したわけではない、私が変化を望まなかったからかも知れない、ケン坊も変わらずに私と付き合い続けてくれた。
 それに抱かれたという事で、二人の間に何か変化が起こったとしたら、それは逆にの二人の関係が終わるという事だったかも知れない、自らが変化と確実な絆としての肉体関係を望んだと言うのに、変わらない関係に私は安心していた。
 そんなある日、私が大学を卒業する時にケン坊から、話があるからと誘われる。何となく予感がしていた。お別れの時が来たのだと……
 せめて笑顔でお別れをしたい、そう思うとしてたが、笑顔でいられる自身はまるで無かった……
「僕が卒業するまで、待っていてくれないか」
 ケン坊の言葉と一緒に手渡された金の指輪、その意味を完全に理解するまで、息をする事を忘れてしまっていた。そして返事の代わりに、ケン坊に思いっきり抱きついた……そして笑顔は、やはり泣き顔と変わってしまった。

 私の事をケン坊は、すでに両親に知らせていたらしい、彼の家で未来を約束した人として私の事を紹介された時、正直に言えば不安であった。何故なら、ケン坊の両親は私の忌わしい過去の事を知っている筈だから……だが、それは杞憂でしかなく、ケン坊の両親は、私の事を受け入れてくれ、祝福してくれた。
 ただ私の家へと、ケン坊が来てくれたときの方が、遥に大変な事になったのだけど……今では、良い思いでとなっている。
(少なくとも私にとってはだけど)
 そしてケン坊が、大学を卒業するまで後一年……卒業して、すぐに結婚とは行かないだろうけど、それでも全てが良い方向へと進んでいっていると私は思っていた。


                                  六


「ふう、まだまだ寒いかな」
 着ているオーバーコートの襟元を少し引き寄せ、身を縮める。そのついでにと、周囲を見渡せば、さすがに一番寒いこの時期、出歩いている人も少なく、すれ違う人影もほとんど見る事が出来ない、久しぶりと言うよりは11年ぶりに歩く街、その懐かしい街並みを久しぶりに歩く、昔はよく歩いていたが、引越しをして他の街へと行ってからは、当然の事だけど歩いた記憶はない、この前に来た時は夜と言う事もあり、駅まで車で迎えに来てもらったので、こうして歩くのは本当に久しぶりの事で懐かしかった。
 正月を挟んでのケン坊……いや、賢一さんとの久しぶりの再会、何時までもケン坊と呼ばれるのが、なんだか恥ずかしいというケン坊の意見を了解して、ケン坊ではなく本名である川崎賢一の下の名前から「賢一さん」と呼ぶようになったのは先日の事、まだ何だか言い馴れなくて違和感があるが、その代りに私の事を「お姉ちゃん」ではなくて、やはり本名である仲谷早苗の下の名前である「早苗」と呼ぶように交換条件を出したのだから仕方がない……などと言う事を思い出し、すこし笑ってしまう。
 そんな事を考えながら歩く道、もう少し歩けば公園が見えて来るはずだ。そしてその公園で賢一さんと待ち合わせの約束をしている。彼の自宅に直接行けばいいのかも知れないが、彼の両親に気を使わせてしまう事に、少しだけ気を使ってしまい、結局は外で待ち合わせをし、それから何処かに出かける約束した。
 もしかしたら、昔歩いた場所を思い出しながら歩いてみたかったからかも知れない……そんな事を考えながら歩く私、記憶にある道順を歩んで、何箇所めかの道を曲がった時に目の前に現れたのは、一軒の廃屋であった。
「うそ……」
 その廃屋を見た時、眩暈にも似た悪夢が蘇る。目の前に現れた廃屋は、紛れも無く私が連れ込まれ、そして男達に犯された廃屋であった。
 あの時、もうすぐ解体されると聞いた。そして解体されたと思っていた廃屋が、目の前で当時と変わらない姿で建っている。
 その廃屋を見た瞬間に足の力抜けて、その場に座り込んでしまいそうになるが、必死になって堪える。そして、この悪夢の場所から少しでも速く遠ざかろうとした時に、突然に背後から身体を抱き締められ、そのまま持ち上げられる。
「ひぃ!」
 反射的に吐き出そうとした悲鳴が、覆われた口の中でくぐもり外に出ない、持ち上げられた身体が凄い勢いで移動して行く、何処へ運ばれて行っているのか、何が起こっているのかを把握しようと動かした視線の先には、廃屋の扉が写し出された。
「んっ! ぐぅぅっ!」
 身体を必死にくねらせ、抱かかえられている身体の自由を取り戻そうと足掻く、しかし身体に回されている腕は緩まず、廃屋の中へと私は連れ込まれていった。

 持ち上げられたまま運ばれる。薄暗い廃屋の中、黴臭い空気の臭い、開け広げられるドアの音、そして放り出された先に引かれている蒲団
「ぐっ!」
 放り出された時にぶつけた箇所に痛みが走り、思わず呻き声が出てしまう。それでもこれは夢だという思いが心の何処かにあった。
 そうだ、私はまた夢を見ているのだと、あの時の悪夢を繰り返し見ているのだと、どうして同じ夢を何度も繰り返して見るのか、ケン坊に再会する事が出来て、幸せになる事が出来たのに、なんで悪夢を繰り返し見続けるのだろう。
「夢だよね、早く目を覚まさなきゃ、そして賢一さんに電話して……」
 蒲団から立ち上がり、放り込まれた場所から出て行こうとした私の腕が掴まれる。そして、そのまま男達の方へと引き寄せられ、着ているオーバーコートを剥ぎ取られ、再び布団の上に放り投げ出される。
「いやぁぁ――!」
 声を出す! そして逃げ出す為に、まだ半開きになっているドアへと、転がるようにしながら駆け出すが、足元をすくわれる様に蹴り飛ばされ、その場に無様な姿で転倒してしまい、その拍子にかけている眼鏡が跳んで行く!
 転んだ時にぶつけた痛みを感じる間も無く、髪の毛を掴まれ蒲団の方へと引きずられ行く
「いやっ!はなしてぇ、もうういやよぉぉ――!!」
 引っ張られる髪を押さえ、引きずられまいと足掻いても、ブチブチと髪が引き千切れる音が聞こえるだけで、引きずられ布団の上へと放り出された。
「あうっ!」
 眼鏡が外れ、定かでない視界の中で、ドアの周囲にいる男達の姿が見える。少しでも男達から離れようと、今度は反対方向へ動くが壁に阻まれ、すぐに追い詰められ引き戻される。
「おねがい!やめて、わたし結婚するの!好きな人がいるんです!健一さんと一緒になるんです!だからおねがい、助けってぇ!」
 無表情だった男達が、私の哀願を聞いた瞬間に大笑いをしだす。そして笑い終えた男達の一人が私に近寄って来る。
「眼鏡は、かけておいた方が俺の好みだな」
 ガチガチと震え続ける私の顔に、吹っ飛んだ眼鏡がかけられる……片方のレンズにひびが入り、奇妙にズレタ視界が支配する世界……そして男達は、私に襲い掛かってきた。

「いやぁぁ――!!」
 着ているセーターが捲りあげられ、その下につけていたブラジャーが引き伸ばされ、そして千切り取られる。
「だめっ! だめぇぇ――!」
 剥き出しにされた乳房を庇おうとしたけど、すぐの両腕を頭の上の方へと押さえつけられ固定される。
 隠せない乳房、その乳房へと伸ばされていく男達の手
「いやっ、揉まないで!いたいからぁ、痛いから、やめてぇぇ――!」
 グニュリと握り潰される乳房の感触と痛み、引き千切るように乱暴に動かされ続ける乳房、男達の手によって弄ばれ、上へ、下へ、右の乳房が押し潰され、左の乳房が引き伸ばされる。愛撫などと呼べない、苦痛のみを与える行為が続く中、それでも刺激されてしまった乳首が、少しずつ膨らみ始めるを感じる。
「へっ!嫌だ、嫌だ言いながら、ちゃんと乳首膨らんできやがった」
「ちがっ、いひぃ!」
 男の言葉に、何か言い返そうとした瞬間に、膨らみだした乳首が指先で捏ねられ、意思に反していっそう膨らまさせられ、その膨らみ勃起した乳首が引っ張られる。
 指と指の間に挟みこんだ乳首、それが恐ろしいほどに引き伸ばされ、このまま千切れるかと思うほどに嬲られる。
「あうっ!いたぁい、いたぁいよぉぉ――!!」
 暴れれば逆に引き伸ばされた乳首に激痛が走り、それが動きを鈍らせる。それをチャンスとしたのか、腕を掴んでいる男と乳房を嬲り続ける男とは別に、もう一人の男がスカートへと手をかけ、ショーツと一緒にスカートを引き摺り下ろし、下半身を完全に露出させた。
「だめっ!よして、やぁぁ――!」
 それほど濃くは無く、念入りに手入れをされている黒い茂み、それが剥き出しとなり、その茂みに隠された部分へと手が伸ばされ、強引に割目を探り出していく
「ひぃっ!」
 探り当てられた割目、そこに指先が潜り込む
「うわぁぁ!ああぁぁ――!」
 唯一自由に動かせる頭を振り乱しながら、意味不明の叫びを出しながら足掻いても、押さえつけられた身体は自由になる事は無く、押さえつけられたままの身体が弄ばれながら嬲られる。

 身体を持ち上げられ、大きく両足を広げられる、大股開きとなり剥き出しにされる股間、そのむき出しとされた股間を茂る陰毛が掻き分けられ、剥き出しとされた秘所が開け広げられ曝される。そして背後から伸ばされた手が、乳房を歪めなら縦横に揉んんで乳首を嬲り、掴まれた固定された私の眼前に、剥きだしさらえた男のペニスが突きつけられた。
「ひっ!ひぃやぁ、いやぁ、いやぁぁ――!たすけてぇ、健一さん! たすけてぇぇ――!」
 顔を振り、突き付けられているペニスから顔を逸らそうとしても、がっちりと押さえられている頭は動かず、眼を瞑り歯を喰いしばり、男達の行動を拒否するしか出来ない、しかし次の瞬間に、強い衝撃を顔面に感じ、ジーンとした痺れが鼻の奥と口の中に広がり、その後に血の味が広がり始める。
「うっ……うぅぅ……」
 その衝撃が三回連続で続いた後、呻き声と一緒に開いた眼の前に、再びペニスが突きつけられていた。
 そして同様に突き付けられている男の拳には、血が付いている……こびり付いている血、それは殴られた私の口と鼻から出ている血、その拳を私の前で揺らした後に、自分のこの方へともって行き、その拳についている血を舌先で舐めとると、、私にひどく残酷な笑顔を向け笑いかけた。
 私は口を開ける。その開けた口の中へと突き込まれる男のペニス、それが口の中で動き、口中の切れた場所を刺激し、血が滲み出してくる……そして、突き入れられ、捏ねるようにして嬲られる私の口……
「舌の使い方ぐらい知ってるんだろ」
 男の言葉に反射的に頷き、突き込まれているペニスに舌を絡める。賢一さんのペニスにしてあげたように、殴られた衝撃で素直に従ったのか、それともこれ以上殴られるの怖くて従ったのか……すでに諦めたのかも知れない、私はこうなる運命なのだと、健一さんとの再会も、幸せな時間も、そして幸福な未来も、全てがあの時に犯されている自分が夢見た事で、こうして見知らぬ男達に犯されているのが現実で、永遠に犯され続けるのが私だと、そう悟ったからなのかも知れない……
「ぶふっ!」
 口の中に苦く、生臭い物が広がり、突き込まれていたペニスが引く抜かれる。引き抜かれたペニス、半開きとなったままの私の口、吐き出された精液と唾液が、滲み出して来た血と混じりあい、薄紅色の粘液となって毀れ出す。溢れ出る薄紅色の粘液の中に小さな塊が一つ……それは殴られた時に折れた、私の歯の欠片だった。

 ベチャリ!と股間……と言うよりは、アノ場所を中心にして何かが塗られる。ヌラリとした触感と、垂れ出すような感覚、それが股間に塗り込められていく
「あうっ!……ひいぅ!」
 アノ場所だけではなく、肛門の付近へも塗られていく感触、それはこの後に行なわれる事を暗示している。
 そして二人の男によって持ち上げられる身体、運ばれる先は、仰向けに寝転びならが、ペニスをそそり立たせている男の身体の上、片方の足を掴まれ、両足を大きく広げられた状態で、寝転がっている男の上へと降ろされる私の身体、そそり立っているペニスがアノ場所へと触れる。
「いやっ!やめて、おねがい……おねがい」
 ペニスの先端が、アノ場所へと触れた瞬間に思わず腰を引いて、挿入されまいとするが、寝転がってペニスを立てていた男が起き上がり、抱え込まれている私のお腹へ握られ拳が叩き込まれた。
「げふっ! ひぐぅ! はぁがぁっ!」
 合計で三発、それがお腹に叩き込まれる。一発目で息がつまり、二発目で胃液が逆流し、三発目で失禁した。
 口からせり上がる胃液の苦い味、股間から放出される生暖かい液体の感覚、ぐったりとした私を、男達は抱えあげたまま場所を移動し、そこで私を殴った男は、再び仰向けに横たわりペニスをそそり立たせた。
 まだポタポタと雫が落ちている私の股間、それが男の上に……ペニスの上にゆっくりと降ろされていく、すでに抵抗する気力はなくなっており、降ろされるままに私は、胎内へとペニスを受容れた。
「あうっ!」
 失禁と先に塗られていた液体、それらによって肉体的な苦痛や抵抗もなく、スムーズにペニスが胎内へと挿入されて行く、だが苦痛や抵抗が無くとも犯されたという屈辱が、心を深く傷付けていく、身体を固定されながら、ペニスを挿入している男が、私の腰を掴みながら身体を突き上げる。
「あっ! くがぁ! ひぃはぁっ!」
 突き上げられる度に、奇妙な悲鳴のような声が漏れ出し、胎内の奥に入り込んでいるペニスが子宮を突き上げ、肉体を貪っていくのが解る。
「いやぁっ! いやぁぁ……!」
 胎内の奥にあるペニスの動きが変わり、それが私に何が起こるのかを教える。
「やだぁ、ぬいてぇ!ださないでぇぇ――!!」
 私を抱えている男達、そして下から私を突き上げていると男、絶叫にも似た哀願の声を吐き出し、挿入され続けている股間のペニスを引き離そうと足掻く、だが抱き上げられた身体は、多少揺れるだけであり腰を掴まれた下半身は、男のペニスを咥え込んだまま外れる事はない
「行くぜ」
 男の言葉、それは死刑執行者の言葉であり、私の中に決定的な物を注ぎ込む合図でもあった。
「いやぁぁ―――!!」
 口から吐き出される悲鳴、そしてそれに被さる男達の嘲笑、それらを耳にしながら私は、吐き出した悲鳴とは逆に、胎内へと注がれていく液体の熱さを、受け止める事となった。
 全身から力が抜け落ちる。胎内に吐き出された精液の熱い感触、男は抜かないままに二度目の射精を試みるかのように、身体を繋げた状態のままで腰を突き上げ、伸ばした腕で揺れ動く乳房を揉む始める・
「ひくっ!」
 たぷんとして重みを掌に受け取りながら、膨らんだままとなっている乳首を指先で挟み込み嬲る。他の男達が抱えあげ、支えていた身体がゆっくりと男の上に降ろされ、音の身体の上に覆い被さり、そのまま抱きとめられ、グルリと男が位置を変えて、私を下に組みひきながら、身体を嬲り続けていく……繋がったままの状態で……
 揉まれ嬲られる乳房、握り潰され引っ張れた乳房の先端にある乳首に歯が食い込む、刻み込まれた歯形が残る乳房が、男の手で押し潰されるように押し付けられ、扁平に潰れ苦痛だけを与える。
「あぐっ!」
 そして繋がったままの状態で、二度目の射精を終えた男が身体から離れた後、三人目の男が倒れたままの私の身体に手をかけた。

 最初に口に出した男、そして膣に出した男、三人目の男は肛門にペニスを挿入してきた。
倒れている私の身体を、他の男たちと一緒に持ち上げたたせる。ただし完全には立ち上がることを許さずに、さながら犬か何かの獣様に四つん這いにさせた状態で身体を起こさせる。
 そのままの状態から、下半身に添えられる手の動きによって、これから何が行われるかを知るが、身体によっての抵抗は出来ない……と言うよりは、既にするだけの気力も体力も無くなっていた。
「おねがい、やめて……もうやめて、おねがい……」
 四つん這いにされたまま、呻くように繰り返す哀願、自分が流した涙が雫となって床に落ち、小さな水溜りを作り出しているのを見る。
「たすけて、健一さん……たすけて……」
 賢一さんが助けに来てくれる筈などない、すでに手遅れだと感じながら、それを知りながらも賢一さんに助けを求めてしまう。この事を賢一さんが知ったら、私をどんな風に見るだろうか、再び私を抱きとめてくれるだろうか? それとも……
「ごめんね、健一さん……ごめん……あひぃ!」
 左右に割開かれる尻たぶ、そして剥きだしとされた肛門に男のペニスが添えられた。
「あっ、まっ! あぎぃっ!」
 添えられたペニスは、抗いの声を出す前に、一気に付き込まれ肛門を抉る。健一さんとのSEXに置いて、当然の事ながらこの様なアブノーマルな性交はした事がない、11年前の悪夢の時に経験があるだけだ。
 そのときの苦痛が蘇る。メリメリと裂けて行く肛門の感覚、激しい痛みが身体を走り、突き抜けていく!
「ひぃ!ひぎぃぃぃ――!!」
 すでに喪失したと思っていた抗いの感情が、激しい痛みによって蘇り、その苦痛から肉体を逃げ出させようと足掻かせる。四つん這いにされたままの格好で、床に爪を立てながら逃げ出そうとするが、他の男達が体を押さえつけているので、その場で足掻き続ける事しか出来ない
「あっ! ああぁぁ――!」
 開け広げられた口、その喉の奥から吐き出される悲鳴を絞り出させるように、肛門へと突き立てられたペニスが、その全てを胎内へと減り込ませて行き、やがて完全に埋没させきった。
「あがぁ、はぁぐぅぅ!」
 ズン!と突き込まれたままのペニスの太く大きな感触、それが充満して開け広げた口から、何もかもが吐き出されていきそうな感じがする。
 逃げようと足掻いても逃げられず、ただ悪戯に床にガリガリと爪を立てるだけ、剥がれた爪の痛みは感じない、何故なら肛門を犯される苦痛の前には、問題ならない程度の痛みであったからだ。
「いうっ! ああっぁぁ――! 」
 肛門に全てを挿入させた男が、身体の上に覆い被さり背後から乳房を揉みながら、その身体を嬲り始める。身体を引き寄せるようにしながら、首筋に舌を這わせながら噛痕を肌に刻み込み、悲鳴をあげさせ足掻く肉体のから快感を絞り出した末に、直腸の奥深くに欲望を吐き出す。

 男達から解放された身体が、その場に崩れ落ちるようにして横たわる。
 これで終わったわけではない、逆に言えばこれが本番であり、今まではリハーサルでしかなかったのだと、私は自分の肉体に思い知らされる事となった。


                                     七


 ある女を凌辱してくれと言う依頼は、それほど珍しい訳でもない、その指定された女に対して、何らかの悪意を持つ人物(意外な事かもしれないが、女性の場合が多い)が、その様な依頼をする事が珠にある。そして今回依頼されたのも、その様な依頼だった。

 依頼の待ち合わせ場所にと、前もって指定された喫茶店に現れたの若い男だったが、そいつを見た瞬間に、なんとも言えない危うさを感じた。
 何処かどう危ういかと言い切る事は出来ないが、ひどく細い境界線の上を目隠しでもしながら歩いているという印象……そんな抽象的な危うさを秘めた男であり、本音を言えば、こういう手合いからの依頼は、引き受けない方が利巧なのかも知れない、だが何分にも緊急に金が必要であり、依頼を引き受けざる得ない状況であった。

 手渡された何枚かのスナップ写真、そこには男と並んで微笑んでいる女の姿が写し出されている。
 年の頃なら、二十歳を少し越えた感じの若い女、どちらかと言えば小柄だが、写真で見る限りスタイルは中々に良さそうだ。長い髪をポニーテールに結び、眼鏡をかけている顔立ちも清楚な感じで、美人と言うよりは可愛いというタイプ、そんな女が目の前の依頼主である男に寄り添い微笑んでいる。
 依頼内容は前もっての連絡で大体は確めており、今日はその確認と依頼料の支払い、そして詳しい打ち合わせと言う所なのだが、手渡されたスナップ写真を見ながら、違和感を感じざるえない、本来なら依頼された事だけを、何の質問もせずに遂行するのが、この商売の基本なのだが、どうしても聞いてみたくなってくる。
「一つ質問していいか」
 写真に眼を落としながら聞いてしまう。断られるだろうと思いながらも、どうにも我慢しきれなかったのだ。
「どうぞ」
 あっさりと応じられてしまう。それがかえって、何とも言えない不気味さを感じたが、聞きたかった事を俺は聞いた。
「依頼のこの女なんだが、お前の何なんだ?」
「大切な恋人です。来年になったら結婚する予定のね」
 一瞬だが、くらりとするような眩暈を覚える。男の言っている言葉の意味を把握できない、男の言葉真実ならば、来年結婚する予定に自分の恋人を、俺を含めた男達に陵辱させようと言うのだ。
「正気か?」
 思わず聞き返してしまう。と言うよりは、聞き返さざる得ない、それほどまでに男の言動は常道を逸していた。
「単に見たいだけですよ、彼女が男達に輪姦されるという姿を、見たいと思ったから見る……単純な事だと思いませんか」
「俺達が、この女を輪姦したら……捨てるのか」
「まさか、予定通りに結婚しますよ、僕の大切な人ですからね。当然の事でしょう?」
 俺は諦めた。この先何を聞いても、俺はこの男の考えを理解できないだろう。だとしたら、依頼された事を仕事として請負、その依頼された仕事を片付けるだけだ。
「依頼内容の確認と、手順をもう一度言ってくれ……」
 俺は仕事の事だけを考える事にした。

 見せられた写真の女の名前は『仲谷早苗』と言う名だった。都内の大学を去年卒業し、地元の貿易会社で勤めている平凡な女性、この女を仲間と一緒に輪姦するのが、今回の仕事の内容だ。
 前もって指定された場所に連れ込んでの輪姦、徹底的に!そして暴力的に輪姦しろとの指定、しかも指定された場所には、前もって依頼主の男が潜んでおり、その一部始終を隠し持ったビデオで撮影すると言う。
 既に俺は、依頼主の事を理解しようとは思わないし、理解できる筈もないと悟った。そして喫茶店での打ち合わせ通りに、女を待ち伏せ(女が指定された場所の傍を通るように、依頼主の男が誘導したのだ)して、指定された廃屋の中へと女を連れ込んだ。

 連れ込んだ先の廃屋の中は、事前に準備と言うか用意が整っていた。
 輪姦される女の姿を存分にビデオで撮影し、その姿を記録できるようにと、巧妙にビデオカメラは何箇所かに隠され設置されている。
 無論の事、依頼者である男自信も巧妙に隠蔽された場所から、これから行われる輪姦劇の全てを、ビデオで撮影しながら見る事が出来るようにと待ち構えている。
 そして俺達は、ちょうど撮影する為の絶好のポジションを位置するかのように引かれている蒲団の上に、連れ込んだ女を放り出した。
「ぐっ!」
 放り出された女が低い呻き声をもらす。何が起こったのかを、完全には把握できていないようで、何事かを呟いたかと思うと、倒れていた蒲団から立ち上がり、フラフラとした感じで部屋から出て行こうとする。
 まさか、このまま出て行かせるわけにも行かない、出て行こうとする女の腕を捕まえて引き寄せる。ついでに着ていたオーバーコートを脱がした上で、布団の方と再び放り出す。
「いやぁぁ――!」
 それがきっかけになったのか、突然に大きな悲鳴をあげ、急に立ち上がると半開きになっていたドアの方へと駆けだしたが、それは予測していた事だった。
 足元を掬う様にして蹴りを入れる。その場に無様な姿で転倒し、かけていた眼鏡を吹っ飛ばした女の髪を掴んで、蒲団の方へと引きずって行く
「いやっ!はなしてぇ、もうういやよぉぉ――!!」
 足掻く女の抵抗に、だんだんと興奮が込み上げて来るのがわかる。髪を掴んでいる手に力が入り、かなりの量の髪の毛を引き千切ってしまうが、それに構わず乱暴に蒲団の方へと女を放り出した。
「あうっ!」
 捲れ上がったスカートから、白く艶かしい太股とショーツに包まれた下半身が露出し、俺達の目を楽しませてくれるが、すぐに女は立ち上がり俺達とは反対方向へと逃げようとした。
 だが、その先にあるのは壁であり出口ではない、逃げ惑う女を追い詰めた俺達は、蒲団の方へと引き戻す。
「おねがい!やめて、わたし結婚するの!好きな人がいるんです!健一さんと一緒になるんです!だからおねがい、助けってぇ!」
 引き戻された女が、哀願を繰り返しながら泣き叫ぶ、それを聞いた俺達は、思わず大笑いをしてしまう。女が言う所の好きな人、そして一緒になるのと言いながら、助けを求めている相手こそが、この状況を考えて実行に移させた人間であり、そして当人がすぐそこで、犯される女の姿を興奮しながら見ているのだ。
 これが笑わずに居られる筈がなかった。俺達は笑いながら、女が吹っ飛ばした眼鏡を拾い上げ、それをかけてやる事にする。
「眼鏡は、かけておいた方が好みだな」
 ガチガチと震えている女……その眼鏡をかけた眼で、周囲をよく見てみろ、お前が呼んだ男が傍に居るぞと、言ってやりたいのを我慢しながら、俺達は依頼された仕事に取り掛かった。

「いやぁぁ――!!」
 女の悲鳴を聞きながら、着ているセーターを捲りあげ、その下に隠れていたブラジャーに手をかけて、それを思いっきり引っ張る。
ブチン!と言う音ともに引きと千切られたブラジャーが、俺の手に残る。
「だめっ! だめぇぇ――!」
 剥き出しなった乳房を隠そうとした女の腕が掴まれ、頭の上の方に押さえつけられ固定される。
 剥きだしとなっている乳房へ手を伸ばそうとしたが、残念ながら事前に決めておいた手筈に従い、俺は伸ばしかけた手を引っ込め、別の男に順番を譲る。
「いやっ、揉まないで!いたいからぁ、痛いから、やめてぇぇ――!」
 順番を譲った男の手によって揉まれる乳房、グニュリと言う感じに握り潰された乳房が、不定形の物でもあるように歪む、掴まれた乳房が引き伸ばされながら揺さぶり動かされ、縦横に動かされ嬲られる。
 加えられた刺激に対して、身体は正直に反応してしまう。強引で乱暴な愛撫であったとしても、たとえそれが嫌悪する行為であったとしても、女の身体は刺激に反応を示し、もまれ続ける乳房の先端にある乳首が膨らみ、少しずつ勃起し始めてきた。
「へっ!嫌だ、嫌だ言いながら、ちゃんと乳首膨らんできやがった」
「ちがっ、いひぃ!」
 肉体を嬲りながら、同時に言葉によって女を嬲る。女が示す反応を楽しみながら、その膨らみだした乳首を指先で捏ねあげ、いっそう膨らまさせながら、その勃起した乳首を指と指の間に挟み込み、限界まで引き伸しなが嬲り続ける。
「あうっ!いたぁい、いたぁいよぉぉ――!!」
 暴れれば女に合わせ、更に強く乳首を引き伸ばし、女の動きを鈍らせながら嬲り続けて行く、それを見計らった俺は、女のスカートに手をかけ、一気にスカートとショーツを引き摺り下ろし、下半身を完全に露出させた。
「だめっ!よして、やぁぁ――!」
 剥きだしとなった下半身、それほど濃くは無く、充分に手入れをされた黒い茂みが生え揃っている股間、それが剥き出しとなり、俺を誘っているようにすら思える。
 その茂みに隠された部分へと俺は手を伸ばし、強引に割目を探り出していく
「ひぃっ!」
 指先に感じる割目の場所、そこに指先を潜り込ませ、ゆっくりと動かす。
「うわぁぁ!ああぁぁ――!」
 押さえつけらている女が、狂ったように頭を振り乱しながら、意味不明の叫びだす。一瞬驚いたが、いくら暴れてもどうなる筈も無い、あらためて俺は黒い茂みを指先で掻き分けながら、その閉じられたままの場所を嬲る。やがてこの場所に、自分の欲望を突き入れる為に、念入りに何度でも嬲り続けた。

 俺と、もう一人の奴がタイミングを合わせて、女の身体を持ち上げる。両足を大きく開かせたまま、その股間を剥き出しにさせ、その茂っている陰毛の様子がはっきりと解るようにし、その茂みを掻き分けて肉色の襞を露出させ、何もかも曝け出させる。
 これはサービス、この場面を撮影しているであろう依頼主が、見てみたいのではないかと思う姿を、女にさせているという具合だ。
 背後から伸ばした手で、乳房を歪めなら縦横に揉んんで乳首を嬲り続けながら、その手を頭の方へと動かし、頭部を固定させる。そして固定させた女の眼前に、手の開いた残り一人が立つ……ズボンはとうに脱いで、剥き出しにしたペニスを突きつけながら
「ひっ!ひぃやぁ、いやぁ、いやぁぁ――!たすけてぇ、健一さん! たすけてぇぇ――!」
 顔を振り、突き付けられているペニスから顔を逸らそうと女は足掻くが、身体を含めて頭部もがっちりと押さえているので、突きつけられたペニスから逃れる術はない、最後の抵抗とでも言うように眼を瞑り、必死には歯を喰いしばる女だったが、その目を瞑った顔面に、握り拳が炸裂する。
一発!……二発!……そして三発目!
「うっ……うぅぅ……」
 呻き声を出しながら、女は瞑っていた眼を開ける。開けられた眼の前に突き付けられているペニスと血に染まっている握り拳、その二つの物体に視線を彷徨わせを女の姿……
殴りつけた男が、握り拳に付着している血を舐めた後に、女の方を見て笑う。その笑顔を見た瞬間に、女は自ら口を開き、その男のペニスを受け入れた。
 口の中に突き入れら、蠢かされるペニス……その内側に含んだペニスに突き動かされ、もごもごと蠢く頬の奇妙な動き、突き入れらては引き出されるペニスに付着する唾液と、殴られた時に口の内部でも切ったのか、付着する血の痕……
「舌の使い方ぐらい知ってるんだろ」
 男の言葉に反応し、口を蠢かしながら必死になって、突き込まれたペニスをしゃぶる女の口の動き、窄まった口先が奇妙に動き、その内側でペニスをしゃぶる舌の動きも解る。
 何を考えながら、見知らぬ男のペニスをしゃぶっているのか、それとも何も考えず、考える事を諦めて、ただ突き入れられたペニスをしゃぶっているのか、女はただひたすらに突き込まれたペニスをしゃぶり続けている……
「ぶふっ!」
 呻くような音が、女の口元から漏れ出す。どうやら一発目が済んだようだ。それでも、口の中の余韻を楽しむように、最後の一滴までも女の口に放つ為か、突き込んだペニスをなかなか引き出さない……
 ようやくに引き出されたペニス、半開きのままとなっている女の口から、飲み込みきれなかった精液と唾液、そしてそれらと混ざり合った血の混合物が、どろりとした薄紅色の粘液となって毀れ出す。
 吐き出される薄紅色の粘液の中に、小さな塊が一つある事に気がつく、どうやらそれは女の歯の欠片であり、殴られた時にでも折れたのであろう。
 薄紅色の粘液の中に落ちている、小さな塊……女は、それをぼんやりとした眼差しで見続けていた。

 手に掬い取ったゼリー状と言うか、ぬるりとした物を女の股間へと塗りつける。念入りに、丁寧に、執拗に、前から後ろへと、後ろから前へと、何度も手を動かしながら塗り付けて行く
「あうっ!……ひいぅ!」
 茂みの奥の場所だけではなく、肛門の付近へとも指を動かしながら塗りこめて行く、塗り込められる度に女は低い呻き声を出すが、塗りこめている物質自体に催淫効果だとか、そのような特殊な効果がある訳ではない、単に挿入する時にスムーズな挿入を助ける為の物だ。
 一通り塗り終えた後、俺はゴロンと仰向けに横たわると、他の二人に合図をする。そして合図を受けた奴らは、ぐったりと倒れこんでいる女の身体を持ち上げ、寝転がっている俺の方へと運んでくる。
 片方ずつ両足を、男のよって固定され、大きく広げられた状態で運ばれてくる女、何を意図して、これから先に何が行われるのかを察した女は、両足を掴まれ固定されたままの状態で足掻き出す。
 俺の身体の上まで運ばれた女、その女の身体がゆっくりと、そそり立っている俺のペニスの上へと降ろされてくる。
「いやっ!やめて、おねがい……おねがい」
 ペニスの先端が、アノ場所へと触れた瞬間に女は悲鳴をあげ、身体を足掻かせて抵抗をし始める。その往生際の悪さに、俺は自分勝手に腹を立てながら起き上がり、まだ足掻いている女の腹に、握り拳を叩き込んだ。
「げふっ!」
 一発目で女は悶絶し、眼を剥いた。
「ひぐぅ!」
 二発目で口から黄色い液、胃液を吐き出した。
「はぁがぁっ!」
 そして三発目で、股間から生温かい液体……小便を漏らした。
 漏らした小便の上に横たわるのが嫌なので、少しだけ位置を変えて俺は横たわり、再びペニスをそそり立たせた。
 女の身体が、再び俺の上へと運ばれてくる。抗いも抵抗も無かったが、ポタポタと小便の雫が落ちてきて、俺の身体を少々濡らした。
 ゆっくりと降ろされくる女の身体、そして挿入されていく俺のペニス、先に塗った物のおかげか、それとも殴られた事によって女の身体が弛緩していたせいか、女の肉体は俺のペニスをあっさりと受け入れ、その全てを絶妙の快感と共に飲み込んだ。
「あうっ!」
 喘ぐような女の声、それを聞きながら下ろされた身体を掴み、完全に挿入したペニスに力を込めながら、女の身体を突き上げる。
「あっ! くがぁ! ひぃはぁっ!」
 突き上げられる度に漏れ聞こえる、悲鳴にも似た女の声、それに合わせるように俺は女の身体を突き上げ犯す。深く捻じ込まれて行くペニスの感触、そしてそれを受け入れていく女の肉の美味さ、当然ながら処女の美味さではない、かと言って男と言う物を受容れ過ぎたと言う爛れた肉体の美味さでもない、まだ蒼さを残しながらも、ようやくに男を受け入れ始め、熟するにはまだ早い肉体の美味さ……それを俺は喰らい犯し続け、その肉体の一番奥の場所、子宮へとペニスを捻じ込んで、その場所に欲望を注ぎ込む事に決めた。
「いやぁっ! いやぁぁ……!」
 何かを感じ取ったのか、女は叫ぶ
「やだぁ、ぬいてぇ!ださないでぇぇ――!!」
 その叫びを聞きながら、俺は女の身体を更に突き上げる。俺を咥え込みながら必死に足掻き、逃げだそうとしている女の身体、その身体を掴み逃す所か、逆にいっそう深く結合させて行く、そして絶望の表情を顔に浮かべ、泣き叫んでいる女に言ってやる。
「行くぜ」
 その言葉を聞いた瞬間、女は表情を凍らせ、その言葉の意味を解るまいと、信じるまいとするかのように、頭を左右に振り乱しながら叫ぶ!
「いやぁぁ―――!!」
 女の口から吐き出される絶望の叫び、それを聞きながら俺は笑う。女を掴んでいる奴らも負けずに笑い出す。そして俺は笑いながら、女の胎内へと欲望に塗れた液体を放ち続けた。

 捕まえている女の身体から、力が抜けるのを感じる。もう少し楽しんでみたい……その考えが思い浮かび、女の身体を掴んでいる奴らに眼で合図をする。
 いまだ繋がったままの俺と女の股間部、その繋がったままの状態で、女の乳房へと手を伸ばし、そのたぷんとした乳房を揉む
「ひくっ!」
 たぷんとして重みを掌に受け取りながら、膨らんだままとなっている乳首を指先で挟み込み嬲る。俺の合図で、女の身体を掴んでいた奴らの手が離れ、その自由になった女の身体を俺は抱きとめ、グルリと俺と女の位置を変える。
 ちょうど女を組み引く格好となり、俺はその姿勢のまま、女を犯し始める……じっくりと楽しむようにして……

 柔らかな乳房を嬲る、潰れるほどに握り込みながら引っ張り、その先端にある乳首に噛み付き、小さな乳首に歯を喰い込ませ傷をつける。大小さまざまの歯形が残る乳房を押し潰し、扁平に潰れた乳房を嬲り続け、快感ではなく苦痛のみを女に与える。
「あぐっ!」
 呻くような声を出す女、その女の声を聞きながら俺は、繋がったままの腰を押し付けるように揺れ動かし、二度目の射精を女の胎内へと注ぎ込む……最後の一滴まで、女の肉体の中へと絞り出した俺が離れるのを待ちかねた様に、最後の順番となった奴が、倒れたままの女の身体に手をかけた。

 順番は最初に決めていた。一番目に射精する奴は口に出す事に、そして二番目に射精をする俺は膣へ出す事に、そして三番目……一番最後の奴は、肛門に欲望を吐き出すと言う事に……
 倒れていた女の身体を引き起こした奴が、俺達に合図をし、それを受けた俺ともう一人はの三人は、女を四つん這いの状態にさせた。
 四つん這いにさせた状態、その姿勢で女の身体を固定させ、最後の奴が四つん這いにされている女の後方へと回りこんで、下半身に手を添え準備を開始する。
 下半身に添えられる手の動きによって、これから何が行われるかを女は察したのか、逃ようとするが、押さえられている身体は動かない、それほど強く押さえつけている筈でもないのだが、既に気力も体力も無くなっているのだろう。
「おねがい、やめて……もうやめて、おねがい……」
 四つん這いにされたままで、女が呻くように哀願を繰り返し涙を流すが、別に同情心など起きる筈もない
「たすけて、健一さん……たすけて……」
 逆に男の名を呼ぶ女の姿に、可笑しさすら感じる……なぜなら、名前を呼んでいる男こそが、この凌辱を企み、俺達に実行させた張本人なのだから、その事実を言ってやったら、女はどの様な表情をするだろうか?それを考えるだけで、笑いが込み上げて来る。
「ごめんね、健一さん……ごめん……あひぃ!」
 相変わらず男の名を呼び続ける女、業を煮やしたように背後で、凌辱の準備をしていた男が、女の尻を押し開いて、露出させた肛門へと勃起したペニスを宛がう。
「あっ、まっ! あぎぃっ!」
 宛がわれたペニスに気がつき、何か言おうとした女だったが、それを待ってやるほど優しい筈も無く、宛がった次の瞬間には、一気にペニスを肛門に突き入れた。
 突きこまれたペニスが、メリメリと減り込んで行き、押し広げられた肛門が裂けて行く、本来性器を受け入れる場所ではない肛門への挿入、いくら潤滑液となる物が塗られていたとしても、無理がありすぎたと言う事だろう。
「ひぃ!ひぎぃぃぃ――!!」
 裂けて行く肛門の激痛が、女に残っていた最後の気力と体力を復活させたようだ。押さえていた身体が、跳ねるように暴れ出し、床に押し付けていた手が、逃げ出そうとする様に床をバリバリと引掻き始める。
「あっ! ああぁぁ――!」
 前の方で身体を押さえつけている俺の視界に入る女の顔、限界まで開け広げられた口と、その喉の奥から吐き出される悲鳴、肛門へとペニスが突き立てられる度に、悲鳴をあげ続けながら足掻く姿、正直言えば見苦しく醜いとすら言える女の姿、だが同時に抑えきれないほどの魅力を感じる。
 俺達に蹂躙され、人ではなく欲望を処理するための肉人形の哀れな姿、最初に見た時に美しいと感じた女が、蹂躙され続け結果がこの姿であり格好であった。
 それがとても楽しくなり、嬉しくて興奮してしまう……人間を壊す快感に、俺は魅了されていた。
 肛門を犯している男が、その固く勃起しているペニスの全てを女の中へと減り込ませて行き、やがて完全に埋没させきった。
「あがぁ、はぁぐぅぅ!」
 まるで口から、突きこまれたペニスを吐き出そうとする化のように、開け広げられている口から、舌が突き出される!
 床を引掻いている指の爪が剥がれるのも構わず、床をひたすらに引掻き続け、この場所からと言うか、肛門を犯されていると言う事実から逃げ出そうと足掻き続ける女の姿、肛門を犯される激痛は、剥がれて行く爪の痛みを問題にしないほどの苦痛なのだろう。
「いうっ! ああっぁぁ――! 」
 肛門にペニスを全てを挿入させた男が、身体の上に覆い被さりながら、背後から手を廻し乳房を握り、その身体を嬲り始める。身体を引き寄せるようにしながら、首筋に舌を這わ、襟首に噛痕を刻み込み、悲鳴をあげさせ足掻く肉体のから、ひたすらに快感を絞り出した末に、直腸の奥深くに欲望を吐き出す。

 それぞれが、それぞれの穴に欲望を吐き出し終わる。
 まずは第一ラウンドの終了……倒れ伏している女の姿を見ながら、男たちは第二ラウンドの開始を、それぞれの頭の中で鳴らし、倒れている女を抱え込むようにしながら、凌辱を再会し始める……既に順番も何もない、ただ欲望の赴くままに、女の肉体に飽きるまで、自分達の体力が尽きるまで、それが何時終わるのか、女を犯している男達にも解らない事であった。


                                      八


 見たかった。
 今の彼女が、男達に輪姦される姿を
 抑えきる事の出来ない、邪な欲望の渇望
 そして僕は、行なってはいけない事を実行に移した。

 古びた廃屋の中で、僕は準備に勤しむ、前もってレンタルしてきたビデオカメラを、その部屋の四方に位置を確認しながらセットし、ようやくに最後のビデオカメラをセットしおえた時に、ポケットに入れていた携帯がマナーモードの振動で着信を知らせる。
「はい」
『あっ、ケン……じゃなかった健一さん、いま駅に着きました。あと20分位で行けると思います』
 少し前から互いの事を『ケン坊』と『お姉ちゃん』ではなく、お互いの名前『賢一』と『早苗』で呼び合おうと約束したのだが、長年に渡って呼び交わしていた習慣は、容易に改められる筈も無く、ついつい前の呼び方を言ってしまいそうになる。
「わかったよ、じゃあ僕も公園に向かうから、多分僕の方が先に着いてると思うけど、いなかった連絡を携帯に入れておいて……お姉……早苗さん」
『ぷっ!』
 携帯の向こうで、彼女が少し噴出す声が聞こえる。
「じゃあ切るよ」
『あっ、まって賢一さん』
「んっ?」
『好きよ』
 そして携帯が切れた。切れた携帯を僕は少し眺めるが、すぐに別の場所へとかけ直す。
 しばしの呼び出し音の後に、男が携帯に出る。
『おう』
「僕だ、連絡が入った。あと10分くらいで、そこを通る筈だから準備しておいてくれ」
『了解』
 これで手筈は完了した。
 部屋の四方に設置したビデオカメラの電源を入れる。そして隣の部屋へと向かった。

 11年前、彼女が男達に連れ込まれ輪姦された廃屋、本来は取り壊される予定だったらしいが、取り壊しは一向に始まらずに、結局はそのまま放置され続けている。
 古い建物で造りが確りとしている事もあり、外も中も意外な程に荒廃は進んでおらず、僕が見た限りでは11年前の昔と変わらない様に思えた。
 この場所で、再び彼女を輪姦させようと考えたのは、ちょうど良い場所が存在した事と、やはり11年前の印象が強かったせいだろう。
 何度かの下調べと準備の場所造り、問題と考えていた彼女を輪姦する男達の手配も着いてしまい、準備は着々と進んで行く……どこかで、この準備が無駄になる事を祈りながら、まるで何かに操られる様に準備は進んで行く、そして今日と言う実行の日を迎えた。

 彼女を連れ込んで輪姦する場所とした部屋の隣に、僕は基地を作り上げた。その昔に造り上げた記憶の中にある秘密基地、それが形を変え歪んだ姿となり眼の前にある。
 彼女が輪姦される予定の部屋には、巧妙に隠されながら設置されているコンパクトサイズのビデオカメラが5台(当然ながらレンタルで賄った)、そして此方の部屋には三脚に固定された大型の業務用ビデオカメラが一台(こちらも当然の様にレンタルだ)、壁を貫通させ設置したマジックミラーから、隣の部屋の一部始終を記録できるようになっている。
 その業務用ビデオカメラの設定を確めた後に、廃屋の中から探し出してきた壊れかけの椅子に腰掛け、インモラルな劇の開幕を待った。
 ポケットの中に仕舞い込んでいる携帯、そこに記録されている彼女の携帯へと連絡を入れ……『いまから迎えに行くから、駅で待っていて』……そう連絡を入れれば、これから起こる出来事を回避する事が出来る。
 それは最後のチャンス、僕はポケットの携帯へと手を伸ばし、それを取り出す。カパリと開かれた携帯が掌にある。短縮番号を記憶したボタンを一つ押せば、彼女の元へと連絡が行き、これから起こるであろう事を回避できる。
 そして、そのボタンへと指がかかる寸前に、どやどやとした音が聞こえだす。
「時間切れか……」
 僕は携帯をポケットに仕舞いこみ、ビデオカメラの電源を入れ、そのフェインダーの中を覗き込んだ。

 ***************************************

部屋の中へと放り込まれる彼女の姿、それは11年前に見た出来事を、強烈に思い起こさせる姿だった。
立ち上がった彼女が、男達に捕らわれて着ているコートを剥ぎ取られる。僕が誕生日のプレゼントとして贈ったコート、それが放り出され床に落ちる。
逃げ惑う彼女が、カメラを隠している此方の壁の方へと走ってきて、壁にぶつかる。僕が構えたビデオカメラに、彼女の姿が一杯に写し出され、その恐怖と絶望に満ちた表情を見せてくれる。
再び引き戻された彼女が叫ぶ
「おねがい!やめて、わたし結婚するの!好きな人がいるんです!健一さんと一緒になるんです!だからおねがい、助けってぇ!」
 泣きながら叫ぶ彼女の姿を見ながら、それを聞いた男達が笑い出す。泣く彼女、笑う男達、だとしたら僕はどうすれば良いのだろう? 怒ればよいのだろうか? だとすれば誰に対して怒ればよいのか? それは僕にであろうと自覚していた。

「いやぁぁ――!!」
 彼女の悲鳴と共に、セーターが捲りあげられ白いブラジャーが露出する。その露出したブラジャーが引き千切られ、白くふくよか乳房が剥きだしとなって、男達の前の晒される。
 剥き出しにされた乳房を庇おうとした彼女の腕が押さえ込まれ、乳房を隠す間も無く頭上へと持ち上げられ、剥きだしとなったままの乳房に、男達の手が伸びる。
 彼女の柔らかな乳房が乱暴に揉まれ、良いように甚振られ続けて行く、泣き叫びながら必死に抗う彼女の姿、その嬲られている乳房の柔らかさを、何度も感じ取っていた僕の掌は、その犯されていく姿を撮影するためにビデオカメラへと添えられ、その柔らかな乳房が蹂躙されて行くのを撮影している。
 縦横に嬲られ続ける乳房の動き、そして陥没していた乳首を穿り出す様にしながら弄り回し、確実に膨らませて行く指の動き、抗いつつ悲鳴を上げる彼女へと投げつけられる暴言と否定する彼女の叫び、それが映像と共に記録されて行く
弄ばれる乳房と膨らみだした小さな乳首、まるでスライム玩具を思わせる柔軟な動きは、男の乱暴な手の動きによって造りだされ、その乱暴な動きは、彼女に快感を与える事は無く、苦痛だけを与え続けている事を、彼女が漏れ出せる苦痛の声と悲痛な叫びが証明し続けていた。

スカートへとかけられる手、そしてを引き摺り下ろされるスカートとショーツ、剥きだしとされた下半身、現われ出た茂みへと男の手が伸ばされ、その茂みを指先で掻き分け、何かを探り出すように動かす。
何事かを叫びながら、男の指から逃れようとする彼女の姿、だが何かに辿り着いた指先は、その探り出した場所へと挿入された。
「うわぁぁ!ああぁぁ――!」
 唯一自由に動かせる頭を振り乱しながら、意味不明の叫びを出しながら足掻く彼女の姿、押さえつけられた身体は自由になる事は無く、押さえつけられたままの身体が弄ばれながら嬲られる。
 股間を嬲り続ける指の動き、それが蠢く度に彼女は喘ぎ、身体を震わせながら涙を溢れ出させ、その加えられ続ける感覚に耐え続けた。
 やがて彼女の身体が持ち上げられ、撮影をしている僕の方へと、大きく両足を広げられた格好で向けられ、その大股開きとなり、剥き出しにされる股間が曝される。
 彼女を犯している男達の、僕に対するサービスとでも言うのだろうか、その大きく開かれた股間に茂る陰毛が掻き分けられ、剥き出しとされた秘所が肉色の襞となり、それが大きく開け広げられ、その奥の部分までが僕の方へと曝される。

やがて男達は少しだけ位置を変えて(撮影の事を知っているので、それなりに構図のような事も考えているのだろう)彼女の身体を嬲り出す。
 背後から伸ばされた手によって嬲られる乳房、乳房を歪めなら縦横に揉んんで乳首を責めては、彼女に苦痛の声を出せ喘ぎ声を漏れだせる。
 乳房を嬲られる苦痛に顔を歪めている彼女の眼前に、男が立つ……ズボンはとうに脱いで、剥き出しにしたペニスを突きつけながら
「ひっ!ひぃやぁ、いやぁ、いやぁぁ――!たすけてぇ、健一さん! たすけてぇぇ――!」
 僕の名を呼びながら顔を振り、突き付けられているペニスから顔を逸らそうとする彼女の姿、身体を含めて頭部もがっちりと押さえている状態では、突きつけられたペニスから逃れる術はない、最後の抵抗とでも言うように眼を瞑り、必死には歯を喰いしばる彼女だったが、男達は互いに合図でもするように顔を向け合わせ、そして僕がいる方へも顔を向けた後に、彼女に拳を振り下ろした。
 三回……彼女の顔に拳が叩き込まれ、切れた唇から血を流し、鼻からは鼻血を垂らし出す。
 何が起こったのか、自分が一体何をされたのか、それを直ぐには理解出来なかったらしい彼女、呻き声を出しながら開いた瞳は、定まらない視線のまま、眼前に突き出されているペニスと、自分の血が付着している拳を見ている。
 彼女を殴りつけた男が、握り拳に付着している血を舐めた後に笑う。その笑顔を見た瞬間に、彼女は自ら口を開き、その男のペニスを受け入れた。
 口の中に突き入れら、蠢かされるペニス……その内側に含んだペニスに突き動かされ、もごもごと蠢く頬の奇妙な動き、突き入れらては引き出されるペニスに付着する唾液と、殴られた時に口の内部でも切ったのか、付着する血の痕……
 男に何か言われる度に、その言葉に反応しながら口を蠢かし、必死になって突き込まれたペニスをしゃぶり続ける彼女の姿、それは11年前に見たシーンの再現、あの時より成長し豊かな女性の肉体を持った彼女が、あの時と同様に男のペニスを泣きながらしゃぶっている姿、それは僕が見たいと思い描いたシーンそのままであった。
「見せてくれ、君の……早苗が犯されて行く姿を、僕に見せてくれ……」
 その瞬間に、彼女の口中に精液が吐き出され、彼女の顔が奇妙に歪む……引き抜かれるペニス、そして溢れ出てくる精液の残滓、少しだけピンク色に染まった精液の残滓を、ぼんやりとした眼差しで見続ける彼女の顔は、僕を満足させてくれた。


 ゴロンと横になっている男の上へと運ばれて行く彼女、すでに下半身には潤滑剤代わりの液体が塗られており、その塗られた液体が雫なってポタポタ垂れ落ちている。
 天を向くように、そそり立っている男のペニス、その上に運ばれて行く彼女は、何をされるのかを悟り、その姿勢のままで抗い始めるが、男の上へと運ばれ、その大きく開かれた股間を男の上へと降ろされて行く 
「いやっ!やめて、おねがい……おねがい」
 ペニスの先端が、アノ場所へと触れた瞬間に彼女の抵抗は激しくなり、裂襞に添えられていたペニスの先端が外れてしまう。
 彼女の行動に怒ったのか、寝転がっていた男は立ち上がると、彼女の腹に向けて握り拳を叩き込んだ。
「げふっ!」
 深々と減り込んだ拳、彼女の瞳が見開かれ、顔が強張る。
「ひぐぅ!」
 再度、彼女の腹へと拳が減り込み、舌が口から突き出され、同時に黄色い液体を口から吐き出す。
「はぁがぁっ!」
 そして三度彼女の腹へと拳が叩き込まれ、、股間から生温かい液体が流れ出し、床を水浸しにして行く……
 男は再び横になると、前と同じ様にペニスを天に向けてそそり立たせる。そして、そのペニスの上へと、ぐったりとした彼女の身体が運ばれて行った。
 ゆっくりと降ろされ行く彼女の身体、再びペニスの先端が裂襞に触れた瞬間、身体をビクン!と震わせたが、それ以上の抵抗はせず(と言うか出来ずに)ずぶずぶとペニスを胎内へと受容れた。
「あうっ!」
 ペニスを胎内へと受入れた瞬間に、彼女が漏らした小さな声、喘ぐと言うよりも、深い絶望を伴った屈辱の声……
 男が、彼女の身体を突き上げて行く、そして突き上げられる度に彼女は、悲鳴にも似た声を出すが、それ以上の声を出すまいと歯を喰いしばっているのが解る。
 男の容赦ない動きと、その動きに堪え続ける彼女の姿、左右の男に支えられる格好で、下から突き上げる動きにより揺れる身体と乳房、髪が振り乱れ激しく乱れる中、彼女はひたすら男の責めに耐え続けていたが、下から突き上げる男の変化を知る。
「いやぁっ! いやぁぁ……!」
 何かを感ずいた彼女が、荒いと言うよりも、はっきりとした拒否の言葉を叫ぶ
「やだぁ、ぬいてぇ!ださないでぇぇ――!!」
 何が起こるのか、僕はそれを予想し、その瞬間を見逃すまいと彼女を見詰める。突き上げられる彼女の身体、その身体が男の腕によって、しっかりと固定され引き寄せられる。
 その深い結合を振り解こうと抗う彼女の姿、絶望と恐怖に彩られた彼女の顔が、引きつたまま固定され、醜くもまた魅力的に見える。
 下から突き上げている男が、何か言う……その言葉を聞いた彼女は、その言葉の意味を拒否するかのように頭を左右に振り乱しながら叫ぶ!
「いやぁぁ―――!!」
 いま起こっている事を、これから起こる事を、その全てを拒絶するかのような絶望の叫び、それを吐き出し続ける彼女、その姿を見ている男達は笑い出す。そしてその笑いの中、彼女は力尽きたかのように、男の上に倒れこんで行ったが、支えられている身体は途中でとまる。
 倒れ込みかけた彼女の胸へと、男の手が伸びて乳房を鷲掴みする。突き上げられて揺れ動く乳房を揉み、膨らんだままとなっている乳首を指先で挟み込み嬲る。嬲られ続ける彼女の身体を、支えるように抱えていた男達が、ゆっくりと身体から手を離す。下か突き上げている男の上へと、完全に倒れこんだ彼女は、そのまま下の男に抱きとめられ、グルリと位置を変えて、今度は男の下へと、その身体を組み引かれる格好となり、その身体を犯され続ける事となる……無論、繋がったままの状態で……
 組み引かれたままの状態で、男に犯され続ける彼女の姿、乳房へと置かれた手が強引に動き、彼女の乳房を歪にさせていく、握り潰されたかのような乳房と、引き伸ばされる乳首、それが玩具のように弄ばれ続け嬲られる。
 そして、その乳房へと男の口が近づき、次々に刻み込まれて行く歯形の痕、乳房だけではなく乳首にすら歯形は刻まれ、その歯型が刻まれた乳房が、男の手で押し潰されるように嬲られる。
「あぐっ!」
 彼女が小さな呻き声を出す。それが何を意味するのか、上に覆い被さっている男の動きを見れば一目で解る。
 男は腰を彼女の身体へと押し付けながら、ブルブルと快感にその身を任せ、彼女の胎内へと欲望を注ぎ込んで行く、そして最後の一滴まで出しつくした後に、彼女の上から身体を離した。
立ち上がる男、まだ繋がったままであったペニスが、ズルリ!と言う感じで、彼女の股間から抜けて行く、事前に塗っていた潤滑剤なのか、それとも男が放った精液なのか……もしかしたら、彼女が出してしまった愛液なのか、その様な何かを付着させたペニスが、彼女の股間から離れて行った。

倒れたままの彼女、その身体へと男が手をかけ、起き上がらせようとし始める。完全に立たせる前に、両手を床へと付かせ、ちょうど赤ん坊が這い這いをするような格好……四つん這いへと、他の男達に手伝わせながらさせた。
 最初の男は口を犯した。そしていまの男は膣を犯した。そして三人目の最後の男は、彼女のどの部分を犯すのか、誰にでも直ぐに解る事であり、当然のように彼女も気が付くが、気が付いても逃げる事など出来る筈が無かった。
「おねがい、やめて……もうやめて、おねがい……」
 彼女の呻くような哀願の声、四つん這いにされたまま、呻くように繰り返す哀願の言葉、泣き濡れた顔のまま彼女は僕の名を呼ぶ……
「たすけて、健一さん……たすけて……」
 彼女は解っているのだろう。僕の名を呼んだ所で、僕がこの場所に表れる筈が無いと言う事を、それでも僕の名を呼ぶ彼女……そして、僕の名を呼び続ける彼女の下半身が犯される。
「ひぃ!ひぎぃぃぃ――!!」
 いったい何処に、これ程までの声が隠されいたのかと思える叫び、そんあ叫び声を出しながら彼女は、四つん這いにされた状態のまま逃げ出そうと足掻く、床を掻き毟る爪が剥がれ指先が血に染まるが、それに気が付かず……気が付く事が出来ないほどの苦痛を身体に加えられながら、彼女は泣き叫び続けた。

 肛門に全てを挿入させた男が、背後から彼女の上に覆い被さり、乳房を揉みながら、その身体を嬲り始める。身体を引き寄せるようにしながら、首筋に舌を這わせながら噛痕を肌に刻み込み、悲鳴をあげさせ足掻く肉体のから快感を絞り出していく、揺れ動く彼女の肉体、男の欲望を満たす為の肉袋……それが、いまの彼女の姿であり、その肉袋へと男は欲望を吐き出した。

 男達から解放された身体が、その場に崩れ落ちるようにして横たわる。
 これで終わったわけではない、逆に言えばこれが本番であり、今までは準備運動のような物でしかない、僕は続いて始まる本番に備えてポケットに入れていた缶コーヒーを喉に流し込む、甘ったるい缶コーヒーの味は、何となく彼女が飲んでいるであろう精液の事を思い起させた。


                                    九


 再開される輪姦劇、僕はそれに少しだけ変化を付け加えてみる。
 ポケットから取り出した携帯、その短縮番号のボタンを押した。

 床に横たわっている自分の身体、まるで他人の身体のように思えてしまう。そして私に再び近寄ってくる男達の姿、あの時もこうだった……これで終わりの筈がない、私は男達が飽きるまで犯され続けるのだろう。
 もはや抵抗するだけの体力も気力も尽き、既に諦めだけが頭の中にある思考となっていた。そして、この悪夢のような時間が早く過ぎ去る事だけが望みとなり、その為なら男達を積極的に受け入れ用とすら考え始めていた。
 そう考え始めた時、私の耳に聞きなれた音楽が聞こえてくる。私の携帯の着信音、コートのポケットに入れていた携帯が、その存在を示すように着信音を立てていた。
 賢一さんからかも知れない、その思いが浮かび、自分でも驚くほど素早く、どこにこれだけの力が残っていたのだろうかと思う動きで、投げ捨てられたままとなっている、私のコートの方へと駆け出した。

 床で放心した表情を浮かべ横たわっている女の姿、普通の人間なら哀れと言うか、可哀想と言うか……憐憫の情が湧くのかも知れないが、俺を含めたこの場に居る奴らには、美味しそうなご馳走にしか見えない、この後どのように料理をして食べるか、その算段を俺達は考えていた。
 好みの場所へと、それぞれに一通りは出して満足していたが、もう少し楽しみたいとも考えている。何よりも、それがこの状況を依頼した奴の願いでもあるのだから……
 取り敢えずは、三つの穴を同時に犯してでも見るかと言う話しとなり、俺達は横たわっている女の身体を起こそうとし、その身体に手をかけようとした。
 その瞬間に、耳慣れない音楽が何処からとも無く流れ出てくる。一瞬虚を疲れた俺達は、その音楽が何処から流れ出しているのかを探り、すぐに音楽の出所を探し当てる。
 放り出したままとなっている、女が着ていたコートからその音楽は聞こえてきていた。
携帯の着信音?
 すぐに思い当たり、どう対処しようかと考えた瞬間に、いままで死んだ様に横たわっていた女が、突然に立ち上がったかと思うと、そのコートへと走り出す。
 虚を付かれた俺達は、一瞬反応が遅れたが、すぐにコートの中から携帯を取り出した女から、その手に持っている携帯を奪い取ろうと飛びついた。

 投げ捨てられていたコートへと飛びつく彼女の姿と、それを取り押さえようとする男達の姿、見方によってはコントの一場面を想像させるようなドタバタ劇、それを見ながら僕は苦笑する。
 彼女も男達も必死であり、それ故にそれをこうして見ている僕には、コントの一場面にしか見えない、着信音が鳴っている携帯、それに出る事が出来れば、この悪夢のような場所から逃げる事が出来ると考え、もしかしたら僕からの連絡だと信じて、助けを求める為に気力と体力を振り絞っている彼女の姿、突然の着信音に驚き、その対応に後れを取った男達の滑稽なまでの慌て振り、彼女の手に握られた携帯を奪い取ろうと焦っている姿……当人達には、切実で懸命な事なのだろうが、それ故にコントにしか見えなくて、僕は苦笑するしかなかった。
 悲劇も突き詰めると喜劇になる……そんな話を聞いたような気もする。だとしたら、今の状況は、間違い無くそうなのだろう。
 携帯を奪われまいとしていた彼女が、男の股間を蹴り上げ、その隙に携帯を抱え込むようにしながら、携帯に出ようとする……僕は、彼女が携帯に出る寸前に携帯を切った。

 コートの中から着信音が鳴っている携帯を取り出す。通話のボタンを押しさえすれば健一さんに助けてもらえる。それだけが最後の望みだった。
 しかし携帯を掴んだ手を、背後から男によって押さえられてしまう。何とかその手を振り解こうと必死になるが、男の手は緩まずに私の腕を捻り上げようと力を込めてくる。
 携帯が男の奪われる寸前、狙ったわけでは無かったが、ばたつかせた脚が男の股間に命中する。悶絶し、私から形態を奪い取ろうとしていた手の力が緩む、最後のチャンスだ!
 力を振り絞り、男の手を振り解き、私は携帯の通話ボタンを押した。
「ケン坊! たすけてぇぇ――!」
 口から出たのは、賢一さんではなくて、言い慣れていたケン坊と言う名前、だが顔に押し当てるようにしながら手にしている携帯は、何の返事も返してこない……既に携帯は切れていた。

 携帯をコートから取り出した女の手を掴んで捩じ上げる。この携帯に女を出す事になったら不味い事になりかねない、なんとしても携帯を奪い取らなければ駄目だ。
 何処にこれだけの力が残っていたのかと思うほどみ、女は携帯を奪い取られまいと必死に抵抗をするが、所詮は女の力であり、あと一息で携帯を奪い取れると思った瞬間に、股間に激痛が走る。
 蹴り上げられた俺の股間、女を犯した直後で、下半身を丸出しのままだったと言う事もあり、かなりの衝撃と言うか痛みを感じ、思わず握っていた女の手を緩めてしまい、女はそれをチャンスとばかりに、俺の手を振り解いて携帯のボタンを押した。
 拙いと思いながら、股間の痛みで思うように反応が出来ない、他の奴らはまさかこうなると思っていなかったのか、俺と女の携帯の奪い合いをニヤニヤしながら見ていたので、同様にとっさに反応出来ないでいる。
 携帯に向かって、助けを叫ぶ女の声がする。拙い!どうすれば!
 だが、それは杞憂であった。携帯は既に切れており、携帯をかけてきた相手と話しをする事は出来なかったらしい、切れた携帯に向かって何か叫ぶ女、俺は痛む股間を押さえつつ、携帯に向かって叫び続ける女の顔を蹴り上げる。
 蹴られた股間が痛むせいで、それ程強く蹴ったわけではないが、女が持っていた携帯を放り出すには、充分な蹴りだった。

「ケン坊! たすけてぇ、たすけてぇぇ! ケン坊! おねがいぃぃ――!」
 切れた携帯に向かって叫び続ける。冷静になり、リダイヤルすれば良いのに、それが思い浮かばない、ただひたすらに切れた携帯に向かって助けを求めて叫び続ける。
 そして叫び続ける私に向かって、股間を蹴り上げられた男が、怒りに身を震わせながら蹴りをを入れてきた。
「ぎゃぁうっ!」
 蹴り飛ばされ、持っていた携帯を話してしまった私、ポタポタと垂れてくる鼻血でつくられて行く、とろりとした赤い水溜りを見ている私の髪が掴まれ、男の方へと顔を向けさせられる。

 鼻血を垂らしながら蹲っている女、その髪の毛を掴み上げて、俺の方へと顔を向けさせる。
 蹴り上げられた股間は、まだ鈍痛が抜けきらずに、鈍い痛みを俺に与え続けており、それが俺をいっそう残酷にさせる。
 だが、これ以上と言うか必要以上の暴力を、女に振るう事は依頼主から厳に戒められている。何よりも依頼主である当人が、隣の場所からこの光景を見ている筈だ。
 結局俺は、それ以上の暴力を加える事なく(それでも充分に暴力的だが)髪の毛を掴んだまま女を、元の場所へと引きずるだけに留めた。

「舐めた事を、してくれるな」
 男が、私を元の場所へと放り出し、顔をくっ付きそうになるほど近づけ言う。股間を蹴り上げられた事に腹を立て、その顔は鬼のような形相と化して私を睨む、その鬼の様な顔に睨まれた私は、カチカチと歯を震わせ、そして全身を震わせながら、これから行われるであろう加虐に恐怖する。
 哀願の言葉すら、満足に出てこない……それでも、絞り出すような言葉で、一言だけ言う。
「もう、やめて……」
 その言葉が、逆に男達が凌辱を再開する合図となった。

『もう、やめて……』
 彼女の言葉が、隠されているマイクに拾われて僕に聞こえる。
 いまこの瞬間に、彼女を輪姦している男達に合図(それは特定の合図であり、彼女には解らない)を送れば、この輪姦劇を終わりにする事が出来る。
「終わりにするか?」
 僕は僕に聞く様に言葉を発する。
「まだだ……」
 そして僕は僕に聞こえるように答える。
 そうだ、僕はまだまだ見ていたい、彼女が男達に犯される姿を、11年前に見た刺激を僕はいま見たい、あの日見た事を、その日から頭の中で思い返していた事を、もっと見ていたかった……出来うるなら永遠にでも……
 そして凌辱は再開された。

「もう、やめて……」
 女が、ようやくに絞り出した哀願の言葉が、俺達には
『はやく始めてちょうだい』
 と言ったように聞こえた。だから俺達は、女に襲い掛かり凌辱を再開した。
 女の抵抗は、もはやほとんど無いと言ってよかった。口、膣、肛門……三ヶ所もの穴を犯され、最後の希望だった携帯の着信音も無駄となった今は、抵抗する気力も体力も無くなっているだろう。
 俺達は、事前にこの部屋の隅に前もって隠して置いた道具を持ち出し、それを使っての凌辱を始める事にした。
 道具と言っても簡単な物で、それほど凝った物を置いておいた訳でもない、何本かの丈夫な縄、幾つかの大人の玩具、そして……

「あうっ!いっ……痛いっ!」
 後手に捻りあげられた彼女の腕、そして胸を突き出すようにして身体を固定された上で、持ち出されてきた縄によって、両足を胡坐でもかいたような格好にさせられた上で、その股間を曝け出したポーズのまま縄によって固定される。
 男が彼女の顔を覗きこむ、先ほど股間を蹴り上げられた男だ。
「さっきは、キツイ蹴りをありがとうよ、これからお礼をしてやるよ、可愛いアクセサリーのプレゼントをな!」
 そして取り出した物を彼女へと見せる。取り出した物は針金を巻いた束、細く長い針金、その先端をポケットから取り出したライターで炙りだす。
「まあ、消毒だけはしておいてやるよ、悪いバイキンが入ったら大変だろうからな」
「何する気なの、やめて……やめてぇ!」
 火に炙られた針金の先端は、一瞬で赤くなる。そして男は彼女の乳房を掴み、その先端にある乳首を摘まみあげると、その乳首へと火に炙っていた針金の先端を刺し込む!
「いぎゃっ!」
 彼女の悲鳴で掻き消された。ジュッ! と言う小さな音、そして乳首に突き刺された針金の先端が、貫通して乳首から飛び出ている。
 その飛び出ている針金の先端を摘まみ、ヒュン! と引っ張ると、引っ張れた針金が乳首を貫通しながら伸びる。
「ひぎぃ!」
 その擦過による熱と痛みに悲鳴をあげる彼女、乳首を貫通し引き出され針金に、小さな鈴が括り付けられ通される。
「さて、もう一度消毒だ。バイキンが入ったら大変だからな」
 そして再びライターで炙られる針金の先端、その炙られる針金を見せつけられている彼女は、頭を左右に振りながら、声を詰らせ泣きながら訴える。
「やめて、もうやめて……おねがいだから、やめてよ……」
 無論! 男が止める筈が無い、再び赤く炙られた針金が、彼女のもう一つの乳首へと突き立てられ貫通する。
「あぐぁ!」
 貫通した針金が、また引き出されクルリと輪にされて結び合わされる。二つの乳首を貫通して輪を作る針金、ライターによる消毒の成果なのか、貫通している乳首から血はそれほど出ていない、微かに貫通されている部分から血が滲んでいる程度、そして張られた針金の間には、小さな鈴が一個だけぶら下げられている。
「さて、仕上げの消毒だ」
 男がウィスキーの小瓶のキャップを開け、その中身を口に含み、針金が貫通している乳首へと口を近づけて行く、そして乳首を口に含む。
「うくっ!」
 傷付けられた乳首に走る痛みの刺激、更に口の中に溜められた酒が傷付いた乳首を刺激する。そして舌が乳首を舐める。
「くぅぅ、いたぁいぃ……」
 乳首へと染み込むような痛みがある。その痛みに苦痛の声を絞り出し、身体を揺り動かすたびに、乳首に張られた針金……その間に着けられた鈴が、小さな音を立てながら揺れ動き続けた。

「うっ、うぅぅ……もうやめてください、これ以上は嫌です。もうたえられません、おねがい……ああぁぁ……」
 ギリッ! と縛り上げられた身体が床に転がされ、歪に戒められた身体に負担を強いて、それが彼女に哀願と苦痛の声を上げさせる。
 二重に重ね合わされた紐に縛り上げられた身体、後手に組み合わされ固定されている腕、肉に食い込みながら身体を縦断する縄、縄によって挟まれるように歪んでいる乳房、股に食い込み尻へと抜け、両足を中途半端な胡坐でもかいている様に固定し、途中で何箇所も結び目を造りながら、何重にも組み合わされている縄の線、自分の意思では身動きすらできない姿へと戒められ、彼女は床に転がされていた。
 姿勢を戻そうとしても、不安定な形に造り上げられて縄で固定された身体で満足に動けず、股間部を強調するように曝け出しながら、言うならば倒れ続けるしかない羞恥の姿であった。
 その様に転がされている彼女に男達が迫る。
 縄によって縛り上げられ、局部を強調するように固定された身体へと、男達はそんな彼女の身体に自分達の身体を組み合わせて行く
「ひっ!」
 下半身の方へと潜り込んだ男が、縄によって掻き分けら、そして剥き出しにされているアノ部分にペニスを埋め込む
「いぎぃ!」
 突き出されるように引っ張られ、縄によって大きく尻を割り開かれた末に、皺の一筋までも露出された肛門に、後方に陣取った男のペニスが捻り込んで行く
「うぶぅ!」
 下半身の二ヶ所を同時に犯され、苦痛に歪む顔へと手がかけられ、その苦痛ゆえに半開きとなっていた口へも、前に回った男がペニスを突きこむ
 肉の塊のように戒められた彼女が、その肉の塊となった身体にある三つの穴を同時に犯されて行く、埋め込まれ、捻り込まれ、突き込まれ……三つの穴へと、同時に加えられるに嗜虐行為、快感を感じさせる事を拒否した、己だけが快感を貪る行為、その欲望に満ちた行為、男達は各々に好きなタイミングで身体を揺り動かしながら、彼女の中に突きこんでいるペニスを動かし快感を絞り取って行く、彼女の身体が引き伸ばされ、同時に押し潰されながら捻られ、男達のよって都合が良く、彼女のとって苦痛のみの姿勢、その苦痛の中で彼女は犯され嬲られ続ける。
 背後から尻を犯す男の手が左の乳房を揉み、下から膣を犯す男の手が右の乳房へと伸びて嬲る、そして前から口を犯す男が、乳首に張られている針金を弾く、激しく甚振られる乳房と乳首、そして針金で吊るされている鈴が、狂ったように揺れ動かされながら、小さな音を奏で続ける。
 彼女の口を塞がれながらも漏れ出す呻き声、男達が興奮しながら吐き出す荒い息づかい、そして嬲り揺れ動かされる乳房……乳首の間に張られた針金の真中で、狂った様に鳴り続ける小さな鈴音……

 男達は、それぞれに絶頂へと達し、彼女の胎内へと欲望を吐き出し、その身体から離れ……そして、責める穴の場所を変えて、再び犯し始めた……


                                  十


 身体の上を這いまわる刃物の冷たく鋭利な感覚、それを感じながら私は何の反応も見せず、刃物に身体を舐め廻されるままにさせておく……

「なんだよ、もう少し面白い反応しろよ、そうしないとお前の身体に、穴の場所が増えちまうぞ」
 縄で戒められた彼女の身体にナイフを滑らしている男が詰まらなそうに言う。男が持っているのは本物のナイフであるが、彼女の身体に当てているのは背の部分であり、刃の方を当ててはいない、もっともナイフを当てられている彼女には解らないだろう。
 解らないのに反応を見せないと言う事は、すでに彼女が外から与えられる反応に対して、全て無関心となってしまったからだろう。
 いまだに戒められたままの身体、乳首の間に張られた針金は更に増え、下半身の方へと針金が伸び、クリトリスを貫通し乳首へと戻るように張り巡らされている。そして肛門と膣口へと挿入されたままグネグネとした動きを続けている大人の玩具、男達が放った精液と滑りを良くする為にと塗られた液体が、全身をまるで薄くパックでもした様にこびり付き、それが乾いてぱりぱりとなっている。
 そんな風に壊されている彼女の肉体、だが壊されたという意味では、彼女の心の方が遥に大きく深いであろう。
 もはや何事にも、自分自身の命と言う一番大切な物にさえ反応を示さない、示せなくなってしまっている彼女の姿、それを僕は壁一枚隔て場所から見続けている……最初から……そう、彼女が初めて犯された11年前の時から、いまこの瞬間までを……
 頃合だ……僕は立ち上がり、壁際へと歩いて行く、そして壁から垂れている紐を引っ張った。

 ガシャン! と、大きな音が鳴り響く、その大きな音は終わりの合図だった。
 俺達が満足して終わらせるか、それとも頃合を見た依頼主が隣の部屋から合図を送るか、そのどちらかで凌辱は終了する事になっている。
 あの物が落ちるような大きな音は、依頼主からの終了の合図……確かに頃合かも知れない、これ以上の事をしても女は、まともな反応を見せる事もないだろうし、これ以上の事をするとしたら、それこそ殺してしまう他なくなる可能性すらある。
 そして何よりも、散々に欲望を吐き出した俺達も、いささか疲れを感じ始めていた。
 いままで身体を撫でていたナイフを、女の乳首とクリトリスを貫通している針金に当て、そのまま針金を切断する。
 ピンッ! と言う音を立てて切断される針金、その針金を貫通している乳首やクリトリスから一気に抜き取る。
「はぁう!」
 針金を貫通させている場所から引き抜く動きに痛みを感じたのか、沈黙していた女が小さな呻き声を漏らす。
「ほお」
 久しぶりに聞く女の声、それが面白くなり、針金を引き抜く手を早めるが、女はそれ以上の声を出す事を、ギリッ! と歯を食い縛り耐える。
 それでも最後の瞬間、完全に乳首とクリトリスから針金を引き抜いた瞬間に、小さな声を出したが………
 乳首とクリトリスを貫通していた針金を引き抜いてから、身体を戒めている縄を切断する。もしも先に縄を切断し、針金の切断を後にしたなら、縄で縛められていた身体が解放された瞬間に伸び、針金で縛められた部位が引っ張れて引き千切られていただろう。
 これでも一応は、手順を考えながら行動しているという訳だ。
 戒めている縄へ刃を当てて、縄を切断する。堅く戒められている縄を一々解くのも面倒であり、何より不可能なほどに固く部位を締め上げている。
 ブツッ! ブツッ! と切断されていく縄、それに従って戒められていた女の身体が解放されて行くが、縛り上げられていた縄目は痣のように身体に刻み込まれ、一部では内出血も起しているようだ。
 それでも女は、久しぶりに身体を自由にして床に横たわる。もっとも尻の穴と股間には、いまだにバイブが挿入され続けており、ブルブルと震わせながら女の身体を甚振ってはいるのだが……
「こいつは、消毒薬代わりだ。もったいないが使ってやるよ」
 先ほど乳首の消毒に使ったウィスキーの小瓶を取り出し、横たわったままの女の身体にかける。
「ぎゃぁうっ!」
 横たわったままであった女の身体が、ビクン! と海老の様の反り返って跳ねる。女の身体に着けられている大小様々な傷口、そこにウィスキーが降りかかれば、どのような反応を示すか……想像通りの反応を見せてくれる女の滑稽な姿を見ながら、俺達は笑い転げた。
 それを2、3回ほど繰り返した後、反応が鈍くなった女をその状態に放置しながら、俺達は服を着始め帰り支度を始める。
 使っていた縄や針金は、そのまま放置して置くとして、女の股間と尻の穴を甚振り続けているバイブをどうするか、少し考えた末に女に向かって言ってやる事のした。
「おい、いま尻とアソコで動いている玩具、俺達を満足させてくれた手数料としてプレゼントしてやるよ、今日の事を思い出して我慢できなくなったら、そいつを使ってせいぜい自分を慰めな、まあ俺達のチンポにくらべりゃ物足りないだろうがな」
 いまだに倒れたままの女を残して、着替えを終えた俺達は、この部屋から出て行く……あとの始末は、隣の部屋で見ていた依頼主がするだろう。
 俺の残りの仕事は、後日に……少しほとぼりが冷めた頃に、依頼主から依頼金の残額を受け取るだけだ。それで、この仕事は終わる。
 そう考えながら、俺は他の奴らと一種に部屋から出て行く……部屋の中に残した女の事など、その瞬間に忘れ去って……

「うっ! くぅぅ!」
 ブルブルと休む事無く振動し続けるバイブ、それを引き抜く為に尻の穴へと捻じ込まれているバイブに手をかけ……引きずり出す様にして引き抜く、そして引き抜いた瞬間に、大きく開かれたままとなった肛門から、大量の汚物が噴出してくる。
「あっ! ああぁぁ……」
 次々に、止め処もなく排泄されていく糞便、男達は肛門にバイブを入れる直前に浣腸を注入していた。捻じ込まれたバイブが栓となり、今まで噴出する汚物を押さえていたが、それが引き抜かれた瞬間に、押さえられていた汚物が出口を求め噴出したのである。
「うっ! ううぅぅ……あはぁっ!」
 噴出していく私の汚物、その快感にも似た開放感に浸ってしまう私が、恥ずかしくも惨めだった。
 汚物に塗れた下半身、散らばっている自分の服で汚れた下半身を拭き、男が置いていったウィスキーの小瓶に入っているウィスキーの残りで洗う。
「ひぎっ!」
 無理な挿入と、捻じ込まれたバイブによって傷付いている肛門と粘膜が、染み込んだウィスキーで刺激され、苦痛を与えるが構ってはいられない、汚れた尻を拭き取りウィスキーで洗った後に、いまだに股間で蠢いているバイブを抜こうと手をかけたが……
「んっ!……なんで、くぅ!」
 抜こうとしても、膣口に押し込まれたバイブは抜ける事無く、がっちりと膣口に加え込まれたまま引き抜けない……俗に言う膣痙攣、それは男達の乱暴な行為の結果として引き起こされのだが、彼女がそれを知識といて知っている筈も無く、ただ抜ける事無く股間で蠢き続けるバイブに手をかけ、何とか抜こうと努力し続けるしかなかった。
「いやぁ! ぬけてぇ! くぅぅ……あっ! 」
 苦労の末に、ようやく抜けたバイブ、だが無理やりに引き抜いた事によって、膣口を含んだ性器は痛々しいほどに汚れ傷付いていた。
 その汚れ傷付いた自分の性器を見る彼女の表情に、虚ろな笑いにも似た表情が浮かびあがったかと思うと、次の瞬間にその場に突っ伏して喘ぐような、呻くような……絶望に満ちた嗚咽を漏らし始める。

 どれほど、その姿勢のまま嗚咽を漏らし続けていただろうか、やがて嗚咽は止まるが、その姿勢のまま私は身動きを試用ともせず、その場の突っ伏し続ける。
 何時までもこうしていたい、このまま死んでしまいたい……そう考えながら、これ以上動く気も起こらずいる私の耳に、入ってくる音楽……私の携帯の着信音だった。
 頭を持ち上げて、音が鳴っている方を見ると、そこは私の携帯が放り出されていた。揉みあった時に蹴り飛ばされ、奪いとられた携帯が放り出されたままとなっていた。
 身体を引きずりながら、その携帯へと身体を伸ばし、手に持って出る……携帯の向こうからは、ケン坊の声が聞こえて来た。

 倒れたままの彼女、このままにして置いても別に構わない、そう考えながらも僕は、手に持った携帯電話の短縮ボタンを押す。
 向こうの部屋でなる響く着信音、身動き一つしてなかった彼女の身体が、ビクリッ! と反応を見せ、ゆっくりと身体を起こすと、投げ捨てるように置かれている携帯の方を見る。そして身体を這いずるように動かし、その携帯を手にとった。
 携帯が彼女へと繋がる。
「早苗さん、ようやく出てくれた。えっと、さっきも携帯に連絡入れたんだけど、どうしたの?それと公園の方には、まだ来ていない様だけど、なんかあったの?」
 僕の白々しい問い掛けに、彼女は少しだけの沈黙をした後の応えてくれた。
『ごめんなさい、ケン坊……あの、中学時代のお友達とであってしまって、話こんでしまって……そのまま喫茶店に入って、まだ話す事があって……だから、あの……』
 明らかにおかしな様子を見せている口調……でも僕は、それに気が付かないふりをする。
「そうか、友達と久しぶりにあったの……じゃあ、こちらに来るのに時間が掛かりそうかな?」
『あっ、えっ……はい、まだお話したい事が、だから、できたら今日のお約束は、ごめんなさい勝手な事ばかり言って……本当にごめんなさい……ケン坊……ごめん……』
「あの早苗さん」
 僕の問い掛けに明らかに動揺しているのが、携帯からも壁一つを隔てている場所から見ている姿からもはっきりと解る。
『はっ、はい』
「ケン坊て言うのは、止めにする約束だよ、約束まもってくれないと僕も、またお姉ちゃんて言うよ」
『あっ……ケン……健一さん、一回だけでいいから、お姉ちゃんて言ってくれる』
「変な事を言うな……まあ、いいや……お姉ちゃん、好きだよ……これでいいの?」
『ありがとう、健一さん……ケン坊……』
「変だな、まあ良いや、それじゃ今日の予定は残念だけど中止と言う事で、明日にでも携帯の方に連絡を入れるから、詳しい予定はその時にでも……良いよね?」
『ええ、その時におねがい……ケン坊……大好きよ……』
「僕も大好きだよ、お姉ちゃん」
 そして携帯は切れた。

「あっ! ああぁぁぁ…………」
 切れた携帯を握り締めながら、私は声にならない声を出し、その場で神に祈る。
 私をすぐに殺して!……と
 ケン坊! 大好きなケン坊! もう会えない、会える筈がない、会いたいけど会えない、だったら私に残された事は、死んでしまうしかない!
 私は、散らばる衣服を拾い集め、それを身に着ける……自分の汚物を拭き取った物は、身に着ける事は出来なかったが、コートを上から着込めば、犯され傷だらけとなった身体を誤魔化す事くらいは出来る。
 そして私は、自分が犯された部屋から出て行く、11年のあの時と同じ様に、痛む身体とそれ以上に痛む心を抱え込みながら……
 部屋を出る瞬間、私は部屋の中へ向かって叫ぶ!
「さよなら、ケン坊!愛してたの!」
 何で、その様な事を言ったのか……自分でも解らない、でもその肺腑を抉るような言葉を吐き出し後、私はその場所から出て行った。

 彼女が部屋を出て行って30分、僕は自分がいた場所の後始末をした後で、彼女が犯され輪姦されていた部屋へと、設置したビデオカメラを回収する為に入る。
 四方に設置したビデオカメラが、今の出来事を予定通りに撮影されているかを確認しながら回収していく、その回収作業中に投げ捨てられたままとなっている、彼女の下着が目に付く、無造作に投げ捨てられている彼女の下着、その下着を拾い上げようとした手の動きが途中で止まり、その投げ捨てられたままの下着に手を触れる事無く、そのまま引き戻される。
「僕は、もう満足したんだ……」
 そう、僕は満足していた。彼女が犯され輪姦される姿を、満足するまで見る事が出来た。これ以上の満足は既に不要であり、回収した彼女が犯され輪姦される姿を記録した映像も、また廃棄すべき物かも知れない、僕は回収した物を持ってきた回収用のバッグへ仕舞いこみ、この部屋を彼女と同様に出て行く……
「大好きだよ、お姉ちゃん……これからもずっと……」
 11年前から頭の中で見続けていたあのシーン、それが消えて行くような気がする。自分勝手なと言うよりは、理不尽で鬼畜な思いと行為の果ての満足感と充実感、それでも彼女とこの先一緒に過ごしていく事が出来れば、償えると思っていた。
 彼女を愛し続ける事さえすれば、この事さえ以前と同じ様に時間が彼女を癒し、僕が癒してあげる事が出来ると、僕は愚かにも考えていた………

 大学卒業後、就職を期にして始めた一人暮らし、ケン坊の所にお嫁さんとなる日の事を楽しみにしながら、生活をしていた場所……そんな自分の場所へと私は戻ってきた。
 火傷しそうなくらいに熱いシャワーが、身体の汚れを洗い流してくれるような錯覚を感じさせてくれて気持ちが良い、体中に残る傷痕に染み入る痛みが奇妙な爽快感を与えてくれる。
「うふっ……ふふふっ……」
 シャワー浴び続けながら、私は何時の間にか笑い出している……いいえ、笑っているのではなく、泣いているのだと言う事は、両の眼から溢れ出して来る涙が教えてくれるが、薄く開かれている口元から出るのは笑い声だけ……なぜだろう?

 新しい下着と衣服に身を包んだ後は、ボロボロになった服はゴミ袋に入れて、外の集積場に出す。
 買い置きしていた冷凍食品を電子レンジでチンして食べたとき、込み上げて来る強烈な嘔吐感!そのままトイレと駆け出し、便器に向かって全てを吐き戻してしまう。
「あはぁ、くふふふっ……」
 全てを吐き戻した物の中に、便器にかかっている白い塊、それを見つけた時に便器に身体を預けながら、また笑いがこみ上げてきて笑ってしまう。

 蒲団の中に潜り込む、寝巻きに着替える最中に身体を見たら、長袖の服とスラックスを履いたなら、腕や脚に残っている縄の痕や傷痕は解らないだろうと確認する。
 そして、そのまま眠りへ入って行く私……夜中にうなされて目が覚める……11年前の事、ついさっきの事、何度も目が覚める度に私は自分に言ってみる。
「ケン坊……大好き」
 そして悪夢にうなされる為に、私は眠りにつく……

 気分の良い不快な目覚め、私は勤め先へ向かう為に、その場所から出る……会社までの道のり、駅まで歩いて電車に乗って30分、そして歩いて10分、仲の良くなった同僚の人達と軽いお喋りをしてからの仕事を始める。

 会社の人が、一緒の昼ごはんを食べないかと誘ってくれたけど、ダイエット中だからと笑って遠慮する。早苗は細いんだから、ダイエットの必要ないよと言ってくれたけど、食欲が全然ない……

 5時の終業、仕事を終えて私は私の場所へと帰る。会社を出てから10分間、駅に着いて何時もの混みあっているホームで電車がやってくるの待つ、あちらか来るのはこの駅を通過して急行列車、私は少しだけ身体を伸ばして、その急行列車が来るのを待つ、駅の案内が危険だから白線の内側までお下がり下さいと言っている。それを聞きながら私は乗り出した身体を、白線の内側へと引っ込めようと考えたのに、カクン! と足が崩れてしまい、不思議な事に身体はそのまま前の方へと倒れて行ってしまう。
「あれっ?」
 ホームから落ち行く私が最後に見たのは、凄い勢いで迫ってくる急行列車の姿だった。

 注文した二杯目のコーヒー、その飲み残しがあと二口ほどになった時に、奴は現れた。
「よお」
 以前とは別の喫茶店、そこで依頼料の残り受け取る為に待ち合わせをしていた俺の前に、最初に会った時と同じ様に奴は現れた。
 相変わらずの、何とも言えない危うさは一層磨きが掛かった様な気がするが、どうせ会うのはこれで最後だ。そんな事を気にする必要もない、ともかく残りの金を受けとって、早々に縁を切った方が利巧と言うものだろう。
「おまたせ」
 無表情……と言うよりは、マネキン人形を思わせる表情のまま返事を返した奴が、俺の前に座ってコーヒーを注文する。
 そして懐から、それなりの厚さを形作っている茶封筒を一つ取り出し、俺の方へと差し出す。
 念の為にと封筒の中身を簡単に確認し、間違いない事を確認し終わった後に、どうせこれが最後なのだからと言う気持ちから、俺は聞いてみた。
「どうだい、彼女とそれから上手く行ってるかい?」
 自分の恋人を俺達に輪姦させ、それを見ると言う行動、しかもその恋人とは近い内に結婚をする事を考えてると言う話、理解不可能な行動様式と頭の中身、その後に女との関係がどうなっているのかを聞いてみたくなったのは、こいつが何を考えているのかを、少しでも知りたいという純粋な好奇心と皮肉からであった。
「いえ、彼女は先日死にましたから」
 運ばれ来たコーヒー、それに口をつけながら奴は、まるで今日の天気の事でも話すような口調で言う。
 聞いた俺の方が言葉を無くし、その言葉を吐いた奴の顔を驚愕の表情で見返す羽目になる。
「自殺か」
 俺の問い掛けに奴は、表情を変える事無く言葉を繋げる。
「いいえ、事故死です。駅のホームに入ってきた急行列車に轢かれて、あまりにも酷い死に様だったので、僕は最後の別れを言う事も出来ませんでした。彼女の両親から……綺麗だった娘の事だけを記憶しておいてくれと言われてね」
「本当に事故死なのか」
「ホームを記録していたビデオの映像や、周囲にいた人達の証言……自殺には見えなかったそうです。それに近い内に僕と結婚する予定もあり、自殺する動機も見当たりませんでしたしね」
 自殺をする動機はある。いや列車に轢かれたとなれば、死体に対しての調査が行われ、事件性はないかと言った調査がされ、その遺体が調べられる筈だ。そうなったら俺達が、あの女を輪姦した痕跡が残ってるはずで、その事がバレてしまい、捜査と言うか調べの手が伸びる可能性は多分にある。
「大丈夫です」
 俺の不安を察したのか、奴は残りのコーヒーを飲み干した後に言う。
「言ったでしょ、婚約者である僕が、その最後の別れの時に会わせて貰えなかった……と、それほど彼女の遺体は激しく損傷していて、生前に彼女の身に何が起こったのか等と言う事を、その死体から判断する事など出来る筈もなかったんですよ」
 俺は思わず安堵する。
「それじゃ」
 奴は席を立ち上がり、置かれているレシートを手に取り、出て行こうとするが、俺は思わず聞いてしまう。
「お前、後悔しているのか」
 奴は、この時に初めて表情をその顔に浮かべる。
「僕は、満足しています」
 浮かべた表情は笑い……それは、皮一枚が薄く顔面に張り付いたような、薄い笑みの表情……その笑いを顔に張り付かせたまま、奴は俺の前から姿を消した。

 冷たくなっている飲みかけのコーヒー、その残りを無理やりに喉へと流し込み、俺も続いて席を立って喫茶店から出て行く、もう二度と奴は会いたくなかった。二度と係わり合いに等なりたくなかった。
 最後に見せた奴の笑み……それが、ひたすら恐ろしい!
「何でまた……」
 後悔の言葉が口から漏れだす。何でまた俺は、あんな奴と係わり合いを持ってしまったのか、二度と顔を会わせたくなかった。
 だが何となく予感していたのかも知れない、再び俺は奴と出会ってしまう事になるのだと……そして数ヵ月後に、その予感は現実となった。


                                  壱拾壱


『……おかけになった電話は電波の届かない場所か電源が切れて………』
 先程から彼女の所へとかけている携帯は、同じ音声ガイダンスを流し続けている。
 あの日の翌日、約束したとおりに彼女の所へと連絡を入れるが、一向に携帯は繋がらず連絡が取れない状態となっている。
 何も知らない事になっている僕は、仕方なく携帯を切った後に作業へと戻る。
 今行っている作業、昨日の事を録画したビデオカメラからの記録映像を、手持ちの機材(と言っても型落ちのパソコンとDVDレコーダーなのだが)へと保存した後始末、すでに大本である昨日の事を録画していたビデオカメラは、記録されていた彼女の輪姦シーンなどのデーターを完全に消去した上で、レンタル店に返却し終わっている。
 そして手元に残っている何枚かのDVD、それにデーターとして記録されている彼女が輪姦されてシーン、それが上手に記録されているかを確認していた。

 手持ちのパソコンにデーターを記録したDVDの一枚をセットして再生をさせる。多少型落ちのパソコンとは言え、それ位の事は出来る性能はあるし、必要なソフトも組み込まれている。
 そしてパソコンのモニターには、あの時の生々しい映像が再生され始めた。

 最初に再生される画像を見たとき、変な事に感心してしまう。最近のビデオカメラの高機能化には眼を見張る物があるという事なのか、少々暗かった室内だったと言うのに、記録されている画像は暗さをまるで感じさせないクリアな画像で、一連の出来事が記録されているのだから……

 部屋の中へと連れ込まれる彼女の姿、そして始まる輪姦の魔と言うべき時間、脱がされ引き剥がされて行く彼女の衣服と下着、そしてその下から現れる彼女の白い裸身、僕が何度も愛撫しながら慈しんだ愛しい人の肉体、それが他人の手によって蹂躙されて行く姿、柔らかな感触を与えてくれた乳房が、歪な形へと変化させられながら蹂躙されて行く、湿り気を感じさせ触れた指先を受け止めてくれた場所が、掻き分けられた陰毛の間から肉色の襞を露出させ痙攣する。僕の事を愛していると言ってくれた口からは、悲鳴の叫びと哀願の声、そして呻くような泣き声だけが聞こえ、その大きく開け広げられた口の中へと、男の肉の塊が無理やりに捻じ込まれ、吐き出された欲望の残滓が垂れ出して、優しい微笑を与えてくれた顔を、恐怖と絶望に歪んだ顔へと汚して行く、優しく僕を包み込み込んでくれた場所が、突き上げる男のモノによって傷付きながら汚されて行く……そして僕が、一度も接した事の無い無垢な場所、その場所が男の欲望の前に貫かれ、血を流しながら男の物を全て飲み込んで行った。

 幾重もの縄によって縛り上げられている裸体、その縛り上げられた裸体に張り巡らされる銀の糸、その銀の糸に吊り下げられている小さな鈴……その鈴が、男達によって蹂躙される身体が揺れ動く度に小さな音を立て鳴り続ける。
 口、膣、肛門……彼女が持つ三つの開口部が、男のモノによって埋められ、その内側に欲望の体液を吐き出され続ける。

 捻る様にして引き出した肛門に挿入されていたバイブ、それが引き出された瞬間に彼女の肛門から噴出する汚物、その噴出する汚物に対して、映し出されている映像の中の彼女は、ある種の歓喜とすら見える表情を浮かべている。

 傷付くに良いだけ傷付いた身体、それをまるで重い荷物の様に持ち上げたった彼女……自分が犯され輪姦された部屋から出る時に叫んだ言葉……
『さよなら、ケン坊!愛してたの!』
 それを叫んだ時の彼女の姿を、どの様に表現すれば良いのか、僕には術が無く……よろめきながら部屋を出て行く彼女の後姿を、そして誰も居なくなった部屋だけが写されシーンで、記録された画像は終わる。

 一通り見終えた後、僕はその記録された映像をどうするか、どうするべきか少しだけ考えるふりをするが、すでにどうするかは決めていた。
 わざわざビデオを何台も借りてきて、その全てを記録したと言うのに、この記録は処分してしまう事にしていた。
 すでに僕は満足している。今の彼女が、犯され輪姦される姿を見たみたいという欲望、それは充分に満たされ、これ以上を望気持ちは無いし、これから再び同じ欲望を感じる事は無いだろうと思っている。
 だとしたら、この記録された映像は処分して、僕の記憶の中にだけ彼女が犯され輪姦された姿を保存しておくべきだろう。
 パソコンから取り出した物と、机の上に置いてあった彼女の事を記録したDVD、それを二つにでも割って処分しようとした時に、母の僕を呼ぶ声が聞こえる。
 僕を呼ぶ母の声、その声は何処か常道を逸した様な、奇妙に不安定な声に聞こえた。割り砕こうとしたDVDを、そのまま机の上へと放り出して、母の所へと向かう。
 そして真っ青になっている母が無言のまま差し出した受話器を受け取った僕は、彼女の母から彼女が死んだと言う事を聞かされた。

 事故死……と言うのが、状況を調査した警察からの発表であった。
 一部始終を記録していたホームの監視カメラに残されていた映像、その他の状況検分の結果から導き出された結論、彼女の身に何が起こっていたのかを知らない人達にとって、それが一番納得の出来る結論であり、それ以外の事は考えられない状況であった。
 だが僕は知っている。彼女の身に何が起こっていたのか、その結果としてこの事態が起こったのだという事を……
 11年前に続き、再度の輪姦と言う凌辱を受けた彼女が、このような行動に出るという可能性を僕は考えていなかった。いや正確に言えば、考える事をやめていた。
 もしも、この様な……彼女が死に至るという可能性を考えたなら、僕は躊躇った末に中止していたかも知れない、だからこそ僕は考えなかったのだ、彼女が再び輪姦され凌辱される姿を見たいから、彼女の死に至るかも知れ無いという事態を考え、それをによって湧きあがった欲望を実行する事を中止してしまうと言う事にを恐れ、僕は彼女の死を予感する事をやめていたのだ。
 葬儀の最後の瞬間まで、彼女の姿を見てのに別れは出来なかった。彼女の両親から泣き縋られて、彼女の遺体を見る事を止められる。
『娘が、綺麗だった時の事だけを記憶していて欲しい……』
 電車の事故に遭遇した遺体は、酷い状況になるという話は良く聴く話だが、彼女の場合は特に酷い状況であったらしい、人の遺体と言うよりはミンチされた肉片と言う状況になった彼女の肉体、一番大きな部位でも両手で隠せるほどに粉砕されてしまった肉体、せめて彼女が綺麗であった時だけの事を覚えていて欲しいという彼女の両親の願いは、ある意味当然の事だったのかも知れない、だから僕は彼女に最後のお別れを直接に言う機会を失った。
 彼女の遺体を見る事が無かったという事もあるのだろうか、僕は彼女の死を実感する事も出来ず、ただ執り行われていく婚約者である彼女の葬儀一切を他人事のように、僕に関係の無い出来事のようにしか思わず、彼女の死に対する後悔の念なども、ろくに湧き上がってこなかった。
 初七日もおわり、あの事を依頼した奴に残金を払う為に会った時も、僕の心にあったのは、ある種の満足感だけであり、後悔の念は出てこなかった。

 深夜の自室、放り出しっぱなしにしておいた。彼女が輪姦されている映像を記録しているDVD、それを再生して僕は見る。
 前に見た時同様に、男達によって犯され輪姦されて行く彼女の姿……全てが終わった後に、彼女が部屋から出て行く最後の時に叫んだ言葉……
『さよなら、ケン坊!愛してたの!』
 それを聞いた時に、僕は始めて涙を流す……だが、涙を流しながらも、僕はやはり満足していた。



                                        壱拾壱~終了

  1. 2019/07/16(火) 14:46:00|
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【彼氏の目の前で、初々しい彼女の処女をもらっちゃったw】

【アブノーマルなオリジナル体験談】
【彼氏の目の前で、初々しい彼女の処女をもらっちゃったw】
俺は、26歳の時に初めて無理打ちした。それ以来、月に2~3回はやってたけど、無理矢理やっても泣くばっかで、あんまり面白くなかった。
基本、若い子が好きで、一人暮らしの子ばっかり狙ってやってたけど、やっぱり相手が感じないと面白くない。人妻とかも狙ったけど、エロマンガやAVみたいに感じる女は本当に超レアだった。
ただ、勝手なもんで、感じる女に当たっても、それはそれで白けるし、俺は無理打ちに向いてないんじゃないかと思ってたとき、それは起こった。

いつもみたいに、コンビニで目星をつけた若い女の後をつけて、部屋に入るときに押し入るというミッションをしたとき、まさかの彼氏in部屋だった。
でも、女みたいにナヨッとした彼氏は、俺を見て完全にパニクって、怯えていた。

「声出したら、殺すぞ!」

の一言で、彼女も彼氏も黙ってうなずいた。この時、今までの無理打ちで感じたことのない興奮が俺を包んだ。
俺は怯える彼氏をとりあえず一発凹り、涙目になったそいつを後ろ手に椅子に縛った。それから、ザックからガムテを取りだし、口をグルグル巻きにして黙らせた。
不思議なもんで、こんな事されてるのに、彼女は一言も口をきかず、彼氏が殴られたときに、

『ひぃっ!』

と、小さな悲鳴を上げただけだった。マジで怖いと、声なんて出ないもんだ。たいていの女はそうだったw
怯える目で俺を見る彼女。その横には、恐怖と不安の目で俺を見る彼氏。なんか、世界を支配したような気持ちになった。
ココでやっと落ち着いて二人を見た。

彼女の方は、150cm45kgといった感じの、小柄で子供みたいな感じの女の子だ。正直あんまり美人ではないが、愛嬌がある感じの顔だ。
小柄な女はエロいと言うが、この子はあまりにも経験が少なそうだ。もしかして、処女か? と思わせるようなウブさがある。
彼氏の方は、170cm位で体重は下手したら60kgないかもしれない。とにかく、ナヨッとして弱々しい感じだ。顔や雰囲気は、秋葉とかにいそうな感じだ。
俺は、いつもの無理打ちの時とは違って、やたらと興奮していた。

「ねぇ、なんて名前なの?」

俺が聞くと、彼女は目をパチパチさせて、日本語がわからないようなリアクションを取る。俺は、無造作に彼氏の鼻っ柱にジャブを入れる。

「うグッ!」

彼氏は、鼻を真っ赤にして涙を流してうめく。

「名前は?」

俺は、怯えて震えている彼女に向かって、もう一度聞いた。

『真央です……ゴメンなさい、もう叩かないで下さい……』

泣き声で言う真央ちゃん。

「真央ちゃんか、なんか、クルクル回りそうな名前だなw」

俺がギャグを言っても、まったくノーリアクションだった。まぁ、無理もないw

「よし、服脱げよ」

俺が命令すると、今度はすぐに反応した。見てわかるくらい震える手で、ブラウスのボタンを外し始める真央ちゃん。
彼氏は、目が飛び出そうなくらい大きく見開いて、ンガンガ何か言っている。

「ほら、早くしろよ」

もう一回、彼氏の鼻にジャブを入れる。

『ごめんなさいぃっ! す、すぐ脱ぎます! お願い、ぶたないでぇ!』

泣きながら言う真央ちゃん。ゾクゾクしてきたw いつもの無理打ちは、こんなまどろっこしいことはせず、下だけ脱がせてとっとと突っ込むw
こんな風に命令して、嫌々従わせるのが、こんなにも楽しいとは思わなかったw
真央ちゃんはそんな風に言いながらも、まだ指が震えてボタンが上手く外せない。
俺は、思いきりブラウスを左右に引き裂いた。ブチンブチンとボタンが飛び、あっという間にブラが姿を見せる。
なんか、スポーツブラみたいな色気もクソもないブラだったが、意外に胸が大きかった。

『イヤァッ!』

真央ちゃんは、そんな風に叫んで胸を腕で隠した。俺は、とりあえず彼氏にまたジャブったw 
鼻血を出しながら、涙目になる彼氏。口をふさいでるから、鼻血で窒息しないか心配になる。さすがに死んだらヤバい。

「ほら、真央ちゃんが声出すからw 鼻、かんでやれ。窒息するぞw」

俺が指示すると、真央ちゃんはコクンコクンと激しくうなずき、彼氏の鼻血をティッシュで拭き取る。鼻血を拭いている真央ちゃんの後ろから、
その胸を鷲づかみにしてみた。一瞬体を硬くして、逃げようとする気配があったが、鼻血と涙で酷いことになってる彼氏を見て、思いとどまったw

「へぇ、デカいね。何カップ?」

俺は、胸を揉みながら聞く。彼氏は、俺が胸を揉み始めると、固く目を閉じた。見たくない! 
そんな気持ちなんだと思うが、目の前で彼女が胸を揉まれているのは、どんな気持ちなんだろう? 想像すると笑えるw

『ディ、Dカップです……』

真央ちゃんは、彼氏の鼻血を拭きながら答える。

「へぇ、彼氏に揉まれてデカくなったの?」

俺がゲスに聞くと、

『ち、違います……』

と、真央ちゃんは消えそうな声で言う。

「なんで? 彼氏に揉んでもらってるんだろ? あ、もともとデカかったって事かw」
『……揉んでもらったこと……ないです……』

さっきより小さな声で言う真央ちゃん。

「ハァ? なんで?」

意味がわからずにイラッとしながら聞く。

『ごめんなさい! ま、まだ付き合い始めたばかりだから……です』

怯えた目で言う真央ちゃん。アー、なんだろ、ゾクゾクするw

「なに、まだやってないの?」
『な、なにをですか?』

聞き返す真央ちゃん。俺は、とりあえず彼氏を蹴ってみた。パニクる真央ちゃん。

『ごめんなさい、ごめんなさい! もう、許して下さい……』
「まだセックスしてねーの? そいつとw」
『はい、してないです』
「なんで?」
『そ、それは』

言いよどみそうになったから、彼氏を殴るフリしたw
そしたら、慌てて、

『結婚するまではダメだからです!』

なんて言ったw

「マジw 処女なの?」

俺が聞くと、顔を真っ赤にしてうなずく真央ちゃん。

「キスは? それくらいあんだろ?」
『な、ないです、まだ一回もないです!』

必死の顔で言う真央ちゃん。俺は、いきなり真央ちゃんのアタマを掴んでキスした。

『んんーっ!』

うめいて、逃げようとする真央ちゃん。でも、両手でアタマをホールドして舌を差し込む。口を閉じて、必死で舌を入れまいとする真央ちゃん。
俺は、いったんキスを止めて彼氏を蹴る。

「わりーな、ファーストキスもらっといたぜw」

そんな事を言うと、怒りも見せずに目を伏せる彼氏。マジで情けねーと思うw
そして、もう一回真央ちゃんにキスをする。柔らかい唇がたまんねーと思いながら、舌を差し込む。今度は口を閉じなかった。さすがに学習したみたいだw 
彼氏をボコられないように、無対抗になる真央ちゃん。健気で泣けるw

俺は、わざわざ彼氏によく見えるように角度を調整する。そして、舌を真央ちゃんの口の中に突っ込んでいるところを、よく見えるようにしてやる。
彼氏は、目を閉じたままだ。俺は、キスを止めて真央ちゃんにビンタした。と言っても、軽くだw

『ひぃっ! ゴメンなさい! ぶたないで! 許して下さい!』

泣きながら叫ぶ真央ちゃん。すると、彼氏は目を開けた。

「ほら、ちゃんと見てねーと、また真央ちゃん撫でるぞw」

そう言って、片頬が真っ赤の真央ちゃんにキスを始める。舌を絡め、思いきり唇を押しつけ、鼻まで舐めてやる。それを彼氏は、死にそうな顔で見ている。

「ほら、舌出してみろ」

俺が命令する。真央ちゃんは、

『は、はい……』

と、震える声で言いながら、舌を突き出す。そしてその舌に、俺の舌を絡めていく。
彼氏は、死んだ目でそれを見る。俺は、いきなりブラをズリ下げた。プルンと飛び出る胸は、やっぱり大きめで、スゲぇ白かった。乳首も、マジかw 
と思うくらいピンクで、今まで見た胸の中で、3本指に入ると思った。おっぱいがが丸出しになり、慌てて腕で隠そうとする真央ちゃん。

「隠すと、彼氏どうなる?」

俺は、自分でも気持ち悪いくらい優しい口調で言った。すると、隠そうとしていた腕を、ゆっくりと降ろした。
彼氏は、真央ちゃんの胸をガン見してるw
俺は、真央ちゃんを彼氏の正面に立たせると、後ろに回って両手でおっぱいを揉み始めた。真央ちゃんは無言で、なすがまま揉まれている。

「あーあ、彼氏にも揉ませたことないのにw」

俺がそんな事を言うと、

『ゴメンなさい……あっくん、ゴメンね……ゴメンね……』

と、彼氏に謝り始める。彼氏は頭を左右に振り、気にするな的なリアクションをする。なんかムカついたw

「ほら、彼氏のちんぽ見て見ろよ。真央ちゃんがこんな目にあってるのに、勃起してるぜw」

俺がからかうように言うと、彼氏は必死で内股にしてごまかそうとする。モテそうにない男だから、こんな生乳見たら勃起して当然だと思うw

『そ、そんな事ないです……』

真央ちゃんは、否定しようとする。

「じゃあ、ズボン脱がせてみろよ」

俺がそう言うと、

『え? そ、そんなの……』

と、また抵抗した。とりあえず彼氏の頬をビンタしたら、

『ごめんなさいっ! ぬ、脱がせます! だからもう……ぶたないでぇ……』

完全に泣き出した真央ちゃん。そして、泣きながら彼氏のズボンのボタンに指をかける。彼氏は、必死で逃げようとするが、縛られてるから動けない。
そしてファスナーが降ろされ、ズボンが尻のところまで降ろされる。すると、ブリーフの前にテントを張っていた。

「ほらw 真央ちゃんが泣いてるのに、コイツ興奮してるぜw」

俺が笑いながら言うと、

『そ、そんな……あっくん……』

と、悲しそうな声で言う。彼氏は、顔を真っ赤にしながら、頭を振り続ける。違う違うとか言ってそうだけど、実際勃起してるw
俺は真央ちゃんの後ろから、おっぱいを揉み続ける。下から持ち上げるようにしたり、握りつぶすようにしたり、時間をかけて揉み続ける。

『ん、ひっ! んっ! い、痛いです……』

恐怖に身体が震えているのがわかる。彼氏の前でこんな事をされて、どんな気分なんだろう? 興味ないけどw
そして、乳首も触り始める。コリコリに勃起してるが、興奮のせいじゃないと思う。無理打ちするとき、防御反応とかだと思うけど、
やたら濡れたり乳首が硬くなったりする。感じてるのか? と思うけど、まったくそんな事はなく、生理現象みたいなもんだと思う。
でも、俺は逆手に取る。

『あれれ? 真央ちゃんも乳首勃起してるねw 彼氏の前でこんな事されて、興奮してるんだw たいしたもんだねぇw』

俺は大げさに驚きながら言う。

『ち、違います! 違うの! あっくん、違うの!』

必死で言い訳する真央ちゃん。彼氏は、荷馬車に乗せられた仔牛みたいな目になってるw

「嘘つけよw こんなにコリコリにしといて、それはないだろw 真央ちゃん意外とエッチなんだw」
『イヤァァ……違う、違うの……あっくん、ゴメンなさい……』

真央ちゃんは、そんな風に謝る。泣きそうな目で見てる彼氏は、まだ勃起してるw

「謝らなくてもいいだろw 彼氏も超勃起してるしw ほら、パンツ下ろしてみろよ」

俺がそう言うと、真央ちゃんは一瞬何か言いかけたが、素直に彼氏のパンツに手をかけた。彼氏は、また頭をブンブン振って、止めろとか言っている感じだ。
でも、もう殴られたくないのか、真央ちゃんは素直に彼氏のパンツを下ろした。仮性包茎の可愛らしいちんぽが、ギンギンに勃起して、ガマン汁まで流れている。

「な? お前ら、お似合いの変態カップルだなw 真央ちゃん、見ててみ、俺と真央ちゃんがキスすると、もっと勃起するぜw」

俺はそう言うと、また彼氏に見せつけるようにキスを始めた。真央ちゃんは、俺とキスしながら彼氏のちんぽを見つめている。すると、ちんぽがビクンと脈打った。

「ほらねw」
『嘘……そんな……』

真央ちゃんは、悲しそうに言う。何か、二人の仲まで壊しちゃいそうで、申し訳ない気持ちになったw 嘘だけどw
そして俺は、真央ちゃんの乳首を舐め始めた。

『イヤァ……』

小さな声で、イヤと言う真央ちゃんだが、抵抗らしい抵抗はしない。もう、身に染みてるらしい。無菌室で先生や親にも殴られず育ったガキは、こんなもんかw 
殴られもせずに一人前になったヤツがいるものか! って感じだw
真央ちゃんは、身体を震わせながら必死に耐えている。それを見て、彼氏のちんぽはビクンビクンと脈打っている。俺は、しつこく乳首を舐め続けた。

『ン……あ……ヤァ……んっ』

すると、ちょっとだけ声が甘くなってきた。やっぱりこの女、マゾだw こんな状況で感じ始めてるw 10人に一人いるかのレアものだw

「あれれ? 気持ち良くなってる? まさか、そんなわけないよなw 彼氏の前で見ず知らずのおっさんに舐められて、感じるはずないよなw」

俺が芝居がかった言い方をすると、身体をビクッとさせる真央ちゃん。その瞬間、無造作にキスをした。そして雑に舌を差し込むと、
真央ちゃんの舌が絡んできた。それは一瞬で終わり、慌てて舌を引っ込めた感じだったが、確かに真央ちゃんの方から絡ませてきたw

「なに自分から舌絡めてんの? 彼氏に悪いと思わないの?」

俺が説教口調で言うと、彼氏の目が大きく見開かれた。相当ショックだったらしい。

『ち、違います! 絡めてないです! あっくん、違うの! 違うの!』

泣きながら謝る真央ちゃん。俺はこのタイミングで、スカートの中に手を突っ込んだ。そして、素早くショーツの上からおめこを触ると、漏らしたくらい濡れていた。
もちろん、マジで漏らしただけかもしれないし、濡れてたとしてもそんなのは反射反応だ。レイプされて感じる女なんて、レア中のレアだ。
でも、俺はそれも利用する。

「あれれー! こんなに濡れてるじゃないですかー! どうしちゃったんですかー? 彼氏の前じゃないんですかー」

と、大根役者の棒セリフみたいに言ってみたw

『イヤっ! 違います! 違うの! あっくん、違うのぉッ!』

真央ちゃんは、もうパニックみたいな感じで彼氏に言ってた。彼氏は、泣きそうな顔で真央ちゃんの事を見ていた。
俺はスカートから手を抜いて、また命令した。

「じゃあ、スカート脱いでパンツだけになれよ」
『うぅ……はい……』

もう、無駄な抵抗は止めたみたいだ。真央ちゃんは、メチャメチャ恥ずかしそうにスカートを脱ぐと、ズレたブラとショーツだけの姿になった。
ブラもそうだけど、ショーツも女の子(子供)という感じで、色気もなにもない。こんな下着を身につけていると言うことは、
まだまだ本当にセックスはしないつもりだったようだ。

「じゃあ、パンツも脱いで見せてやれよ。濡れてないんだろ? 違うんだろ?」

俺は、追い詰めるように言った。真央ちゃんは、さすがに動きが止まったが、俺が拳を握って彼氏のことを見ると、すぐに脱ぎ始めた。マジで健気で泣けてくるw
ショーツを脱ぐと、それをクシャクシャッとして足下に置き、おめこを手で隠す真央ちゃん。
もう、泣き止んでいた。さすがに、状況に順応してきたらしい。さっきまでの怯えた顔が消えて、少し残念だ。まぁ、これからかw


俺は、床に置かれたショーツを手に取る。真央ちゃんは、一瞬俺の手からショーツを奪おうという動きをしかけた。でも、グッとこらえて動きを止めた。
俺は、彼氏の目の前でショーツを広げてやった。

「ほら見てみw このシミw」

俺は、真央ちゃんのショーツのシミの部分を、彼氏の目の前に突きつけてあげたw
彼氏は目を閉じようとしたが、殴られた痛みを思いだしたのか、目を閉じずに真央ちゃんのショーツを見続けた。
でも、彼氏のちんぽを見たら、相変わらずビクンビクンと脈打って、ガマン汁も滝のようだったw

「ほら、『おめこ』広げ見せてやれよ」

俺は、真央ちゃんに命令した。真央ちゃんは、躊躇はしたが、震える手でおめこを広げ始めた。処女らしく、まったく手入れしていないへアは、結構剛毛だ。
でも、自分の指で広げてる陰唇は、見たこともないくらい綺麗だった。処女の上に、オナニーもあまりしてない感じだ。

「ほら、見てみろってw 濡れて光ってるだろ? ヒデぇなw 彼氏が縛られて鼻血出してんのに、興奮して濡れ濡れとかw」

俺がこんな事を言うと、真央ちゃんはクパァしたまま、うつむいて震えている。顔は真っ赤だし、涙はあふれそうだしで、ちょっとだけ可愛そうかな? 
と思い始めた。そして俺も、今まで感じたことのない興奮を味わっていた。そして、コレだと思った。一人相手に無理打ちしても、
オナホ使ってるのと変わらない気がする。でも、こんな風に彼氏の反応とか、彼女が彼氏に謝るとことか見ると、すっげぇいいw

『あっくん、ゴメンなさい……』

うつむいたまま謝る真央ちゃん。彼氏は、もう魂が抜けた顔になってる。
俺は、コレなら大丈夫かと思い、彼氏の口のガムテをはがした。雑にバリバリはがしたので、

「イタタタタッ!」

と、情けない声を上げられたので、とりあえずまた鼻をジャブっといた。

「ングッ!」
『ヒィあっ!』

怯える二人に、

「声出したら、わかってるよね?」

と聞いてみた。すると、二人とも無言で何度もうなずいた。

「なぁ、彼氏にキスしてやれよ。さすがに可哀想だわw」

俺がそんな事を指示すると、椅子に座ってる彼氏に、少し前屈みになってキスをする真央ちゃん。本当に素直ないい子だw
彼氏は、真央ちゃんの唇が触れる瞬間、目を閉じた。女かよw と、吹き出しそうになりながら、真央ちゃんの後ろに回り、ちんぽを出した。
俺が後ろに回ったとき、真央ちゃんがこっちを見る素振りを見せたが、

「集中してキスしろよ。ファーストキスなんだろ? ちゃんと舌絡めてやれよw」

とか言ったら、素直にディープキスを始めた。こんな状況なのに、夢中でキスをする二人。見てて笑えてくるw
そして俺は、本当にいきなり真央ちゃんにバックでちんぽを突っ込んだ。一切容赦なく、いきなり根元まで突っ込んだ。
一気に超キツいおめこの壁に包まれ、射精しそうになる。

『んンッ!! 痛いっ!! 痛いぃっ! 痛いぃっ!! 抜いてッ!』

絶叫する真央ちゃん。彼氏は、死人でもみたような驚愕の顔をしてる。

「おら、声出すな! 彼氏ボコっちゃうぞw」
『うぅ……ご、ごめんなさいぃ……痛い……いたいよぉ……』

絶叫はやめたが、痛い痛いと泣き続ける真央ちゃん。

「悪いな。処女もらっちゃったよw」

彼氏に向かってそう言う俺。

「ぅ、あぁ……」

アホみたいに声も出せない彼氏。情けないと思うw
*************************************************
この前書いたみたいに、彼氏の目の前でムリ打ちして、今までにない興奮を知った俺は、完全に狙いが変わった。
彼氏の目の前で犯す快感は、支配欲とか征服欲(一緒か?)が満たされた。
アレから2回、彼氏付きの女を彼氏の目の前でムリ打ちしたけど、やっぱり最高だった。

だけど、刺激には慣れるもので、もっと凄いことをしたくなってきたw
そこで俺が考えたのは、あまり詳細は書けないけど、誰でも参加というか、見ることが出来る結婚式場に行くことだった。
俺は、そこで関係者みたいな顔をして、一部始終をビデオに撮影した。

泣きながら両親へ挨拶する新婦、誓いのキス、指輪の交換……
そのすべてをビデオに収めた。そして、俺は新婚夫婦の後をつけて家を突き止めた。
結婚式をして、そのまま新婚旅行に行くパターンて言うのは、意外に少なく、親族とどんちゃん騒ぎをするというのももっと少ない。

今頃二人は、今日から始まる新生活に、胸を躍らせている頃だと思う。今日撮影した新婦は、かなりいい女だった。
まぁ、メイクとかバッチリしてるから、かなりごまかせてると思うけど、ウエディングドレスの上からでもわかるくらいデカイ胸に、肉感的ないい尻をしていた。
年の頃は20代中頃、身長は160cmくらい、少しふくよかな感じだ。新郎の方は、眼鏡をかけたひょろっとした今時の若者という感じで、もっと太れよw 
という感じだ。式の最中も、嫁以上に泣いていたのが笑える。そして俺は、いつもの宅急便の制服を着て、少し大きめの箱を抱えてインターフォンを押した。

『はぁい』

嫁の、可愛い声がした。俺は、その声だけで勃起しながら、

”お荷物でーす”

と、元気よく、感じよく言った。そして、オートロックが解除されて、部屋に向かう。もう、この流れにも慣れてきたので、さほど緊張せずにドアまで行く。
そして、まったく無警戒にドアを全開にしてお出迎えをする嫁。チェーンロックをしたまま対応する女に、出会ったことがないw
そして、笑顔で適当なことを言いながら部屋の中に入り、廊下に荷物を置く。そして、抜き身の冷たく光るアレを見せて、笑顔で声を出すなとお願いをしたw

怖い声で殺すぞ! 

とか言うよりも、こっちの方が上手く行くことに、最近気がついた。そして、完全フリーズ状態の嫁さんの腕を後ろ手にしてガムテで縛り、
口に少しだけガムテをして口をふさぐ。頭ごとグルグル巻きにすると、後で外すときに面倒だから髪の毛を巻き込まないように気を使う。
やっぱり、口がふさがれたままだと、楽しみの種類が減る。そして、優しく廊下に寝かせると、俺は滑るように廊下を進み、リビングに入る。

「なんだった? お祝いとか?」

テレビを見たまま声をかけてくる旦那。俺は、ニヤリと笑いながら近づき、

「こんばんわw」

と声をかける。

「なっ! え? だ、誰……」

ビックリして、目が飛び出そうになっている旦那。俺は、抜き身のアレを見せながら、

「静かにしてれば、一切危害は加えないよw」

と、にこやかに言うと、旦那は無言で頭を何度も縦に振った。

情けねーとは思うけど、実際これを突きつけられて、それでも反抗するのは格闘家でも難しいんじゃねーかなw
俺は、鼻歌交じりで旦那を後ろ手に結束バンドで拘束する。そして、口周りをガムテで塞ぐ。鼻を塞がないように気を使ってあげるw
そして、椅子に座らせて、椅子と結束する。これで、椅子男のできあがりだw
ここまでして、やっと俺も完全に緊張から解放される。慣れているとはいえ、やっぱり拘束するまではドキドキする。

そして俺は、リビングのカーテンを閉めて、端っこをガムテで止めて光が漏れないようにする。そして、ドアのロックもして、チェーンもする。
これで、外から見たら留守にしか見えない。途中で邪魔が入ったら、興ざめだからなw
そこで俺は、壁にかけてあるウェディングドレスに気がついた。俺は、スゲぇラッキーだと思いながら、それを手に掴み、廊下に出る。
旦那は椅子に座らせられたまま、スゲぇ不安そうな顔で俺を見ていたが、とりあえずは無視だw

そして廊下に出ると、芋虫みたいに這って玄関に向かおうとしている嫁が見えた。俺は、とりあえず後ろ手のガムテをはがし、
口のガムテもはがしてやる。嫁は何も言えず、ブルブル震えている。メイクを落としたその顔は、思いの外美人だった。
今日は、本当についていると思った。あんなオープンスペースの教会でしか式が挙げられない貧乏人のクセに、
こんな美人な嫁をもらうなんて生意気だと思った。

「結婚おめでとーw 結婚式も、ずっと見てたんだよw」

俺は優しく言う。

『えっ? そ、そうなんですか……か、彼は……彼は無事ですか?』

不安と恐れの入り混じった顔で、それを聞く嫁さん。

「大丈夫。声出さなければ、危害は加えないよ。名前は?」
『……』

なにも答えない嫁さんの頬を、軽ーく撫でてみたw バチンと思ったより良い音が響き、頬を赤くした嫁さんは、

『きゃぁっ!』

と、悲鳴を上げた。俺は、無言でもう一回撫でると、

「声出しちゃダメじゃんw」

と言ってみた。すると、今度は悲鳴を上げなかった。両頬真っ赤にして、涙を流している嫁さん。美人が涙を流すところは、何度見ても心洗われるw

「で、名前は?」
『ゆ、優子です……』

と、ちっちゃな声で言った。

「歳は?」
『26歳です……』
「フ~ン、処女?」
『……』

また頬を撫でる。

『ヒィ……ゴ、ゴメンなさい……処女じゃないです……』

俺は、ここでもうフル勃起だw

「旦那としたの?」
『ち、違います……』
「いつ処女じゃなくなったの?」
『……中1です……』
「へぇw 早いねw 相手は?」
『た、担任です……』
「うはw マジかw 旦那知ってるの?」
『知らないです……初めての相手は、自分だと思ってます……』
「やるねw じゃあ、これに着替えて」

俺は、そう言ってウェディングドレスを手渡した。

『は、はい……』

優子は、死にそうな顔で返事をして、服を脱ぎ始める。よほど俺が怖いのか、躊躇なく、あっという間に上下とも下着だけになった。
淡いピンク色のショーツに、ブラ。AKBとかのPVみたいに、健康的というか、エロくない感じだ。
でも、やっぱり乳はデカい。胸の谷間がえげつないことになっている。
すぐ横の部屋に旦那がいるのに、見ず知らずの男の前でストリップをするのは、どんな気持ちなんだろう? 興味ないけどw

「ほら、全部脱げよ。ウェディングドレスの下は下着着けないのがマナーだぞw」

俺が適当なことを言いながら全裸にしていく。震える手でブラを外す優子。ブルンと胸が揺れながら姿を見せる。
可愛い顔に似つかわしくなく、少し黒ずんだ大きめの乳首だった。そして、巨乳の約束事のように、乳輪がデカい。

「へぇ、けっこう遊んでるんだなw 妊娠してる?」
『そっ、そんな事ないです! してないです!』

慌てて否定する優子。

「だって、これ、けっこう遊んでただろ?」

俺はそう言いながら、無造作に乳首をつまむ。

『んっ! ち、違います! 止めて下さい……』

俺は、コリコリに固くなった乳首をいじりながら、

「何人経験あるの?」

と聞いた。

『2人です……あぁ、ダメぇ……』
「へぇ、先生と旦那だけなんだ」
『はい……』
「じゃあ、この乳首は? 生まれつき?」
『……じ、自分で……毎日するから……』

顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに言う優子。

「なにw 毎日オナってるの?」
『……はい……』
「いいねぇw そういう女、好きだよw オカズは?」
『……動画とか、想像とか……』
「どんな想像だよw」
『……』

俺は、乳首を千切れそうなほどつまんだ。

『アグゥッ! む、無理矢理されるところです!』

俺は乳首を離しながら、

「なに、レイプ願望かよw 良かったなw 願いが叶うぞw」
『ゴ、ゴメンなさい……それだけは……彼の前では……』
「なんだそれw 彼の前じゃなきゃOKなのかよw」
『……はい……』
「ははw いいからそれ着ろよw」

俺が冷たく言うと、ノロノロとウェディングドレスを着始めた。あっという間に花嫁が出来上がり、俺の興奮もMAXになる。
そして、優子の手を引っ張って、リビングに入る。縛られている旦那を見て、思わず駆け寄りそうになる優子。でも、俺のにらみで思いとどまる。
この、空間を支配している感覚は、本当に気持ち良い。ファンタジスタって感じだw

「なぁ、目つぶったりするなよ。そんな事したら、優子ちゃんが酷い目に会うよw」

優しく教えてあげたら、旦那は感激したみたいで、無言で頭を何度も縦に振ってくれた。ヘビメタかよw と、心の中で笑いながら、無造作に優子にキスをした。
驚き、慌てて逃げようとする優子。俺は、一旦キスを解き、優子の旦那の腹を蹴る。

「ングゥッ!」

口をふさがれて、間抜けな声しか出ない。でも、優子は泣き出した。

『ゴメンなさい……許して下さい……』

謝りながら泣き続ける優子の唇に、もう一回キスをした。今度は無抵抗だ。俺は、チラチラ旦那の顔を見ながらキスをする。
旦那は、何度も顔を伏せようとするが、俺の視線に気がつき、歯を食いしばって見続ける。
新婚初夜の家庭にお邪魔して、嫁にウェディングドレスを着せたまま、旦那の前で唇を奪う。これ以上のキスはないと思うw
俺は、舌を突っ込み、口の中をかき混ぜる。

「ほら、上向いて口開けろ」

命令すると、すぐにそうする優子。俺は、その口の中にたっぷりと唾液を流し込む。
震える顔で、それを受け止める優子。旦那は、顔面蒼白で、同じく震えながら見ている。

「飲み込め」

俺が言うと、すぐに飲み干す優子。

「美味しいか?」
『……お、美味しいです……』

無理矢理感いっぱいだが、そう答える優子。

「もっと欲しいか?」

俺は、イヤらしく聞く。

『ほ、欲しいです……』
「よーし、口開けろ」

同じように口を開ける優子。俺は、また唾液を流し込む。そして俺は、スカートの中に手を突っ込む。すると、おめこに手が届く前に、手が濡れた。

『イヤァッ! ダメぇ!』

俺の腕を抑えながら言う優子。俺は、無言で旦那を蹴った。響くうめき声に、優子はまた謝った。

「抵抗するから旦那が痛い目見るんだぜ? そりゃさ、この状況で、膝まで蜜で濡らしてりゃ、内緒にしたい気持ちはわかるけどw」
『ち、違います! 違うのぉ……』

旦那に向かって、必死で言い訳を言おうとする優子。俺は、また無言で旦那を蹴った。

「声出すなってw」

この一言で優子は黙った。そして俺は、優子を旦那の目の前まで移動させた。その状態で、スカートの裾を持ち上げていく。
旦那は、目が釘付けになっている。完全にスカートをまくり上げると、旦那からはおめこまで丸見えになっているはずだ。

「ほら、太もも見てみw 垂れてるだろw」

俺が言うと、太ももを見る旦那。そこには、おめこからあふれ出た蜜が伝って光る筋を作っている。

「あ~あ、淫乱っていうのがバレちゃったねw」

俺が声をかけると、声もなく泣き続ける。俺はスカートから手を離すと、おもむろに自分のちんぽを取り出した。
二人とも、俺のフル勃起したちんぽに目が釘付けになり、驚いたような顔をしている。
俺のちんぽは、長さや太さもけっこうデカいが、もの凄くデカいというわけではない。
でも、その張り出したカリ首の形だけは、相当自信がある。これで、風俗のお姉様方にプライベートでもセックスをせがまれるほどだ。

「じゃあ、口でしてくれる」

俺が指示をする。二人とも固まっているのがわかる。でも、何度も撫でられた優子の方が、恐怖が大きいためか動き出した。
俺の前でかがむと、俺のちんぽに口を近づける。旦那は、その様子を目を閉じて見ないようにするが、すぐに俺の言いつけを思いだしたのか、目を開く。

そして、口の中に俺のチンポが飲み込まれ、同時に舌が絡みついてくる。俺は、それに少し驚いた。
普通、ムリ打ちでフェラさせると、嫌々で、ただくわえているだけになることがほとんどだ。
優子はくわえると同時に舌を絡みつかせて来た。担任に相当仕込まれたんだと思うw

「へぇ、上手いじゃんw 相当、先生に仕込まれたんだw」

俺がそんな事を言うと、目を見開いて、驚いた顔になる優子。旦那を見ると、やっぱり同じように目を見開いているw

「アレ? ゴメンw 内緒だった? 中学の時に担任に処女捧げたって事w」

俺がさらに続けると、ちんぽを吐きだして何か言おうとする。でも、俺は頭をホールドして逃がさない。

「ほら、サボるなって。ちゃんと先生に教えられた通りしろよ」

少しキツい口調で言うと、すぐに優子は舌を動かし、頭を振り始めた。これはw 相当気持ち良い。風俗嬢のお姉様方よりも上手い。
やっぱり、教師というのはとんでもない変態揃いだなと思ったw
ウェディングドレス姿で、必死でフェラをする優子。その横には旦那がいる。そして、微妙に胸ポチしている優子。すべてが俺を興奮させる。

「あぁ、イク、イクぞw」

そう言って、無造作に口内射精した。こんなに早くフェラでイカされるのは久々だ。

『んンッ!』

うめく優子に、

「飲むなよ!」

と命令した。

口いっぱいに精液を溜めながら、泣きそうな顔で旦那を見る優子。俺は、台所からコップを持ってくる。そして、そこに吐き出させる。
俺でも引くくらいの量の精液が、コップに溜まる。それを、二人とも泣きそうな顔で見つめる。なにをさせられるのだろう? 
そんな恐怖に彩られた顔は、俺を興奮させる。俺は、優子に向かって、

「その指輪外してみw あと、婚約指輪も持ってこい」

と命令する。すると、優子は驚くほど早く反応して、指輪を外し、婚約指輪も持ってきた。
俺はそれを受け取ると、精液でいっぱいのコップの中に沈めた。泣きそうな顔になる旦那と優子。

「こうやって浸けとけば、一生俺のこと忘れないだろ? 指輪見るたびに、俺を思いだしてくれよw」

俺の言葉に、泣き出す優子。泣くほど喜んでもらえると、男冥利に尽きるwそして俺は、カバンの中からビデオカメラを取り出す。
そして、リビングのテレビに接続して、再生を始める。テレビには、幸せそうな二人が映る。今日の昼間の結婚式の画だ。

「いやいや、幸せそうだなw 優子ちゃんも綺麗だし、清純な感じだw とても中1から担任とズコバコやってた淫乱女とは思えないw」

俺がこんな祝辞を述べると、涙を流して喜ぶ旦那。我ながら、名スピーチだと思う。徳光を超えた! 
と、実感した。俺は、泣いている優子を誘導して、旦那の肩に手をつかせる。そして、膝立姿のスカートをめくりあげて、
グチョグチョに濡れたおめこに生ちんぽを突き立てた。

『んンっふぅアッ!』

思わずうめく優子。でも、最初から妙に甘い声に聞こえるw 先生の教育が良かったんだろうなw 優子はかなりのMだw

「ゴメンなw 新婚初夜にお先にお邪魔してますw」

俺は、旦那に丁寧に非礼を詫びる。泣きそうな顔で優子を見続ける旦那。今、何を思っているのだろう? 
自分が初めての相手じゃ無かった事を知って、落ち込んでいる? 
目の前で他の男に貫かれている嫁が、妙に甘い声を出したのを聞いて、ショックを受けている? 
どちらにしても、最高の気分だw

画面には、デカいチャッカマンみたいなヤツを持ち、テーブルを周り、ろうそくに火をつける二人が映る。凄く良い笑顔だ。
何度も何度も、お互いに顔を見合わせて、微笑み合う二人。テーブルでも、親族や友人達が、祝福をする。最高に感動的な結婚式だ。

そして初夜の今、こんな事になっているw 旦那は、今晩は寝かせないぞ! くらいに思っていたのかもしれないw 
まぁ、ある意味では寝れないんだけど。俺は、ウェディングドレスの優子を立ちバックで責め始める。

『んっ! ううんぅっ! んーっ!』

優子は、必死で声を噛み殺している。でも、おめこはヤバいくらい締め付けてくるし、ピストンするたびに、グチョングチョンと音がする。


『凄いよ、あぁ、当ってる、奥まで……。いつもより、大きく感じる』

優子は、いつも以上に乱れている。でも、ディルドが入れ替わっているとは思っていないようだ。
おめこは、意外に鈍感だとも聞く。私は、痛がっていない事を確認出来たので、いつものようにディルドを抜き差しし始めた。
さすがに、太くて抵抗が強い。でも、俺はハイペースで動かす。

『ウゥッ、あっ、あっ、ダ、ダメぇ、もうイキそう、うぅっ! いつもより気持ち良いっ! もっと……もっと強くぅっ!』

優子は、本当に気持ち良さそうだ。爪先までピンと伸びていて、反り返っているほどだ。そして、声もより感極まったような泣き声のような声になっている。
秋雄のちんぽは、これよりもさらに大きい。アイツので型取って作ったというディルドは、俺の机の奥で、出番を待っている。出番は、近いと思う。

『イクぅ! イクっ、イクっ! ダメぇ、おかしくなるっ! イヤァっ!!』

優子は、腰を持ち上げてブリッヂの姿勢に変っていく。でも、私はさらに強くディルドを動かし続ける。
太いディルドが、激しく出入りしているのがハッキリと見える。多分、このMサイズは日本人なら巨根と言われるサイズだと思う。
Sサイズの時とは感じ方がまるで違う。ちんぽは、大きければ良いというものでもないと聞くが、少なくても嫁は巨根の方が感じるようだ。

『ああぁっ! あぁあ゛あ゛ぁっ! イクっ! イッてるっ! もうダメ、おかしくなるっ! イヤァ~~ッ!!』



【梨沙をデイルドで】

『早く……。焦らさないで。一気に奥まで……』

梨沙は、うわずった声で言う。本当に焦れている感じだ。こんな風におねだりをするようになった嫁に、ドキドキしてしまう。
俺は、一気にディルドを押し込んだ。大きくなったので、痛いかな? と、不安を感じたが、梨沙はのけ反りながらとろけきった声を上げた。

『凄いよ、あぁ、当ってる、奥まで……。いつもより、大きく感じる』

梨沙は、いつも以上に乱れている。でも、ディルドが入れ替わっているとは思っていないようだ。
おめこは、意外に鈍感だとも聞く。私は、痛がっていない事を確認出来たので、いつものようにディルドを抜き差しし始めた。
さすがに、太くて抵抗が強い。でも、俺はハイペースで動かす。

『ウゥッ、あっ、あっ、ダ、ダメぇ、もうイキそう、うぅっ! いつもより気持ち良いっ! もっと……もっと強くぅっ!』

梨沙は、本当に気持ち良さそうだ。爪先までピンと伸びていて、反り返っているほどだ。そして、声もより感極まったような泣き声のような声になっている。
秋雄のちんぽは、これよりもさらに大きい。アイツので型取って作ったというディルドは、俺の机の奥で、出番を待っている。出番は、近いと思う。

『イクぅ! イクっ、イクっ! ダメぇ、おかしくなるっ! イヤァっ!!』

梨沙は、腰を持ち上げてブリッヂの姿勢に変っていく。でも、私はさらに強くディルドを動かし続ける。
太いディルドが、激しく出入りしているのがハッキリと見える。多分、このMサイズは日本人なら巨根と言われるサイズだと思う。
Sサイズの時とは感じ方がまるで違う。ちんぽは、大きければ良いというものでもないと聞くが、少なくても嫁は巨根の方が感じるようだ。

『ああぁっ! あぁあ゛あ゛ぁっ! イクっ! イッてるっ! もうダメ、おかしくなるっ! イヤァ~~ッ!!』

梨沙は、見た事もない激しい果て方をする。俺は、さすがに怖くなってディルドを止めた。そして、大丈夫かと聞くと、

『大丈夫じゃない……。ねぇ、変えたでしょ。こんなに大きくなかったよね?』

梨沙は、トロンとした顔のまま質問してくる。俺は、梨沙のおめこからディルドを抜き取った。梨沙は、カリ首部分が抜ける時、ビクンとのけ反るように震えた。またイッてしまったみたいだ。

『やっぱり……。勝手な事するなよな……』

梨沙は、少しすねたような顔で言う。俺は、

「ゴメンね。じゃあ、捨てとこうか?」

と、言ってみた。

『い、良いよ。もったいないから。せっかく買ったんだろ?』

梨沙は、慌てて言う。俺は、少しニヤけてしまった。

「そんなに気持ち良かったの?」
『別に。ほら、早く片付けなよ。ちゃんっと洗っとけよ』

梨沙は、いつものぶっきらぼうな感じで言う。でも、実は機嫌が良いと言うのが伝わってくる。
そして、梨沙はこのディルドにもハマってしまった。それだけではなく、このディルドのおかげなのか、梨沙と俺の力関係も微妙に変わってきた。
いつも私を尻に敷いている姉さん女房の梨沙が、妙に可愛らしくなっていた。そして、おめこする時はかなり俺の提案を飲んでくれるようになっていた。

『自分で入れるの? こんな所にあるのを? 立って入れるって事?』

梨沙は、壁の柱に吸盤で張り付いてディルドを見ながら、驚いた顔で言う。ディルドは、ちょうど俺の腰の位置くらいの高さだ。柱からディルドが生えているような見た目だ。

「うん。自分で入れて動いてみてよ。どんな風に動かしたら気持ち良いのか、参考にしたいし」

俺は、そんな言い方をした。本当は、梨沙のオナニーのようなプレイを見てみたいだけだ。参考にすると言えば、梨沙の性格上断らないなと思っての発言だ。

『う、うん。じゃあ、入れるよ。なんか、恥ずかしいな……』

梨沙は、モジモジと言いながらディルドの前に立った。俺は、異常なほど興奮していた。いつも、ディルドであえぐ嫁を見て、他人棒で感じている嫁をイメージしていた。
それはそれで興奮するものだったが、結局ディルド動かしているのは俺だ。なので、そこまで他人にやられているという感じはしない。
でも、壁から生えたディルドを入れようとしている梨沙は、まさに他人のちんぽを入れようとしているみたいだ。俺のちんぽは、制御系が壊れてしまったようにビクンビクンとなんどもなんども脈打っていた。
梨沙は、背を向けたままディルドを掴んだ。そして、立ちバックのような格好でおめこに導いていく。

『うぅ……太い……』

梨沙は、うめくように言う。すでに、ディルドの半分ほどが入ってしまっている。まるで、立ちバックでハメられてしまっているように見える。

「動いてみたら?」

俺は、緊張気味に嫁に言った。

『う、うん』

梨沙は、少し戸惑ったような感じで腰を動かし始めた。

『ウゥッ、うぅ、あっ、うぅ』

梨沙は、恐る恐る腰を前後に動かしている。でも、勢いよく動かす事は出来ていない。梨沙は、吐息のようなあえぎ声を漏らしながら腰を動かし続けている。
俺は、彼女がオナニーをしているところを見た事がない。そもそも、オナニーをするのかどうかも知らない。
梨沙は、はしたなく腰を動かし、ディルド相手にオナニーをしている。俺は、とにかく興奮が大きくなりすぎて、射精感すらわき上がっていた。

「もっと早く動かさないと」

俺は、興奮と緊張で震える声で言った。すると、いつもの彼女からは信じられないほど素直に言う事を聞いてくれた。
梨沙は、腰を早く動かす。すると、あえぎ声も大きくなるし、姿勢もよりのけ反ったようになっていく。

『ウゥッ、あっ、あっ、気持ち良い。こんなので、うぅ、気持良くなっちゃう……あっ、あっ、あんっ、ダメ……』
  1. 2019/06/30(日) 15:45:00|
  2. 処女破壊
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『わたしの性癖』

[9862] 性癖のきっかけ 投稿者:M紀 投稿日:2015/08/19(Wed) 23:09  
私は、名前を「M紀」といいます。  拓哉&美希
私は、少し変わった妄想をしていました。それは、性器への容赦ない拷問です。

きっかけは、中学1年の頃に偶然見た大人の週刊誌と、上級生が受けていたリンチでした。 
大人の週刊誌には、全裸の女の人が両手を縛りあげられて、無数の針が刺さっている棒の上に跨っている。 
しかも胸は縄で縛られて敏感な乳首には針まで刺さっている。 
下腹部には生えているはずの毛がない。苦痛の表情なのにどこかうっとりとした光悦の表情・・・ 
その時は、吐き気に似た不潔感と、大人に対する嫌悪感しかありませんでした。 
しかし、それを強制的に覆される事件が発生したのです。 

それは、不良だった当校の卒業生の一部が仲間へ行っていた性的なリンチともいえる制裁を目撃、それに加担してしまったこと。 
それは、当時の私にとって、あまりにもショッキングなものでした。

夏休みのある日、部活(美術部に在籍してました)の作品作りのため1人登校することになっていました。 
担当教師は、市の作品展の打ち合わせで既に外出していました。 
美術室に行った私が目にしたのは、荒らされた美術室と昨年卒業した不良女学生数名、それに手足を押さえつけられた 
全裸の女の子(昨年まで、不良達と一緒にいることが多かった現在3年生の先輩)でした。 
私が室内に入った時には、卒業した先輩たちが、裏切ったとか何か言いながら、3年生のその娘の手足を押さえ付け、 
胸や腹、下腹部に煙草を押し付けているところでした。

「おっと!いいところに来たねー、あんたもこいつに焼き入れてあげてよ・・・こいつ変に動くからさ、動くなって言ったのに、 
美術部の作品こいつが壊したんだよねー」 

見れば、今日、明日にも完成して、市の作品展に出品予定だった油絵や焼き物が破壊され、散らばっています。 
提出締め切りは目前でした。

「こんな・・・ひどい・・・」 
「なぁ、ひどいよね!だから、一緒に焼き入れてあげてよ」 
「私・・・先生に・・・」 
「おっと!今はダメ。あんたも、一緒に裸にされたいのかい?」 
「えっ!」

恐怖心から言葉が出ません。

「こいつ、動きすぎて筋肉痛でさ、まんこ痛がってんだ。これ、スプレーしてあげてくれる?」 

渡されたのは、エアーサロンパスでした。やられた先輩をよく見ると、全身痣だらけ、顔や瞼はパンパンに腫れ上がり、 
乳首や大陰唇は煙草で火傷しています。 

「早く、やれっ!てんだよ」 
「ごめんなさい!」 

と言うと、私は彼女の火傷や殴打跡が生々しい陰部に向けてエアーサロンパスを噴射しました。 

「ギャー %★@&~§☆〇━」 
「もっと、吹き付けろよ!おまえ、作品壊されたんだからよ」 

不良卒業生達は、美術室に合ったWクリップ2つで彼女の少陰唇を挟み、無理やりに広げました。 
そして、私は、無理やり広げられた彼女の性器に直接エアーサロンパスを吹き付けます。 
彼女の身体が異様に跳ね上がります。でも、数人がかりで手足を抑えられているので逃げることはできません。 

「豆を焼かないだけありがたいと思いな!」 

異様な興奮が周囲を支配します。 
最後に中身の出なくなったスプレー缶を彼女の膣口に無理やり押し込んで、リンチは終了しました。

リーダー核の卒業生が 

「悪いね!こいつは、責任もって美術室から出しておくから」 

そう言うと、4人がかりで彼女の両足を持ち、うつぶせの状態で引きずりながら美術室を出て行きました。 
彼女の自身の体重で乳房を床に押し付けて引きずられていきます。 
美術室の出入り口、引き戸のレール部分で声にならない絶叫が響きましたが、不良達はお構いなしでした。

やられた先輩は、夕方まで校舎奥の掃除道具入れの中に放置されていた様です。 
美術室を片付けた夕方、ボロボロの制服を身に纏った彼女が一人、校舎を出ていくのを見ました。 
この事件は、性というものを良く知らない当時の私にとってあまりにもショッキングな出来事でした。 
なのに、自分がそのようにされたらどう感じるの?嫌悪感に襲われた、あの大人の雑誌と、ボロボロの彼女を思い出しては、 
それをされている自分を妄想してしまいました。 
そして、いつしか、そういったことを妄想しながら乳首や性器を弄って自慰に耽けっている自分がいました。

中学3年のある日、部活が終了した後、忘れ物に気付いた私は1人美術室に戻った時にその衝動はやってきました。 
誰もいない美術室。仮に人が入ってきても直ぐには見つからない準備室。 

「今なら、大丈夫」

そう、自分に言い聞かせて、下着とセーラーのスカートを足元に落として、私は作業机の一角で、 角オナニーを始めました。 

「学校なのに…私、どうしたの?見つかったらどうするの?」 

頭に浮かぶ不安が全て、この下半身のうずきに変わり、狂おしいいやらしい炎が私の中に渦巻いていたのです。

ふと目線を上げると、静物画用のガラス製の花瓶が棚の上にありました。 
花瓶の中を床に落ちた下着で拭くと、両足を開いたまま花瓶の口を股間にあてがい、自分に命令します。
 
「さぁ、!おしっこしなさい。そして、飲みなさい。」 

とはいっても、ここは、学校の美術準備室…なかなか、出せるものではありません。 
まして、自分で飲むために排尿するなんて… 
数十秒間の理性と願望との間での葛藤の後、トイレでは何てことない音が、準備室ではいらやしい音となって響き始めました。 
ガラスの中には自分の中から出された少量の黄金色の液が溜まっています。 
私は、花瓶さし口に口をつけました。何とも言えない香りが私を襲いクラクラしてしまいます。 

「早く飲むのよ!」 

自分に命令すると、一気に喉に流し込みました。 その瞬間、我に返ったのか吐き気が襲います。
下半身裸のまま 隣の美術室の洗い場に走りました。 幸い吐くことはなかったのですが、口をゆすぎながら嗚咽しました。
 いやなのに、本当はいやなのに、なぜか性器はグショグショに濡れていたのです。

何か月かすると、飲尿と作業机の角オナニーだけでは、物足りなくなってきた自分に気づきました。 
そんなある日、遂に決行したのです。

掲示板に刺さっていた1個の画びょうを外し作業机の一角に乗せました。 
そして、下半身を裸にして、角オナニーの要領で自分の性器を当ててみたのです。 
陰唇に刺さる画びょう。痛いのに気持ち良い。 そして、はじめて、痛さで味あうオーガズム。 
この日を境に、美術準備室は私の処刑場となり、卒業するまでに画びょうは、おまんこだけでなく、 
乳房や乳首にも針先を当ててガムテープで固定するまでになりました。

いつしか年月がたち、就職し1人暮らしがはじまると、自分が容赦ない拷問を受けることに快感し、妄想しながら自慰に 
耽ることが多くなりました。 そして、拷問を強制的に受ける気持ちをより強くするために『拷問誓約書』も作りました。 
でも、どうしても自分では怖くて手加減してしまい、画びょう以上の苦痛を感じることはありませんでした。


2.出会い

25歳の時、中学時代のクラス会がありました。約10年振りに仲間が集いました。 
そのクラス会の後、幼馴染の同級生(仮にF君とします)と意気投合し私の家に彼を呼びました。 
10年ぶりに合う彼は、話し方も見た目も昔とほとんど変わっていなくて・・・懐かしい話をたくさんしました。 
クラス会の時にみんなの前で拓哉君が告白してくれた 

「小学生の頃から、朝倉のことにあこがれの気持ちを持っていてホントは好きだった。」

という言葉も嬉しくて・・・ 
酔っていた勢いもあったのか、少し大胆に 

「最近、彼もいなくって・・・あそこにクモの巣できちゃう。」

なんて、言ってしまったのです。 

「早く払わないと・・・調べてあげるよ。」 
「やだー、スケベ」 
「指で払おうか、それとも木の棒で払おうか?」 

そう言うと、彼は私の横に座り私のジーンズのボタンを外し、チャックを降ろすと、手を下着の下に入れてきたのです。 

「いやだー、やめて、恥ずかしいよ・・・」

でも、金縛りにあったように体が動かないのです。 

「何かぬるぬるして濡れてるよ。」 

恥ずかしくなって、何も言えません。 

「調べてあげるよ、自分で脱いでごらん。」 

私は、まるで催眠術にかかったように、ジーンズと下着を脱いでしまったのです。 上はブラとシャツを着たままです。 
脚を広げるように命令されました。彼の視線を感じます。 少しだけ開きました。すると彼はもっと開くようにと
私の内またを手で軽く叩きます。 

「クモの巣が垂れてきたよ。」 

彼は、右手の人差し指と中指をわたしのおめこに入れてきました。 

「お風呂も入ってないのに、汚いよー」 
「憧れの美希の『おめこ』だ。触れてうれしいよ。」 
「あ、ありがとう・・・」 

私は、思わず言ってしまったのです。 

「どうしてほしい?」 
「好きなように触ってみて。」 
「でも、今、花瓶も画びょうも持ってないよ・・・」 
「えっ!・・・」 
「知っているよ。」 
「えっ!!」 
「10年前、美術の準備室で見たんだ。」 
「・・・」 

見られていないと思っていた。いや、誰にも見られていなかったはずの中学時代の美術準備室での痴態・・・
私のおまんこに指を出し入れしながら、彼は話を続けます。 その指は、少しずつ早く、力強く動いています。 

「たしか、学校際の準備で使った道具を戻し忘れて、1人で美術室に行った時に美希がいて・・・あの時は正直びっくりした。 
僕にとってあこがれの存在だった君が、スカートと下着を足元に落として、画びょうが乗った机の角におめこを 
擦り付けているんだもの。 そして、花瓶におしっこまでしてそれを飲むんだもの。ショッキングな光景だったなぁ。
卒業までの間に何回か見たよ。 準備室に入る君を見るとすごく興奮した・・・」 

「・・・」 
「12月の2学期の修了式の後だったかなぁ・・・準備室で全裸になったことがあったよね。 
あの時は、花瓶にしたおしっこを上に向けた顔の目のあたりにかけて、その後、おっぱいには画びょうを当てていたよね。」 

拓哉君はわたしのおめこにやや強めに指を入れてきました。 

「いや、やめて、お願い・・・もう」 
「性的な拷問とか、SMとか知ったのは高校に入ってからだけどね。 
M紀の変態行為を実は見ていましたなんて口が裂けたって言えるはずもなく、卒業したんだ。」

私しか知らないはずのことを、F君も知っている。 
おまんこをF君の指で強く弄られながら、全身の全ての血流が頭に昇ってくるような感覚でした。 

「もう、逝ってもいいよ」 

私は、達してしまいました。 
過去の痴態を、彼に思い起こされながら、彼の指で逝ってしまったのです。


3. 告白

少し、疲れた私は、彼の膝まくらをして、寝てしまいました。ものすごく心地よかった。 
彼は、ずっと私の髪を撫でていてくれたようです。 
目が覚めると、彼は私に下半身裸のまま正座させました。
彼は、具体的な話をしようかと切り出してきました。 

「美希は、性的に虐めてほしいんだね。」 
「・・・はい・・・」 
「どういうふうにされたいの…?」 
「誰かに見られるかもしれないのに外で裸にされたり、本当はいやなのに、無理やり精液やおしっこで汚されたり・・・」 
「それから?」 
「おめこやおっぱいを苛められたい・・・」 
「例えば?」 
「縛られて、動けなくされて・・・大切なところなのに、無理やり触られたり、叩かれたり、針で刺されたり、指やペンチとかで 
強く挟まれたり、伸ばされたり、抓られたり・・・とにかくめちゃくちゃにされたいの・・・海外のSMのDVDみたいに・・・
そしてはめられたまま絞め殺されたい・・・」 

私は、一思いに自分の願望や性癖、過去に見た先輩のリンチやそれを見て興奮した自分のことを彼に話しました。 

「かなりの苦痛を伴うけど、いいの?大丈夫?」 

彼は、私の目を見て聞いてきました。 

「……はい・・・私の願いを叶えてください・・・」 

彼の表情が少し変わりました。 

「では、本気度を示してもらうために、紙で契約書みたいなものを書いてみようか。」 
「紙・・・持ってます。」 
「えっ・・・」 

私は、徐に以前書いた「拷問誓約書」を徐に机の引き出しから取出して彼に見せました。 
以前、自分の気持ちを高めるためにまとめたものでした。 彼は、じっくりと目を通していました。

「拷問誓約書」 
 1. 私は、如何なる性的な拷問であっても甘受します。 
 2. 私の下腹部や『おめこ』、おっぱいやその周囲にどのような傷や損傷を受けることに異議は申しません。 
 3. 性的な拷問の様子を写真や動画により撮影することに異議は申しません。 
 4. 性的な拷問に関してどのようになろうとも訴えは起こしません。
 5、 できたら・・・無理やり犯されながら・・・殺されたい・・・

※※美希

彼は、 

「驚いたよ。本当に本気なんだね。」 

そう言うと、「拷問誓約書」を受け取っていただけました。 
  
この後、私は彼に全裸になることを命じられ、衣服を自分で脱いでいく様子をビデオ撮影されました。 
既に下半身の靴下、ジーンズとパンティは脱いでしまっているので、 彼の部屋のPCの画面には、
下半身が裸の自分の全身が映っています。 何を脱ぐのか、自分で言わされます。
でも、確実に恥ずかしさが募ります。 

「シャツ…脱ぎます。」 
「ブラ…外し…ます。」
 
彼に初めて、全裸の自分を施します。あまり大きくはない両乳房と既に濡れだしているおめこを両方の腕で隠して立ちます。 
彼は苦笑しながら 

「何を今さら隠しているの…」 
「・・・」 
「両腕は頭の後ろ、足は肩幅に開いて立つ」 

恥ずかしい…でも… 
全身をカメラで撮影していただきました。 自分の前後から、全身、上半身、下半身、顔、おっぱい、両乳房、乳首、へそ、腰、
下腹部、尻、両足、背中の順で撮影されました。 部屋のPCの画面に、その様子が映し出されています。 
きれいな体で取る最後の撮影かもしれないと思うと、『おめこ』はグショグショに濡れてしまいました。 

自分で乳首を摘み軽く引っ張った様子や、自分で広げる濡れた性器も、細部まで撮影されました。 
この日は肉体的な苦痛を伴う拷問らしいことはされませんでした。 
彼に言われるがままに撮影されること自体、私にとって初めての、そして最後の甘味な拷問だったのかもしれません。 
 
この後、彼と海外のSM-DVDを見ました。もちろん、私は全裸です。 
おっぱいで蝋燭の炎を消したり、おめこに火のついた蝋燭を入れられたり、煙草の火を陰唇に押しつけられたり、 
別のDVDでは、乳首や陰唇のピアスに信じられないくらいの錘をぶら下げて引き伸ばされる内容でした。 

「こんなことされてみたい。どうなってしまうのだろう?」 

そう思うと、おめこがぬるぬるになってしまいました。

帰りは、深夜2時を過ぎていたので、彼に家まで送ってもらいました。 彼の命令でノーパン、ノーブラ…で
彼の大きめTシャツ一枚のみという姿でした。 途中の公園を横切るときだけでしたがTシャツを首まで捲って歩かされました。 
初めての、屋外露出に乳首は痛いほどに勃起するし、おめこは…やっぱり、ぬるぬるになってしまいました。


4.剃毛そして、乳首拷問

彼の家では地下の部屋が、拷問の執行場所となります。 
現在は物置を兼ねているけど以前の住人がピアノを置いてあったらしく防音効果はかなり高そうです。

誓約書を受け取って頂いた後は、それまでのお付き合いの中での性交渉とは全く雰囲気が変わりました。 
自分が望んだことです。 自ら全裸になったあと、彼に促されてマットを外したベッドの上に仰向けに寝かされました。 
両手、両足をベッドの支柱に拘束され身動きができなくなりました。

彼は、ライターオイルを棚の上から取出して、陰毛に撒き始めました。 
手で油分を満遍なく陰毛全体に広げるようにすると、目配せをすることもなくいきなり、ライターの炎を近づけたのです。 
頭の下にまくらを入れられていた私は、自分の下腹部で火が広がっていく様子を見ていましたが、 
次の瞬間、猛烈な熱さと痛さが下腹部を襲ってきたのです。 

私は、火を消そうと必死でもがきましたが、どうしようもありません。 
陰唇の方にも火が回った瞬間、彼は、広がった炎を払い叩き消してくれたのです。 
すると、火は消えたのに、手でおまんこを叩くのをやめません。 
軽く火傷もしているかもしれませんが、おめこ全体が、熱くなってきて、少し腫れてきたのがわかりました。 
30回ほど掌で叩いた後、 

「何故、僕の手にぬるぬるの液体が絡み付くの?」 
「いやっ!言わないで下さい。もう叩かないでー」 
「叩かれてるのに気持ち良いんだ・・・?」 
「いやっ。気持ちいいの。痛いけど気持ちいいの」 
「今度は、もう少し強く叩いてあげるね」 

手首を大きく反り返し、スナップを効かせて叩かれました。 

「うそっ、いゃあぁぁー」 
「大きな声を出しちゃだめだよ。」

そして、無理矢理、私の下着を口に咥えさせられ、平手で私のおっぱいをぱんぱんっと叩きました。 

「美希の大事なおっぱいも、虐めてあげるよ」 

言いおわると私の両手両足の固定を解放してくれました。

そして、両手で両乳首を摘み、 

「ほら床に正座してよ」 

乳首を下に引き延ばされ慌てて私は、ベット下の床に正座しました。

「今度は立って」 

両乳首は摘まれたまま上に引っ張られます。立ち上がると 

「ほーら今度は右に回って」 

両乳首を右に引っ張られ彼を中心に二周廻らせられると 

「ほらほら今度は逆、早く廻らないと乳首がちぎれるよ」

口枷のせいで言葉にならないくぐもった声を出してしまいます。 

「ああっ!引っ張らないでーちぎれちゃうー」 

何周か廻らせられると、下に引かれ 

「ほら、もう一度正座」 

乳首を摘まれたまま、床に正座すると、 

「よし、正座したまま動かないでね」 

頷くと、彼は指先に力を込めると乳首を上下左右に振りたくり、私の上半身を揺らします。 

「ほらほら、気持ちイイんでしょ?ん?ちぎれそうだ。今度は乳首が何周廻るか捻ってみよう」
 
乳首をねじられると乳房も一緒にねじりあげられ、唇を噛んで痛みを我慢していたのですが自然に涙が流れました。 

「おっ?涙流してそんなに気持ちイイの?こんな乳首、潰そうか」 

指先に思いきり力を込められると私はあまりの痛みに目の前が白くなり 

「ん、ん、ん、潰れちゃうー!アアッ!ダメ!イッちゃうー」 

脂汗にまみれた上半身に鳥肌が立ちブルッと身震いを起こして絶頂を迎えてしまいました。

両乳首から手を離すと私はその場に倒れました。 彼は指先で平に潰れた乳首を見ながら 

「乳首をこんなにされてイクなんて…」 

そう言うとまた両乳首を摘まれ 

「カチカチに勃起してるよ」 

また指先に力を込められ上下左右に捻り廻されてもう乳首が焼けるようです。

彼は、口枷にしていた私の下着を外すと、今度はその下着を使って両手首を体の前で固定し仰向けにしました。 
そして私の腰の当たりで跨ると、両手で拳を作り中指と人差し指の関節部分に私の両乳首を強く挟み込み、 
ゆっくりと引っ張り上げました。仰向けの私は、乳首で引っ張られながら両肩、頭が床から浮き上がりました。 
ちぎれそうな激痛に襲われます。 

「おー、伸びる、伸びるっ」

彼は、楽しそうに言います。 後で画像を見ると、大して大きな胸ではないのに両乳首を頂点とした歪な円錐が
2つ私の胸にできあがっていました。 

「あ、あ、あ、ち、ぎ、れ、る、イ、ク、お願いします、許して」 
「よし、じゃー右は許してやろう。」 

彼は、右乳首の拳を緩めたらしく、私の右上半身が

「ガクン」

と下がりました。 そうです、左乳首だけで上半身が持ち上げられているのです。 もう何でもいい私は 

「ひぃ、おっぱい壊れるーー」 
「イ、クーー」 
「またいっちゃっうーー…」

私は、オーガズムを感じると共に、はっきりとは覚えていないのですが、失神してしまったようです。 
気が付くと私の下腹部からおめこにかけて陰毛はきれいに処理されており、皮膚が赤く腫れていました。 
もちろん、両乳首もすっかり腫れて変形し、上半身の体重のほとんどを支えた左の乳首はボコボコにされて 
乳輪ごと飛び出して腫れ上がり、どす黒く変色してシャワーを浴びただけで痛くて涙がこぼれる程でした。 
そのジンジン感と、初の拷問に耐えたという気持ちでスベスベになった股間をまた、濡らしてしまいました。 
彼には陰毛は常に処理しておくか、処理していないときは燃やすことを言われました。


5. 500mlペットボトル

誓約書の1項に、次の条文が追加されました。もちろん、私の発案です。 
最初、彼は本当にできるの?って怪訝そうな顔をしていましたが、最近では、ほぼ7割方クリアできています。 
彼は、「ご主人様」と言われることが嫌で、あくまでも私の良き理解者、拷問を執行する協力者としての立場を崩していません。

< 1項追記 > 
被虐を受けている間は、「私自身」と「パートナー」の尿道から出る液体は原則、私の口を通すこと。

私が彼に家に行くときは必ず、私のおしっこ専用の500mlペットボトルと漏斗を持参します。 
ペットボトルは底のあるものと、底が抜けたもの2本あります。

彼が見ている前で、自ら底のあるペットボトルの口に漏斗を差し排尿します。 
最初は、彼が見ている前でお腹にどのように力を入れると排尿できるのか、恥ずかしくて、なかなか排尿できませんでした。 
本当に出ない…出にくいのです。 
けれど人間、慣れとは恐ろしいものです。今では、実況しながらカメラの前で排尿できるようになりました。 

(でも、恥ずかしいものは恥ずかしいのです。) 

彼は私が排尿する様子を動画やデジカメで撮ることもあれば、全く無視してPCに向かっていることもあります。 
彼の命令次第で、排尿の体位も、普通にしゃがんですることもあれば、両足を開いて立ってすることもあります。

つらいのは、両方の小陰唇にWクリップを挟み、ひも付きのペットボトルをクリップにぶら下げてするときです。 
ペットボトルには漏斗が差してあるのでおしっこが零れることはないので、おしっこは出した分だけペットボトルに入り、 
小陰唇に確実に重さがかかり伸び切ります。 
かなりの痛みと、少しの快感的感情、そして、彼が見ていますので羞恥的感情を伴います。

最初は、洗濯バサミで挟んだのですがおしっこの重さに負けて小陰唇から外れてしまい 
床がおしっこまみれになったことがあり、より強力なWクリップに変わった経緯があります。 
この時は、ある程度おしっこの重さがかかった時点で洗濯バサミが滑り外れたので小陰唇の表皮が赤剥けになって 
ものすごく痛くて… 
彼は少し心配顔をしつつも笑いながら、小陰唇を見て、 

「あーあ、可哀そうに…念のため消毒しておくか」 

と、言いつつ部屋を出ていきました。 戻ってきた彼の指先には、黄色い練り物がついていて傷ついた小陰唇に塗りこんだのです。
瞬間 

「ギャー %★@&~§☆〇━」

塗ったのは、彼曰く、なんと、薬ではなく「チューブの練り辛子」。 いくらなんでも酷過ぎる。 
自分で想像していた陰唇が伸ばされる痛みではなく、全く予期せぬ擦過傷で痛さも倍増だったのに、 
その傷口に「練り辛子」なんて…思わず大泣き泣いてしまいました。 でも、膣口は濡れているのです…
抗議の説得力なさすぎです。

また、もう一つの底の抜けたペットボトルは彼の排尿、射精専用です。 
マットを外したベッドの上に仰向けに寝かされて、両手、両足をベッドの支柱に拘束され身動きができない状態にされます。 
ボトルの口部分を私の口にいれガムテープでボトルと私の顔を固定します。そのボトルの中に彼が直接排尿します。 
一回に飲み込む量は舌で栓をしながら調節できますが、必ず全量を飲むことになります。これが、意外にきついのです。 

最初の1~2回はクリアできるのですが、長い時は丸2日位、被虐を受けていますので、 
私の体からは汗以外では水分が抜けることがないのです。 
体調を考慮しながらやっているとはいえ「自分のおしっこ」+「彼のおしっこと精液」が私の体の中に入るわけです。 
おなかがかなり膨れることもあります。 
自分のおしっこを飲んだ後で、連続して彼のおしっこが入るときは本当に吐きそうになることもあります。 

(吐いたことはないのですが…)

鼻と喉はつながっています。 ある時、ペットボトルの口を、仰向けで固定されている私の鼻の穴直上に固定されました。 
そしてペットボトルの口の周りの隙間を速乾性パテで埋めていき、ボトル本体をガムテープで私の顔に固定しました。 
その後、ボトル内に彼は排尿したのです。量はボトルの1/2位、鼻から尿を吸わない限りいつまでもボトル内に残ったままです。 
肉体的にも精神的にも、ものすごい苦痛です。 鼻の奥が痛くなります。しかし、吸い続けていると感覚がマヒします。
ついには全ての尿を鼻から吸い切り、体内に収めました。

その後、彼はボトル内に射精しました。これも鼻から吸いました。これは粘り気があります。 
吸い切った後、両手で鼻をかむと吸ったばかりの精液が掌にべっとりと付いています。 
もちろん、原則に従って口で舐めとって体内に収めました。 
鼻の奥に彼のおしっこと精液の匂いがかなりの長い間残っていました。


6.鞭打ちと火あぶり

おめこの毛を剃られてからひと月程して、久しぶりに拷問を受けることになりました。 
彼の意向で以前頂いたワンピース服で、家に伺いました。 
そう言うと、両腕に手錠をされ、天井から下がっている鎖に固定しました。 
また、両足を広げた状態で足首付近を1m位の木の棒で固定されました。

「さて、その服をどうやって脱がそうか?」 

耳元ではさみの音がします。 最初に、袖口からはさみが入り両腕の部分が切り取られました。 
はさみの金属部分が少し皮膚に当たるだけでどきっとしてしまいます。 
次に、肩口の部分が切られます。右、次に左・・・。ストンとワンピースが床に落ち、下着だけの姿になりました。 
自分の心臓がドキドキと高鳴っているのがわかります。

ブラの肩ひもにはさみが入り、続けて胸の谷間に刃先が入るのがわかりました。あっけなく、ブラは床に落ちました。 
次はパンティ・・・と思っていたら、はさみの刃の部分を左の乳輪の辺りに当ててきます。 

「乳首がずいぶん元気だね。今回はホントに切っちゃおうか・・・」 

はさみの刃を少しずつすぼめてきて、乳首がはさみの両刃に挟まれ、皮膚に喰い込んでいます。 
その状態で、はさみを体の前方に移動させ、乳首が軽く伸びている状態になります。 
少しでも彼が指に力を入れると、簡単に乳首が切られてしまいそうです。 
実際には、皮膚が切れている訳ではないので痛くはありませんが、視覚的に恐怖感が先立ちます。 
正直本当にこわいです。切られるのですね。

私は、目をつぶりました。2回目の拷問にして、乳首が女の大事な部分の一つが切られてしまう。 
そう思うと知らず知らずに涙が流れました。 

「覚悟します。」 
「良い心がけだ。」 

そう言うと彼は、はさみの両刃を開きました。軽く伸ばされていた乳首が元の位置に戻ります。 

「誓約書に書いてある本気度を試したよ。」 
「・・・あ・・・ありがとうございます。」 
「ところで、このパンティのシミは何だい?」 
「・・・」

自分では良くわかりませんが、股間の部分が黒っぽく濡れてシミになっているようです。 
下着の両腰の部分を持たれて上に強く引っ張り上げられました。 
両足が開いた状態なので、陰裂に紐のようになった伸ばされた布が強く喰い込みます。 

「痛い。許して下さい。うっ!」 
「何を言っている。ここに画びょうを押し付けるやつが」

そう言うと、下着を引っ張り上げるのをやめ、両腰の部分をはさみでいとも簡単に切ってしまいました。 
両足を開いているとはいえ、下着の布は、おめこに喰い込んだまま落ちません。 
その刹那、布を今度は後ろのおしりの方から上方向に思いっきり引き上げて私の股間から引き抜いたのです。 
喰い込んだ布が、おまんこを擦ります。 何の心の準備もないまま、おめこの縄わたりをしたような感じです。

「ぅぎゃっ!・・・・・・ひどい、酷すぎます。」 
「大丈夫だよ。いっぱい濡れていたから。潤滑油が入っているようなものだ。」 
「・・・」 
「その証拠に、ほれ、」

彼は、私の股間に手の指を無造作に入れて、引き抜きました。 
そして、親指と人差し指の腹を開閉すると、透明な粘液が糸を引きました。 

「本当に好きなんだな。苦痛系が・・・」 
「・・・・・・」 

おめこの痛さなんか忘れ、赤面してしまいました。

彼は剣道の竹刀を改造したような物を部屋の隅から取出しました。 
それは竹刀の 弦、中結、先革を外して、柄から4本の割れ竹がバラッと出ている時代劇にでてくるような 
責め具のそのもののようです。 おもむろに、その竹刀で私の体を弄び始めました。おしりを軽く叩かれます。 
意地の悪い彼は、どうして欲しいか聞いてきます。

「思いっきり、叩いてください。」 
「よし。」 

バシィィッ! 

お尻の肉が裂けてしまいそうです。 

「いいぃっっ……もっといじめて」

はさみで、良い感じに苛められた後のせいか、すぐにテンションが上がってしまいました。 
お尻に連打が浴びせられます。 

「もっとっ、もっと全身虐めてっ……あっ、いやっおっぱいはいやっ、やめてっ叩かないでっ」 
「まだ叩いていない。美希は僕の憧れだったのになぁ。その美希の大事なおっぱいを虐めて良いんだね。」 
「そうよ……おっぱいも……感じるの……だから絶対に叩かないでぇぇ」 

後でビデオを見てわかったのですが、結構、支離滅裂なことを言っています。

「本当にきれいなおっぱいだよね。美希の大事なおっぱいを虐めてあげるよ」 

私は涙を浮かべていやいやをしました。 しかし、バットのように振りかぶった割れ竹が乳房で爆発しました。 
両方の乳首がちぎれ飛ぶような痛みと、ひしゃげたおっぱいが割れてしまいそうな勢いでした。 
両方のおっぱいが紫色に内出血しています。 

「次は、どこかなぁ」 
「お、おめこ、おめこを叩いてー」

下腹部に向かって、横から割れ竹鞭がうなります。恥骨の当たりのふくらみが腫れてくるのがわかります。 
今度は、数を数えるよう命令されました。 下からはね上げるようにおめこに向かって連打されます。 

「1、2、3、4、5、・・・10・・・20」 
「だめよ、そうよ……おめこ……壊して……だから思いっきり叩いてぇーーー」 

最後10回は、かなり強く叩かれたと思います。おおめこが熱く、本当に熱く腫れてくるのがわかりました。 
この時、私はもう、どうなってもいいと本気で思っていました。 

「いやっ・・・もっと・・・DVDみたいに、おめこ虐めて・・・壊してーー」 

彼は、部屋の片隅から蝋燭を出して、火を灯しました。 

「DVDみたいにか・・・」 

そう言うと、蝋燭の炎でおめこの表面を炙った後、躊躇なく私のおめこに押しつけてきました。 
蝋燭の炎が消えると同時に、私は限界までのけぞって、失禁しながら気を失ったそうです。 
目が覚めると、私は床の上で毛布をかけて寝ていました。 失禁したはずの床はきれいになっていました。 
彼が床を掃除しているところがビデオに収まっていました。恥ずかしい・・・ 
おっぱいはズキンズキンと、おめこはジンジンとした痛みがあります。 

鏡で自分の姿を映しました。 おっぱいは、黄色や青色に内出血し、ところどころが赤く腫れあがっています。 
おめこは、全体が赤黒く腫れた中に陰唇の一部が黒く変色し水ぶくれになっていました。 
おめこの痛さよりもおっぱいの痛さの方が辛いけど、彼にしていただいた拷問に耐えきった満足感が私を支配していました。


[10056] 崩壊 投稿者:M紀 投稿日:2015/09/18(Fri) 15:26  
おめこへの被虐が好きな「美希」です。 
先日、長々と体験談を載せてしまいました。すみませんでした。 
後で読んでみると文章が拙くて、文脈もつながっていないしで、彼に叱られてしまいました。 
今回は、できるだけ感情を抑えて書こうと思います。

私の性的な感情はその時々で『被虐系』『羞恥系』『苦痛系』等に変化します。 
(皆さんは真似しないでください。責任が持てません。)

『被虐系』 
体が性器への容赦ない虐めを求めます。 
壁を支えに「まんぐり状態」でおめこを上に向けての異物挿入がメインになります。

(1) 水筒 
  ステンレス製のタンブラーを性器に差し込みます。タンブラーに長いチューブストローを差込みます。 
  彼が飲むときはジュースやお茶を入れます。暑い夏は氷を入れるので性器が痛いほどに冷えます。 
  冬は50℃程度に暖めてから入れられます。性器が火傷しそうに痛くなります。 
  私が飲むときは、彼や自分の尿が入ります。 
   
(2) 花瓶、植木鉢 
  最初は水の入った牛乳瓶をおめこに入れて花を入れていました。 
  最近は、おめこにそのまま土を入れて、数百円で買ってきた鉢植えの観葉植物を植え替えて2~3時間耐えます。 
  土や小石のひんやりとしてざらざらした感触がたまらないのです。

(3) 便所ブラシ入れ 
  そのままです。固めのスポンジに柄の付いた便所ブラシです。もちろんトイレを洗った後にも入れられます。

(4) 虫かご 
  クスコで開いたおめこにメスカブトムシを土と共に入れ、クスコを抜きます。 
  体温で暑いのか、しばらくするとおめこからカブトムシが這い出てきます。体内のモゾモゾ感が感情を崩壊させます。 
  オスカブトは方向転換のときに膣壁に角が引っかかり体内を傷つけたばかりでなく、カブトムシも這い出ることができず 
  死んでしまいました。

(5) ゴミ箱 
  クスコは使わずに、入るものはいろいろ詰め込まれます。 
  ビニールごみ、丸めた紙ごみ、シュレッダーごみ、鉛筆や消しゴムの削りかす、鼻をかんだ後のティッシュペーパー  
  自分のおしっこが浸みたトイレットペーパー、調理で出たくず野菜や食材片、流し台の生ごみが入った排水ネット、 
  洗濯ごみの入った洗濯ネット、虫の死骸、誰が吸ったかわからないタバコの吸殻(彼は喫煙しないので…)、 
  泥水や廃液、廃油の染込んだシュレッダーごみ…

(6) ゴミ箱の日 
  彼が出したゴミが私のおめこを経由する日です。彼に詰め込んでもらったり、自分で入れたり… 
  ガラスや金属以外の多少硬いものはシュレッダーにかけられるので殆どのゴミは入ります。 
  一杯になると(そんなに入りませんが、押込んでも入らなくなると)、以前は恥丘のあたりからお尻にかけてガムテープを 
  貼ってこぼれないようにしていました。最近はガムテープがゴミになるので、両肩から股間を通るV字型のゴムバンド 
  (ゴム幅3cm)でキツク押さえています。 
  そして、庭の物置に行って自分でかき出して分別し、物置の影にある水のホースで 
  容器(おめこ)を洗います。一日に何回も往復するので、忙しい日になります。 
  

『羞恥系』 
私は得意ではありません。彼の趣味です。

(1) 全裸ワンピース散歩① 
  身に着けているのは、ワンピースとサンダルのみです。 
  他人に気付かれない程度に性器や乳首に錘をつけるオプションがあります。 
  

(2) 全裸ワンピース散歩② 
  身に着けているのは、派手めなデザインのワンピースとサンダル、ブラジャーです。 
  そのブラジャーはワイヤーはありますが、乳首付近には布がありません。 
  ワンピースの乳首部分はくり抜いてあります。 
  乳首の位置がずれないように乳輪付近を両面テープでワンピースの裏側と止めます。 
  乳首だけがワンピースの穴から露出した状態になります。 
  デザインが派手なので乳首は殆ど目立ちませんが、立ち止まった状態でよく見るとわかってしまいます。

(3) サイクリング 
  ノーパンにスカートであること以外は、普通の格好でサイクリングします。 
  でも、自転車にはサドルがありません。 両肩から股間を通るV字型の吊り下げたゴムバンドにの股間部分に、
  オロナミンCのビンが固定された小さめのサドルが 付いていて、私は常に性器にビンを挿入した状態でサドルに
  跨った状態となります。私の股間に固定されたサドルを、自転車に固定してようやくサイクリングとなります。 
  サドルも尻当ての部分が大人の片手の掌の広さしかなく、固定されたビンの前は前方に直径2cm程度の丸棒が付いているのみです。 
  自転車から降りるときも、サドルごと自転車本体から外すので私の股間にはいつもサドルがある状態になります。 
  『羞恥』と『被虐』が同時に味わえ、路面の振動が甘味な感情となって脳を刺激します。


『苦痛系』 
時には、どうしようもなく体が『苦痛系』を求めます。この夏、新しく加わった苦痛系のいくつかを… 
   
(1) 乳首凍傷 
  少し勃起した状態の乳首の根元に細い紐を巻きつけて仰向けに寝かされます。 
  紙コップ程の直径の筒を乳首を真ん中にして置き、乳首を軽く引っ張って固定します。 
  筒の中に塩を薄く入れ引きつめ、その上から氷を入れ乗せ、更にその上から細かく砕いたドライアイスを入れます。 
  ドライアイスは直接、肌に当てないようにします。あくまでも氷の溶けを押さえるものです。 
  物凄い、痛みが乳房を襲います。 
  5分後、溶け残った氷を除くと表面が蝋のようにかたまった乳首と再開できます。 
  その後は、変色し薄皮が向けました。(軽い凍傷です。2週間程で完治しましたが…かなり危険です。)

(2) 性器凍傷 
  ステンレス製のタンブラーをおめこに差し込みます。そのタンブラーに氷を入れ、更に塩を大量に入れます。 
  タンブラー内がマイナス10℃位になりおめこの感覚がジンジンとした痛みから、その感覚すらなくなるほどに冷え、 
  小陰唇が冷えすぎて硬くなりました。(たぶん凍った) 
  小陰唇の内側が軽い凍傷になったみたいで、黒く変色し薄皮が向けました。

(3) 釣り 
  「イカ針」なるものがあります。4つ股に分かれた返し付きの針が一つになったものです。 
  テーブルの上に仰向けに寝て、大また開きで体を固定されます。股間の状態はテーブルの横にある画面で見させられます。 
  紐の付いたその『イカ針』を小陰唇の内側から左右ヶ所づつ差込み、引っ張りテーブルの縁から1Lのペットボトルを 
  ぶら下げます。 朝出した私の尿が300ml程すでに入っていて、私の尿道から伸びたチューブも中に伸びています。 
  すでに、陰唇は伸びています。出血は殆どありません。 このままの状態で、彼がおしっこしたくなるまで放置されます。 
  3時間後のお昼過ぎ、彼がペットボトル内におしっこしました。それまでの間に、私もおしっこしてしまったので、 
  満杯状態で陰唇が伸びきっています。

  この状態で、クリトリスに電動歯ブラシを当てた状態で更に3時間放置されました。 
  夏のアイスクリームの様に、私の何かが溶ける。そんな1日でした。


マゾ生ディルド性奴に堕ちていく 投稿者:デコスケ 投稿日:2019/03/16(Sat) 20:30  

画面の左上には、2005.08.11と表示があり、
本来は妊婦が座る椅子に拘束されて股を拡げる若い男が映し出されていた。

「グエエエエ~~~」

思い切り血管が浮き出た陰茎は20㎝はあろうかという巨根だったが、根本を紐できつく緊縛され、
更にその下の睾丸も左右一つずつ縛り上げられた上に、左右に一つずつおもりがぶら下げられてビニョンと伸びていた。
男として何とも情けない恰好の若い男は、若い女にちんぽを拷問されていた。

「ホラ、何であの娘を振ったんだよ。遊んでポイかい?だったら、お前も遊んでポイしてやっからよ・・・」

若い女は、男のパンパンに勃起した亀頭にガーゼを被せると、キュキュっと左右に回転させた。

「アアァ~~アァァァァァ~~」

亀頭を渇いたガーゼで擦られる・・・これは苦行だ。
亀頭責めが10分ほど続けられると、真っ赤になった亀頭にローションが塗り込まれ、今度は若い女がストッキングを脱いで、

「あたしの穿いてたストッキングのオマンコの部分で撫でてやるよ。嬉しいだろ?」

ストッキングにもローションが塗られ、亀頭を擦り始めた。
今度は潤滑剤が塗られて、先ほどの倍以上の速さでキュキュキュと回転されて、

「ヒィィィィィィィィィィ」

と悶えはじめた。

「亀頭だけだとイケないだろ?サオなんて扱いてやらねえからな。ずっとイマイチ快楽で悶えていやがれ。」

若い男は、腰をガクガクさせて、そのたび睾丸にぶら下げられたおもりが縛られた睾丸をビニョンビニョンと伸ばした。
ストキングの亀頭責めは10分ほど続けられ、ガーゼと併せて20分の緊縛亀頭責めに若い男は憔悴しきってぐったりしていた。

若い女は、ちんぽと睾丸の縛りを解いて、ちんぽを扱き始めた。男の身体がビクンとなって、今にも射精しそうに腰が動いた。
すると射精の前兆を察した女が、扱きを止める。

「アア・・・」

腰を動かして何とか射精に必要な刺激を受けようとする若い男だが、女は亀頭を摘まむようにして竿には触れなかった。
それを5回繰り返され、若い男は泣きが入った。すると女はちんぽを扱き始め、大量の精液を噴出するちんぽには目もくれず、
精液にまみれた亀頭にストッキングを当てて擦り始めた。

「ハガアアアアアアアーーーーーッ!」

苦悶する若い男は、全身を痙攣させながら気を位失った。それでも続けられる射精後の亀頭責めに、男の陰茎はカチカチに勃起し、
完全息を失っているにもかかわらず陰茎扱きに二度目の射精をした。何とも悲惨なM男調教動画だった。

あの画面の男は現在37歳、今、この文章を書いている俺だ。画面の女は現在34歳、戸籍上は俺の妻だ。
しかし、俺は戸籍上の妻だけでなく、妻の妹、それは2005年に誑かして巨根漬けにしてポイ捨てした女で、俺の第二夫人になっているが、
戸籍上は俺の養子だ。そして、58歳の妻の母は俺の第三夫人となっていて、俺は、毎晩誰かに跨られて精液を搾り取られている。

妻との間に2人、妻の妹との間にも2人子供がいるが、3人のうちだれかが面倒を見て、俺は若い頃に自慢だった巨根をこの3人の女達に蹂躙されている。
2005年8月11日、俺は、心身ともにマゾに堕ち、今ではこの親子3人に生ディルドとして囚われている。









  1. 2019/04/06(土) 16:01:00|
  2. 性器破壊
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『あなたへ』

2012年8月28日 (火)

高倉健さん主演の映画をみて天空の城、竹田城跡に行ってみたい衝動にかられた『あなたへ』

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映画『あなたへ』の倉島英二(高倉健)と洋子(田中裕子)の回想シーンの中でも

特に印象に残る山城跡でのコンサート場面。

英二が一人たたずむ城跡からカメラが遠ざかるにつれ、

雲海に浮かぶ天空の城がスクリーンに広がるシーンはとれも幻想的です。

の城跡のシーンは、天空の城、日本のマチュピチュと呼ばれ

今や全国区になった兵庫県朝来市和田山町の国史跡・竹田城跡で撮影されました。

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(朝来市HPのフリー画像)photo by 吉田利栄

標高353.7メートルの竹田城跡でのロケは、中腹の駐車場から

700メートルの間を15メートルの撮影用クレーンを分解して

人海戦術で運ぶなど苦労されたようです。

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雲海のシーンをご覧になり、竹田城跡に行ってみたいという衝動にかられた

『あなたへ』

天空の城 竹田城の雲海は

来年も あなたの定年後も 

湧き上がります。

 

1511

以前は、天守から南千畳を狙うアングルに入ろうもななら、

「すみませ~ん。石垣の陰にかくれてくださ~い。」

と、のどかな雰囲気で撮影できましたが、今は人、人、人で、人の写り込まない写真は難しいかもしれません。

さらに、最近のブームで多くの方が訪れ、麓から車が渋滞します。

渋滞も楽しむ心と、時間に余裕をもってお越しいただく場合は良いのですが、

せっかく来てくださった方が不愉快な思いをされるのではないかと心配です。

じっくり楽しみたい方は、来年、10年後、定年後でも変わらない風景を楽しみいただけると思います。

このブログに紹介した朝来市HPのフリー画像の雲海は、何十年も登られて撮影されたものです。

はじめて訪れた時に遭遇できるかもしれませんし、何度、訪れても遭遇できないかもしれません。

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城跡がでそうで、でない。こんな日もあります。

前日の雨と、天気図を眺め、明日は雲海が出ると思い登っても風が強く流されることもあります。

雲海に出会うため、一週間滞在される方もあります。

標高は低いですが、交通の便の悪さと、一週間ぐらい滞在するつもりで訪れるという点では、まさに、日本のマチュピチュと言えるかも。

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(朝来市HPのフリー画像)photo by 吉田利栄

竹田城跡の魅力のひとつに、雲海がでると人工的なものが何もかくれてしまうということがあります。

昔、サントリーウイスキーのCMで、田中裕子さんが「何も足さない。何もひかない。」というフレーズがあったと思います。(違う女優さんだったかも)

竹田城跡の雲海は、まさに、

何も足さない。何もひかない。そのままの姿で、後世に残したい日本の風景でしょう。

竹田城は1600年に廃城となりましたので、全国各地の小京都のような観光地ぽさはありませんが、最近、麓の城下に、カフェなどもできています。

造り酒屋の建物が宿になる計画などもあり、これからおもしろくなりそうな町です。

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竹田城の日々刻々と変化する風景を眺める究極の選択は、麓の城下に住んでいただくことかもしれません。

但馬竹田は、最近まで木地師から受け継がれた家具造りの町としても知られていた、ものづくりの町です。

竹田城の風景に惚れ込んだ若いクラフトマンが全国から竹田に集まれば、おもしろいところになるかもしれません。 

朝来市CATVの光ケーブル化も進められますので、作品を世界に向けて発信することも可能です。

案外、モントリオール映画祭で『あなたへ』を見た青年が、「ワタシ、タケダニスミマス」と来日されるかもれません。

映画の中で、ビートたけしさん演じる杉野さんが、種田山頭火の句集『草木塔(そうもくとう)』を主人公に手渡すシーンがあります。

一冊の本から『あなたへ』の続編を考えてみました。

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家族の事で悩みながらイカ飯屋の実演販売で全国を飛び回る田宮裕司(草彅剛)は、倉橋英二(高倉健)が別れ際に行った、

「竹田城跡に登ぼり、雲海の中に身をおけば、悩みごとなどふっとぶぞ。」という言葉を思い出し、倉橋からもらった『草木塔』を片手に、列車に飛び乗ります。

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姫路駅からJR播但線に乗換え、さらに寺前駅から単線の2両編成のディーゼル列車に乗り換えます。

鈍行列車の車窓の景色は、ゆったりと流れ、山頭火の句集を読むには、もってこいです。

東京駅を出発してから5時間、ようやく竹田駅に降り立ち、その日は、何もせず、ただ街を散策し、造り酒屋を改築したという宿に一泊する田宮。

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翌朝、4時に起床。暗い中を懐中電灯の明かりをたよりに、山頂の竹田城跡をめざす田宮。

暗闇の中で、甲高い声をはじめてきき、不気味に思ったが、一緒に登った地元の方の話では鹿の鳴き声という。

この日の竹田城跡の雲海は、地元の人もめったに見られないという素晴らしいもので、朝日に照らされ、浮かび上がる以前のような元気な田宮の顔。

朝のすがすがしい空気に触れ、おなかも空き、宿に戻って朝食をいただくことにする。

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麓の寺町通りですれ違い様に住職が一言。

「悟ったお顔をしておられる。それに、清らかな澄んだ眼だ。竹田城跡はお気に召しましたかな。」

田宮。一言。「ありがとうございます。」

全国を飛び回り舌の肥えている田宮は、山の中と期待していなかったが、日本海の新鮮な魚介類に、本場の但馬牛、まつたけと食材の豊富なのにはおどろかされる。なにより、ご飯がうまい。

女将の話では、今年も豊岡市からコウノトリが飛んできて話題になったという。明日、東京に帰る予定であったが、もう一晩泊ることにしようか。

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南原(佐藤浩市)に電話をする田宮。

続編はわかりませんが、竹田城跡は今後も、多くの映画監督を魅了することでしょう。

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ベンチに腰かけ、風を感じ、流れゆく雲を眺め、山頭火の句集を日長読んでみる。そんな贅沢な旅が竹田城跡にはぴったりかもしれません。

朝来(あさご)市のHPで、ロケの様子が紹介されています。コチラ

「ふぉと ぎゃらりー 天空の城 竹田城跡」はコチラ

兵庫県朝来(あさご)市のHP 全国一の山城遺跡 竹田城跡はコチラ

(竹田城跡のライブカメラ。雲海情報。ルートマップ。Q&Aなど)

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「写真家 前田真三さんからの手紙と竹田城跡」はコチラ(20121111)

「風景遺産 『竹田城跡』 後世に残したい雲海に浮かぶ天空の城の風景」

(20121118)コチラ

緊急告知:天空の城、竹田城跡ファンの皆さんへ。冬季は車両通行止め。3月8日まで(20121216)コチラ

【天空の城・竹田城跡情報】JR播但線、竹田駅に特急の一部が停車します。(20130307)コチラ

竹田城跡が「口コミで選ぶ 行って良かった!日本の城 2013」で全国5位にランクイン!!(20130621)コチラ

古代史に興味のある方は、こちらのブログもご一読いただければ幸いです。(コチラ

2014.9.28追加
竹田城跡や城跡の眺望スポット立雲峽には、観光客の増加により多くの規制がありますので、朝来市HPで最新の情報を確認されることをオススメします。(コチラ
 
天空の城たけマチュくん より
  1. 2019/03/22(金) 13:51:00|
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「女子限定・秘密の試食会」

ペニスの肉鍋、睾丸の唐揚げ…! セックスフードを貪り喰らう「女子限定・秘密の試食会」ルポ

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 去る3月上旬、都内某所にてなんとも奇妙な試食会が秘密裏に行われた。

 会場は男性を完全にシャットダウン。女性のみが入場を許される「秘密の女子会」なる名目で開催され、しかも牛や豚のペニスの肉や、睾丸の唐揚げなどをメインディッシュにした料理に興じながらピンク映画を鑑賞するという、なんとも淫靡なパーティなのだという。

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 さっそく会場として指定された新宿三丁目の肉レストラン「パンとサーカス」に足を運んでみると、そこではにわかに信じがたい光景が繰り広げられていた。

 この日の宴のために招待された参加者たちの年齢層はさまざま。10代後半かと思わしき女子大生風の女性から20代~30代のお洒落なコンサバOL系女性、またおそらく40代くらいかと思われる艶っぽい女性たちまで満席になっており、思い思いに歓談している。誰もがこの奇妙な食事会へ好奇心を隠さない様子だ。

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 フロアでは露出度の高いセクシーな衣装を着た女性スタッフたちがアルコール類を振舞ってくれていた。さっそく筆者も彼女たちからピンクのウェルカムシャンパンを受け取り、席につく。いよいよ秘密の試食会のスタートである。

摩羅の麻辣(マーラー)鍋を実食

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 まずはこの異様なビジュアルの肉塊を見て欲しい。長さ50センチほどのこの部位は、なんと牛の男性器部分。客席の女性の誰かが「これは平常時なのかしら……」と感嘆の声を漏らす。正直、食欲をそそる見た目では決してないものの、そのインパクトと重量感からして、なにか秘めたパワーを持っている食材であることは間違いないと感じる。

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豚摩羅(写真左)/牛摩羅(写真右)

 いよいよお店のスタッフが2つの鍋から両手で豚摩羅(写真左)/牛摩羅(写真右)を引っ張り上げて見せつけてきた。その光景を見て客席の女性たちから「キャー!」と(嬉しそうな?)歓声が上がる。兎にも角にも、いまからオスの動物たちのペニスを堂々と喰らおうというのだ。実際に食してみてどんな効能があるのかはわからないが、なんとも複雑な気分であることはたしかだ。

 さっそく食べてみると……うん、モチモチっとしていて、滋味あふれる感じ。普通に上等なホルモンを食べているような味わいである。

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 さらにお次は豚のペニスの肉塊を提供された。豚摩羅は牛と比べるとかなり小ぶりで、その先端はにょろにょろっと細い形状になっている。

 こちらも口にしてみると、ぷるっとしたゼラチン質のような柔らかさ。調理の過程で何度も茹でこぼして臭みを取り除いているらしく、肉からはほとんど臭みは感じない。ちなみにこれらの鍋は中国の精力増強料理動物のオスの性器を使った鍋」からヒントを得ているそうで、八角、なつめ、百合根、黒胡椒、にんにくなどの漢方食材入りの白湯スープに、花椒と唐辛子から成るピリッと辛い麻辣タレを合わせたもの。さらに薬味としてたっぷりのパクチーを添えて、食べやすい味に整えられている。

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 筆者はどちらも食べてみたが、想像異常に美味しいと感じていた。驚いたのは、豚と牛、同じ部位なのにまったく食感や味わいが違うこと。いっそのこと、いろいろな動物たちのペニスを食べ比べてみたいという欲求すら湧いてきた。人間のモノならどうかって? …うーん、それについてはまたは別の機会に。

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■「金玉の丸揚げ」を貪り喰らう

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 さらに本日のメインディッシュ2発めとして「金玉の丸揚げ(豚)」が提供された。この料理は北米のカウボーイたちの伝統料理「ロッキー・マウンテン・オイスター」を参考に、直径10センチ以上の豚の睾丸を香草入りのパン粉衣で丸揚げにしたメニュー。

 さっそくスタッフがキンタマを半分にカットすると「イタそうですね」と誰かがコメント。女性たちからは(残酷にも?)笑い声が上がる。

 全員が実食した後、参加者それぞれに感想を聞みてみると「ソーセージみたい」「なんだかズンとくる」「肉っぽい」「食べやすい」「美味しい」と概ね好評のようだった。それにしても、動物のオスの睾丸までもペロリと平らげてしまうという肉食女性たちの食欲と好奇心の強さには、底知れぬなにかを感じざるを得ない。

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 ちなみにこの日は有名AV女優の羽月希さんとや女性ピンク映画監督の吉行由実さんがトークショーのゲストとして参加。吉行監督は「すごく濃厚で体が暖まるわね」と豚摩羅鍋がお気に召した模様。また羽月さんはさっぱりした味なのにモチッと食べ応えのある牛摩羅がお好みとのこと。


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 イベントは終盤に差し掛かるとまさに女子会といった雰囲気になり、下ネタ的な会話がそこここでエスカレート。男性がいないという開放感がそうさせるのか、とにかく濃厚でマニアックなパーティとなった。

 ちなみにこの日はメイン食材である陰茎や睾丸料理以外にも、「鹿のロースト」や「ウサギのサラダ」、「コオロギを練り込んだパスタ」や「アリの卵のサラダ」など、ジビエ食材やブームの兆しを見せている昆虫食のメニューも並べられていた。

 もしこういった料理にご興味のある向きは、新宿3丁目にあるジビエ専門店「新宿肉区 パンとサーカス」に足を運んでみるといい。鹿・猪・クマやタヌキといった一般的なジビエから、ワニ・トド・ダチョウ・カンガルーなどという獣肉・珍肉までを幅広く扱っており、きっと貴方の食欲と知的好奇心を満たしてくれるはずだ。
(文=Kei Oide)

◎お店情報
「新宿肉区 パンとサーカス」
住所:東京都新宿区新宿3-3-7 三慶ビル4F
電話:03-6457-8532
営業時間:17:00~3:00(金曜日・土曜日は翌5:00まで。日曜日は24:00まで)
http://miyashitakikaku.com/

  1. 2019/01/27(日) 17:15:00|
  2. ちんぽ切断
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